白マム印 日本のこと日本のもの

 
15
 
アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0763

佐藤直樹展
<秘境の東京、そこまで生えている>

アーツ千代田
6月11日まで


圧巻です。

展示場に入ると
「わ~」
と、誰もが思うのでは。

おさまる会場があってよかったなあ。

なぞ
思ったりもします。




アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0775








アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0745


正直に言えば
佐藤直樹さんが
芸術家として技量が高いとか
細密描写に卓越した技能を持っている方とは
思えませんでした。




アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0742



しかし
圧倒的な熱意や執着の心や
傾注、集中の持つエネルギーの凄さと
持続力には脱帽します。

ご本人自体も
このエネルギーを制御しかねておいでなのでは。


アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0769







アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0753




むせかえるような草いきれ。
虫や鳥の鳴声。

どこかで、実が爆ぜて
種子が飛んで
また生えてくる。


画面の中では
あらゆる生物が増殖しています。





アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0749


パネルの末尾はまだ続きます。↑
描きかけ・・・・・・。
木炭が落ちています。

佐藤氏も増殖ちう。

そして

私たちも。




<佐藤直樹 秘境の東京、そこまで生えている >
は6月11日まで

<3331 Arts Chiyoda:アーツ千代田 3331 >
アクセス
地下鉄銀座線 末広町下車。
          徒歩1分

1階ギャラリースペース
休日    火曜日
開場時間 12:00-19:00

施設自体の開館は盆・正月を覗いて
年中無休。
開場時間 10:00-21:00

      3331の詳細はコチラ
      ちなみに3331とは手締めからきています。



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蟹満寺                                               →興福寺

特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0515





奈良国立博物館 快慶展 IMG_0584



奈良国立博物館
特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち

会期 平成29年4月8日(土)~6月4日(日)
観覧料金 一般1,500円、高・大学生1,000円、小・中学生500円
展覧会図録 2,300円

オフィシャルサイト 奈良国立博物館・快慶
             読売テレビ

                        縦長のリーフレット
特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0573
表                   裏
  ↑キンベル美術館 釈迦如来立像


待ちに待った快慶展です。
快慶好きの私はこの日を心待ちにしていました。

今回の快慶展は奈良博の方々のやる気をうかがわせる
縦長のリーフレットとA4版のリーフレット2種の
合計3種がでまわりました。
また、
イラストレーターの仲里カズヒロ氏作の
快慶をアニメ化してわかりやすくしたりと
がんばっておられます。(記事末尾ユーチューブアップ)


↓遣迎院 阿弥陀如来立像
快慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0005 運慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0004
表                    裏
快慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0003 快慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0002
↑金剛峯寺 広目天

88点の展示品のうち彫刻では37点の快慶仏が
お出ましになっています。

醍醐寺、三宝院の弥勒菩薩坐像、

泉涌寺、悲田院の阿弥陀如来坐像、

如意寺の地蔵菩薩像、

金剛峯寺、霊宝館よりは孔雀明王や
広目天・多聞天に深沙大将立像

東大寺からは
勧進所八幡殿の僧形八幡神坐像、
俊乗堂、阿弥陀如来坐像
光慶堂、地蔵菩薩立像(奈良博展示)

