白マム印 日本のこと日本のもの

 
28
 
前回小子房勅使門
東寺灌頂院 PB010104
                                      東寺 灌頂院





東寺灌頂院
                            灌頂院は建物も撮影不可でした



灌頂院は
小子房の南隣にあります。
南門に近く、正面に東寺の鎮守の
八幡様が鎮座されています。

このお堂は1月8日~14日と
4月21日(旧暦の3月21日)
弘法大師 空海が入定した日に
公開されます。

しかし堂宇のなかにはいることは許されません。


この灌頂院は
講堂や金堂のように有名ではありませんが
真言密教の秘儀を執り行う重要なお堂といえます。

   < 秘儀 >
  ・後七日御修法ごしちにちみしほ(1月8日~14日)
  ・伝法灌頂でんぽうかんじょう
  ・.正御影供しょうみえく(4月21日)

2015年秋
10月30日~11月25日の間、
東寺の本尊、金堂の薬師如来坐像の台座を支える
十二神将を
この灌頂院で初公開となりました。



P1282146.jpg
                     本尊 薬師如来坐像 と 台座の下の十二神将





東寺灌頂院 十二神将 PB010101
                                             十二神将



灌頂院の内部は
装飾がなく
堂々としたというか武骨といって
よいような森とした造りで
大きな空間を作っていました。




P1282149.jpg
                                子神将



照明は薄暗いのですが
照明が工夫されており
荘厳だけれど博物館にいるよう雰囲気さえも
感じました。
その中で
薬師如来の守護神である十二神将を
間近にて拝観することができました。



灌頂院の正門の真向かいには
東寺の鎮守、八幡宮が鎮座されています。



東寺 鎮守 八幡 PB010102
                                     寺 鎮守 八幡




PB010103




境内には市がたっていました。


東寺 金堂 PB010117



これが有名な弘法市かと
正直いいますと落胆しました。

バッタもんだらけ。


東寺ぼろ市 PB010099



しかしこれは大きな誤解で、
有名な東寺の弘法市は毎月21日。

これは
毎月第一日曜日に行われる
がらくた市でした。

なるほど、
白マムの目は確かでした。



PB010118



ご本尊がおられる金堂は東大寺の大仏殿を思わせる
重厚な建物で、白マムの好きな建物です。

京都は室町時代に勃興した禅寺が多くて
私には物足りない。

やはり東寺のもつ歴史の重みはいいものです。


さて

西院に入って
贔屓にしている贔屓(注1)さんを
拝んで泉涌寺塔頭へとまいります。



東寺 大師堂の贔屓 PB010110
                                            西院 贔屓




en1参考en1

東寺オフィシャルサイト
*弘法市 毎月21日
*がらくた市 毎月第一日曜日
<注1:贔屓>
中国の伝説によると、贔屓は龍が生んだ9頭の神獣・竜生九子のひとつで、
その姿は亀に似ている。重きを負うことを好むといわれ、
そのため古来石柱や石碑の土台の装飾に用いられることが多かった。
日本の諺「贔屓の引き倒し」とは、
「ある者を贔屓しすぎると、かえってその者を不利にする、
その者のためにはならない」という意味の諺だが、その由来は、
柱の土台である贔屓を引っぱると柱が倒れるからに他ならない。
         *上記はウィキペディアより*

ご贔屓という言葉もこの贔屓からきています。
下積みの役者さんをファンが支えるということです。

201301191609013bd_20160128183116d3e.jpg
                     竹生島の贔屓(許可を得ての撮影 転載不可)

< 東寺境内図 >
2



en1掲載en1

                                      
2015年11月1日
1 東寺(教王護国寺)五重塔の邪鬼・力士
2  東寺(教王護国寺)講堂の背面は初公開(2015 秋 特別拝観 )
3 東寺 小子房  (2015 秋 特別拝観 ) 1
4 東寺 小子房 2  勅使門解体新写
5 東寺 灌頂院・十二神将 (2015 秋 特別拝観 ) 
6 泉涌寺 塔頭 1 即成院 「極楽浄土を奏でる仏像のオーケストラ」
7 泉涌寺 塔頭 2 悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像
8 泉涌寺 塔頭 3 戒光寺 驚きの丈六釈迦如来像
9 妙法院門跡 蓮華王院三十三間堂本坊の普賢菩薩
10 新日吉神宮 (いまひえじんぐう)
11 京都 平成知新館  京を彩る 琳派

2015年11月2日
1 法隆寺 上御堂(特別開扉 11月1日~11月3日のみ)
2 高野山金剛峯寺 大門 九度山より町石道を行く
3 高野山 霊宝館
4 高野山 最強のまじない秘法に十字羯磨(ジュウジカツマ)
5 高野山 橋本警察署 高野幹部交番
6 高野山大師教会 破風飾り解体新写

