白マム印 日本のこと日本のもの

 
03
 
←前回 本堂、如意輪観世音

石山寺 硅灰石 P8270311
                                  天然記念物 硅灰石



< 西国三十三所 第十三番の札所 石光山 石山寺 >

山号  石光山
宗派  東寺真言宗
創建年 天平19(747)年
開基  良弁僧正
本尊  如意輪観世音菩薩

国宝  本堂、多宝塔
拝観料 600円、如意輪観世音菩薩拝観料500円
西国三十三所 第十三番の札所
紫式部ゆかりの花寺

*12月4日迄 33年に一度のご本尊如意輪観世音菩薩ご開扉

住所  滋賀県大津市石山寺1-1-1
電話  077-537-0013
交通  JRびわこ線石山駅下車。京阪電車の石山坂本線に乗り換え、
        京阪石山寺駅下車後、徒歩10分。
オフィシャルサイト
境内マップ


石山寺 多宝塔 P8270310

石山寺という寺名の由来となった
巨岩、硅灰石に見え隠れする
多宝塔を拝観いたしましょう。





石山寺多宝塔 P8270354
                              国宝 多宝塔 1194年 マップ







石山寺多宝塔 P8270353

日本最古であるうえに
日本一美しいといわれる
石山寺の多宝塔です。

源頼朝に寄進され、
墨書から、建立年代が明らかです。
日本最古というのは
年代があきらかな多宝塔の中でということです。




石山寺多宝塔正面P8270344
                                     多宝塔正面







石山寺多宝塔内陣 P8270345
                                      多宝塔内陣 マップ







石山寺多宝塔 ご本尊大日如来像 快慶作 P82703451
         多宝塔 ご本尊大日如来像 快慶作 

快慶好きのわたくしはうかつにも
多宝塔のご本尊の金剛界大日如来さまが
快慶作ということを
帰宅して知ったという次第です。

下調べなしにいくと
往々にしてこのようなへまをしてしまいます。





石山寺多宝塔 P8270349







石山寺多宝塔 P8270365







石山寺 P8270366







石山寺鐘楼 P8270367
                                         鐘楼 マップ







石山寺鐘楼 P8270369







石山寺鐘楼 P8270371

平安時代の梵鐘(重要文化財)が吊られており、
下層から撞木を引いて撞くめずらしい構造。
料金を払うと撞くことができます。




石山寺御影堂 P8270388
                                      御影堂 マップ







石山寺御影堂 弘法大師 P8270390

真言宗の開祖弘法大師と石山寺第三代座主淳祐内供の
遺影を安置するお堂です。





P8270387
                        宝篋印塔 マップ






石山寺 P8270373







P8270392







石山寺 P8270394



石山寺、いかがでしたか。
いそぎ足でまわったので見落としも多いとおもいますが、
どこを見ても美しい御寺に違いありません。
緑の木々、大きな石、苔。
そして美仏。

わたくし自身は石塔に詳しくありません。
そのため、写真をあまり撮ってはいませんが
境内にはたくさんの石塔が建っていたことを
つけ加えておきます。

再度訪れたいと思っています。

                                   *石山寺 //

en1参考en1

石山寺境内図 IMG_20160831_0011



*石山寺には2016年8月27日参拝

8月27日
石山寺 //京都武徳殿入江道場
8月28日
三十三間堂京博養源院→京都武徳殿入江道場→京都ロームシアター


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02
 
前回 参道

石山寺 IMG_20160831_0013


< 西国三十三所 第十三番の札所 石光山 石山寺 >

山号  石光山
宗派  東寺真言宗
創建年 天平19(747)年
開基  良弁僧正
本尊  如意輪観世音菩
     日本で唯一の勅封の秘仏(注1)

国宝  本堂、多宝塔
拝観料 600円、如意輪観世音菩薩拝観料500円
西国三十三所 第十三番の札所
紫式部ゆかりの花寺

*12月4日迄 33年に一度のご本尊如意輪観世音菩薩ご開扉

住所  滋賀県大津市石山寺1-1-1
電話  077-537-0013
交通  JRびわこ線石山駅下車。京阪電車の石山坂本線に乗り換え、
        京阪石山寺駅下車後、徒歩10分。
オフィシャルサイト
境内マップ


石山寺 P8270304
                                    観音堂 内部


大坂(石段)を登り切ると左手に小さな堂宇が
連なります。手前から観音堂、毘沙門堂が連なります。

観音堂には石山寺の本尊如意輪観音を中心に、
西国三十三所観音霊場の観音が祀られています。


石山寺 P8270308
                                   毘沙門堂 マップ





石山寺 P8270306
                                       兜跋毘沙門天





石山寺 毘沙門堂 兜跋毘沙門天 P82703061


毘沙門堂の中を覗いて驚きました。
毘沙門は地天女の手に乗り
右に尼藍婆(にらんば)、
左に毘藍婆(びらんば)を連れておいでの
兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)
だったのです。(注2)





石山寺 本堂 P8270334
                                    本堂 国宝 マップ







石山寺本堂 P8270322







石山寺 本堂 P8270317







石山寺 本堂 P8270318


33年に一度のご本尊ご開扉にあたるこの日は
内々陣まで入ることをゆるされています。

如意輪観世音菩薩さまのお近くまで寄ることができます。





石山寺ご本尊如意輪観世音菩薩 IMG_20160831_0009
            ご本尊木造如意輪観音菩薩半跏像
                        1096年頃の造像

