白マム印 日本のこと日本のもの

 
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聖護院 IMG_20170125_0006
                      赤線内が弁財天


< 2017年1月京の冬の旅 非公開文化財特別公開 >

○  聖護院門跡 ○

聖護院


山号   なし
宗派   本山修験宗
本尊   不動明王
創建   寛治4年(1090年)
開基   増誉
      
住所   京都市左京区聖護院中町15
交通   京都駅より市バス206で熊野神社前下車。徒歩5分
電話   075-771-1880
オフィシャルサイト 

聖護院P1220914


聖護院は修験道・山伏の本山派の中心寺院で
平安末期から明治維新まで、
皇室・摂家より住職を迎えていた由緒ある寺院です。



聖護院 P1220899







聖護院P1220912




冬の特別公開を調べていますと、
聖護院にて
弁才天尊および宇賀神がお姿が
崇められることがわかりました。

弁才天さんは
拝観機会が多いのですが
宇賀神さんはなかなかお会い
できないので喜び勇んで出かけた
次第です。



聖護院


聖護院 弁財天
                               聖護院 弁才天尊

弁才天を何度も拝観している私には
聖護院さんの弁才天のお顔立ちやそのお姿は
御所人形のように見えました。

頭上には弁才天のお約束のような
鳥居・宇賀神はいただいておられず
おきれいな宝冠をのせておられます。
着衣も
御所の女官のような出で立ちでした。
 
その衣の下は
厨子の前に下げられた写真をみますと
鮮やかな色彩の雅楽によく見られる
ような衣を着られています。

ご尊容、着衣を含めて
思いがけない弁才天さまでした。

さて
宇賀神さんです。
顔は翁、胴体はとぐろを巻いた蛇。
それが宇賀神のお姿です。(注1)

宇賀神さんで有名なのは高野山の
親王院収蔵のお像だと思います。

   この親王院さんの宇賀神は一度
   高野山の霊宝館に出陣されたのですが
   その時に霊宝館側がリーフレットに
   宇賀神さんを載せ、
   それが面白可笑しくネット上を一人歩き
   したために
   親王院さんは二度と公開しない。
   と
   電話で問い合わせると
   私におっしゃいました。
   ただし
   これは
   随分前のことですので
   現段階では
   どのようにお考えかわかりません。

宇賀神に思いをよせている私は
弁才天さん拝観よりも
宇賀神さんにお会いしたかったといってよいでしょう。

弁才天尊の斜め前のちいさな厨子の中に
スノードームのような丸いガラスに
おさまってそのお方は鎮座されていました。
10センチほどの像高でしょうか。

木彫の翁のお顔はとても整ったものでした。


寺院の係の方が
ヒョイとガラスのドームをおとりになったのが
滅相もないと
とても印象に残っています。


井の頭の弁財天の宇賀神の石像と
円空さんの宇賀神、竹生島の
弁財天・宇賀神を参考までに
お載せしておきましょう。


宇賀神 井の頭弁財天2013年01月01日_DSC_0659
                                  井の頭弁財天の宇賀神




円空展 宇賀神 IMG_0007_NEW_0001
                     円空 宇賀神





竹生島弁才天2013年01月13日_DSC_0208
                               竹生島 弁財天・宇賀神





聖護院 P1220906




聖護院 P1220911 聖護院 P1220910






聖護院 P1220895







聖護院



en1参考en1

<注1:宇賀神>
日本で中世以降信仰された神である。
神名の「宇賀」は、日本神話に登場する宇迦之御魂神(うかのみたま)に
由来するものと一般的には考えられている(仏教語で「財施」を意味する「宇迦耶(うがや)」
に由来するという説もある)。
その姿は、人頭蛇身で蜷局(とぐろ)を巻く形で表され、
頭部も老翁や女性であったりと一様ではない。

元々は宇迦之御魂神などと同様に、
穀霊神・福徳神として民間で信仰されていた神ではないかと推測されているが、
両者には名前以外の共通性は乏しく、その出自は不明である。
また、蛇神・龍神の化身とされることもあった
                           ―ウィキペディアより


<近辺>
P1220892



< 2017.1.22の足取り >
東京6:50発→京都9:11着→京都国立博物館聖護院→奈良
→東大寺 ///興善寺十輪院→東京20:10着


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07
 
←前回

銀閣寺2013年11月24日_DSC_0172
                                         東求堂(国宝)

<銀閣寺>

山号   東山(とうざん)
宗派   臨済宗相国寺派
寺格   相国寺境外塔頭
創建年  1490年(延徳2年)
開基   足利義政、夢窓疎石(勧請開山)
本尊   釈迦如来
正式名称 東山 慈照寺(じしょうじ)


2012年01月08日_DSC_0209
                        左:方丈(本堂)、右:東求堂(2012.1 撮影)



大好きな銀閣寺を今回訪れた理由は
この東求堂及び方丈(本堂)の秋の特別公開です。(注1)
  平成23年10月1日(土) ~ 12月4日(日)