2015年11月3日
1 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 序
2 光台院(高野御室別格本山 光臺院)のすべて 2 本堂破風飾り
3 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 3 快慶作阿弥陀三尊像
4 光台院 (高野御室 別格本山光臺院)のすべて 5 本堂破風飾り
6 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 4  重森三玲の曲水の庭
7 高野山真言宗 総本山金剛峯寺、金剛峯寺
8 高野山 金剛峯寺1 正門解体新写
9 高野山 金剛峯寺2 下門解体新写
10  高野山 金剛峯寺3 大玄関解体新写
11  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 1 中門~西塔
12  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 2 孔雀堂~根本大塔~東塔
13 高野山 奥之院
14 高野山 遍照光院 破風飾り解体新写



en1足取りen1

2015年11月1日
東京→京都→東寺(五重塔、金堂、講堂小子房1小子房2灌頂院)→
泉涌寺塔頭(即成院悲田院戒光寺)→三十三間堂本坊妙念院
三十三間堂→新日吉神宮京博(琳派展)
奈良
11月2日
奈良→法隆寺(上御堂、金堂、講堂、五重塔、大宝蔵院)→
高野山霊宝館街並み橋本交番大師協会→赤地蔵→金剛峯寺→光台院→
11月3日
光台院・破風飾り快慶三尊本堂外観重森三玲
金剛峯寺、金剛峯寺建築詳細・正門下門大玄関
根本大塔奥之院遍照光院→東京




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27
 
前回 小子房1                                   次回 灌頂院
2013年01月14日_DSC_0526
                                    小子房 勅使門


東寺小子房勅使門
境内より外観が拝観できます。


東寺小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0542



場所は、西院と称される大師堂(注1)の
並び、金堂の西面裏手です。

昭和9年、京都府技師の安間立雄の作と
推察されており

先輩府技師、亀岡末吉(大正十一年に他界)
の影響を受けているといえます(注2)。

このような透かし彫り、モダンな意匠は
「亀岡式」とよばれています。

東寺 小子房勅使門 2013年01月14日_DSC_0525





東寺小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0537


勅使(天皇家)を意識した菊の透かし彫り。





東寺小子房 勅使門の蛙股 2013年01月14日_DSC_0531

下 蛙股(蟇股)と 上 笈形(大瓶束の左右に装飾がついたもの)



2013年01月14日_DSC_0536
                                              蟇股





東寺小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0534

↑門の下方。

モダンでオリエンタルな意匠です。
大正から昭和初期はアールデコ等の
ヨーロッパの意匠が好まれて
多用されていますが、

19319061521_5fd52e8eed.jpg




葡萄唐草文(ぶどうからくさもん)は
薬師寺の薬師如来台座にもみられますから
アールデコというより
いにしえよりの意匠といえるのではないでしょうか。



2013年01月14日_DSC_0539




東寺 小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0547


↑表(外部)より拝観した勅使門。

東寺 小子房 勅使門 唐門 PB010072

↑内部(庭より)の勅使門。

                                                       次は灌頂院

en1参考en1

<小子房の読み>
ショウシボウ
コシボウ
どちらでもかまいません。


<注1:大師堂 >
西院 大師堂(御影堂)
2013年01月14日_DSC_0562

<注2:亀岡安吉
亀岡安吉 設計 仁和寺勅使門
18955584_624_v14534647721.jpg

*拙ブログ 仁和寺勅使門は凄い!

< 東寺境内図 >
2

en1掲載en1

                                      
2015年11月1日
1 東寺(教王護国寺)五重塔の邪鬼・力士
2  東寺(教王護国寺)講堂の背面は初公開(2015 秋 特別拝観 )
3 東寺 小子房  (2015 秋 特別拝観 ) 1
4 東寺 小子房 2  勅使門解体新写
5 東寺 灌頂院・十二神将 (2015 秋 特別拝観 ) 
6 泉涌寺 塔頭 1 即成院 「極楽浄土を奏でる仏像のオーケストラ」
7 泉涌寺 塔頭 2 悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像
8 泉涌寺 塔頭 3 戒光寺 驚きの丈六釈迦如来像
9 妙法院門跡 蓮華王院三十三間堂本坊の普賢菩薩
10 新日吉神宮 (いまひえじんぐう)
11 京都 平成知新館  京を彩る 琳派

2015年11月2日
1 法隆寺 上御堂(特別開扉 11月1日~11月3日のみ)
2 高野山金剛峯寺 大門 九度山より町石道を行く
3 高野山 霊宝館
4 高野山 最強のまじない秘法に十字羯磨(ジュウジカツマ)
5 高野山 橋本警察署 高野幹部交番
6 高野山大師教会 破風飾り解体新写