       本尊木造如意輪観音菩薩半跏像本堂内陣の宮殿(くうでん)に
       安置される本尊は、丈六で二臂の如意輪観世音菩薩で、
       安産・福徳・縁結・厄除の霊験あらたかな観音さまとして
       信仰を集めています。日本で唯一の勅封の秘仏で、
       33年に一度と、天皇陛下御即位の翌年に御開扉されますが、
       平成28年は33年に一度のご開扉の年にあたります。

                                 マップより



石山寺 IMG_20160831_0010


如意輪さまは右足をさげた半跏像でいらっしゃって
岩の上にお座りです。
この石山寺は古来より大きな岩に神が宿ると
信仰されており、その神道的信仰と仏教が
結びついた象徴ともいえます。

お姿をよく拝観しますと
天衣や裙には蒔絵が緻密に施されている
のがわかります。

お顔はたっぷりと堂々とされており
全体の雰囲気は長谷寺の
ご本尊の観音様に似ておられます。

このお像の胎内には4体の金銅仏が
発見されています。










石山寺 本堂 P8270330
                                       





石山寺 本堂 P8270320
                                          源氏の間


本堂の相の間の東端に紫式部が参籠し
『源氏物語』を起筆した場所と伝えられており、
源氏の間と呼ばれています。


石山寺 本堂 P8270323







石山寺本堂 P8270378


 



石山寺 三十八所権現社 P8270314
                            鎮守 三十八所権現社 マップ

本堂の東隣には大きな硅灰石の上に
天智天皇までの歴代天皇を祀る石山寺の鎮守社
が建っています。



石山寺経蔵 P8270340
                                        経蔵 マップ







石山寺 経蔵下 P8270337
                               経蔵の下 安産の腰掛石

岩盤に座ると安産になると伝えられています。





石山寺 多宝塔 P8270310
              硅灰石(天然記念物)と多宝塔


「石山寺」という寺名の由来の硅灰石の
上部に多宝塔が見えています。






石山寺境内図 IMG_20160831_0011

                                           つづく
                                   *石山寺 //


en1参考en1

<注1:勅封>
勅封とは、勅命(天皇の命令)によって封印されること。

<注2:兜跋毘沙門天 伝説>
1200年以上も昔、中国の西域地方のある都市(城)が、
他国の民族に攻められ、囲まれてしまいました。もう終わりか!と
思われたその時です。ゴ-ゴゴ-ッというすごい地響きと共に地面が、
激しく揺れだしました。そして地母神が戦いの神,毘沙門天を掌にのせ、
メキメキッと音をたてて地面を割って姿を現したのです。これに驚い
た敵は、逃げていきました。
それ以来、唐の国では、この時の毘沙門天の姿を守護神(しゅごしん)
として、まつるようになりました。

東寺の宝物館には安置されている
兜跋毘沙門天は元は平安京の羅城門の楼上に
祀られ平安京を護っていたといわれています。
平安末期に東寺にはこばれてきたのだそうです。

空海と密教美術展 兜跋毘沙門天
  東寺 兜跋毘沙門天





*石山寺には2016年8月27日参拝


8月27日
石山寺 //京都武徳殿入江道場
8月28日
三十三間堂京博養源院→京都武徳殿入江道場→京都ロームシアター


 
31
 
石山寺 東大門 P8270265

< 西国三十三所 第十三番の札所 石光山 石山寺 >

山号  石光山
宗派  東寺真言宗
創建年 天平19(747)年
開基  良弁僧正
本尊  如意輪観世音菩薩

国宝  本堂、多宝塔
拝観料 600円、如意輪観世音菩薩拝観料500円
西国三十三所 第十三番の札所
紫式部ゆかりの花寺

*12月4日迄 33年に一度のご本尊如意輪観世音菩薩ご開扉

住所  滋賀県大津市石山寺1-1-1
電話  077-537-0013
交通  JRびわこ線石山駅下車。京阪電車の石山坂本線に乗り換え、
        京阪石山寺駅下車後、徒歩10分。
オフィシャルサイト
境内マップ





石山寺 P8270267



京都に用事があり、
午前中のあいた時間を利用しての
駆け足拝観です。

京都駅より京阪石山寺は20分ほど
でしょうか。
電車に乗っている時間は10分くらいでしょう。

歴史的に有名な瀬田川沿いを
テクテク歩きます。
後ろを振り返り目を細めると
うっすらと茶色の橋が見えます。

瀬田の唐橋(注1)です。

歴史を感じていると
あっというまに石山寺の東大門につきます。

ここが、王朝文学(注2)に名を遺す名刹と
しばしたちどまします。



石山寺 P8270269 石山寺 P8270268 
                              伝運慶湛慶作





石山寺 P8270272



緑もみじのきれいなこと。
まるで覆い被さるようです。


P8270273
                                       法性院




石山寺 P8270274
                                      法性院 不動明王




東大門をくぐりほんの少しいくと
休憩処がありました。
その門の隅蓋が愛らしく
連れの友人に声をかけます。


P8270278


「あの隅蓋、かわいいね」
「ほらあっちの隅蓋」
なぜか反応が鈍い。
あ!
即刻理由判明。


石山寺 隅蓋 P8270282


友人の名前は澄江。
体形はふとっちょ。

彼女の頭の中では
隅蓋(注3)は
スミ豚に変換されていました。



石山寺 隅蓋 P8270283 石山寺 P8270276






石山寺 大黒天 P8270284
                                            大黒天堂

   石山寺大黒天は万寿元年(950年前)に、
   ご本尊は3人の僧の夢のお告げにて
   湖水より出現しました。
   室町時代(約650年前)秘仏ご本尊の前に
   お前立ちの仏様が建立されました。
 石山寺HPより