本堂のご本尊阿弥陀如来像、東求堂の阿弥陀如来像
を拝顔できるのですから願ってもいない機会です。

お仏像もさることながら「東求堂四畳半書院・同仁斎」に
入ることができるのですから、これを逃すわけにはいきません。


銀閣寺東求堂2013年11月24日_DSC_0175


東求堂(とうぐどう)は田の字に4つの部屋があります。
その西の端の部屋が同仁斎(どうじんさい)といわれる
有名な部屋です。
ここは足利義政の書斎といっていいところで、
四畳半の間取りのはじまりともいわれています。

ここでお書物を読み、茶を飲み、和歌を詠み
香をたき、花を愛で、歓談をしました。

棚には置物、それは文具であり飾りであるのですが、
当初より写真に撮られているような
正確な見本帳(君台観左右帳記くんたいかんそうちょうき)
が作られており、四季折々、
まったく同じものが寸分違わぬ場所に置かれています。

この同仁斎(注2)はテレビなどでよく取り上げられるので
実際に入れて、じかに見ることができて、
ちょっと感激してしまいました。

こういう文化財の公開は、
中には入れず、近くから覗くというのが
通例なので銀閣寺さんは太っ腹だなあと感心する私です。
が、大勢の拝観者が畳の上を歩くのですかちょっと
心配です。


                             東求堂同仁斎
images02_2_201401061214369b3.jpg


東求堂の2間は仏間となっており
阿弥陀如来像、脇には木造の
足利義政座像が安置されています。


銀閣寺 東求堂足利義政像
                          足利義政座像



2012年01月08日_DSC_0200
                                       2012年01月撮影


方丈と東求堂をつなぐ渡り廊下に面した庭には
銀閣寺型手水鉢が風情な姿を現しています。

この銀閣寺型手水鉢の画像はよく見かけますが、
殆どの画像は外から撮ったものです。
(特別公開以外は中にはいれませんから)。
だからこれは裏側↓なんです。


銀閣寺型手水鉢2013年11月24日_DSC_0198

↓斜め格子模様、これが銀閣寺型手水鉢の正面です。

銀閣寺型手水鉢2013年11月24日_DSC_0195

風流を決めて設置なさるもはよいけど
ゆめゆめ裏を正面となさらないように。
(実は多いんです)。

銀閣寺型手水鉢2013年11月24日_DSC_0200

 


                                     右手 方丈(本堂)
銀閣寺 銀沙灘・方丈(本堂)2013年11月24日_DSC_0166


2012年01月08日_DSC_0198
                               方丈「東山水上行」の扁額(注3)


この扁額がかかった部屋の奥の間に、ご本尊の釈迦牟尼像が
安置されています。
この方丈の特筆すべきは南画の襖絵でしょう。



銀閣寺 方丈(本堂)襖絵 与謝蕪村 棕櫚に叭叭鳥図
                                与謝蕪村 棕櫚に叭叭鳥図


西の間には与謝蕪村の「棕櫚に叭叭鳥(しゅろにははちょう)図」があり、
叭叭鳥が右から左上にかけて飛ぶ様がシンプルですが活き活きと描かれています。
モダンな感じがし、とても素晴らしいものです。

東の間には池 大雅 「琴棋書画図」の襖絵を見ることができます。


銀閣寺 方丈(本堂)襖絵 池大雅 琴棋書画図
                                     池大雅 琴棋書画図


方丈、東求堂の奥には
弄清亭(泉殿)があります。
義政がお香を聞いた香座敷です。

お庭を楽しみながらまいりましょう。

銀閣寺2013年11月24日_DSC_0201


2013年11月24日_DSC_0202


平成8年に改築されて、その記念に
日展常任理事の日本画家奥田元宋に襖絵を依頼しています。


銀閣寺 弄清亭 襖絵 奥田元宗 流水無限
                            弄清亭 襖絵 奥田元宗 流水無限


さて、ここからは
凄く主観を吐露します。
私は弄清亭の襖絵は否定です。


銀閣寺 襖絵


聞香には騒がしすぎませんか?

実はテレビで見た時に「俗っぽい」ものを
感じたのですが、その時から実際に観たら
違うのではないかと思ったのですが・・・。
やはり
洗練されていないというか、
芸術として昇華していないというか。
なぜ、この人かしらと考えこんでしまいました。

ただ、これはよくあることで
大きなお寺さん、財力のあるお寺さんなのに
美術的ないいブレーンがいないのか、
俗な感じの絵描きさんを登用されることがある・・・。

↑以上、偏見に満ち満ちたわたくしの私見でした。




銀閣寺2013年11月24日_DSC_0180


↑このアングルは普段は撮ることができません。
方丈の縁側より撮った銀沙灘と観音殿です。

この観音殿(国宝)は公開ではありませんでしたが、
1層は心空殿、2層を潮音閣と名付けられています。



銀閣寺 観音殿2013年11月24日_DSC_0170



この2層目の潮音閣はまさに漆黒。
漆で黒く塗りこめられています。


銀閣寺 観音堂内部2013年10月24日_DSC_0853
                                        テレビより撮影


日がはいると、その漆黒の壁が鏡のようになります。



銀閣寺 観音堂内部2013年10月24日_DSC_0855


なんとか、観音殿にも入ってみたいものです。



銀閣寺2013年11月24日_DSC_0178 銀閣寺2013年11月24日_DSC_0171



銀閣寺ご朱印2013年11月26日_PB260843


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文化財  観音殿、東求堂(国宝)
      絹本著色春屋妙葩像(重要文化財)
      庭園(特別名勝、特別史跡)

