白マム印 日本のこと日本のもの

 
18
 
暑い日が続きます。

涼を求めて東京国立博物館(トーハク)なんて
いかがでしょうか。

親と子のギャラリー びょうぶとあそぶ> 

9月3日まで
本館特別4室、5室にて
とても楽しい
屏風絵の世界を体感できます。


第4室では
尾形光琳の群鶴図屏風。

目の前を鶴が舞います。










親と子のギャラリー びょうぶとあそぶ P7160860






第5室は
長谷川等伯の松林図。

畳敷きの観覧席に大パノラマ。
迫力の圧倒されます。








親と子のギャラリー びょうぶとあそぶ P7160881



お子さんと
国立博物館特別展「深海」を
ご覧になったあとは
この「びょうぶとあそぶ」で
一息つく。

この夏
おすすめです。




P71609061.jpg






                                 *第5室は場所がわかりにくい。
                                  本館正面の大階段の裏手です。


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05
 
ブリューゲル バベルの塔展 18813511_1424883044271048_6758112847974846752_n
                                           1568年作

   <ブリューゲル バベルの塔展

    場所 東京都美術館
    会期 2017年4月18日~7月2日
    一般入場料 1600円



ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0919





     < 旧約聖書 創世記第11章1節~9節 >

   全地は同じ発音、同じ言葉であった。
   時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、
   そこに住んだ。

   彼らは互いに言った、
   「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。

   こうして彼らは石の代わりに、れんがを得、
   しっくいの代わりに、
   アスファルトを得た。
   彼らはまた言った、
   「さあ、町と塔を建てて、
   その頂を天に届かせよう。
   そしてわれわれは名を上げて、
   全地のおもてに散るのを免れよう」。

   時に主は下って、人の子たちの建てた町と塔を見て、
   言われた、
   「民は一つで、みな同じ言葉である。
   彼らはすでにこの事をしはじめた。
   彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。
   さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、
   互いに言葉を通じないようにしよう」。
 
   こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、
   彼らは町を建てるのをやめた。

   これによってその町の名はバベルと呼ばれた。
   主がそこで全地の言葉を乱されたからである。
   主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

                     (1955年改訳版より)

     *ウィキによるとバベルとは
       ヘブライ語で「ごちゃ混ぜ」の意
  



ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0923






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0925






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0887






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0890


このバベルの塔の絵は実は想像以上に小さなものです。
観覧者の中から「小さいねえ」という声が
幾度も聞かれました。

今回図録を購入してないのではっきりとした大きさを
お伝えできませんが20号から25号の間くらいでしょうか。
大判のカレンダーくらい?

本物があるというのに
大きな複製や映像に人気が集まっていたというのは
仕方がないことでしょう。

私自身、この絵から何かを得ようと思ったのですが
ゆっくりと観ることが出来ず
「見えないなあ」ということばかりが頭をめぐり、
ブリューゲルの意図するところが浮かびあがって
こなかったのが本当のところです。

が、
小さいながら
も存在感のある絵には違いありませんし
神の怒りのようなものを感じたのも事実です。


このブリューゲルのバベルの塔は
細かな描写の積み重ねなわけですから
遠くから鑑賞して、全体像を把握し
そのスケールに感動し

そして近づいて
その細密ぶりにブリューゲルの神への
畏れやら祈りを感じるものではないでしょうか。

「ためつすがめつ」鑑賞するのが凡人の私には
よき鑑賞法のように思えます。

再度、平日に行ってみましょうかねえ。


< 大友克洋の作品「INSIDE BABEL」 >

ブリューゲルのバベルの塔に
インスピレーションを得て制作された
大友克洋氏の作品です。
塔の内部が描かれています。
河村康輔との共同制作。


ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0918






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0916






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0917






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                   INSIDE BABEL 下絵 奥1 大友克洋


大友氏の作品は1階のエントランスに掲げらていますが
あまり、目立たず、大友氏のファンや
情報を得ている人がチラホラと観覧。
見落としなきようにご覧ください。


↓この絵は出展されていません
Pieter_Bruegel_the_Elder_-_The_Tower_of_Babel_(Vienna)_-_Google_Art_Project_-_edited.jpg