石山寺 P8270287






石山寺 P8270289







石山寺 参道 P8270291
                                          くぐり岩

穴をくぐると願い事がかなうそうです。




石山寺 参道 P8270293






石山寺 参道 P8270297
                                     那須与一地蔵

   本堂へ通じる大坂(石段)の下の小さな祠に
   安置される「那須与一地蔵」は、
   境内の参道の整備中に、
   本堂正面下あたりから発見され、
   現在の場所に祀られています。
   『平家物語』中の扇の的を射抜く話で有名な
   那須の与一が石山の地で療養中、
   信仰されたお地蔵さまと伝えられています。

                     境内マップより



石山寺 参道 P8270299
                                         龍蔵権現社





石山寺 参道 P8270298


さあ、この大坂(石段)を登り切ると
国宝本堂です。
内陣にはご本尊の如意輪観世音菩薩が
おわします。



石山寺ご朱印 IMG_20160831_00051


                                                 つづく
 
     *石山寺 //

en1参考en1

<注1:瀬田の唐橋>
滋賀県大津市瀬田の瀬田川にかかる橋。
京都の宇治橋、山崎橋とならんで日本三名橋・日本三大橋の一。
京都防衛上の重要地であったことから、
古来より「唐橋を制する者は天下を制す」と言われた。
唐橋を舞台として繰り広げられた、壬申の乱、寿永の乱、承久の乱、
建武の乱など、昔から様々な戦乱に巡り合ってきた。

<注:2文学>
平安時代を代表する作家・紫式部は
石山詣で石山寺を訪れた時、
源氏物語の作品の着想を得たといわれています。
枕草子や更級日記・蜻蛉日記などにも登場することから、
平安時代より多くの人に愛されてきたことがうかがえます。

<注3:隅蓋>
屋根瓦の隅の接点から雨水が浸入するのを防ぐために据えられた、
半球形(椀を伏せた形状)のものでした。
後に意匠が発展し、獅子や、玄武などの動物型、
桃や菊などの植物型のほか、
波頭などと、その種類は多岐にわたります。


*石山寺には2016年8月27日参拝

8月27日
石山寺 //京都武徳殿入江道場
8月28日
三十三間堂京博養源院→京都武徳殿入江道場→京都ロームシアター

 
14
 
滋賀 三尾神社 うさぎの手水2014年02月09日_DSC_0016
                                    三尾神社 うさぎの手水

滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0019 滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0018



御祭神   伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
ご神紋   真向きの兎

住所    滋賀県大津市園城寺町21
電話    077-522-3044
交通    京阪電車石山坂本線「三井寺」駅下車
       or「別所」下車 徒歩約10分

見所    本殿前の随神(身)及び木造狛犬



滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0021


大津市歴史博物館を見終え
この裏山にフェノロサの墓を探して
さ迷ったなあなど思いながら歩きます。
三井寺の大きな仁王門を横目に
拝観したのが大好きな三尾さんです。

三尾さん拝観は4度目ということに
なります。

兎の手水目当て?
兎のご神紋目当て?

いえいえ、
ご隋神(身)目当てです。


滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0022
                                           三尾神社本殿



ご随神はご隋神門(寺院でいえば仁王門)に
おいでになるのが多々ですが
三尾神社では本殿の脇におられて神様を
守っておいでです。
寺院でいうところの仁王様。
阿吽、おそろいです。

三尾さんでは右が阿形。左が吽形です。

その神さびた風情がとてもいいものです。
また
そのうしらにひかえる一角狛犬も
かなり古いものとみうけられます。



滋賀 三尾神社随神2014年02月09日_DSC_0023
                                         一角狛犬↑

滋賀 三尾神社随神2014年02月09日_DSC_0024


庇の内といえど、雨ざらし。
かなり保存状態が悪く
心配になってしまいます。



滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0030





滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0027


兎の神社でしられる三尾さんには
いたるところに兎が。


滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0014



滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0033




滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0026
                                      ご神紋 真向きのうさぎ



滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0029
                                     





2013年01月13日_DSC_0119
                                       2013.1.13 撮影


有名な「見返りうさぎ」
境内のどこにあるか探してください。↓

滋賀 三尾神社2014年02月09日_DSC_0028




小さな神社ですが
見所の多い素敵な神社です。


en1参考en1

2013.1 三尾神社の見返り兎
なんて素敵な手水舎

*以前(2008年時)のご神紋の真向きのうさぎ
 の方が愛らしかったです。
滋賀三尾神社 テンプルカーテン (門帳)



<2014年2月9日>
大津市歴史博物館→三尾神社→北野天満宮→石像寺(釘抜地蔵)→なら瑠璃絵
<2月10日>
法隆寺→吉田寺(ぽっくり寺)→龍田神社→大阪ながほり


 
13
 
大津市立歴史博物館2014年02月09日_DSC_0005
                                  2014.2.9大津市歴史博物館


< 新発見!!速報展示
  新知恩院(大津市伊香立下在地町 浄土宗)の
  木造涅槃像の新発見と初公開について
  平成26年2月8日(土)~3月16日(日) >
                  博物館web.より