住所  京都市左京区銀閣寺町2
電話  075-771-5725    
交通  市バス「銀閣寺道」下車、徒歩5分
公式HP

*JR東海CM・そうだ京都、行こう。銀閣寺編


<注1:特別公開>
春秋公開。特別拝観料1000円
<注2:同仁斎>
書斎の北側に設けられた付書院と違棚は
現存最古の座敷飾りの遺構であり、書院造や草庵茶室の源流として、
日本建築史上貴重な遺構である。(ウィキペディアより)
<注3:東山水上行の扁額>
修行僧が仏の悟りの境地を雲門文堰(ぶんえん、864-948)にたずねる。
文堰は「東山水上を行く」と答えた。
山は泰然として動かない象徴。その山が動き、川の水面を流れ行くとは、
人の常識や分別を超えたところにこそ、真の悟りの境地はあると諭したという。

<11月24日>
6:15京都着→嵯峨嵐山→常寂光寺二尊院清涼寺銀閣寺1
大徳寺二条城→17:50新幹線



*2012年銀閣寺紀行はコチラです。
 
04
 
6_201401042216112f6.jpg

                             唐門 火(花)頭窓より観る銀沙灘


<銀閣寺>

山号   東山(とうざん)
宗派   臨済宗相国寺派
寺格   相国寺境外塔頭
創建年  1490年(延徳2年)
開基   足利義政、夢窓疎石(勧請開山)
本尊   釈迦如来
正式名称 東山 慈照寺(じしょうじ)
文化財  観音殿、東求堂(国宝)
      絹本著色春屋妙葩像(重要文化財)
      庭園(特別名勝、特別史跡)

住所  京都市左京区銀閣寺町2
電話  075-771-5725    
交通  市バス「銀閣寺道」下車、徒歩5分
公式HP

*JR東海CM・そうだ京都、行こう。銀閣寺編


2012年01月08日_DSC_0182 2013年11月24日_DSC_0219

2012年01月08日_DSC_0253 2013年11月24日_DSC_0216

銀閣寺道2013年11月24日_DSC_0217 2012年01月08日_DSC_0246銀閣寺道にて



銀閣寺さんは大好きなお寺さんです。
銀閣寺道を歩くのも好きですが
それよりなにより
銀閣寺のお庭!
すばらしい・・・と私は思っています。



銀閣寺 総門2013年11月24日_DSC_0151
                                         銀閣寺総門


総門をくぐる前からドキドキしています。
銀閣寺垣が楽しみです。


銀閣寺垣2013年11月24日_DSC_0152
                                           銀閣寺垣


いつも銀閣寺を訪れると
一体どのような作庭家がこの庭をつくったのかしら
と考えてしまいます。

総門を入ると細い道の左右に背の高い生垣があらわれます。
薮椿、樫、クチナシ、山茶花が使われた青い壁。

意表をついた見事なデザインです。
が、境内のお庭に比べれば、この意匠はまだまだです。

2013年11月24日_DSC_0154
                                            庫裏前


唐門を抜けると、



銀閣寺銀沙灘2013年11月24日_DSC_0210
                                     銀沙灘(ぎんしゃだん)


銀閣寺銀沙灘2013年11月24日_DSC_0160



いったい全体これはなんだ!

そう思うのが普通ではないでしょうか。
でも
素晴らしいと感動してしまう。

不思議です。

今現在この銀沙灘を管理している造園家がテレビで
「何年もこの庭を管理していますが、するほどに
どういう意図で造られたか、わけがわかりません。」
と仰ったのを聞いたのですが、とても素直な意見だし
奥が深い意見でもあるなあ。
と、
思ってしまいました。

この銀沙灘の向こうには


銀閣寺2013年11月24日_DSC_0207



向月台と観音殿(国宝)が見えます。


銀閣寺向月台2013年11月24日_DSC_0213
                                     向月台(こうげつだい)


まるでプリンのような
向月台。


摩訶不思議な光景です。


私などは、
この摩訶不思議な光景を見ると
スピルバーグの、未知との遭遇の「山」
を思い出してしまう。

そのような未知なる風景が
この銀閣寺の庭です。


この作庭は江戸時代と言われていますが、
作者知らずです。

この庭、本当に凄い意匠だと思います。
抽象の極致です。



銀閣寺銀沙灘2013年11月24日_DSC_0167



                                         つづく

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<11月24日>
6:15京都着→嵯峨嵐山→常寂光寺二尊院清涼寺銀閣寺1
大徳寺二条城→17:50新幹線

 
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2012年01月08日_DSC_0232銀閣寺 銀沙灘
                                        銀閣寺 銀沙灘



京都で好きなお寺さんといえば
銀閣寺がすぐに思い浮かびます。

有名な銀沙灘と向月台の作庭のモダンなこと。

すばらしいの一言です。

10月24日Bs11の「京都国宝浪漫」は
銀閣寺の特集でした。

見ないわけありません。
圧巻だったのは

国宝観音殿2階の潮音閣内部の仏堂が
画面に映し出されたことです。

潮音閣内部はまさに漆黒です。

黒漆で塗りこめられています。


銀閣寺 観音殿内部2013年10月24日_DSC_0856


その漆黒が鏡の役割を果たしています。


銀閣寺 観音堂内部2013年10月24日_DSC_0855



銀閣寺 観音堂内部2013年10月24日_DSC_0853



みごとです。
非公開なので拝観はかないませんが
テレビだとしても幸せです。



2012年01月08日_DSC_0220銀閣
                                         銀閣寺観音殿






                                                *2012年1月8日銀閣寺紀行

 
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金地院開山堂2013年08月15日_DSC_0164
                                       金地院開山堂