耕三寺、阿弥陀如来坐像

と、
抜き書きしただけで垂涎の的です。

現存する作品のうちもっとも古い
ボストン美術館蔵(旧興福寺)の
弥勒菩薩立像で文治5年(1189年)の作である
弥勒菩薩立像も出陣です。

また
数多くの阿弥陀如来立像も
おでましになり
その違いを堪能することができます。


快慶 醍醐寺 宝冠弥勒菩薩坐像 IMG_0578
                   醍醐寺 宝冠弥勒菩薩坐像





悲田院 宝冠阿弥陀如来坐像 快慶2012年11月29日_PB290014
                    悲田院 阿弥陀如来坐像






孔雀明王 P5060621
                   高野山 霊宝館 孔雀明王





高野山霊宝館収蔵 深沙大将
                 高野山 霊宝館 深沙大将





東大寺僧形八幡神坐像
                東大寺 僧形八幡神坐像






ボストン美術館日本美術の至宝30
               ボストン美術館 弥勒菩薩立像 





                                    阿弥陀如来立像
P5020582
向かって左より遣迎院、西方寺、東大寺、大圓寺、圓常寺、光林寺
快慶展を100倍楽しめる 快慶仏講座・検定

↑ショップで購入したポストカードですが
安阿弥様(あんなみよう)といわれる阿弥陀立像が
このように並んだ画像を見ると違いがよくわかります。




特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0509






特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0511



今回、出陣された快慶仏および伝快慶の
お仏像の80パーセントは
自力といいましょうか、何度もお願いしたり
リュックを背負って拝観したお仏像さまです。

その方々が一堂に会するされている。
感無量であると同時に
簡単に観覧(拝観)されているかたに
本の少し恨みがましく思ったのも本心です。

どの方々も
お会いするのにどれだけ苦労したことか!

例えば

まさか多田来迎寺の
ぜんだんさんがおいでになるとは思いもせず、
眼の前にして7年前に旧都祁村の炎天下に
倒れそうになったことを思い出しました。


多田来迎時 善導大師 P5060620
          多田来迎寺 善導大師 ぜんだんさん




2010年08月15日多田来迎寺



このお方に会うのは本当に苦労しましたが
お盆ならば村の方々が集まるにちがいないという
勘があたり
やっとお会いできました。(その時の詳細はコチラ
来迎寺は無住ですが、
とても姿形のよいお寺さんです。


昨年(2016年)滋賀の石山寺を訪れたのですが
多宝塔においでだった大日如来坐像も
出陣しておいででした。

石山寺多宝塔内陣 快慶作 大日如来 P8270345
                                  石山寺多宝塔 大日如来


快慶のお仏像は
ひと彫りひと彫り祈りをこめて彫った
作品といってよいでしょう。
無駄彫りがない。
技術的にも優れているけれど
僧侶としても非常に敬虔であった証と
思います。

私が快慶が好きなのも
身も心も仏に帰依した仏師だからでしょうか。



光台院 快慶作阿弥陀三尊
               光臺院 阿弥陀三尊立像


今回、残念ながら最高傑作といわれる
高野山の光臺院本堂におられる阿弥陀三尊は
お出ましになっていませんでした。
私的にはこの快慶仏を皆様に拝観していただきたいと
思っています。 光臺院(光台院)詳細はコチラをご覧ください。

en1銘記等より真作といわれる作品en1

「仏師快慶」銘

ボストン美術館 弥勒菩薩立像 1189年(文治5年)(像内納入経巻奥書)興福寺旧蔵。
  像内には、快慶の奥書がある『弥勒上生経』『宝篋印陀羅尼』が納入されていた。
  快慶は奥書で、死去した両親と師の安楽の願いも共に書き込んでいる。
  現在、この巻子本は別に保管され、
  像内には岡倉覚三(天心)が寄贈した別の巻子が封入されている。