新知恩院というのは応仁の乱時の
京都知恩院の大津の疎開先です。
戦火をのがれて
多数の知恩院の宝物がもたらされたと
いいます。

歴史博物館では2012年より宝物調査を
はじめており、
新知恩院の蔵の中から鎌倉時代に遡る
「木造釈迦涅槃像」を見つかったということです。

この涅槃像は体長が12.8cmと
とてもちいさいのですが
快慶の特徴を踏まえいるといいます。

快慶好きの私が行かないわけはありません。



大津市立歴史博物館2014年02月09日_DSC_0006
                                 博物館からの琵琶湖の眺め


京都からJR湖西線大津京下車、
京阪皇子山駅まで2分ほど歩いて
石山坂本線で一駅の別所で下車します。

5分ほど歩けば到着です。

京都から30分ほどでしょうか。

この大津市歴史博物館を訪ねるのは2回目です。
前回は京都東福寺塔頭の悲田院ご本尊
宝冠阿弥陀如来坐像(快慶作)を
拝観目的でした。


悲田院 宝冠阿弥陀如来坐像 快慶2012年11月29日_PB290014
      悲田院 宝冠阿弥陀如来坐像 快慶作 2012.11.29


快慶作の宝冠阿弥陀さまの美しかったことは
今でもよく覚えています。

またも快慶作(らしい)の
お仏像に会えると思うと、滋賀まで足を伸ばすのも
楽しいものです。



涅槃像はとてもお小さいものでした。
胸に水晶がはめ込まれ
法衣には截金(きりがね)模様が
ほどこされています。

快慶作か否かは判別がつかないそうですが、
私の直観としては「否」です。

けれども
とても
おきれいです。




5_201402131859471ed.jpg


010.jpg

1210~20年代に造像されたとのことです。
寝台は江戸時代の作らしいです。
その周囲には迦陵頻伽(かりょうびんが)、
獅子、虎、白像、龍、鳳凰、雉、猿、孔雀、兎、
牛、馬など全部で12匹の動物が描かれています。

これらは
桐箱に納められていたとのことですが、
その桐箱の蓋の裏には「此涅槃像者開山以来重宝秘中之秘也」
「尽未来際不可出間(門)外者也」などと墨書されており
いかに大切にされていたかうかがえます。

快慶作ではなくても
慶派の作品には間違いありません。



穴太積み 2014年02月09日_DSC_0007
                                   穴太積の石垣29014.2.



この歴史博物館の裏山には
フェノロサの墓があります。
また
歩いて5分ほどで、三井寺。
そのお隣が三尾神社と
仏像好きにはたまらないエリアです。



三井寺山門2014年02月09日_DSC_0009
                               三井寺(園城寺)山門 2014.2.9


6_20140213192949795.jpg
                                   フェノロサの墓2008.11.24


三井寺は今回は山門から合掌するのみで
お隣の三尾神社にまいります。


en1参考en1

新知恩院
  ・毎年9月第1日曜には寺宝の虫干しが行われ一般公開される。
木造涅槃像の新発見と初公開について
大津市歴史博物館 阿弥陀さま-極楽浄土への誓い
フェノロサの墓
2013.1 三井寺
2012.12 三井寺
知恩院
2008年11月穴太里の秘仏


en1en1

<2014年2月9日>
大津市歴史博物館→三尾神社→北野天満宮→石像寺(釘抜地蔵)→なら瑠璃絵
<2月10日>
法隆寺→吉田寺(ぽっくり寺)→龍田神社→大阪ながほり



 
16
 
三井寺 園城寺 大門2013年01月13日_DSC_0129


朝8時。

鎮まりかえった三井寺です。



三尾神社同様に3度目の参拝です。
今回、仏さまにはもうしわけありませんが
左甚五郎作の閼伽井屋の蛙股見たさに
やってまいりました。

いつも拝見しようと思いながら
1回目の参拝のときはフェノロサのお墓探しに
夢中になり忘れてしまい
前回は微妙寺の秘仏ご開扉に喜んだばかりに
そのまま三尾神社につきすすみ、電車の中で
思い出すというしまつです。



2013年01月13日_DSC_0130


今回は大門右手の釈迦堂に一礼し
一気に石段を駆けあがり
金堂にむかいました。

目指す閼伽井屋(あかいや)は
三井寺の名前の由来となった大切な
井泉(せいせん)が湧く場所ですが
金堂の西側奥に隠れるようにし在ります。


三井寺金堂2013年01月13日_DSC_0150
                              金堂 左脇奥の屋根が閼伽井屋


↑この写真の金堂の左に、本の少し屋根が見えて
いるのがおわかりになりますか?
それが閼伽井屋です。

この井泉を天智・天武・持統の三天皇が産湯に
使われたことが三井寺の由来です。



2013年01月13日_DSC_0143


金堂と隣接しており正面全体写真は距離がとれず
残念ながらおさまりきれません。
しかし、金堂の縁側より目視は可能です。

さあ、左甚五郎の蛙股です。








三井寺 左甚五郎の蛙股2013年01月13日_DSC_0136
                                          左甚五郎作 蛙股





蛙股 左甚五郎作2013年01月13日_DSC_0137


            重要文化財 桃山時代(慶長五年 1600)



見入っていると、
閼伽井屋から
3,40秒間隔でしょうか?

