白マム印 日本のこと日本のもの

 
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中川学 日本曼荼羅 P2222210
                                  日本曼荼羅 中川学


この絵をウェブで見つけたときは
なんとも不思議でお目出度い絵だと見入ったものです。

富士山信仰に春日曼荼羅、
武甕槌命、木花咲耶姫、
大日如来、不動明王。

That's Entertainment!
オールスターの揃踏みとでも
いいましょうか。

いつか
直に観てみたい。
というより
拝観したいと思っていたところ
存外
早くにその夢がかなったうえに

その図は
今ではなんと私の寝室に飾られています。



246356934_624_v1490323723.jpg




目が覚めると
この絵が飛び込んできます。

朝日を浴びているような気持になります。

ベッドを出ると
合掌して柏手を打つ。

この図を飾るようになって
新たな習慣が出来ました。


気持ちよいこと
気持ちよいこと。


            こんなことを書くと
            また
            友人から
            「宗教に走った」のではないかと
            心配メールがくるやもしれません。
            笑



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     71NnLbbss1L1.jpg



セツ・モードセミナー閉校 は、
正式に去年発表されていたんですね。
知りませんでした。

私たちの世代は
平凡パンチ、JUN,VAN、アンアン、青木エミ、
秋川リサ、立木義浩に長沢節。

またひとつの文化が消えていきます。
それは身を切られるに等しい悲しみです。


生誕100年 長沢節展
会 期:2017年4月1日(土)〜6月25日(日)
時 間:10:00~17:00 ※最終入場16:30
会 場:弥生美術館 

セツ・モードセミナー 生誕100年 長沢節展







 
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         img_sennyuji.png

         特集陳列―皇室の御寺
           泉 涌 寺
         秘仏三宝荒神坐像初公開
           2月5日まで



京都国立博物館 P1220886 京都国立博物館 P1220891

冬の「考える人」はいつも寒そうでお気の毒です。
もとい
冬の水辺の博物館も寒々としています。
このところ新しい美術館が出来ると
水攻めデザイン(すみません)が多く見られます。
確かにオシャレに見えます。
これもひとつの流行でしょうが、
安易なデザインだといつも思います。

せめて冬は温水になって湯気が出る。
というのは下世話なアイデアでしょうか。

さて
今回の京都行の最大の目的は
京博の泉涌寺展。
それも
初めて来迎院の本堂からおでましになる
初公開の

三宝荒神坐像

の拝観です。


P泉涌寺塔頭 来迎院 A160571
                              来迎院 荒神堂

大荒神ともいわれる来迎院の荒神様は
年に一回のみ。
成人式の日に向拝より拝観することが出来ます。
しかし
距離があるうえに薄暗く曖昧模糊として
殆ど拝顔できないというのが
本当のところです。

今回の出陣を逃すと
いつお会いできるや?

楽しみにしてまいりました。

来迎院の荒神様は
日本最初の荒神様といわれています。

      荒神さんを拝むと、
      幸を招き、悪事災難を逃れるなど様々な御利益がある
      とされていますが、
      特にゆな荒神という別名のあるとおり、
      昔から皇室の方々が安産を祈願されてきました。
      今現在も、安産のご祈祷を依頼される方が
      たくさん訪れていらっしゃいます。
      また、荒神様をかまどの上に安置して、
      火の用心はもちろん、かまどの火が絶えないよう、
      その家をお守りいただくようお祀りされている
      お家もたくさんあります。
      また、荒神さんのお側には
      七福神の布袋尊が祀られています。

                    来迎院ウェブより


来迎院 泉涌寺 三宝荒神坐像 26p-2
                  来迎院 三宝荒神坐像

まるで戦闘にあけくれる
武士のようなお顔だち!
それが
私の第一印象です。



大荒神と称されるだけあって
実際の大きさは等身大です。
等身大というのは唯一なのではないでしょうか。

ご立派ですし、
無駄彫りのない緊張感ある佇まいです。
破綻が一切ない。
これは
慶派の作品の特徴です。

四臂(4本の手)がなんと自然なことでしょう。

目の鋭さ身体の肉厚さは
運慶作の
八大童子の恵光(えこう)童子を思わせます。

うっすらと赤みを残したお顔に
衣装には截金文様がみてとれます。


200901310013.jpg
          八大童子の恵光童子

また
頭の上に乗せられている箱状のものは
梵篋(ぼんきょう)といって、
お経の入った箱だと思われます。
と興福寺東金堂の文殊さまに似ています。

c7d01558be3a4921c18e5d829077da53.jpg
  興福寺 文殊菩薩坐像


    但し、荒神様が頭上にいただかれているのが
    梵篋であるかは不確かなので
    ご存じのかたがご教示くだされば幸いです。




この泉涌寺展の
もう一つの特別な拝観は
悲田院の快慶作の宝冠阿弥陀如来坐像でしょう。


悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像 25p-3
  悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像