寺格  南禅寺塔頭 
宗派  臨済宗南禅寺派
創建年 応永年間(1394年~1427年)
開基  足利義持
本尊  地蔵菩薩坐像

住所  京都市左京区南禅寺福地町86-12
電話  075-771-3511
交通  蹴上駅(京都市営地下鉄 東西線)下車、徒歩5分


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       以心崇伝像 狩野探幽


南禅寺歴代住職の中で最も有名なのは
270世住職以心崇伝(いしん すうでん)。

「黒衣の宰相」ともいわれたのですから
いかにもやりてです。

その崇伝が住んだのが、金地院であり
祀られているのが金地院開山堂です。

正面に安置されているのが
崇伝の肖像彫刻。
左右に十六羅漢像が
安置されています。


南禅寺金地院2013年08月15日_DSC_0162


崇伝は、
徳川家康の信任が篤く幕政にも関り、
俗説では豊臣家滅亡へとなだれこむ
方広寺鐘銘事件(国家安康の鐘銘文)を
画策したといわれています。(注1)

のちに僧録(注2)に任命され、その役職は
幕末まで金地院の住職が担うことに
なります。


金地院開山堂2013年08月15日_DSC_0163





南禅寺金地院2013年08月15日_DSC_0165
                                            鶴亀の庭


南禅寺金地院2013年08月15日_DSC_0166
           方丈より前庭をのぞむ 中央の板石:遥拝石 右手の石群:亀島


崇伝が徳川家光のために作らせたこの庭は
小堀遠州作といわれる資料が残る唯一の庭です。
桃山時代の風格を備えた
江戸初期の代表的枯山水庭園です。

中央の遥拝石は東照宮を礼拝するための石です。
その左右に鶴島と亀島が配置されています。


2013年08月15日_DSC_0170
                                              鶴島




南禅寺金地院方丈2013年08月15日_DSC_0169
山岡鉄舟の書「布金道場」の額



南禅寺金地院2013年08月15日_DSC_0168



2013年08月15日_DSC_0171



今回の見仏を前に私が一番期待していたのが
金地院のご本尊、延命地蔵菩薩坐像の拝観でした。



7月30日のことです。
いつも楽しみに観ているテレビ番組
BS朝日「京都1200年の旅」は
南禅寺金地院をうつしだしていました。

お仏像好きの私は禅寺にはあまり興味がありません。
なぜならば禅寺は、寺構えや天井やら襖やら庭には
心をくだいても、
私からすると、お仏像にはあまり心を寄せていない。
そういう思いがあるのです。
端的にいえば
「いいお仏像をお持ちでない」。
に、つきます。
      禅寺さんごめんなさい。

そういう私が、「京都1200年の旅」を観ていると

え!?
もしかして慶派。
と、
思える、
「きれいなお顔と豪奢な装飾・衣を身に付けたお地蔵さま」
が、画面に映し出されました。

これは、是非是非金地院に行き、
拝観させていただかねば。


翌日には金地院に電話し拝観の是非を問うと
「いつでも拝観出来る」旨を聞き
安心して金地院へ向かったのでした。

が、
当日拝観は不可とのこと。
なんと電話で予約をしないといけなかったとのこと。
ならば
電話したときに教えてくださればよいのにと、
思ってもあとの祭です。

方丈内部に入ることは願わず。


南禅寺 金地院本尊2013年08月13日_DSC_0056
                   金地院本尊 延命菩薩坐像(テレビの画像より)




2013年08月13日_DSC_0060
                            方丈襖絵 長谷川等伯 猿猴捉月図




予約して拝観出来るのは
方丈内部
茶室「八窓席」
    ↑小堀遠州デザイン

です。
方丈には狩野探幽の襖絵なども
見られるようです。


この金地院は近いうちに再度訪れようと思っています。

                                   ←
                                  前回 金地院東照宮
en1参考en1

<注1:方広寺鐘銘事件>
徳川家康の勧めにより、秀吉が建立し、
地震で倒れたままになっていた方広寺の大仏殿を
豊臣秀頼が再建することになった。
慶長19年(1614)に
その梵鐘の銘が入れられたときになって、
家康はその文言に重大な言いがかりをつけたのである。
「国家安康」という句は家康の名を切ったものであり、
「君臣豊楽、子孫殷昌」は豊臣を君として子孫の殷昌を楽しむ、
と解釈し、徳川を呪詛して豊臣の繁栄を願うものだと激怒。
これによって
大阪冬の陣勃発。

この「国家安泰」と刻まれた梵鐘は
豊国神社に隣接する方広寺に現存します。
方広寺 鐘2013年08月17日_DSC_0466

<注2:僧録>
室町時代、諸寺の人事、訴訟などを
統括する僧録司の制度が置かれたが
江戸幕府の1615年にこの制度は廃止され、
幕府の直接支配となる。
が、
4年後、南禅寺の崇伝に金地院僧録が拝される。
以来金地院は、「金地院寺大名」と呼ばれ、
僧録は、幕末期1868年まで続く。