1563年に描かれた第一バージョンのバベルの塔です。
緊張感が5年後の1568年作のバベルの塔ほどにありませんね。
この絵も一緒に観たかったと思ってしまいます。

< ブリューゲルグッズ >

とても充実しており館内で一番混んでいました。

ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0893






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0905






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0908






バベルの塔展 グッズ IMG_0898






バベルの塔展 グッズ IMG_0904






バベルの塔展 グッズ IMG_0902


この頃の美術展のショップの充実ぶりは目を瞠るものが
あります。
どの展覧会もグッズ売り場は混んでいます。
写真もOKなのが嬉しいです。


< バベルの塔展 混雑度 >
6月4日 日曜日 15時
チケット売り場に並ぶことはありませんでしたが
内部は中程度に混んでいます。
細密な版画がたくさん出展されており
流れはかなり滞っていました。

最後の展示室にバベルは展示されています。
立ち止まることがゆるされず
一列にならびロープ内を歩きながらの観覧に
なりますので
細密な描写を堪能することはできません。

白マムは何度も並びなおして観覧しました。
列をはずれて
単眼鏡で観るのがベストです。

14時過ぎにはチケット売り場は長蛇の列でした。


< 公式オフィシャルサイト >
ブリューゲル バベルの塔展 BABEL
このホームページは、この頃よく見られる
非常に凝ったものです。
だから、かえって見づらいですね。
HPはシンプルなものがいいなと思っています。


< 青カバでは >
ぶつぶつ文句を言っております。
興味がある方はカバ屋印マムの素へどうぞ。

< 白マム おすすめの単眼鏡 >





< アップにあたってのつぶやき >
久しぶりに聖書をだして読みました。
中学の時から愛用していたもの。
字の小さいことに驚き!


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芸術新潮 2017年 05 月号



      


 
02
 
運慶展 限定クリアファイル
    運慶展 オリジナルクリアファイル 表 (非売)


残念ながら2枚セットで600円お得な
早割りセット券の販売は終了していますが
お楽しみはまだまだありますよ!


白マムは
1600円(この価格自体は当日券と同じ)にて
展覧会オリジナルファイルセット券を購入。
このファイルは非売品です。


運慶展 限定クリアファイル IMG_20170602_0002
    運慶展 オリジナルクリアファイル 裏 (非売)

<展覧会オリジナルファイルセット券(2000セット限定)>

価格   1600円
販売場所
  東博正面券売所、
  JR上野駅構内チケット売り場
  チケットぴあ


運慶展 チケット IMG_20170602_0003




そのほかのお楽しみは
<もちもち邪鬼ポーチセット券(500セット限定)>

OI000576
                 

価格      3000円(チケット代含む)
販売場所   セブンイレブン
セブンコード 054‐631


<龍燈鬼フィギュアセット券(2000限定)>

価格      6000円
販売場所   セブンイレブン
セブンコード 054‐631


<その他>

開幕前の内覧会券やみうらじゅんさんの
トークセット券などが販売されており
愉しい企画が盛りだくさんです。


*詳細は 運慶特別前売り券 をご覧ください。*
*通常の前売りは7月1日~9月25日まで東博正面券売所やぴあ、
  ローソン、セブンイレブン等で行われます*




    


 
31
 
奈良西大寺展 IMG_0828


創建1250年記念
< 奈良 西大寺展 >
叡尊と一門の名宝

三井記念美術館
2017年4月15日~6月11日まで

         あべのハルカス美術館 7月29日~9月24日
         山口県立博物館 10月20日~12月10日

みどころは
秘仏の愛染明王や
文殊菩薩坐像に善財童子。
そして
浄瑠璃寺の吉祥天でしょう。

しかし
わたしが訪れた5月21日は
残念なことに愛染明王も
吉祥天もおいでになりませんでした。

  愛染明王は出陣終了。
  吉祥天立像は6月6日~11日、出陣




西大寺展 IMG_0856



獅子からおりておいでになっている
慶派の仏師の手による
文殊菩薩は、やはりおきれいです。
また
西大寺の本堂にて
この文殊菩薩騎獅像の脇においでの
善財童子は
今にも動きだしそうなリズム感あるものです。

img91070fb1zik0zj.jpg

    灰谷健次郎氏の兎の眼

     こういう一文があります。

    「あいかわらず善財童子は美しい眼をしていた。
     人の眼というより、兎の眼だった。
    それは祈りをこめたように、
    もの思うかのように、
     静かな光をたたえてやさしかった」 