2015年11月3日
1 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 序
2 光台院(高野御室別格本山 光臺院)のすべて 2 本堂破風飾り
3 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 3 快慶作阿弥陀三尊像
4 光台院 (高野御室 別格本山光臺院)のすべて 5 本堂破風飾り
6 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 4  重森三玲の曲水の庭
7 高野山真言宗 総本山金剛峯寺、金剛峯寺
8 高野山 金剛峯寺1 正門解体新写
9 高野山 金剛峯寺2 下門解体新写
10  高野山 金剛峯寺3 大玄関解体新写
11  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 1 中門~西塔
12  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 2 孔雀堂~根本大塔~東塔
13 高野山 奥之院
14 高野山 遍照光院 破風飾り解体新写



en1足取りen1

2015年11月1日
東京→京都→東寺(五重塔、金堂、講堂小子房1小子房2灌頂院)→
泉涌寺塔頭(即成院悲田院戒光寺)→三十三間堂本坊妙念院
三十三間堂→新日吉神宮京博(琳派展)
奈良
11月2日
奈良→法隆寺(上御堂、金堂、講堂、五重塔、大宝蔵院)→
高野山霊宝館街並み橋本交番大師協会→赤地蔵→金剛峯寺→光台院→
11月3日
光台院・破風飾り快慶三尊本堂外観重森三玲
金剛峯寺、金剛峯寺建築詳細・正門下門大玄関
根本大塔奥之院遍照光院→東京

 
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232669460_624_v1453220030.jpg
                                             小子房 勅使門


東寺 小子房の勅使門には
訪れる度に
うっとりとしばし佇みます。

2015年秋の特別公開は
小子房の中も公開されました。

2013年01月14日_DSC_0518
                          この写真は2013年01月14日撮影


上記の画像は2013年の1月に正門より撮った
ものです。
門帳には寺紋の八雲があしらわれて
います。

2015年11月1日の小子房は

東寺 小子房 PB010066



緋毛氈に菊の花と
正面に生けられた立花が
とても華やぎ
そして高貴な空気を
醸し出していました。


東寺 小子房  玄関 PB010069


立花の後ろのついたてには
八雲の寺紋がみえます。


東寺 寺紋 八雲 PB010068


私見ですが
真言宗のお寺さんのお坊の正面玄関は
洗練されていると思います。

玄関自体が床の間のようです。

                  光台院 玄関 PB030535
                                   光台院 玄関



玄関の破風の笈形は
とても優美です。
お公家さんっぽいというと
語弊があるでしょうか?

東寺 小子房 笈形 PB010067
           小子房 正面玄関 笈形(大瓶束の左右に装飾があるもの)

小子房は、
鎌倉時代に真言密教の修行道場として建てられたものですが、
南北朝時代に足利尊氏が光厳上皇を奉じて都入りした際に
上皇の御所として使用されました。

現在の建物は昭和9年に再建されたもので、
総檜造り、ふすま絵は堂本印象画伯によるもので、
庭は、山県有朋の山荘を作庭した
七代小川治兵衛
の作です。


東寺 小子房 PB010089
                                           小子房


上写真の破風↓

東寺小子房 破風 PB010093



小子房内部は撮影不可です。
詳細は東寺のオフィシャルサイトを
ご覧下さればよくわかります。


庭には、不思議な
イチョウとハゼが混合した
「銀杏」の大木が目をひきます。



東寺小子房 銀杏(イチョウとハゼ) PB010088
                         東寺小子房 銀杏(イチョウとハゼ) 



この小子房の白マム的目玉は
なんといっても
勅使門です。



東寺 小子房 勅使門 唐門 PB010072
                                 東寺小子房 勅使門


この勅使門は
外(表)からいつも眺めてはため息をついて
いたのですが
今回は内部からため息をつくことができる
幸せを与えられました。



東寺 小子房 勅使門 唐門 PB010073
        下 蛙股(蟇股)と 上 笈形(大瓶束の左右に装飾がついたもの)