<特別拝観>
要電話予約 下記時間帯
9時半、10時半、11時半、1時半、2時半、3時半
拝観料 1100円


<大徳寺 龍源院 一枝坦>
龍源院 一枝坦(いっしだん)

小堀遠州作の江戸初期の代表的枯山水よりも
私自身は大覚寺の作庭の方が大胆かつ
繊細で好きです。

大徳寺龍源院
大徳寺瑞峯院

en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺→京都博物館


 
28
 
2013年08月15日_DSC_0137



寺格  南禅寺塔頭 
宗派  臨済宗南禅寺派
創建年 応永年間(1394年~1427年)
開基  足利義持
本尊  地蔵菩薩坐像

住所  京都市左京区南禅寺福地町86-12
電話  075-771-3511
交通  蹴上駅(京都市営地下鉄 東西線)下車、徒歩5分



金地院は南禅寺の塔頭のひとつですが
葵の紋でわかるように由緒ある子院です。


金地院明智門2013年08月15日_DSC_0139
                             明智門


本坊前の受付で拝観料を払い順路の矢印どおり
歩くと明智門がまずあらわれます。

この小ぶりな門は明智光秀が
母親を弔うために黄金1000枚をもって
菩提寺である大徳寺に建立したものです。

明治のはじめに大徳寺より売却され移築されました。



この門をくぐり
道なりに進むと
金地院東照宮の参道にでます。


2013年08月15日_DSC_0142



金地院東照宮2013年08月15日_DSC_0145


この石灯籠は
なんとなく「艶めかし」くないですか?
そのうえ竿のわりに笠が大きくて
バランスが悪い。

気になる白マムです。



金地院東照宮2013年08月15日_DSC_0143
                     金地院東照宮 参道


この参道は写真で見知っており
雰囲気のよさに
とても期待していました。
実際、
緑におおわれた石畳に鳥居。
素敵なのですが
管理のおじさんがずっと鳥居のところで
水をまいていて・・・。

お仕事だから仕方ありませんね。




金地院東照宮2013年08月15日_DSC_0146
                             1628年創建 金地院東照宮 拝殿





2013年08月15日_DSC_0152



この東照宮には家康の遺髪と念持仏が祀られ、

創建当初は諸堂完備し輪奐(りんかん:建築物が広大で立派という意味)
の結構さは日光東照宮に比すべきものであったと云う(パンフレットより)。

京都唯一の権現造様式です。



南禅寺金地院東照宮2013年08月15日_DSC_0153
                   拝殿正面中央の装飾


↑この装飾!
400年前のデザインです。
いいですねえ。
これが観たかったといっても過言ではありません。


正面の飾りの左右↓



金地院東照宮2013年08月15日_DSC_0150


金地院東照宮装飾2013年08月15日_DSC_0151



拝殿北側の装飾↓

南禅寺金地院東照宮2013年08月15日_DSC_0156


金地院東照宮装飾2013年08月15日_DSC_0155



建物の中には、三十六歌仙の額がかかげられ、
天井に狩野探幽作の「鳴き龍」が描かれています。




金地院東照宮2013年08月15日_DSC_0154



2013年08月15日_DSC_0160


北側の本殿は陽が当らないせいでしょうか、
きれいに彩りが残っています。


もう一度
正面にもどり
東照公の残された言葉を
かみしめてこの場を去ります。


35.jpg


東照公遺訓

一. 人の一生は重荷を負て遠き道を行くが如し、いそぐべからず。
一. 不自由を常とおもえば不足なし。
一. 心に望み起らば困窮したる時を思ひ出すべし。
一. 堪忍は無事長久の基、怒は敵と思へ。
一. 勝事ばかり知りて、負けることを知らざれば、害その身にいたる。
一. 己を責めて人をせむるな。
一. 及ばざるは過ぎたるよりまされり。



なかなかできることではありませんね。

次は開山堂および方丈を案内いたします。

                         →
                        次回 開山堂・方丈
                        *カバ屋印マムの素と合わせてご覧いただければ幸いです。
en1参考en1

<注1:東照宮>
東照大権現たる徳川家康を祀る神社をいいます。

江戸幕府によって建立された日光、久能山などをはじめとして、
各地の徳川・松平一門大名家、さらには譜代大名や徳川家と
縁戚関係がある外様大名家も競って建立し、
全国で500社を超える東照宮が造られた(ウィキペディアより)。

*全国東照宮連合会ホームページ


瀧山東照宮(愛知県岡崎市瀧山寺境内)
滝山寺 017


en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺→京都博物館


 
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南禅寺水路閣2013年08月15日_DSC_0125




せっかく南禅寺を訪れたのですから
境内端を通る
サスペンスドラマ山村美紗ご用達の


水路閣へ。



この水路閣は今も現役で
アーチの上を琵琶湖の水が流れています。

水路閣(素敵なネーミングですよね)は
琵琶湖疎水という、琵琶湖から京都に水をひく水路の
橋(水道橋)です。

アーチがいかにも「閣」という感じです。
明治18(1885)年に着工され、5年後の  
明治23(1890)年に完成。

煉瓦も木材もすべて京都のもの。
地産地消です。

明治維新で荒廃した京都はこの
運河の成功が原動力となり
現在の京都の基礎ができたといわれて
います。




南禅寺水路閣2013年08月15日_DSC_0121





2013年08月15日_DSC_0122
                                     posted by (C)poco


 