西大寺展 IMG_0857



一門の名宝とうたわれているだけに
浄瑠璃寺より秘仏の吉祥天立像(6月6日より)。

その他は
不空院の不空羂索観音坐像。
白毫寺からは太山王坐像(運慶の孫、康円作)、閻魔大王坐像。
岩船寺より、普賢菩薩騎象像。
など公開されています。

第7展示室は白毫寺の閻魔堂よりおいでになった閻魔様ら三躯
が正面にお座りになっており大迫力です。

奈良西大寺展 IMG_0829



西大寺には二回、拝観に訪れています。
今も、本堂の燈明の美しさ。
その奥で文殊菩薩様にお会いした時のことは
忘れられません。

私がよく使う言葉「人智を超えた美しさ」。
まさにこの言葉がぴったりとあうお仏像様が
目の前にいらっしゃっる。

時間がとまったようでした。




IMG_0860



en1参考en1 

     

混み具合:5月28日日曜日に行きましたが
       それほど混んでいませんでした。

西大寺さんは
お仏像様を間近で拝観させてくださいます。
一度はお行きになってください。
近鉄西大寺駅から徒歩3分くらいでしょうか。

浄瑠璃寺さんはとても景色のよい寺院です。
九品仏も気品があり、お勧めのお寺さんです。
アクセスがあまりよくはありませんが、
コミュニティーバスを利用して
岩船寺や円成寺さんなどを一緒にまわられると
いいですね。

不空院さんはあまり知られてはいませんが
新薬師寺の真向かいにある小さなお寺さんです。
わたくしが訪れたときは要予約でしたが
今現在はどうでしょうか。
拝観される場合は電話で確かめられたほうが
いいでしょう。





imgd00e8489zik0zj.jpg
                                       西大寺





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                                      浄瑠璃寺





2012年01月09日_DSC_0513不空院本堂
                                       不空院





白豪寺
                       白毫寺




岩船寺三重塔2013年08月16日_DSC_0267
                        岩船寺





忍辱山 円成寺2013年08月16日_DSC_0291
                                         円成寺


西大寺
浄瑠璃寺
不空院
白毫寺
岩船寺
円成寺



      

 
15
 
アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0763

佐藤直樹展
<秘境の東京、そこまで生えている>

アーツ千代田
6月11日まで


圧巻です。

展示場に入ると
「わ~」
と、誰もが思うのでは。

おさまる会場があってよかったなあ。

なぞ
思ったりもします。




アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0775








アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0745


正直に言えば
佐藤直樹さんが
芸術家として技量が高いとか
細密描写に卓越した技能を持っている方とは
思えませんでした。




アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0742



しかし
圧倒的な熱意や執着の心や
傾注、集中の持つエネルギーの凄さと
持続力には脱帽します。

ご本人自体も
このエネルギーを制御しかねておいでなのでは。


アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0769







アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0753




むせかえるような草いきれ。
虫や鳥の鳴声。

どこかで、実が爆ぜて
種子が飛んで
また生えてくる。


画面の中では
あらゆる生物が増殖しています。





アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0749


パネルの末尾はまだ続きます。↑
描きかけ・・・・・・。
木炭が落ちています。

佐藤氏も増殖ちう。

そして

私たちも。




<佐藤直樹 秘境の東京、そこまで生えている >
は6月11日まで

<3331 Arts Chiyoda:アーツ千代田 3331 >
アクセス
地下鉄銀座線 末広町下車。
          徒歩1分

1階ギャラリースペース
休日    火曜日
開場時間 12:00-19:00

施設自体の開館は盆・正月を覗いて
年中無休。
開場時間 10:00-21:00

      3331の詳細はコチラ
      ちなみに3331とは手締めからきています。



 
06
 
蟹満寺                                               →興福寺

特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0515





奈良国立博物館 快慶展 IMG_0584



奈良国立博物館
特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち

会期 平成29年4月8日(土)~6月4日(日)
観覧料金 一般1,500円、高・大学生1,000円、小・中学生500円
展覧会図録 2,300円

オフィシャルサイト 奈良国立博物館・快慶
             読売テレビ

                        縦長のリーフレット
特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0573
表                   裏
  ↑キンベル美術館 釈迦如来立像