「巧匠安阿弥陀仏」時代

醍醐寺三宝院(京都市)弥勒菩薩坐像 1192年(建久3年)(像内朱書) 重文
石山寺(大津市)大日如来坐像 1194年(建久5年)頃(像内墨書) 重文 
遣迎院(京都市)阿弥陀如来立像 1194年(建久5年)頃(足枘墨書) 重文
浄土寺(兵庫県小野市)阿弥陀三尊立像 1195 - 1197年(建久6 - 8年)頃(浄土寺縁起) 国宝
金剛峯寺(和歌山県高野町)孔雀明王像 1200年(正治2年)(像内朱書[5]、高野春秋) 重文
東大寺(奈良市)僧形八幡神坐像 1201年(建仁元年)(像内墨書)
  運慶も小仏師として結縁か 国宝
耕三寺(広島県尾道市)宝冠阿弥陀如来坐像 
  1201年(建仁元年)(像内墨書)伊豆山常行堂旧蔵 重文
浄土寺 阿弥陀如来立像(裸形像) 1201年(建仁元年)頃(浄土寺縁起) 重文
新大仏寺(三重県伊賀市)如来坐像 1202年(建仁2年)(頭部内面墨書)頭部のみ当初のもの 重文
東大寺南大門 金剛力士立像 1203年(建仁3年)(阿形像持物の金剛杵内面墨書)
  運慶らとの共同制作 国宝
東大寺俊乗堂 阿弥陀如来立像 
  1203年(建仁3年)頃(足枘に「アン」(梵字)の刻銘、東大寺諸集) 重文
醍醐寺三宝院 不動明王坐像 1203年(建仁3年)(像内墨書) 重文
安倍文殊院(奈良県桜井市)文殊五尊像(大聖老人像を除く) 
  1201 - 1203年(建仁年間)(文殊像像内墨書) 国宝
松尾寺(京都府舞鶴市)阿弥陀如来坐像(頭部内面墨書) 重文
西方寺(奈良県山添村)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
八葉蓮華寺(大阪府交野市)阿弥陀如来立像(足枘・像内墨書) 重文
安養寺(奈良県田原本町)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
遍照光院(和歌山県高野町)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
真教寺(栃木県足利市)阿弥陀如来立像(像内墨書)
東京芸術大学 大日如来坐像(像内墨書)
如意寺(京都府宮津市)地蔵菩薩坐像(像内墨書)
メトロポリタン美術館(ニューヨーク)地蔵菩薩立像(像内墨書)
金剛峯寺 四天王立像のうち広目天 重文(広目天像足枘墨書および像内納入文書)
金剛院(京都府舞鶴市)執金剛神立像(足枘墨書) 重文
金剛院(京都府舞鶴市)深沙大将立像(足枘墨書) 重文
金剛峯寺(和歌山県高野町)執金剛神立像(像内墨書) 重文(2012年指定)。
  平成23年(2011年)9月3日、展示中の本像が転倒し一部破損した。
  この際に出来た開口部にファイバースコープを入れて調査した結果、
  胎内に『宝篋印陀羅尼』が納入されていることと頸部内面に
  「ア阿弥陁佛」[8]の墨書があることが判明した。
  「ア阿弥陀仏」は「アン阿弥陀仏」の書き違いと思われ、
  快慶の他の作例にも「ア阿弥陀仏」と記されたものがあることなどから、
  本作も快慶作と考えられる。
  快慶作の金剛院執金剛神立像が東大寺法華堂像を忠実を模しているのに対し、
  本像は上半身裸形で右脚を高く挙げるなど、図像的には全く異なっている。
  ただし、分節的な体部表現(上体が腹部に載っているように見えるなど)や、
  容貌表現や技法などが金剛院像と近いとする研究者もある。
金剛峯寺(和歌山県高野町)深沙大将立像(上記執金剛神立像と対をなす)
  重文(2012年指定)[7]重源の『南無阿弥陀仏作善集』には、
  高野山新別所に四天王像(現存、重要文化財)とともに
  執金剛神像と深沙大将像があったことが記録されており、
  本像と前出の執金剛神像がこれに該当すると推定される。


「法橋快慶」時代法橋叙任は1203年(建仁3年)

東大寺公慶堂 地蔵菩薩立像(足枘刻銘) 重文
大圓寺(大阪市住吉区)阿弥陀如来立像(足枘墨書)


「法眼快慶」時代法眼叙任は承元2 - 4年(1208 - 1210年)の間

東寿院(岡山県瀬戸内市)阿弥陀如来立像 1211年(建暦元年)(足枘墨書) 重文
光林寺(奈良県川西町)阿弥陀如来立像 1221年(承久3年)(足枘墨書) 重文
光台院(和歌山県高野町)阿弥陀三尊像  
  1221年(承久3年)頃(中尊足枘刻銘、右脇侍足枘墨書) 重文
西方院(奈良市、唐招提寺子院)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
大行寺(京都市、佛光寺塔頭)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
圓常寺(滋賀県彦根市) 阿弥陀如来立像(足枘刻銘)
キンベル美術館(アメリカ、フォートワース)釈迦如来立像(足枘墨書)
藤田美術館(大阪市)地蔵菩薩立像(足枘墨書) 重文
随心院(京都市)金剛薩埵坐像(像内朱書) 重文
大報恩寺(京都市)十大弟子立像のうち
  目犍連、優婆離(目犍連像足枘墨書、優婆離像像内墨書) 重文

  *奈良国立博物館の「特別展 快慶」(2017年開催)では、
   以下の作品を快慶作としている[13]。
   悲田院(京都市)宝冠阿弥陀如来坐像[14]
   正寿院(京都府宇治田原町)不動明王坐像 重文

                              以上はウィキペディアより引用

en1参考en1

              *快慶展を100倍楽しめる快慶仏講座

              *縦長のリーフレットは誤植があるという理由で奈良博の
                リーフレットスタンドには出ていませんが係りのかたに言えば
                出してくださいます。
                東博ではスタンドに差してあります。