といっても
庭におりることは出来ず
近づくことは出来ません。
ため息はため息でも残念という意味で
思わずでてしまいました。


東寺小子房 勅使門 2013年01月14日_DSC_0542<


↑これは外より撮ったもので
外部からですと間近にて
拝観することができます。


この勅使門は
京都府技師の亀岡末吉の弟子の
やはり府技師の安間立雄の作であろうと
いわれています。



東寺小子房 勅使門 2013年01月14日_DSC_0544

勅使門ですから
天皇家の菊を意匠に取り込んで
いると思われます。

透かし彫りは亀岡の得意とするところで
安間もこの特徴を受け継いでいます。
このような透かし彫りや浮彫が多用された
様式を「亀岡式」といいます。


東寺小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0534


まるで
アールデコのようで斬新です。

大正から昭和期は
モダニズムが開花して
アールデコに代表される
外国の意匠がいたるところで
取り入れられています。

ただし、葡萄唐草文(ぶどうからくさもん)は
薬師寺の薬師如来台座にもみられますから
いにしえよりの意匠といえますね。

何度も記載しますが、
この勅使門は外部より観ることが
できます。
しかし
殆どの方が関心をしめされず
素通りです。

とてももったいないことです。

金堂の裏手にまわれば
観ることが可能ですので
どうぞご覧ください。



                                 この勅使門に関しては次回、詳細を
                                        お伝えいたします。

en1参考en1

<小子房の読み>
ショウシボウ
コシボウ
どちらでもかまいません。

<亀岡末吉作京都武徳殿の唐門>

京都武徳殿 蛙股2013年04月28日_DSC_0132
                                 京都武徳殿 亀岡末吉作



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2015年11月1日
1 東寺(教王護国寺)五重塔の邪鬼・力士
2  東寺(教王護国寺)講堂の背面は初公開(2015 秋 特別拝観 )
3 東寺 小子房  (2015 秋 特別拝観 ) 1
4 東寺 小子房 2  勅使門解体新写
5 東寺 灌頂院・十二神将 (2015 秋 特別拝観 ) 
6 泉涌寺 塔頭 1 即成院 「極楽浄土を奏でる仏像のオーケストラ」
7 泉涌寺 塔頭 2 悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像
8 泉涌寺 塔頭 3 戒光寺 驚きの丈六釈迦如来像
9 妙法院門跡 蓮華王院三十三間堂本坊の普賢菩薩
10 新日吉神宮 (いまひえじんぐう)
11 京都 平成知新館  京を彩る 琳派

2015年11月2日
1 法隆寺 上御堂(特別開扉 11月1日~11月3日のみ)
2 高野山金剛峯寺 大門 九度山より町石道を行く
3 高野山 霊宝館
4 高野山 最強のまじない秘法に十字羯磨(ジュウジカツマ)
5 高野山 橋本警察署 高野幹部交番
6 高野山大師教会 破風飾り解体新写

2015年11月3日
1 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 序
2 光台院(高野御室別格本山 光臺院)のすべて 2 本堂破風飾り
3 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 3 快慶作阿弥陀三尊像
4 光台院 (高野御室 別格本山光臺院)のすべて 5 本堂破風飾り
6 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 4  重森三玲の曲水の庭
7 高野山真言宗 総本山金剛峯寺、金剛峯寺
8 高野山 金剛峯寺1 正門解体新写
9 高野山 金剛峯寺2 下門解体新写
10  高野山 金剛峯寺3 大玄関解体新写
11  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 1 中門~西塔
12  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 2 孔雀堂~根本大塔~東塔
13 高野山 奥之院
14 高野山 遍照光院 破風飾り解体新写



en1足取りen1

2015年11月1日
東京→京都→東寺(五重塔、金堂、講堂小子房1小子房2灌頂院)→
泉涌寺塔頭(即成院悲田院戒光寺)→三十三間堂本坊妙念院
三十三間堂→新日吉神宮京博(琳派展)
奈良
11月2日
奈良→法隆寺(上御堂、金堂、講堂、五重塔、大宝蔵院)→
高野山霊宝館街並み橋本交番大師協会→赤地蔵→金剛峯寺→光台院→
11月3日
光台院・破風飾り快慶三尊本堂外観重森三玲
金剛峯寺、金剛峯寺建築詳細・正門下門大玄関
根本大塔奥之院遍照光院→東京

 
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東寺講堂 PB010053
                                     東寺講堂 




2015年秋の「京都非公開文化財特別公開」は
白マムにとっては嬉しいことだらけでした。

東寺だけとってみても

五重塔
講堂背面
小子房
灌頂院

の特別公開です。


東寺の講堂といえば
有名な立体曼荼羅。


img0221.jpg





img02211.jpg


その中でも
仏像界の
イケメンとして名高いのは

帝釈天です。

東寺 帝釈天
                  東寺 帝釈天




今回は
講堂内部をぐるり1周できるという幸せ。

北面(裏側)を拝観できることになりました。


P1161906.jpg
    手前 多聞天ではなく兜跋毘沙門天


今回
わたくしなりの発見がありました。

後方に多聞天がおいでなのですが、
何度も拝観したことがあるのに
お恥ずかしい話ですが多聞天に
気がついていなかった。

今回裏手にまわり、
近づきわかった次第ですが、
この多聞天は

兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)。

毘沙門天(=多聞天)のなかでも
兜跋毘沙門天に強く惹かれている
わたくしとして
とても
嬉しい発見でした。

   四天王の中では「多聞天」といい
   単独でお出ましの時は
   「毘沙門天」といいます。

   そして
   地天女の掌にのり鬼(尼藍婆、毘藍婆)
   を従えた場合は
   兜跋(とばつ)がついて

   兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)と
   いいます。


残念ながら
写真がありません。

兜跋毘沙門天といえば
東寺の宝物館におられる
国宝・兜跋毘沙門天立像が有名ですので
アップしておきます。

空海と密教美術展 兜跋毘沙門天
東寺 国宝兜跋毘沙門天(国宝館)