待ちに待った快慶展です。
快慶好きの私はこの日を心待ちにしていました。

今回の快慶展は奈良博の方々のやる気をうかがわせる
縦長のリーフレットとA4版のリーフレット2種の
合計3種がでまわりました。
また、
イラストレーターの仲里カズヒロ氏作の
快慶をアニメ化してわかりやすくしたりと
がんばっておられます。(記事末尾ユーチューブアップ)


↓遣迎院 阿弥陀如来立像
快慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0005 運慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0004
表                    裏
快慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0003 快慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0002
↑金剛峯寺 広目天

88点の展示品のうち彫刻では37点の快慶仏が
お出ましになっています。

醍醐寺、三宝院の弥勒菩薩坐像、

泉涌寺、悲田院の阿弥陀如来坐像、

如意寺の地蔵菩薩像、

金剛峯寺、霊宝館よりは孔雀明王や
広目天・多聞天に深沙大将立像

東大寺からは
勧進所八幡殿の僧形八幡神坐像、
俊乗堂、阿弥陀如来坐像
光慶堂、地蔵菩薩立像(奈良博展示)

耕三寺、阿弥陀如来坐像

と、
抜き書きしただけで垂涎の的です。

現存する作品のうちもっとも古い
ボストン美術館蔵(旧興福寺)の
弥勒菩薩立像で文治5年(1189年)の作である
弥勒菩薩立像も出陣です。

また
数多くの阿弥陀如来立像も
おでましになり
その違いを堪能することができます。


快慶 醍醐寺 宝冠弥勒菩薩坐像 IMG_0578
                   醍醐寺 宝冠弥勒菩薩坐像





悲田院 宝冠阿弥陀如来坐像 快慶2012年11月29日_PB290014
                    悲田院 阿弥陀如来坐像






孔雀明王 P5060621
                   高野山 霊宝館 孔雀明王





高野山霊宝館収蔵 深沙大将
                 高野山 霊宝館 深沙大将





東大寺僧形八幡神坐像
                東大寺 僧形八幡神坐像






ボストン美術館日本美術の至宝30
               ボストン美術館 弥勒菩薩立像 





                                    阿弥陀如来立像
P5020582
向かって左より遣迎院、西方寺、東大寺、大圓寺、圓常寺、光林寺
快慶展を100倍楽しめる 快慶仏講座・検定

↑ショップで購入したポストカードですが
安阿弥様(あんなみよう)といわれる阿弥陀立像が
このように並んだ画像を見ると違いがよくわかります。




特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0509






特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0511



今回、出陣された快慶仏および伝快慶の
お仏像の80パーセントは
自力といいましょうか、何度もお願いしたり
リュックを背負って拝観したお仏像さまです。

その方々が一堂に会するされている。
感無量であると同時に
簡単に観覧(拝観)されているかたに
本の少し恨みがましく思ったのも本心です。

どの方々も
お会いするのにどれだけ苦労したことか!

例えば

まさか多田来迎寺の
ぜんだんさんがおいでになるとは思いもせず、
眼の前にして7年前に旧都祁村の炎天下に
倒れそうになったことを思い出しました。


多田来迎時 善導大師 P5060620
          多田来迎寺 善導大師 ぜんだんさん




2010年08月15日多田来迎寺



このお方に会うのは本当に苦労しましたが
お盆ならば村の方々が集まるにちがいないという
勘があたり
やっとお会いできました。(その時の詳細はコチラ
来迎寺は無住ですが、
とても姿形のよいお寺さんです。


昨年(2016年)滋賀の石山寺を訪れたのですが
多宝塔においでだった大日如来坐像も
出陣しておいででした。

石山寺多宝塔内陣 快慶作 大日如来 P8270345
                                  石山寺多宝塔 大日如来


快慶のお仏像は
ひと彫りひと彫り祈りをこめて彫った
作品といってよいでしょう。
無駄彫りがない。
技術的にも優れているけれど
僧侶としても非常に敬虔であった証と
思います。