                  反省
                  今回、写真が少ないのは暑さにやられてしまった
                  ことと友人連れだったということ。
                  いつものように
                  あっちに上り、こっちにしゃがみ、そっちにまわりこむ
                  などというましらの如く動けずこのていたらくです。
                  いずれリベンジ

en1参考en1

<注1:疏水>
他の水源から水を引く目的で造られた水路のこと。

*琵琶湖疏水についてのウェブ



en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺→京都博物館


 
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南禅寺三門2013年08月15日_DSC_0097
                               南禅寺三門posted by(C)poco

正式名称 太平興国南禅禅寺

山号  瑞龍山 
宗派  臨済宗南禅寺派
創建年 正応4 年(1291年)
開基  亀山法皇、無関普門(開山)
本尊  釈迦如来

住所  京都市左京区南禅寺福地町86
電話  0747-24-0065
交通  蹴上駅(京都市営地下鉄 東西線)下車、徒歩5分

公式ホームページ
*三門拝観料500円


南禅寺三門2013年08月15日_DSC_0109


歌舞伎の楼門五三桐で石川五右衛門の
「絶景かな絶景かな……」という名科で
有名な三門がこの南禅寺です。


「三門」とは「三解脱(さんげだつ)門」の
略で、通常は禅宗の本山等に見られる二重門のこと
です。例外的に知恩院や増上寺・金戒光明寺などの
浄土宗の寺院にもあります。(注1)


2013年08月15日_DSC_0103

南禅寺三門2013年08月15日_DSC_0101 2013年08月15日_DSC_0104


三門の楼上には500円の拝観料を払うと
登楼できます。
急階段ですから気をつけてください。
着物の方はやめた方がいいかな・・・。

   妙心寺三門を着物姿の老婦人が上って
   いらっしゃたのを見かけたことあります。
   見苦しかったなあ。(注3)

楼の内陣には宝冠釈迦座像が安置され
左右に善財童士や十六羅漢さんが
ずらりおいでです。

小さな窓から拝観することができます。




南禅寺本堂2013年08月15日_DSC_0110
                                           南禅寺法堂


法堂と書いてハットウと読みます。
法式行事や公式の法要が行われる場所であり、
南禅寺の中心となる建物です。


2013年08月15日_DSC_0116
                              内部


49.jpg
                           天井 幡龍




さて
この南禅寺拝観で
私が注目したのは↓ です。



南禅寺 雨龍 2013年08月15日_DSC_0114


法堂前の香炉にほどこされた寺紋です。


南禅寺 雨龍2013年08月15日_DSC_0111


入れ違い雨龍です。(注3)


イレチガイアマリュウと読みます。

これは滋賀竹生島神社(都久夫須麻神社)のご神紋
と同じです。
見かけるのは2度目。
とても珍しいように思います。

雨龍は龍になる前の姿といわれています。
故に大器晩成の意味があるとも、あるいは
水神ともいわれています。


期せずしてこの雨龍に南禅寺であえるとは!
かなり興奮すり白マムです。




en1参考en1

<注1:三門>
三解脱(さんげだつ)とは悟りに至る三つの
境地のこととされ、「空」・「無相」・「無作」の
三種と言われます。

 空・・・・こだわらない
 無相・・・比べない(比較対象しない)
 無作・・・煩悩に捉われない

<注2:妙心寺三門>
京都妙心寺 三門
                                        妙心寺 三門


<注3:雨龍>
龍は、麒麟、鳳凰、亀とともに中国では四瑞(シズイ)として尊ばれ
ています。
龍は霊力が非常に強く天子そのものの象徴とされてきました。
その超自然な能力のためかえって災いをもたらすために
民間には使用されてはきませんでした。
そのかわりというと語弊がありますが、
龍の紋には龍と雨龍の2種類があり、雨龍が家紋として使われています。

雨龍の意匠は極めて抽象的でデザイン化されており
写実的な龍とは正反対です。

この雨龍は、完全な龍になる前の姿、あるいは水神ともいわれており
「秘めたる力を持つ」あるいは「大器晩成」を意味するようです。

読み方は
アマリョウ、アマリュウ、ウリュウと
定まってはいません。
私はアマリュウと読んでいます。

<竹生島神社 神紋  入れ違い雨龍宝珠>
竹生島神社 神紋2013年01月13日_DSC_024811


en1食事情報en1

湯豆腐 順正2013年08月15日_DSC_0096 順正2013年08月15日_DSC_0087
                                         順正3000円コース

南禅寺といえば湯豆腐です。
老舗といわれるのは奥丹と順正です。
グルナビで調べると奥丹の方は賛否両論、
評価がかなりわかれるので順正を選びました。

真夏ということもあり店は空いており
接客に不愉快なこともなく
運ばれてくる料理もゆっくり食べることが
出来ました。シーズン時や土日は30分は
待つようですし、接客も荒っぽくなるようです。
観光地なので仕方ありませんね。