ポコッ

ポコッ

ポコッ



井泉湧く音が明快に聴こえてきます。



2013年01月13日_DSC_0146
                                  閼伽井屋内部


この甚五郎の龍は、
夜な夜な琵琶湖に出て暴れたために、
甚五郎は目玉に五寸釘を打ち込んだと
伝えられています。

東照宮の猫が眠りこけ
瑞巌寺鼠が動きだしたといわれているように
それほど生き生きとした龍です。


2013年01月13日_DSC_0133



この閼伽井屋の奥には
日本最古といわれる石庭、
閼伽井石庭があります。



三井寺閼伽井石庭2013年01月13日_DSC_0147
                                           閼伽井石庭


三井寺閼伽井石庭2013年01月13日_DSC_0148


いそがなくてはいけないのに
好きなものはやはり見たいという
気持に負けました。


石段をかけのぼり

2013年01月13日_DSC_0151
          一切経蔵 重要文化財 室町時代

一切経蔵へ。
この経蔵内部が大好きなのです。



2013年01月13日_DSC_0152

やっぱりいいですねえ。
これは一切経を納める回転式の巨大な八角の棚です。



さて、
次は、近江今津にでて、琵琶湖に浮かぶ
竹生島に連絡船で渡ります。

三井寺駅に大急ぎでもどらなければ。



三井寺2013年01月18日_P1180151


en1参考en1

<2013年1月13日旅取り>
滋賀/三尾神社→三井寺→竹生島宝厳寺→京都/知恩院→八坂神社→奈良/興福寺
<1月14日旅取り>
奈良/東大寺→京都/東寺

2012年11月 滋賀 三井寺 ←三井寺の諸堂宇やアクセス等の詳細はコチラを
                       ごらんください。 多数の写真を掲載
                       しています。
2012年11月 滋賀三井寺別院微妙寺
2008年11月 はじめての滋賀 園城寺三井寺
2008年11月 はじめての滋賀 フェノロサの墓



en11月13日・14日見仏記en1

1 滋賀三尾神社 見返り兎
2 三井寺 左甚五郎の蛙股 龍
3 竹生島宝厳寺
4 竹生島宝厳寺 国宝唐門
5 竹生島神社(都久夫須麻神社)のご神紋
6 竹生島 贔屓
7 京都知恩院 三門楼上内部
8 京都名物
9 八坂神社を駆け抜ける
10奈良らしいもの
11東大寺 大仏様(だいぶつよう)の大仏殿
12東大寺 大仏殿のお仏像さまたち
13東大寺 上院へ行く前の箸休め
14東大寺 二月堂石階段 ますかけ のこと
15東大寺 二月堂手水舎の彫師相野徳兵衛
16東大寺 手向山八幡宮をさらり散策
17東大寺 ミュージアム
18京都東寺 小子房の美しい勅使門
19東寺 西院にて神獣 贔屓 にまみえる
20見仏紀行 〆 551を貪り食らふ


 
15
 
<1月13日旅取り>
滋賀/三尾神社→三井寺→竹生島宝厳寺→京都/知恩院→八坂神社→奈良/興福寺
<1月14日旅取り>
奈良/東大寺→京都/東寺

1月12日午後11時40分新宿発の夜行バスに乗車。
京都に翌午前6時40分着。


はじまります。
白マム印の見仏が。
バスを降りたその足で滋賀向かいます。


滋賀 三尾神社 2


2013年01月13日_DSC_0077
                     三尾神社 兎の手水



2カ月前の11月末に拝観したばかりというのに
拝殿からみる本殿の随神(身)さんと狛犬の
風情がとても好ましく、時をおかずして
又やってきてしまいました。
この三尾さんをおとずれるのは3度目になります。

トップにあげました兎の手水は、よくみると
波の形が、浮世絵に描かれる波そのものです。
とても日本的な波で
何度もみているはずですが、こういうことも
足繁く通わないと見落とす(気がつかない)ものです。



2013年01月13日_DSC_0079




正月飾りがまだかかるこの日、午前7時半には
境内にいました。
誰もいません。

神社は、誰もいない時におとずれることこそ
本来の参拝の仕方のような気がします。
森閑としたなかに一人たたずんでいると、
「はねかえされるような、はじきとばされるような
厳しさ」を感じます。

この感じは神さんならではのような気がします。


三尾神社境内2013年01月13日_DSC_0088



仏さまには慈悲を感じますが、神様には厳しさや
強さを感じます。



2013年01月13日_DSC_0091


そんな厳しい中にも、この時期は
正月の華やかな残り香が漂い
なんだか色っぽいものを感じるのも事実で
私が一番好きな神社の季節です。



2013年01月13日_DSC_0111


三尾神社 随神(随身)




三尾神社 拝殿2013年01月13日_DSC_0109
                                           拝殿 蛙股




境内に入って本の5分くらいでしょうか、
そろそろあとにしようかと思った時です。

ジャージ姿の初老の方が近づいて来られて
「誰も気がつかない兎がありますよ」と
教えてくださいました。

それが「見返り兎」です。


三尾神社 見返り兎2013年01月13日_DSC_0115
                                             見返り兎



教えていただかないとまずはお会いできない、
そんな場所においでです。
ヒントは本殿脇の裏手です。

あそこあそこと盛んに教えてくださるのですが
なかなかわからず、往生しました。



そのあとも、ここにもあるしほらここにもと
境内を案内してくださいました。
話しの途中から
もしかして「宮司」さん? 
と思いましたら・・・その通りでした。



2013年01月13日_DSC_0119


2013年01月13日_DSC_0124


「ジャージ姿だけど宮司です」と
笑いながら仰いました。

ジャージ姿の写真はおいやだろうと遠慮して
お写真を撮らなかったのですが
とても親切にしていただいたので
やはり写真を撮らせていただけますかと
聞くべきだったと後悔しています。