私が快慶が好きなのも
身も心も仏に帰依した仏師だからでしょうか。



光台院 快慶作阿弥陀三尊
               光臺院 阿弥陀三尊立像


今回、残念ながら最高傑作といわれる
高野山の光臺院本堂におられる阿弥陀三尊は
お出ましになっていませんでした。
私的にはこの快慶仏を皆様に拝観していただきたいと
思っています。 光臺院(光台院)詳細はコチラをご覧ください。

en1銘記等より真作といわれる作品en1

「仏師快慶」銘

ボストン美術館 弥勒菩薩立像 1189年(文治5年)(像内納入経巻奥書)興福寺旧蔵。
  像内には、快慶の奥書がある『弥勒上生経』『宝篋印陀羅尼』が納入されていた。
  快慶は奥書で、死去した両親と師の安楽の願いも共に書き込んでいる。
  現在、この巻子本は別に保管され、
  像内には岡倉覚三(天心)が寄贈した別の巻子が封入されている。


「巧匠安阿弥陀仏」時代

醍醐寺三宝院(京都市)弥勒菩薩坐像 1192年(建久3年)(像内朱書) 重文
石山寺(大津市)大日如来坐像 1194年(建久5年)頃(像内墨書) 重文 
遣迎院(京都市)阿弥陀如来立像 1194年(建久5年)頃(足枘墨書) 重文
浄土寺(兵庫県小野市)阿弥陀三尊立像 1195 - 1197年(建久6 - 8年)頃(浄土寺縁起) 国宝
金剛峯寺(和歌山県高野町)孔雀明王像 1200年(正治2年)(像内朱書[5]、高野春秋) 重文
東大寺(奈良市)僧形八幡神坐像 1201年(建仁元年)(像内墨書)
  運慶も小仏師として結縁か 国宝
耕三寺(広島県尾道市)宝冠阿弥陀如来坐像 
  1201年(建仁元年)(像内墨書)伊豆山常行堂旧蔵 重文
浄土寺 阿弥陀如来立像(裸形像) 1201年(建仁元年)頃(浄土寺縁起) 重文
新大仏寺(三重県伊賀市)如来坐像 1202年(建仁2年)(頭部内面墨書)頭部のみ当初のもの 重文
東大寺南大門 金剛力士立像 1203年(建仁3年)(阿形像持物の金剛杵内面墨書)
  運慶らとの共同制作 国宝
東大寺俊乗堂 阿弥陀如来立像 
  1203年(建仁3年)頃(足枘に「アン」(梵字)の刻銘、東大寺諸集) 重文
醍醐寺三宝院 不動明王坐像 1203年(建仁3年)(像内墨書) 重文
安倍文殊院(奈良県桜井市)文殊五尊像(大聖老人像を除く) 
  1201 - 1203年(建仁年間)(文殊像像内墨書) 国宝
松尾寺(京都府舞鶴市)阿弥陀如来坐像(頭部内面墨書) 重文
西方寺(奈良県山添村)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
八葉蓮華寺(大阪府交野市)阿弥陀如来立像(足枘・像内墨書) 重文
安養寺(奈良県田原本町)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
遍照光院(和歌山県高野町)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
真教寺(栃木県足利市)阿弥陀如来立像(像内墨書)
東京芸術大学 大日如来坐像(像内墨書)
如意寺(京都府宮津市)地蔵菩薩坐像(像内墨書)
メトロポリタン美術館(ニューヨーク)地蔵菩薩立像(像内墨書)
金剛峯寺 四天王立像のうち広目天 重文(広目天像足枘墨書および像内納入文書)
金剛院(京都府舞鶴市)執金剛神立像(足枘墨書) 重文
金剛院(京都府舞鶴市)深沙大将立像(足枘墨書) 重文
金剛峯寺(和歌山県高野町)執金剛神立像(像内墨書) 重文(2012年指定)。
  平成23年(2011年)9月3日、展示中の本像が転倒し一部破損した。
  この際に出来た開口部にファイバースコープを入れて調査した結果、
  胎内に『宝篋印陀羅尼』が納入されていることと頸部内面に
  「ア阿弥陁佛」[8]の墨書があることが判明した。
  「ア阿弥陀仏」は「アン阿弥陀仏」の書き違いと思われ、
  快慶の他の作例にも「ア阿弥陀仏」と記されたものがあることなどから、
  本作も快慶作と考えられる。
  快慶作の金剛院執金剛神立像が東大寺法華堂像を忠実を模しているのに対し、
  本像は上半身裸形で右脚を高く挙げるなど、図像的には全く異なっている。
  ただし、分節的な体部表現(上体が腹部に載っているように見えるなど)や、
  容貌表現や技法などが金剛院像と近いとする研究者もある。
金剛峯寺(和歌山県高野町)深沙大将立像(上記執金剛神立像と対をなす)
  重文(2012年指定)[7]重源の『南無阿弥陀仏作善集』には、
  高野山新別所に四天王像(現存、重要文化財)とともに
  執金剛神像と深沙大将像があったことが記録されており、
  本像と前出の執金剛神像がこれに該当すると推定される。