こちらは秘仏ではありませんが
なかなか拝観の予約がとれません。
私自身は大津歴史博物館の出陣にて初めて
拝観し、
2回目は7回目の電話挑戦にて予約がとれて
悲田院さんにて拝観することができました。

その阿弥陀様が京博におでましです。

みぞみぞしてきます!(わかる人にはわかりますね)

さすがの快慶仏です。
人智を超えた美しさをはなっておいでです。

けれど、
燃え上がるような赤の光背が
ないのは淋しいですね。

拝観者がいないことをいいことに
私はしゃがんでずっと見惚れます。

   お仏像様は立って自分の目の高さで
   対するものではなくて
   低い位置に自分を置いてまみえるもの
   だと思っています。

   なるべく
   人の出入りを見計らってしゃがむことを
   旨としています。






悲田院さんからは
逆手阿弥陀如来立像もおでましです。


悲田院 泉涌寺 逆手阿弥陀如来立像 25p-2
   ↑  逆手阿弥陀如来立像

逆手といういわれは来迎印が
通常の阿弥陀様と逆だからです。
だいたいにおいて右手があがっています。





多分
泉涌寺一番の人気である
楊貴妃観音もおいでです。
こちらは
泉涌寺の正門を潜って左手の
観音堂にいつもおいでですので
拝観された方も多いことでしょう。

たおやかでいて堂々とされています。

IMG_0004_NEW
                 泉涌寺 楊貴妃観音坐像


ライイン sp_l364

さて
ここからは京博への苦言
といいますか、白マムの独り言です。


展示の仕方に工夫が全くないなあ。

ショーウィンドウーに
ただ商品が横並びに置かれているみたい。

凝る必要はないけれど
初めておでましの大荒神坐像と
拝観が難しい宝冠阿弥陀坐像を
並列で
ガラスにおさめるのは幾らなんでも
芸がない。

と、
いうか、これだけの素晴らしい出陣にたいして
尊敬の念がなさすぎと思うのです。

この御二方は
独立で
おさめるべきでしょうし
360度の拝観とはいいませんが
それなりの工夫をもっておさめるべき
お仏像様だと思っています。

宝冠阿弥陀坐像は
ライトがガラスに反射して
阿弥陀様のお顔がきれいには見えません。

私としては
この阿弥陀様の美しさを皆様に知って
いただきたかったので
無念でした。



しかし
改めて言うまでもありませんが、
出陣されたどのお仏像、寺宝は
素晴らしいものでした。


en1参考en1

京都国立博物館オフィシャルサイト


2010年10月31日_DSC_0124
                                        泉涌寺
泉涌寺拙ブログ




泉涌寺塔頭 来迎院 PA160566
                                    迎院 荒神堂
来迎院拙ブログ




泉涌寺塔頭悲田院 PB010140
                                         悲田院
悲田院 拙ブログ


< 2017.1.22の足取り >
東京6:50発→京都9:11着→京都国立博物館聖護院→奈良
→東大寺 ///興善寺十輪院→東京20:10着

 
17
 
なんて粋な計らいでしょうか。
国立劇場の懐の深さを感じる
パフォーマンスです。

このようにして邦楽を聞くのは
いいものです。
これを機会に
日本の芸能に興味を持ってくれると
いいですね。

啓蒙などと野暮なこといいっこなしに
愉しむのもよかれ。





            PNSP(Pen-Nurisampo-Sampo-Pen)/国立劇場版PPAP [塗三方 ぬりさんぼう]



 
04
 
1月4日 午前9時30分
宅急便です!

受け取ると、
西のかなたに住む某氏から。

大急ぎであけると


中川学 P1041857




ご厚意に呆然。


年明けから
なんて嬉しいことなんでしょう。



中川学 P1041848
 とっぴんぱらりの風太郎 万城目学  イナンナノ冥界下り 安田登    怪談 東雅夫


さて某氏とはどなたでしょう。











  

  




 
 
04
 
25p-3.jpg


< 京博、奈良博、根津美術館 >

京都国立博物館
皇室の御寺 泉涌寺
2016年12月13日 ~ 2017年2月5日
この展覧会では、泉涌寺塔頭の悲田院より
快慶作の宝冠阿弥陀如来坐像が出陣されます。
この悲田院は予約で拝観可能なのですが
都合が悪いということでなかなか拝観が
できません。
宝冠阿弥陀さまはさすが、快慶作で
醍醐寺三宝院の宝冠弥勒さんに匹敵する美しさです。

また、
この会ではやはり塔頭の来迎院の秘仏であられる
ゆな大荒神がおでましになられます。
この大荒神は1年に1日、成人式の日に
拝観できますが、屋外よりの拝観ですので
あまりお姿がみえませんので
絶好の機会です。
ただし、成人式以降の後半におでましです。


26p-2.jpg




奈良国立博物館
快慶 日本人を魅了した仏のかたち
平成29年4月8日(土)~6月4日(日)
こちらにも悲田院宝冠阿弥陀如来坐像がおでましです。

根津美術館
高麗仏画-香りたつ装飾美-
2017年 3月4日(土)~3月31日(金)
この展覧会は、泉屋博古館にて好評を得たものです。
水月観音図は垂涎の的で、是非ご覧になることを
おすすめします。