このように
「見せ方」がかわると
発見がある。

やはりそういう機会は逃さず
いかなければ。


en1参考en1

IMG_0004大宰府 観世音寺
                   大宰府 観世音寺


兜跋毘沙門天2013年03月03日_DSC_0019
                      東大寺中門


<兜跋毘沙門天 伝説>
1200年以上も昔、中国の西域地方のある都市(城)が、
他国の民族に攻められ、囲まれてしまいました。もう終わりか!と
思われたその時です。ゴ-ゴゴ-ッというすごい地響きと共に地面が、
激しく揺れだしました。そして地母神が戦いの神,毘沙門天を掌にのせ、
メキメキッと音をたてて地面を割って姿を現したのです。これに驚い
た敵は、逃げていきました。
それ以来、唐の国では、この時の毘沙門天の姿を守護神(しゅごしん)
として、まつるようになりました。

東寺の宝物館には安置されている
兜跋毘沙門天は元は平安京の羅城門の楼上に
祀られ平安京を護っていたといわれています。
平安末期に東寺にはこばれてきたのだそうです。


en1掲載en1

                                      
2015年11月1日
1 東寺(教王護国寺)五重塔の邪鬼・力士
2  東寺(教王護国寺)講堂の背面は初公開(2015 秋 特別拝観 )
3 東寺 小子房  (2015 秋 特別拝観 ) 1
4 東寺 小子房 2  勅使門解体新写
5 東寺 灌頂院・十二神将 (2015 秋 特別拝観 ) 
6 泉涌寺 塔頭 1 即成院 「極楽浄土を奏でる仏像のオーケストラ」
7 泉涌寺 塔頭 2 悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像
8 泉涌寺 塔頭 3 戒光寺 驚きの丈六釈迦如来像
9 妙法院門跡 蓮華王院三十三間堂本坊の普賢菩薩
10 新日吉神宮 (いまひえじんぐう)
11 京都 平成知新館  京を彩る 琳派

2015年11月2日
1 法隆寺 上御堂(特別開扉 11月1日~11月3日のみ)
2 高野山金剛峯寺 大門 九度山より町石道を行く
3 高野山 霊宝館
4 高野山 最強のまじない秘法に十字羯磨(ジュウジカツマ)
5 高野山 橋本警察署 高野幹部交番
6 高野山大師教会 破風飾り解体新写

2015年11月3日
1 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 序
2 光台院(高野御室別格本山 光臺院)のすべて 2 本堂破風飾り
3 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 3 快慶作阿弥陀三尊像
4 光台院 (高野御室 別格本山光臺院)のすべて 5 本堂破風飾り
6 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 4  重森三玲の曲水の庭
7 高野山真言宗 総本山金剛峯寺、金剛峯寺
8 高野山 金剛峯寺1 正門解体新写
9 高野山 金剛峯寺2 下門解体新写
10  高野山 金剛峯寺3 大玄関解体新写
11  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 1 中門~西塔
12  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 2 孔雀堂~根本大塔~東塔
13 高野山 奥之院
14 高野山 遍照光院 破風飾り解体新写



en1足取りen1

2015年11月1日
東京→京都→東寺(五重塔、金堂、講堂小子房1小子房2灌頂院)→
泉涌寺塔頭(即成院悲田院戒光寺)→三十三間堂本坊妙念院
三十三間堂→新日吉神宮京博(琳派展)
奈良
11月2日
奈良→法隆寺(上御堂、金堂、講堂、五重塔、大宝蔵院)→
高野山霊宝館街並み橋本交番大師協会→赤地蔵→金剛峯寺→光台院→
11月3日
光台院・破風飾り快慶三尊本堂外観重森三玲
金剛峯寺、金剛峯寺建築詳細・正門下門大玄関
根本大塔奥之院遍照光院→東京

 
15
 
京都東寺 五重塔


号    八幡山 
宗派  東寺真言宗
寺格  総本山
創建年 延暦15年(796年)
開基  桓武天皇  
本尊  薬師如来
正式名 金光明四天王教王護国寺秘密伝法院

住所  京都市南区九条町1
電話  075-691-3325
交通  近鉄線東寺駅下車10分弱  
オフィシャルサイト


東寺寺紋 八雲 2013年01月14日_DSC_0514
               東寺 寺紋 八雲



近鉄線奈良行きの電車を東寺駅でおりる。
3分ほどすると銀行の角となり
いきなり五重塔が見えます。

それが好きで、いつも
まだかまだか
もうすぐもうすぐ

ワクワクしながら歩いている私です。


東寺 PB010008


2015年11月1日(拝観日)は
冬の京都特別公開キャンペーン最中。

東寺は
五重塔初層内
講堂北面
灌頂院
小子房
を特別公開。





東寺五重塔 内部 PB010013
                                    東寺五重塔 内部

初層内に入るのは2回目なのですが
前回は、満員電車のような
混み具合のうえに中は暗く
殆どなにもみえなかったので
実は期待していませんでした。
が、
今回は人もまばらで
中をそれほど暗くなくゆっくりと
拝観することができました。

内部は極彩色の文様で彩られ、
大日如来に見立てた心柱を囲んで
金剛界四仏が安置されています。



東寺五重塔の力士・邪鬼 PB010036




今回、この五重塔で楽しみにしていたのは
初層の屋根で塔を支えておいでの
邪鬼(力士?)を
この目で確かめることでした。

東寺は何度も訪れているのに
五重塔に邪鬼がいることに
気がつきませんでした。

いました
いました!