「法橋快慶」時代法橋叙任は1203年(建仁3年)

東大寺公慶堂 地蔵菩薩立像(足枘刻銘) 重文
大圓寺(大阪市住吉区)阿弥陀如来立像(足枘墨書)


「法眼快慶」時代法眼叙任は承元2 - 4年(1208 - 1210年)の間

東寿院(岡山県瀬戸内市)阿弥陀如来立像 1211年(建暦元年)(足枘墨書) 重文
光林寺(奈良県川西町)阿弥陀如来立像 1221年(承久3年)(足枘墨書) 重文
光台院(和歌山県高野町)阿弥陀三尊像  
  1221年(承久3年)頃(中尊足枘刻銘、右脇侍足枘墨書) 重文
西方院(奈良市、唐招提寺子院)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
大行寺(京都市、佛光寺塔頭)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
圓常寺(滋賀県彦根市) 阿弥陀如来立像(足枘刻銘)
キンベル美術館(アメリカ、フォートワース)釈迦如来立像(足枘墨書)
藤田美術館(大阪市)地蔵菩薩立像(足枘墨書) 重文
随心院(京都市)金剛薩埵坐像(像内朱書) 重文
大報恩寺(京都市)十大弟子立像のうち
  目犍連、優婆離(目犍連像足枘墨書、優婆離像像内墨書) 重文

  *奈良国立博物館の「特別展 快慶」(2017年開催)では、
   以下の作品を快慶作としている[13]。
   悲田院(京都市)宝冠阿弥陀如来坐像[14]
   正寿院(京都府宇治田原町)不動明王坐像 重文

                              以上はウィキペディアより引用

en1参考en1

              *快慶展を100倍楽しめる快慶仏講座

              *縦長のリーフレットは誤植があるという理由で奈良博の
                リーフレットスタンドには出ていませんが係りのかたに言えば
                出してくださいます。
                東博ではスタンドに差してあります。

              *混雑状況 これほどの展覧会ならば東博だと入館待ちになると
                思われますが、それほど混んでいるとはいえません。
                正倉院展や琳派展に比べれば空いているといえます。
                しかし、5月28日、6月4日(最終日)は見当がつきません。

              *醍醐寺三宝院に関してのブログ
              *悲田院に関してのブログ
              *高野山霊宝館に関してのブログ
              *東大寺勧進所八幡殿僧形八幡神坐像に関してのブログ
              *東大寺勧進所公慶堂に関してのブログ
              *東大寺俊堂に関してのブログ
              *光臺院(光台院)に関してのブログ
              *石山寺に関してのブログ
              *多田来迎寺に関してのブログ









<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京










 
02
 
IMG_01311.jpg


4月の中旬より
ずっとずっと 動き続けて
やっと一息ついたのですが
あまりにいろいろなところをまわったために
なにをどうやらアップしたものかと


途方にくれて
手につかぬ状態です。

IMG_033611.jpg



花の(リラにトチノキの花盛り)パリ
に用事で1週間いました。
勿論パリ散策には余念がありません。

帰国後
慌てて上野、東博の茶の湯展

IMG_04081.jpg



びわ湖kannon house.

IMG_04351.jpg




慌てて京都。
 (いつも慌てていますネ 汗)

木津の蟹満寺。

IMG_04941.jpg



奈良博 特別展 快慶 へ。
 *素晴らしいの一言

IMG_05831.jpg


奈良界隈を散策

IMG_052011.jpg




京都
念願の長楽寺。
円山公園から5分の別世界。
 *一遍上人立像はモダンアートのよう!