湯豆腐は3000円~で、3000円コースで十分です。
6000円からの会席になると、ワンランク上の
お座敷になりますが、椅子式のダイニングも
窓からお庭がよく見えてなかなかよいものでした。

エアコンがとてもよく効いており、真夏の順正は
穴場だと思います。
味は、ものがもの、湯豆腐ですからとびきりおいしい
ということはありません。
順正hp

en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺→京都博物館


 
02
 
2金戒光明寺013年04月28日_DSC_0127
                                      金戒光明寺 高麗門


住所  京都市左京区黒谷町121
電話  075-771-2204
交通  京都駅より市バス100番、岡崎道下車 徒歩5分
    
山号  紫雲山 
宗派  浄土宗
創建年 1175年(承安5年)
開基  法然
本尊  阿弥陀如来

別称  黒谷、白河禅房

公式ホームページ
ブログ

金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0125


金戒光明寺は今ちょっとしたブームの
ようです。
仕掛け人はNHK大河ドラマ。
この地にはお江の供養塔あり、
そして
幕末の京都守護職を務めた
会津藩主・松平容保(まつだいらかたもり)
が本陣を構えた寺で、新選組誕生の地です。。

と、
いいましても私のお目当ては
伝運慶作といわれる文殊菩薩様の
拝観です。

  拝観したこの日(4月28日)は
  午前中は奈良五条の栄山寺拝観、
  午後は2時から京都武道センターにて
  合気道稽古というスケジュールのため、
  武道センターのすぐ近くである黒谷さん
  をその合間をぬって訪れました。

  そういうわけで今回の拝観は
  殆ど下調べをしておらず
  駆け足でありいつものように
  じっくりと散策したわけでは
  ないことを明記しておきます。


金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0113

伝運慶作の文殊さんはこの石段の先の
文殊塔(三重塔)においでだったのですが
現在は御影堂に祀られています。

御影堂に行く前にまず文殊塔を見たい!
と、
墓地の中の石段を歩きます。

あっ!


金戒光明寺 五刧思惟阿弥陀如来坐像2013年04月28日_DSC_0114


カリフラワーではありません。

お江や会津云々よりも
このところ
いろんな方のブログ取り上げられている
アフロ菩薩こと
五刧思惟阿弥陀如来坐像(注1)。
ごこうし(ゆ)いあみだにょらいざぞうと
読みます。


最近の黒谷さんのマスコットキャラクターです。
本当は、どなたかの墓石なのです・・・。



金戒光明寺 五刧思惟阿弥陀如来坐像2013年04月28日_DSC_0106


申し訳ないと思いながら
やはり楽しくて、写真を沢山
撮らせていただきました。


2金戒光明寺 五刧思惟阿弥陀如来坐像013年04月28日_DSC_0105


この頭。
まさにアフロヘアです。

本当は、
このように髪が伸びてしまうほど
永い永い永い間、衆生を救うべく思惟を
めぐらされたことをあらわしているといいます。

この五劫(注2)は、時間の単位で、
落語の「寿限無」にでる五劫と同じです。
 
     寿限無 寿限無 五劫の摺り切れ海砂利水魚の・・・

ちょっとした人気スポットです。
文殊塔への石段の脇なのですぐにおわかりになると
思います。


金戒光明寺 文殊之塔2013年04月28日_DSC_0108



金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0110


骨組みのしっかりした
堂々とした文殊塔(三重塔)です。

伝運慶の文殊菩薩様は
獅子にのってここにおいでだったのです。

それでは
その文殊様を拝観に御影堂にまいりましょう。


金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0116 金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0117 

金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0119 金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0120



金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0118
                                              御影堂


京都のお寺さんは奈良のお寺さんに比べて
だいたいにおいてつくりが大きいです。
この御影堂も大きい・・・。

悲しいことに
あまりに文殊菩薩様は遠く遠く
お顔が見えない。
それどころか
身体も見えない。

写真で見るかぎり、運慶作と思うのですが。
このお顔のきりりとしたところはいかにも
運慶のような気がするのですが。
お獅子の表情もいいですし・・・。

37.jpg

建物が大きいので、
嫌な予感がしたのですが、その予感は
あたりました。
が、
全体像がくっきりと浮かんできただけでも
幸せでした。

でも
やはり
細かな意匠がみたかったですね。


金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0123


巷で話題のアフロさんに
お会いできただけでも幸いでした。

この黒谷さんにいたのは20分くらい
だったでしょうか。
雑な報告になってしまいました。





金戒光明寺 ご朱印2013年05月02日_P5020416



en1参考en1

<注1:五刧思惟阿弥陀如来坐像>
五刧思惟阿弥陀如来坐像で有名なのは
東大寺勧進所阿弥陀堂と
東大寺の末寺の五刧院の
如来様です。

東大寺勧進所阿弥陀堂 五刧思惟阿弥陀如来
東大寺勧進所阿弥陀堂 五刧思惟阿弥陀如来 posted by (C)poco


奈良五劫院 五劫思惟阿弥陀菩薩
奈良五劫院 五劫思惟阿弥陀菩薩 posted by (C)poco

↓こちらの如来様は大和郡山の洞泉寺に
拝観にいったおりにお目もじした如来様です。

洞泉寺本堂
洞泉寺本堂 posted by (C)poco


<注2:劫>
「劫」というのは時間の単位をあらわし、
一劫とは、
「40里立方の大きな石に、天女が3年に1度舞い降りてきて、
衣でその石を撫でる。それを繰り返して、
その大きな石が擦り切れて無くなるまでの時間」ということです。