肉眼ではとても小さくて
よく見えません。

カメラのレンズを通してどうにか
見られる。

望遠レンズを置いてきたことを後悔!




北西 東寺五重塔の力士・邪鬼(北西角) PB010051
                                            北西



南西東寺五重塔の力士・邪鬼 (南西角)PB010044
                                            南西



南東 東寺五重塔の力士・邪鬼 PB010035
                                            南東



北東 東寺 五重塔初層の邪鬼・力士 北東角PB010040
                                            北東



「毒をもって毒を制す」ということでしょうか。
嫌われものの邪鬼ですが
魔除けとして四隅で塔を支えながら
睨みをきかせています。


東寺に行かれたら
どうぞご覧ください。




東寺手水舎PB010012
                                     東寺 手水

東寺の手水は
蓮の蕾です。

拝観を初めて日が浅いころ
てっきり
桃だと思ったものです。



en1参考en1


法隆寺五重塔支柱飾り 西北邪鬼2014年02月10日_DSC_0285
                                 法隆寺五重塔 西北邪鬼


円教寺開山堂力士2014年04月12日_P4120207
                  円教寺開山堂 力士



高野山 遍照光院 破風飾り 力士 PB030737
                    遍照光院 破風飾り 力士



龍田神社手水2014年02月10日_DSC_0422
                                  龍田神社 手水鉢 力士



光台院 本堂破風飾り PB030542
                                  光台院 本堂 破風飾り

en1掲載en1

                                      
2015年11月1日
1 東寺(教王護国寺)五重塔の邪鬼・力士
2  東寺(教王護国寺)講堂の背面は初公開(2015 秋 特別拝観 )
3 東寺 小子房  (2015 秋 特別拝観 ) 1
4 東寺 小子房 2  勅使門解体新写
5 東寺 灌頂院・十二神将 (2015 秋 特別拝観 ) 
6 泉涌寺 塔頭 1 即成院 「極楽浄土を奏でる仏像のオーケストラ」
7 泉涌寺 塔頭 2 悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像
8 泉涌寺 塔頭 3 戒光寺 驚きの丈六釈迦如来像
9 妙法院門跡 蓮華王院三十三間堂本坊の普賢菩薩
10 新日吉神宮 (いまひえじんぐう)
11 京都 平成知新館  京を彩る 琳派

2015年11月2日
1 法隆寺 上御堂(特別開扉 11月1日~11月3日のみ)
2 高野山金剛峯寺 大門 九度山より町石道を行く
3 高野山 霊宝館
4 高野山 最強のまじない秘法に十字羯磨(ジュウジカツマ)
5 高野山 橋本警察署 高野幹部交番
6 高野山大師教会 破風飾り解体新写

2015年11月3日
1 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 序
2 光台院(高野御室別格本山 光臺院)のすべて 2 本堂破風飾り
3 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 3 快慶作阿弥陀三尊像
4 光台院 (高野御室 別格本山光臺院)のすべて 5 本堂破風飾り
6 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 4  重森三玲の曲水の庭
7 高野山真言宗 総本山金剛峯寺、金剛峯寺
8 高野山 金剛峯寺1 正門解体新写
9 高野山 金剛峯寺2 下門解体新写
10  高野山 金剛峯寺3 大玄関解体新写
11  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 1 中門~西塔
12  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 2 孔雀堂~根本大塔~東塔
13 高野山 奥之院
14 高野山 遍照光院 破風飾り解体新写



en1足取りen1

2015年11月1日
東京→京都→東寺(五重塔、金堂、講堂小子房1小子房2灌頂院)→
泉涌寺塔頭(即成院悲田院戒光寺)→三十三間堂本坊妙念院
三十三間堂→新日吉神宮京博(琳派展)
奈良
11月2日
奈良→法隆寺(上御堂、金堂、講堂、五重塔、大宝蔵院)→
高野山霊宝館街並み橋本交番大師協会→赤地蔵→金剛峯寺→光台院→
11月3日
光台院・破風飾り快慶三尊本堂外観重森三玲
金剛峯寺、金剛峯寺建築詳細・正門下門大玄関
根本大塔奥之院遍照光院→東京

 
10
 
0005.jpg

<二条城唐門>

建築年代 寛永2年1625年
構造形式 四脚門、切妻造、前後軒唐破風付、檜皮葺

所在地  京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
電話     075-841-0096 
開城時間 午前8時45分~午後4時(閉城 午後5時)
入城料金 600円
交通   地下鉄東西線、二条城前駅下車
      or市バス 9・50・101号系統、二条城前下車