2013年01月13日_DSC_0103



三井寺に参拝に行かれたら
そのお隣の三井寺の守護神社である
三尾神社にもお行きください。



en1参考en1

*この三尾神社拝観のリアルなおたおた心中は「カバ屋印」をごらんください。
*三尾神社の詳細(来歴・アクセス他)は「滋賀 三尾神社 1」をごらんください。
   こちらには多数の写真を掲載しています。


<1月13日旅取り>
滋賀/三尾神社→三井寺→竹生島宝厳寺→京都/知恩院→八坂神社→奈良/興福寺
<1月14日旅取り>
奈良/東大寺→京都/東寺


en11月13日・14日見仏記en1

1 滋賀三尾神社 見返り兎
2 三井寺 左甚五郎の蛙股 龍
3 竹生島宝厳寺
4 竹生島宝厳寺 国宝唐門
5 竹生島神社(都久夫須麻神社)のご神紋
6 竹生島 贔屓
7 京都知恩院 三門楼上内部
8 京都名物
9 八坂神社を駆け抜ける
10奈良らしいもの
11東大寺 大仏様(だいぶつよう)の大仏殿
12東大寺 大仏殿のお仏像さまたち
13東大寺 上院へ行く前の箸休め
14東大寺 二月堂石階段 ますかけ のこと
15東大寺 二月堂手水舎の彫師相野徳兵衛
16東大寺 手向山八幡宮をさらり散策
17東大寺 ミュージアム
18京都東寺 小子房の美しい勅使門
19東寺 西院にて神獣 贔屓 にまみえる
20見仏紀行 〆 551を貪り食らふ


 
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滋賀 三尾神社2012年11月25日_DSC_0219



御祭神   伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
ご神紋   真向きの兎

住所    滋賀県大津市園城寺町21
電話    077-522-3044
交通    京阪電車石山坂本線「三井寺」駅下車、
       徒歩約10分

見所    本殿前の随神(身)及び狛犬



                                三尾神社前の手水
滋賀 三尾神社手水舎

滋賀 三尾神社手水


三井寺の隣に位置します。

4年前に三井寺を訪れた際にこの兎の手水に
魅せられてふらりと入ったのがこの
三尾神社です。今回2度目となる参拝です。

ここかしこに兎が見られます。


滋賀 三尾寺2012年11月25日_DSC_0191 三尾神社 兎2012年11月25日_DSC_0203

三尾寺 兎2012年11月25日_DSC_0198  滋賀三尾神社 神紋 真向き兎2012年11月25日_DSC_0213


  太古の頃、伊弉諾尊が長等山の地主神として降臨したのが縁起の始まりとされ、
  神はいつも赤、白、黒三本の腰帯を垂らしていたのが三つの尾を曳くように
  見えたところから「三尾」と名づけられました。

  腰帯は、それぞれ赤尾神、白尾神、黒尾神となり、本神である赤尾神が最初に
  三井寺山中琴緒谷(ことおだに)に出現。
  それが、卯年の卯月卯日、卯の刻に、卯の方角から現れたため、
  当社の使いとして、瑞祥の神獣である兎が選ばれたと伝えられています。
  御神紋も「真向き(まむき)の兎」。               三井寺HPより




滋賀 三尾神社2012年11月25日_DSC_0218


兎好きの方にはつとに有名な神社だそうです。

元々三井寺の守護神社でしたがご多分にもれず
明治維新の神仏分離により切り離されてしまいました。


三尾神社 神紋真向き兎2012年11月25日_DSC_0201
                                   三尾神社 神紋真向き兎




滋賀三尾神社 拝殿 2012年11月25日_DSC_0204


実は前回まったく気がつかなかったのですが、

拝殿より本殿をみると、
門帳の向うに随神(身)の
矢大臣左大臣(注2)がおられるのが見られます。


滋賀 三尾神社随神2012年11月25日_DSC_0208

滋賀三尾神社随神2012年11月25日_DSC_0207



随神(身)がこのようにして見られるのはとても珍しいような
気がします。


一角狛犬
                                          一角狛犬


また、矢大臣の上段には堂々たる一角の狛犬(注1)
も見られて、このシーンはとても貴重と思えます。


三尾神社2度目の参拝で、気がつくとは、
うっかりも甚だしいのですが、
よく考えてみると4年前は随神(身)のことを
まだ知らなかったように思います。


兎云々よりこの方が私には貴重です。



2012年11月25日_DSC_0199




今回ちょっとがっかりしたことは
ご神紋が「リニューアル」して
可愛くなくなったことです。

                                        新しいご神紋↓
ご神紋 真向き兎

                

                                   4年前(以前)のご神紋↓
滋賀三尾神社 テンプルカーテン (門帳)


私は以前のふっくらとした「真向きの兎 」の方が
好きなのですが、いかがでしょうか?



en1参考en1

<注1:一角狛犬>
狛犬と現在はひとくくりによばれていますが本来は
獅子・狛犬です。
百獣の王であるライオン(獅子)を1対、仏前の前に
置き守護獣としたのはインドで、仏教伝来とともに
日本に伝わったのですが、平安時代に、
日本特有の獅子と狛犬となり、狛犬には一角が生えます。