P50104621.jpg


P50205831.jpg



一度は中を覗きたい
祇園閣を眺め眺め八坂近辺散策。

P50105001.jpg


IMG_06481.jpg



そして
今はなにをしているかというと
義母の定期健診、2時間待ちのさいちう。

ひといきついているのが
病院の待合とは
なんだか、悲しいです。


                       おいおい、アップ予定。



                                               ルーヴル美術館ショップ 青カバ IMG_0095



 
29
 

ルーヴル美術館ショップ 青カバ IMG_0095




記事を掲載する暇がありません・・・・・・。

「よく、そんなに動き回れるわねえ」
と友人に言われ

「もう帰ってきたの?」
と連れ合いに愛想をつかされている
昨今。

             ルーヴルでのことを
             ほんの少しカバ屋に掲載しています

             
                                           次→


 
24
 
中川学 日本曼荼羅 P2222210
                                  日本曼荼羅 中川学


この絵をウェブで見つけたときは
なんとも不思議でお目出度い絵だと見入ったものです。

富士山信仰に春日曼荼羅、
武甕槌命、木花咲耶姫、
大日如来、不動明王。

That's Entertainment!
オールスターの揃踏みとでも
いいましょうか。

いつか
直に観てみたい。
というより
拝観したいと思っていたところ
存外
早くにその夢がかなったうえに

その図は
今ではなんと私の寝室に飾られています。



246356934_624_v1490323723.jpg




目が覚めると
この絵が飛び込んできます。

朝日を浴びているような気持になります。

ベッドを出ると
合掌して柏手を打つ。

この図を飾るようになって
新たな習慣が出来ました。


気持ちよいこと
気持ちよいこと。


            こんなことを書くと
            また
            友人から
            「宗教に走った」のではないかと
            心配メールがくるやもしれません。
            笑



2017 6月22日 発売 
パーマネント神喜劇 
万城目学著 
表紙絵は中川学さんです!
現在 鋭意予約受付ちう



 
10
 
高麗仏画展のリーフレット IMG_20170306_0006
                        リーフレット 表


< 香り立つ装飾美 高麗仏画 >


会期  2017年3月31日まで
場所  根津美術館

交通  地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線
      〈表参道〉駅下車
      A5出口(階段)より徒歩8分


根津美術館 P3051088 根津美術館 P3051091
根津美術館 P3051092 根津美術館 P3051094


昨年(2016年)12月4日
私は京都を歩き回っていました。

その日が京都鹿ヶ谷の泉屋博古館にて
開催中の「高麗仏画」展が最終日と知らずに。

東京に戻り
その事実をしり歯噛みしたものです。



その美術展が根津美術館にやってくると
知って、小躍り。
忘れないようにメモ書き。
それも大書。



高麗仏画展が開催されるのは38年振りです。

展示される中には
名品といわれる
泉屋博古館と大徳寺所蔵の
水月観音図があります。

これは
垂涎の展覧会です。


入館すると
壁一面の根津美術館所蔵の
阿弥陀三尊の複写に目を奪われます。↓


高麗仏画 P3051101





高麗仏画 P3051099





高麗仏画 P3051100





高麗仏画 P3051097




高麗仏画 P3051098

緻密で繊細で気高い描写。
ベールは思わず手に触れたくなるような
錯覚を与えるほどに描かれています。


高麗仏画展のリーフレットIMG_20170306_0005
                         リーフレット裏


朝鮮半島全域を統一した最初の王朝、
高麗(918~1392)の文化の高さに
私は敬服しています。
仏画のすばらしさ
高麗青磁の美しさ。
それは目を瞠るものです。

                              水月観音像
sub_15285_LL.jpg
水月観音像 
徐九方(ソグバン)筆  1323年 泉屋博古館所蔵




sub_15285_LL1.jpg





高麗仏画のクリアファイル IMG_20170306_0004


どうでしょうか。
この美しさ。
技術の高さ。

彼の国の文化度に私は
頭を垂れます。




根津美術館 チケット IMG_20170306_0015



                                       3月31日まで



プロフィール

gurekomom

Author:gurekomom
ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
楽天のマムの素より移転してきました。こちらに収められてない神社仏閣がたくさん記録されています。
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またカバ屋印では日常のてんやわんやぶりを公開しています。
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