五劫はその5倍ですから永遠とおもわれるくらいの永い歳月です。


<五劫仏についての拙ブログ>
思惟山五劫院のアフロ阿弥陀仏
奈良の古寺と仏像

en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線




 
21
 
2013年01月13日_DSC_0263
                                          知恩院 三門


<華頂山知恩院


山号    華頂山(かちょうざん)
宗派    浄土宗
創建年   承安5年(1175年)
開基    法然
本尊    法然上人像(本堂)
      阿弥陀如来(阿弥陀堂)
正式名称  華頂山 知恩教院 大谷寺

住所    京都府京都市東山区林下町400
電話    075-531-2111
交通    京都市営バス206「知恩院前」下車

拝観時間   9時~16時30分(受付16時00)         
三門楼上特別公開拝観料 800円
*三門楼上特別公開1月10日~3月18日(2013年の場合)
 楼上公開受け付けは15時30分までです
*御影堂は大修理がおこなわれており平成30年まで拝観はできません。
公式ホームページ



2013年01月13日_DSC_0262



知恩院の三門はいつ見ても大きい。

   一般には寺院の門を称して「山門」と書くのに対し、
   知恩院の門は、「三門」と書きます。
   これは、
   「空門(くうもん)」
   「無願門(むがんもん)」
   という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を
   表わす門(三解脱門:さんげだつもん)を意味しています。

                         知恩院ウェブより


知恩院三門2013年01月13日_DSC_0259


今回、この三門特別公開のために知恩院を訪れました。
前回訪れた時は楼上公開受け付けが15時30分ということを
知らず3時40分に到着し無念な思いをしたものです。


四の五の言わず、
楼の内部をお見せしましょう。




知恩院三門内2013年01月13日_DSC_0261


中央には釈迦如来座像、脇侍2体。左右に8体ずつ十六羅漢像。
内部装飾の画工は狩野探幽をはじめとする狩野派。
柱、壁、天井とすきまなく描かれています。

残念なことに内部は撮影不可。
薄暗くペンライトで照らしていただかないとよくみることは
できません。
しかし雰囲気はつかめます。
荘厳でいてあでやかです。

    上記の写真は境内に掲示されていた
    ポスターを撮ったものです。


2013年01月13日_DSC_0265

↑てっきり宝珠だと思っていましたら
蓮を逆さにしたものだそうです。


2013年01月13日_DSC_0271
                              阿弥陀堂本尊 阿弥陀如来座像

阿弥陀堂にかかる勅額は「大谷寺」と書かれた
後奈良天皇の宸筆です。
 ↑あとで知ったために大写ししておらず残念です。



2013年01月13日_DSC_0272


金色に輝く阿弥陀様はとてもたっぷりとされた
豊かなお仏像です。



2013年01月13日_DSC_0276

徳川家康、秀忠、家光の三代の霊を祀っている権現堂があるうえ、
三門が徳川二代将軍秀忠公の命を受け建立されたせいでしょうか?
徳川葵の紋がみられました。    



知恩院手水舎2013年01月13日_DSC_0267
                                     阿弥陀堂前 手水舎 

 


知恩院手水舎蛙股2013年01月13日_DSC_0268
                                          手水舎 蛙股                               


2013年01月13日_DSC_0270
                                              手水鉢




駆け足の拝観になってしまいましたが
念願の三門が見られて大満足です。


2013年01月13日_DSC_0278



このあとは円山公園をぬけて八坂さんにむかいます。



en1参考en1


<2013年1月13日旅取り>
滋賀/三尾神社→三井寺→竹生島宝厳寺→京都/知恩院→八坂神社→奈良/興福寺
<1月14日旅取り>
奈良/東大寺→京都/東寺

en11月13日・14日見仏記en1

1 滋賀三尾神社 見返り兎
2 三井寺 左甚五郎の蛙股 龍
3 竹生島宝厳寺
4 竹生島宝厳寺 国宝唐門
5 竹生島神社(都久夫須麻神社)のご神紋
6 竹生島 贔屓
7 京都知恩院 三門楼上内部
8 京都名物
9 八坂神社を駆け抜ける
10奈良らしいもの
11東大寺 大仏様(だいぶつよう)の大仏殿
12東大寺 大仏殿のお仏像さまたち
13東大寺 上院へ行く前の箸休め
14東大寺 二月堂石階段 ますかけ のこと
15東大寺 二月堂手水舎の彫師相野徳兵衛
16東大寺 手向山八幡宮をさらり散策
17東大寺 ミュージアム
18京都東寺 小子房の美しい勅使門
19東寺 西院にて神獣 贔屓 にまみえる
20見仏紀行 〆 551を貪り食らふ



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gurekomom

Author:gurekomom
ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
楽天のマムの素より移転してきました。こちらに収められてない神社仏閣がたくさん記録されています。
https://plaza.rakuten.co.jp/cotton12/
またカバ屋印では日常のてんやわんやぶりを公開しています。
http://pocomom12.blog.fc2.com/

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