昭和初期頃から角のない狛犬が流行り出したといわれて
います。

三尾神社の木造獅子狛犬は、見た感じ(私見)は
かなり古いものと思われます。
だいたいにおいて木造の獅子・狛犬は古いものです。

京都 仁和寺 狛犬
                                         仁和寺の狛犬


談山神社 伝運慶作 一角狛犬
                                        談山神社の狛犬

<注2:随神>
随神に関してはコチラをごらんください。

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<11月25日旅取り>
大原 三千院来迎院大津市歴史博物館三井寺微妙寺三尾神社


 
11
 
三井寺微妙寺2012年11月25日_DSC_0153

<微妙寺 園城寺別所 びみょうじ みいてらべっしょ>

-湖国十一面観音霊場第一番札所-

微妙寺は園城寺(三井寺の正式名)の山内の中、
観音堂に行く道すがらにあります。
別所といって園城寺の別院です。
が、
雰囲気としては三井寺のお堂のひとつ、という感じがします。
知らなければ堂宇と思うでしょう。

園城寺には5つの別所(注1)があったのですが
2寺が廃絶しそのひとつの尾蔵寺の御本尊が
微妙寺に祀られました。
これが秘仏の十一面観音立像です。


ちいさな観音様ですが、
たっぷり堂々とした豊かなお姿で
とてもすばらしい観音様です。




三井寺 微妙寺 十一面観音立像2012年11月27日_PB270006
                     微妙寺 十一面観音立像


 平安時代前期、檜材一木造、彩色、高さ81.8cm、
 秘仏(土日祝日と毎月17日、18日に開扉)

お顔はふくよかで厳かです。
衣は流れるような彫。
いつまでも拝観していたい
第1級のお仏像です。

         コチラでお像の全体がご覧になれます。


2012年11月27日_PB270005
                        微妙寺 ご朱印

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<注1:五大別所>
三井寺五別所は、微妙寺、水観寺、近松寺、尾蔵寺、常在寺
がありますが、尾蔵寺と常在寺は廃絶しています。
微妙寺と水観寺は三井寺の山内に移されています。
近松寺は創建当初から現在まで同じ場所にあります。


<湖国十一面観音霊場札所>
 第01番 長等山 園城寺別所 微妙寺 滋賀県大津市園城寺町 246
*第02番 瑞應山  盛安寺  滋賀県大津市坂本 1-17-1
 第03番 紫雲山  聖衆来迎寺 滋賀県大津市比叡辻 2-4-17
*第04番 大慈山  福林寺  滋賀県守山市木浜町 2011
 第05番 比叡山  東門院 滋賀県守山市守山 2-2-46 
 第06番 壽亀山  正福寺  滋賀県甲賀郡甲南町杉谷 2928
 第07番 鶏足山  伊勢廻寺 滋賀県甲賀郡甲南町野川 708
 第08番 福生山  櫟野寺  滋賀県甲賀郡甲賀町大字檪野 1359
 第09番 繖山    石馬寺  滋賀県東近江市五個荘石馬寺 823 
 第10番 釈迦山  百濟寺  滋賀県東近江市百済寺丁 323 
 第11番 松峰山  金剛輪寺 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺 873

   *記しは拝観したことがある寺院で、拙ブログ。

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<11月25日旅取り>
大原 三千院来迎院大津市歴史博物館三井寺微妙寺三尾神社

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<あまり知られていないけれど素晴らしいお仏像をお持ちの寺院>
<あまり知られていないけれど素晴らしいお仏像をお持ちの寺院>
守山市福林寺/大津市盛安寺/東大寺三昧堂/高野山光台院/王寺融念寺/
備考/岡崎市瀧山寺/三井寺微妙寺/雷山千如寺大悲王院/宝菩提院願徳寺/
山の辺長岳寺 1/
 
06
 
長等山 園城寺 三井寺2012年11月25日_DSC_0114


<長等山園城寺ながらざん おんじょうじ(三井寺)>


山号    長等山(ながらさん) 
宗派    天台寺門宗
創建年   7世紀
開基    大友与多王
本尊    弥勒菩薩
別称    三井寺

住所    滋賀県大津市園城寺町246
電話    077-522-2238 ‎
交通    京阪石山坂本線三井寺駅より琵琶湖疏水沿い徒歩10分
      他のアクセス

拝観時間   8時~17時 ※年中無休        
拝観料一般  500円
拝観所要時間 1時間前後
見どころ  一切経蔵、微妙寺本尊
公式ホームページ 

*フェノロサの墓は塔頭の法明院にあり


三井寺琵琶湖疏水2012年11月25日_DSC_0222


三井寺駅を降りて琵琶湖疏水沿いを
7分ほど歩くと三尾神社があらわれ
ほどなく園城寺、通称三井寺の大門
が姿をあらわします。

4年前の今日、
小雨ふる寒い中、この大門の前にたちました。

とても懐かしく
また来られてよかったと心から思います。
なんだか子供の作文のようですが、
本当に懐かしかったので仕方ありません。
何故ならば
前回は短い時間、小雨の中、白い息を吐きながら
境内を走りまわったうえに
山を越えて
フェノロサの墓まで行ったのですから。



長等山 園城寺 三井寺2012年11月25日_DSいC_0124


4年ぶりに見る大門は実は小さくみえました。
もっと
もっと
大きい。
そう思っていたのですが、
多分4年前のあの日は
寒くて、
雨で、
昼すぎというのに薄暗く、
お腹がすいていて、
きった私自身が縮こまっていたのでしょう。
そして
この4年の間に
知恩院の三門や東福寺三門などの大きな門を
拝観したせいでしょう。