              *混雑状況 これほどの展覧会ならば東博だと入館待ちになると
                思われますが、それほど混んでいるとはいえません。
                正倉院展や琳派展に比べれば空いているといえます。
                しかし、5月28日、6月4日(最終日)は見当がつきません。

              *醍醐寺三宝院に関してのブログ
              *悲田院に関してのブログ
              *高野山霊宝館に関してのブログ
              *東大寺勧進所八幡殿僧形八幡神坐像に関してのブログ
              *東大寺勧進所公慶堂に関してのブログ
              *東大寺俊堂に関してのブログ
              *光臺院(光台院)に関してのブログ
              *石山寺に関してのブログ
              *多田来迎寺に関してのブログ









<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京










 
02
 
IMG_01311.jpg


4月の中旬より
ずっとずっと 動き続けて
やっと一息ついたのですが
あまりにいろいろなところをまわったために
なにをどうやらアップしたものかと


途方にくれて
手につかぬ状態です。

IMG_033611.jpg



花の(リラにトチノキの花盛り)パリ
に用事で1週間いました。
勿論パリ散策には余念がありません。

帰国後
慌てて上野、東博の茶の湯展

IMG_04081.jpg



びわ湖kannon house.

IMG_04351.jpg




慌てて京都。
 (いつも慌てていますネ 汗)

木津の蟹満寺。

IMG_04941.jpg



奈良博 特別展 快慶 へ。
 *素晴らしいの一言

IMG_05831.jpg


奈良界隈を散策

IMG_052011.jpg




京都
念願の長楽寺。
円山公園から5分の別世界。
 *一遍上人立像はモダンアートのよう!

P50104621.jpg


P50205831.jpg



一度は中を覗きたい
祇園閣を眺め眺め八坂近辺散策。

P50105001.jpg


IMG_06481.jpg



そして
今はなにをしているかというと
義母の定期健診、2時間待ちのさいちう。

ひといきついているのが
病院の待合とは
なんだか、悲しいです。


                       おいおい、アップ予定。



                                               ルーヴル美術館ショップ 青カバ IMG_0095



 
29
 

ルーヴル美術館ショップ 青カバ IMG_0095




記事を掲載する暇がありません・・・・・・。

「よく、そんなに動き回れるわねえ」
と友人に言われ

「もう帰ってきたの?」
と連れ合いに愛想をつかされている
昨今。

             ルーヴルでのことを
             ほんの少しカバ屋に掲載しています

             
                                           次→


 
24
 
中川学 日本曼荼羅 P2222210
                                  日本曼荼羅 中川学


この絵をウェブで見つけたときは
なんとも不思議でお目出度い絵だと見入ったものです。

富士山信仰に春日曼荼羅、
武甕槌命、木花咲耶姫、
大日如来、不動明王。

That's Entertainment!
オールスターの揃踏みとでも
いいましょうか。

いつか
直に観てみたい。
というより
拝観したいと思っていたところ
存外
早くにその夢がかなったうえに

その図は
今ではなんと私の寝室に飾られています。



246356934_624_v1490323723.jpg




目が覚めると
この絵が飛び込んできます。

朝日を浴びているような気持になります。

ベッドを出ると
合掌して柏手を打つ。

この図を飾るようになって
新たな習慣が出来ました。


気持ちよいこと
気持ちよいこと。


            こんなことを書くと
            また
            友人から
            「宗教に走った」のではないかと
            心配メールがくるやもしれません。
            笑



 
27
 
     71NnLbbss1L1.jpg



セツ・モードセミナー閉校 は、
正式に去年発表されていたんですね。
知りませんでした。

私たちの世代は
平凡パンチ、JUN,VAN、アンアン、青木エミ、
秋川リサ、立木義浩に長沢節。

またひとつの文化が消えていきます。
それは身を切られるに等しい悲しみです。


生誕100年 長沢節展
会 期:2017年4月1日(土)〜6月25日(日)
時 間:10:00~17:00 ※最終入場16:30
会 場:弥生美術館 

セツ・モードセミナー 生誕100年 長沢節展







 
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         img_sennyuji.png

         特集陳列―皇室の御寺
           泉 涌 寺
         秘仏三宝荒神坐像初公開
           2月5日まで



京都国立博物館 P1220886 京都国立博物館 P1220891

冬の「考える人」はいつも寒そうでお気の毒です。
もとい
冬の水辺の博物館も寒々としています。
このところ新しい美術館が出来ると
水攻めデザイン(すみません)が多く見られます。
確かにオシャレに見えます。
これもひとつの流行でしょうが、
安易なデザインだといつも思います。