二条城 唐門2013年11月24日_DSC_0255


平成23年12月から行われていた唐門の修復が
25年8月に完了。
公開となったのを機に、やはり見たい!
徳川の遺構を。

ということで
西日の茜色に門が染まり出す
3時55分に唐門の前に到着。

事務方に
「早くしてください。二の丸には4時にまでに入ってください」
と、
何度もいわれたのですが、
今回はこの唐門のみの拝観。

悠然と眺めます。



二条城2013年11月24日_DSC_0245

二条城唐門2013年11月24日_DSC_0247


二条城唐門2013年11月24日_DSC_0230


見事な装飾ですが、
今までみてきた唐門とくらべると
ちょっと単調な気がします。

ちまちまして大胆性や躍動感に
欠けます。(と、思います)。

でも、再度言いますが、見事です。


二条城唐門2013年11月24日_DSC_0250


二条城の唐門を見て
お気づきになりますか?
やけに「菊のご紋」が多いことに。

国威発揚?
いえいえ、
違います。

この二条城は徳川のものだったわけで
この菊のご紋の下は
葵のご紋なのです。



005_201401101112056b9.jpg


修理でわかったことなのです。
葵隠しです。



二条城2013年11月24日_DSC_0233


二の丸にははいりませんでしたが、
車寄せの装飾も見逃せません。


二条城2013年11月24日_DSC_0240



二条城2013年11月24日_DSC_0239



二条城2013年11月24日_DSC_0236

いかがでしたか今回の見仏記は?
私的最大の収穫は、お仏像ではなく
銀閣寺方丈の蕪村の襖絵でした。

もう一度観たいものです。

2013年11月24日見仏紀行はこれにて終了です。


en1 en1


<11月24日>
6:15京都着→嵯峨嵐山→常寂光寺二尊院清涼寺銀閣寺1
大徳寺二条城→17:50新幹線


<唐門・勅使門>
仁和寺/東寺/竹生島宝厳寺/西本願寺/醍醐寺三宝院/
豊国神社/大徳寺1

仁和寺勅使門 京都特別公開 055 東寺 小子房勅使門 2013年01月14日_DSC_0525

竹生島宝厳寺観音堂 唐門(国宝)2013年01月13日_DSC_0227 西本願寺唐門2013年04月29日_DSC_0490

醍醐寺三宝院2013年08月17日_DSC_0380 豊国神社2013年08月17日_DSC_0426

大徳寺勅使門 大徳寺国宝唐門
 
04
 
西本願寺唐門2013年04月29日_DSC_0496
                                 西本願寺 唐門東の破風 鶴

龍谷山 本願寺


山号  龍谷山 
宗旨  浄土真宗
宗派  浄土真宗本願寺派
寺格  本山
創建年 西本願寺 - 天正19年(1591年)
開基  西本願寺 - 本願寺第11世・顕如  

別称  西本願寺、お西さん

住所  京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町60
電話  075-371―5181
交通  京都市バス9・28・75系統 西本願寺前下車 すぐ

公式ホームページ
*拝観無料
*御影堂はみえいどうではなく「ごえいどう」といいます。


西本願寺御影堂門2013年04月29日_DSC_0469
                                            御影堂門






京都駅至近の有名なお寺というと
本願寺と東寺でしょう。

東寺には何度となく足を運んでいたのですが
本願寺、お西さんを訪れたことはありません。

唐門を見るのが好きな私は
前々より、こちらの国宝の唐門を眺めてみたいと
思っていました。
が、
お西さんには名宝は多くとも
お仏像さんに関しての情報を得ていない私は、
行きたいけれど「あとまわし」のお寺さんでした。

今回は新幹線乗車まで1時間強の猶予があり
機会は今とばかりバスに乗り込みました。



西本願寺御影堂門2013年04月29日_DSC_0472
                                      御影堂門 透かし彫



西本願寺 御影堂2013年04月29日_DSC_0475
                                      御影堂(ごえいどう)



大きいなあ。
これが御影堂門をくぐって正面の御影堂
を目の当たりにした私の感想です。

権力というものを感じます。
ホームページの本願寺のあゆみには
「ここに現在の本願寺の偉容が整備されたのである」と、
偉容という形容が自らつけられています。



西本願寺水盤2013年04月29日_DSC_0474
                                               水盤



西本願寺2013年04月29日_DSC_0493
                                              書院門



西本願寺2013年04月29日_DSC_0494
                                               書院



<西本願寺 国宝唐門>

桃山時代の豪華な装飾彫刻を充満した
檜皮葺き(ひわだぶき)・唐破風(からはふ)の
四脚門(しきゃくもん)で、伏見城の遺構。
彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れることから
"日暮らし門"とも呼ばれています。
 HPより

京都の国宝三唐門の一つ(注1)です。
伏見城から移築という説の確かな根拠は
ないようです。
寺院の唐門としては
あまりに華美なので秀吉がらみで
伏見城あるいは聚楽第の遺構といわれています。