長等山 園城寺 三井寺2012年11月25日_DSC_0117


大門をくぐるとすぐに右手に釈迦堂があらわれます。


長等山 園城寺 三井寺2012年11月25日_DSC_0119
                                 釈迦堂(元食堂 室町時代)


この釈迦堂は京都の清涼寺式釈迦如来像が
御本尊
として信仰されています。

大門から正面に進むと
金堂です。


三井寺 金堂2012年11月25日_DSC_0128
                                          三井寺金堂



三井寺金堂2012年11月25日_DSC_0134
                                 金堂正面 国宝 桃山時代

この金堂には絶対秘仏の本尊弥勒菩薩が
祀られています。



三井寺一切経蔵2012年11月25日_DSC_0135
                               一切経蔵 禅宗様式 室町時代



写真の写りが悪くて残念ですが、
禅宗の様式をもった簡素で美しい
裳階(もこし)つきの建物です。
山口市内の禅寺より移築されたものです。

三井寺一切経蔵2012年11月25日_DSC_0137


お堂の中には、
一切経をおさめる八角輪蔵が
堂々としつらえられています。

回転式の経典棚です。

4年前もいいなあと思いましたが、
そのおもいにたがいはありませんでした。



三井寺一切経蔵2012年11月25日_DSC_0144
                                            一切経蔵


一切経蔵をでると
すぐ隣に

三井寺三重塔2012年11月25日_DSC_0145
                      三重塔 室町時代

骨太なる三重塔。

本来の拝観順路としては別所(注1)の微妙寺となるのですが、


三井寺 観音堂へ2012年11月25日_DSC_0160



小高いところにある観音堂にまいりましょう。
まず
観音堂のもっと上からまずこのエリアを眺めてみます。



三井寺観音堂と琵琶湖2012年11月25日_DSC_0187


天気に恵まれて
琵琶湖がきれいです。
なぜか、この見晴らし台には、これ↓があります。


三井寺大津そろばん碑2012年11月25日_DSC_0184

ここに来るのは2度目ですが、
ほとんど人はいません。
この算盤の碑に頭を垂れている人を
みかけたことありません。

誰もいないので、頭を垂れてまいりました。

さ、
観音堂をご案内しましょう。


三井寺観音堂2012年11月25日_DSC_0166
                                      観音堂 江戸時代

三井寺観音堂2012年11月25日_DSC_0182
                                       手水舎と観音堂 

この観音堂の御本尊、如意輪観音坐像は
秘仏となっています。

こちらで拝観できるのはお前立ちです。
が、
2009年に開催された三井寺展におでましになりました。


三井寺 如意輪観音坐像
              三井寺 如意輪観音菩薩坐像
如意輪さんですから、
もちろんなまめかしいのですが、
それよりなにより
あとづけの宝冠のすごいこと。
この宝冠にため息をもらす方が続出でした。
三井寺の公式HPには、下記の記述があります。

    頭を飾る大きな透かし彫りの宝冠や
    瓔珞は後世のもので、流麗な本像には
    荷が勝ちすぎるようにも思われます




三井寺観音堂手水舎2012年11月25日_DSC_0168
                                     三井寺観音堂手水舎

珍しい形の手水舎、吐水盤(注2)といわけでは
ありませんが三井寺らしい威風堂々とした
いい手水だなあと思います。


三井寺観音堂手水鉢2012年11月25日_DSC_0171
                                       手水舎 吐水盤


三井寺 百体観音堂2012年11月25日_DSC_0163
                                    百体観音堂 江戸時代

お堂の名のとおり百体の観音様が
祀られています。


さて絵馬堂です。
三井寺絵馬堂2012年11月25日_DSC_0178
                                          絵馬堂
なんの変哲もない絵馬堂!?

近づいてよく見ると


三井寺絵馬堂2012年11月25日_DSC_0175


三井寺


額ぶちが龍の彫刻で埋め尽くされています。

神社仏閣にいかれたらお願いしたいことは
つぶさに見る。
ということです。

たくさんの発見がありますから。



このあとは、
別所(注1)である微妙寺をご案内いたします。
と、
言いましても、お堂が1つのお寺さんです。



en1参考en1

<注1:別所>
仏教寺院の本拠地を離れた所に営まれた宗教施設。
聖とよばれる僧侶が寺院周辺などに集まって修行するために
庵や仏堂を設けた場所。Wikipediaより

<注2:吐水盤>
奈良薬師寺の吐水盤
奈良薬師寺 手水舎
                          奈良薬師寺 手水舎posted by(C)poco
唐招提寺や東大寺にも似た手水があります。

<近辺情報>
フェノロサの墓は三井寺の塔頭法明院の裏手の
山の斜面に、琵琶湖をみはらすかたちで
あります。

フェノロサの墓への階段

滋賀三井寺法明院 フェノロサの墓

<拙ブログ案内>
合わせてみていただくとよくわかります。
2008年11月 はじめての滋賀 園城寺三井寺
2008年11月 はじめての滋賀 フェノロサの墓


<11月25日旅取り>
大原 三千院来迎院大津市歴史博物館三井寺微妙寺三尾神社


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Author:gurekomom
ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
楽天のマムの素より移転してきました。こちらに収められてない神社仏閣がたくさん記録されています。
https://plaza.rakuten.co.jp/cotton12/
またカバ屋印では日常のてんやわんやぶりを公開しています。
http://pocomom12.blog.fc2.com/

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