秋には東博にて運慶展が開幕しますが
その前に上記三展覧会には足を運んでいただければ
と思っています。


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  *12月4日現在、画像を保存しているフォト蔵が
  システム障害をおこしておりフォト蔵よりのアップ画像が
  すべて写っておりません。回復までご容赦ください*

 
25
 
その5

ダリ展 メイ ウェストの部屋 PB130475
                               ダリ展 メイ ウェストの部屋


メイ・ウエストの部屋は、赤い壁に2点の絵画が展示され、
中央には暖炉、手前に赤いソファが置かれてます。
これは角度を変えて見ると女優のメイ・ウエスト
の顔になるそうです。


      私自身はマリリン モンローを
      イメージしてしまいました。



ダリ展 メイ ウェストの部屋 PB130479



この部屋は写真撮影が可能です。
そのために
入室するのに長蛇の列です。



PB130480 PB130478



仕方なく
斜めからの写真です。



ダリ展メイ ウェストの部屋 PB130469








ダリ展 メイ ウェストの部屋 PB130476






                          ダリ展 12月12日まで 国立新美術館
ダリ展 IMG_20161114_0009


 
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その4

img_3.jpg


ダリは美しい。

残念ながら若い頃の写真ではありませんが
青年期のダリは
まるでギリシア神話にでもでてきそうな
相貌をしています。

ただし
その瞳は寂寞した暗いものです。
が、
とても理知的です。

「カイゼル髭に目を大きく見開いた容貌」は
ダリにしてみれば商品であり本人のお面の
ようなものと解釈してよいでしょう。


詩人であるポール・エリュアールの妻ガラと
愛し合うようになりガラの離婚が成立した
5年後に結婚。

しかし、ガラは奔放で、ダリの他にも多数の
男性と交わる。


それでもダリにとって
ガラは聖母だったのでしょう。


dli913-1950.jpg
              ポルト・リガトの聖母 1950年 福岡市美術館収蔵



    
1982年にガラが死去。
「自分の人生の舵を失った」と
ジローナのプボル城に引きこもり
1983年5月を最後に絵画制作をやめる。
1984年には寝室にて火事。ひどいやけどを負う。
1989年にフィゲラスのダリ劇場美術館に
隣接するガラテアの塔で、
心不全により死去。

85歳没。




                              12月12日まで 国立新美術館
    ダリ展 IMG_20161114_0009


 
23
 
その3                                               →その5

ダリ展 クリアファイル IMG_20161121_0001
                   ダリ展 クリアファイル 表
           ラファエロの聖母の最高速度 1954年





ダリ展 クリアファイル IMG_20161121_0002
                                  裏
見えない人物たちのいるシュルレアリスム的構成 1936年






ダリ展 クリアファイル IMG_20161121_0004








ダリ展 クリアファイル IMG_20161121_0003




 
21
 
その1                                          →その3
 
ダリ展 PB140516
                                  ダリ展 リーフレット(表)


ダリ展会場では
アンダルシアの犬と白い恐怖が
上映されています。



アンダルシアの犬は、
はじめてのシュルレアリスム映画と
評価されていますが


なんといっても




女性が剃刀で眼球を真二つにされるシーン




有名です。








そのため、上映スペースの入口では
注意を呼び掛けています。



そのシーンには
思わず目を閉じてしまいます。


    ここでつかわれたのは
    死んだ仔牛だといいますが、
    わかっていてもおぞましいシーンです。



ストーリーはないといってよいでしょう。
当時台頭していたフロイトの精神分析の強い
影響をうけて
「夢」自体を重要視し
夢の中で見たものを
コラージュ、つぎはぎにした動画といえば
無謀といわれるでしょうか。


この作品は1929年制作されましたが
パリでは8ヶ月に及ぶロングランだったとのこと。


作品を理解してのことか
猟奇的ということでなのか。

わたくしにはさっぱりわかりません。


初めてのシュルレアリスム映画としては
エポック的作品としての価値がある、
ということでしょうか。


ダリ展では

グレゴリー ペック、イングリットバーグマン主演の
白い恐怖も上映されていました。


   




じつは
わたくしは子供の頃、この映画を観ており
意味不明なのにとても怖かった思い出があります。
それも
題名通り「白」が怖くて。

ヒッチコック作品とばかり思っていましたら
(無論ヒッチコックの作品です)
夢のシーンはダリが担当したというではありませんか。

子供心にも
不条理な恐怖を感じたわけですね。

今回納得です。

      ライイン sp_l364

        正直にいえば心象風景とはわからないものです。
        コウダといわれればそうですか。
        というしかない。
        なんだかヤンチャな駄々っ子のような気がします。

        わたくし達年代は「白い恐怖」を
        観た人は多いのではないでしょうか。
        日曜洋画劇場で・・・・・・懐かしい

      ライイン sp_l364

  


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gurekomom

Author:gurekomom
ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。

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