西本願寺唐門




西本願寺唐門2013年04月29日_DSC_0485



西本願寺唐門2013年04月29日_DSC_0491



日光東照宮を思わせます。



西本願寺唐門2013年04月29日_DSC_0490




西本願寺唐門2013年04月29日_DSC_0492




西本願寺唐門2013年04月29日_DSC_0495


現在は書院の前に姿をあらわしていますが
元は御影堂の前にあったといいます。


駆け足でおとずれたため
いい写真が撮れておらず
豪華で息苦しいまでの装飾が
伝わっておらず残念です。



西本願寺唐門2013年04月29日_DSC_0496


東の破風の眺めがいいですね。
満足です。



                             2013.4月28日29日見仏 完


en1参考en1

<注1:国宝三唐門>
西本願寺、豊国神社、大徳寺の唐門が国宝に指定されており、
これらは京都国宝三唐門といわれています。
大徳寺方丈のの唐門は普段は公開されていませんし
されたとしても写真は不可です。
10月第一日曜日公開。


en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



 
08
 
2013年01月14日_DSC_0516


東寺駅に降り2分ほど歩き
京都銀行の角を曲がる。

いつも
いつも

ハー 

ため息がでます。

東寺の五重塔がヌワっとあらわれます。
その姿の

大きいこと
大きいこと。


感心しながら塀沿いに歩き慶賀門から東寺へ
入ります。

1月14日14時48分。
宝蔵のお堀にサギが作りもののようにじっとしています。


京都では冬の旅キャンペーンをやっており
たくさんの仏閣で一般公開が催されています。
東寺も、

五重塔初層
観智院
小子房

の公開と見所満載です。

が、

今回の目的は小子房(こしぼうorしょうしぼう)
ではなくて
小子房の勅使門をこの目で
見る、
焼き付ける、

ことにあります。


2



小子房は東寺の西院にあります。
  (地図のピンクの囲みのエリアが西院)

何度も東寺には拝観にきていたのに
この西院には一度も足を運んだことが
ありません。
勅使門の存在を知ったのもつい最近のことです。
当然いつものことで
「見たい虫」、ミタ虫が蠢きました。


2013年01月14日_DSC_0517


桃の手水蓮の蕾の手水を横目に
飛ぶように歩きます。



2013年01月14日_DSC_0584
                                       posted by(C)poco


2013年01月14日_DSC_0518
                                        東寺 寺紋八雲


御影堂も寺紋も
おしやって進みます。

小子房の勅使門へ。


見えてきました。
勅使門です。


東寺 小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0547



東寺 小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0529





2013年01月14日_DSC_0537



きれいです。


2013年01月14日_DSC_0525


菊の透かし彫に
異国情緒ある唐草と葡萄の模様。



東寺小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0534




東寺小子房 勅使門の蛙股 2013年01月14日_DSC_0531




東寺小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0542



見ごたえあります。
繊細優美でいて洒落ている。

この勅使門は
昭和9年の弘法大師1100年忌の際に
造られたものです。

これほど細やかなものが
昭和の時代にも造られていたとは、
嬉しい驚きです。


天気の良い日に再度うかがって
写真を撮りたいとせつに思う私です。



                            次は思わぬところで贔屓さんに会うの巻
                            東寺 贔屓 2013年01月14日_DSC_0557


en1参考en1

<残念なこと>
勅使門を眺めていると
大工さん達の建物の見学(勉強会)に
遭遇しました。
残念なことに
誰一人この門に興味を持つ人がおらず
通りすぎていく・・・。
非常にがっかりしました。


<東寺 寺紋:八雲>
2013年01月14日_DSC_0514
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を   須佐之男命作
(わきたつ雲よ、その立ち上る雲のように、出雲の国に妻と一緒に住むための垣根を幾重にも作ろうぞ)

<仁和寺 勅使門>
京都仁和寺勅使門


<2013年1月13日旅取り>
滋賀/三尾神社→三井寺→竹生島宝厳寺→京都/知恩院→八坂神社→奈良/興福寺
<1月14日旅取り>
奈良/東大寺→京都/東寺


en11月13日・14日見仏記en1

1 滋賀三尾神社 見返り兎
2 三井寺 左甚五郎の蛙股 龍
3 竹生島宝厳寺
4 竹生島宝厳寺 国宝唐門
5 竹生島神社(都久夫須麻神社)のご神紋
6 竹生島 贔屓
7 京都知恩院 三門楼上内部
8 京都名物
9 八坂神社を駆け抜ける
10奈良らしいもの
11東大寺 大仏様(だいぶつよう)の大仏殿
12東大寺 大仏殿のお仏像さまたち
13東大寺 上院へ行く前の箸休め
14東大寺 二月堂石階段 ますかけ のこと
15東大寺 二月堂手水舎の彫師相野徳兵衛
16東大寺 手向山八幡宮をさらり散策
17東大寺 ミュージアム
18京都東寺 小子房の美しい勅使門
19東寺 西院にて神獣 贔屓 にまみえる
20見仏紀行 〆 551を貪り食らふ


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ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。

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