せめて冬は温水になって湯気が出る。
というのは下世話なアイデアでしょうか。

さて
今回の京都行の最大の目的は
京博の泉涌寺展。
それも
初めて来迎院の本堂からおでましになる
初公開の

三宝荒神坐像

の拝観です。


P泉涌寺塔頭 来迎院 A160571
                              来迎院 荒神堂

大荒神ともいわれる来迎院の荒神様は
年に一回のみ。
成人式の日に向拝より拝観することが出来ます。
しかし
距離があるうえに薄暗く曖昧模糊として
殆ど拝顔できないというのが
本当のところです。

今回の出陣を逃すと
いつお会いできるや?

楽しみにしてまいりました。

来迎院の荒神様は
日本最初の荒神様といわれています。

      荒神さんを拝むと、
      幸を招き、悪事災難を逃れるなど様々な御利益がある
      とされていますが、
      特にゆな荒神という別名のあるとおり、
      昔から皇室の方々が安産を祈願されてきました。
      今現在も、安産のご祈祷を依頼される方が
      たくさん訪れていらっしゃいます。
      また、荒神様をかまどの上に安置して、
      火の用心はもちろん、かまどの火が絶えないよう、
      その家をお守りいただくようお祀りされている
      お家もたくさんあります。
      また、荒神さんのお側には
      七福神の布袋尊が祀られています。

                    来迎院ウェブより


来迎院 泉涌寺 三宝荒神坐像 26p-2
                  来迎院 三宝荒神坐像

まるで戦闘にあけくれる
武士のようなお顔だち!
それが
私の第一印象です。



大荒神と称されるだけあって
実際の大きさは等身大です。
等身大というのは唯一なのではないでしょうか。

ご立派ですし、
無駄彫りのない緊張感ある佇まいです。
破綻が一切ない。
これは
慶派の作品の特徴です。

四臂(4本の手)がなんと自然なことでしょう。

目の鋭さ身体の肉厚さは
運慶作の
八大童子の恵光(えこう)童子を思わせます。

うっすらと赤みを残したお顔に
衣装には截金文様がみてとれます。


200901310013.jpg
          八大童子の恵光童子

また
頭の上に乗せられている箱状のものは
梵篋(ぼんきょう)といって、
お経の入った箱だと思われます。
と興福寺東金堂の文殊さまに似ています。

c7d01558be3a4921c18e5d829077da53.jpg
  興福寺 文殊菩薩坐像


    但し、荒神様が頭上にいただかれているのが
    梵篋であるかは不確かなので
    ご存じのかたがご教示くだされば幸いです。




この泉涌寺展の
もう一つの特別な拝観は
悲田院の快慶作の宝冠阿弥陀如来坐像でしょう。


悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像 25p-3
  悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像



こちらは秘仏ではありませんが
なかなか拝観の予約がとれません。
私自身は大津歴史博物館の出陣にて初めて
拝観し、
2回目は7回目の電話挑戦にて予約がとれて
悲田院さんにて拝観することができました。

その阿弥陀様が京博におでましです。

みぞみぞしてきます!(わかる人にはわかりますね)

さすがの快慶仏です。
人智を超えた美しさをはなっておいでです。

けれど、
燃え上がるような赤の光背が
ないのは淋しいですね。

拝観者がいないことをいいことに
私はしゃがんでずっと見惚れます。

   お仏像様は立って自分の目の高さで
   対するものではなくて
   低い位置に自分を置いてまみえるもの
   だと思っています。

   なるべく
   人の出入りを見計らってしゃがむことを
   旨としています。






悲田院さんからは
逆手阿弥陀如来立像もおでましです。


悲田院 泉涌寺 逆手阿弥陀如来立像 25p-2
   ↑  逆手阿弥陀如来立像

逆手といういわれは来迎印が
通常の阿弥陀様と逆だからです。
だいたいにおいて右手があがっています。





多分
泉涌寺一番の人気である
楊貴妃観音もおいでです。
こちらは
泉涌寺の正門を潜って左手の
観音堂にいつもおいでですので
拝観された方も多いことでしょう。

たおやかでいて堂々とされています。

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                 泉涌寺 楊貴妃観音坐像


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さて
ここからは京博への苦言
といいますか、白マムの独り言です。


展示の仕方に工夫が全くないなあ。

ショーウィンドウーに
ただ商品が横並びに置かれているみたい。

凝る必要はないけれど
初めておでましの大荒神坐像と
拝観が難しい宝冠阿弥陀坐像を
並列で
ガラスにおさめるのは幾らなんでも
芸がない。

と、
いうか、これだけの素晴らしい出陣にたいして
尊敬の念がなさすぎと思うのです。

この御二方は
独立で
おさめるべきでしょうし
360度の拝観とはいいませんが
それなりの工夫をもっておさめるべき
お仏像様だと思っています。

宝冠阿弥陀坐像は
ライトがガラスに反射して
阿弥陀様のお顔がきれいには見えません。

私としては
この阿弥陀様の美しさを皆様に知って
いただきたかったので
無念でした。



しかし
改めて言うまでもありませんが、
出陣されたどのお仏像、寺宝は
素晴らしいものでした。


en1参考en1

京都国立博物館オフィシャルサイト


2010年10月31日_DSC_0124
                                        泉涌寺
泉涌寺拙ブログ




泉涌寺塔頭 来迎院 PA160566
                                    迎院 荒神堂
来迎院拙ブログ




泉涌寺塔頭悲田院 PB010140
                                         悲田院
悲田院 拙ブログ


< 2017.1.22の足取り >
東京6:50発→京都9:11着→京都国立博物館聖護院→奈良
→東大寺 ///興善寺十輪院→東京20:10着

 
17
 
なんて粋な計らいでしょうか。
国立劇場の懐の深さを感じる
パフォーマンスです。

このようにして邦楽を聞くのは
いいものです。
これを機会に
日本の芸能に興味を持ってくれると
いいですね。

啓蒙などと野暮なこといいっこなしに
愉しむのもよかれ。





            PNSP(Pen-Nurisampo-Sampo-Pen)/国立劇場版PPAP [塗三方 ぬりさんぼう]



 
04
 
1月4日 午前9時30分
宅急便です!

受け取ると、
西のかなたに住む某氏から。

大急ぎであけると


中川学 P1041857




ご厚意に呆然。


年明けから
なんて嬉しいことなんでしょう。



中川学 P1041848
 とっぴんぱらりの風太郎 万城目学  イナンナノ冥界下り 安田登    怪談 東雅夫


さて某氏とはどなたでしょう。











  

  




 
 
04
 
25p-3.jpg


< 京博、奈良博、根津美術館 >

京都国立博物館
皇室の御寺 泉涌寺
2016年12月13日 ~ 2017年2月5日
この展覧会では、泉涌寺塔頭の悲田院より
快慶作の宝冠阿弥陀如来坐像が出陣されます。
この悲田院は予約で拝観可能なのですが
都合が悪いということでなかなか拝観が
できません。
宝冠阿弥陀さまはさすが、快慶作で
醍醐寺三宝院の宝冠弥勒さんに匹敵する美しさです。

また、
この会ではやはり塔頭の来迎院の秘仏であられる
ゆな大荒神がおでましになられます。
この大荒神は1年に1日、成人式の日に
拝観できますが、屋外よりの拝観ですので
あまりお姿がみえませんので
絶好の機会です。
ただし、成人式以降の後半におでましです。


26p-2.jpg




奈良国立博物館
快慶 日本人を魅了した仏のかたち
平成29年4月8日(土)~6月4日(日)
こちらにも悲田院宝冠阿弥陀如来坐像がおでましです。

根津美術館
高麗仏画-香りたつ装飾美-
2017年 3月4日(土)~3月31日(金)
この展覧会は、泉屋博古館にて好評を得たものです。
水月観音図は垂涎の的で、是非ご覧になることを
おすすめします。

秋には東博にて運慶展が開幕しますが
その前に上記三展覧会には足を運んでいただければ
と思っています。


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  *12月4日現在、画像を保存しているフォト蔵が
  システム障害をおこしておりフォト蔵よりのアップ画像が
  すべて写っておりません。回復までご容赦ください*

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