白マム印 日本のこと日本のもの

 
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往馬神社2013年04月29日_DSC_0432

往馬坐伊古麻都比古神社
いこまにいますいこまつひこじんじゃ

御祭神
   伊古麻都比古神(いこまつひこのかみ 産土大神)
   伊古麻都比賣神(いこまつひめのかみ 産土大神)
   氣長足比賣命(おきながたらしめのみこと 神功皇后)
   足仲津比古命(たらしなかつひこのもこと 仲哀天皇)
   譽田別命(ほんだわけのみこと 応神天皇)
   葛城高額姫命(かつらぎたかぬかひめのみこと 神功皇后の母)
   息長宿禰王命(おきながすくねおうのみこと 神功皇后の父)

創建 不明ただし最も古い記録では「総国風土記」の雄略天皇3年(458年)
     にその名前が見られる
本殿様式 7連の春日造桧皮葺


住所  奈良県生駒市壱分町1527-1
電話  0743-77-8001
交通  近鉄生駒線一分駅徒歩5分
    
別名  往馬大社・生駒神社

拝観料 無料
駐車場 有り
*10月第2日曜日(元は10月10日)の例祭は「火神祭」と呼ばれ、
 龍田大社の風神祭、廣瀬大社の水神祭とともに
 古来より朝廷の崇敬を受けてきた
公式ホームページ


往馬神社2013年04月29日_DSC_0454



往馬大社は本殿の造りがとても美しいと
いうか、私好みです。
写真で目にして以来訪れてみたい
神社の一つでした。

生駒に来たからには是非行かねばと
生駒山をおりて駆けつけた次第です。

地図上だと
一分駅から非常に遠い。
市の観光化に聞くと
 「駅から、歩いて30分はかからない
というあいまいな表現。
小さな駅でタクシー乗り場はないという。
さりとて
鳥居駅からタクシーに乗るほどの余裕は
巾着にはありません。

あたって砕けるしかない。
と、
一分駅へ。
牧歌的なのんびりした田舎の風景が広がっています。
駅員さんに聞くと、
すぐ近くですよと順路を教えてくれました。

本当にすぐ近くで「案ずるより行くがやすし」でした。



往馬神社2013年04月29日_DSC_0435



往馬神社2013年04月29日_DSC_0439
                             楼門



往馬神社2013年04月29日_DSC_0441
                                         狛犬・吽形


往馬神社2013年04月29日_DSC_0440
                                         狛犬・阿形


この往馬大社は生駒山を御神体とし
境内は深い緑に覆われています。
鎮守の杜です。

この杜は社叢(しゃそう 注1)として
県指定の天然記念物として保護されています。




往馬神社2013年04月29日_DSC_0444


二度落雷にあった御神木は枯れることなく
今も息吹いており、信仰の対象になって
います。


往馬神社2013年04月29日_DSC_0442

立派な拝殿です。



往馬神社2013年04月29日_DSC_0443



往馬神社2013年04月29日_DSC_0449



往馬神社2013年04月29日_DSC_0460


残念ながら7連の春日造りの神殿の全貌を目にすることは
かないませんでしたが
柵ごしに部分的に目にし想像することができました。


往馬神社2013年04月29日_DSC_0459


神様のおいでになる建物は華美にならず質素に
ということは古から決まっています。
仏教に重きをおいた国の政策です。

それがかえって独特の「美」を作りだしてきた
といってよいでしょう。


往馬神社2013年04月29日_DSC_0455


桧皮葺の屋根の線がとてもきれいです。


往馬神社2013年04月29日_DSC_0445


これだけの神様がおいでです。

この往馬大社は元々はこの土地の神様である
産土(うぶすな)の神の

伊古麻都比古神(いこまつひこのかみ 産土大神)
伊古麻都比賣神(いこまつひめのかみ 産土大神)

二神が祀られていたのですが、

鎌倉期に八幡神信仰(武運の神)が盛んになると
八幡の神々が5柱祀られることになりました。



往馬神社2013年04月29日_DSC_0452
                                             南末社



往馬神社2013年04月29日_DSC_0453
                                   南末社左隣 生駒戎神社



北には北末社がありその右隣には鎌倉末期~室町時代の
十一面観音立像が祀られている観音堂があります。


往馬神社2013年04月29日_DSC_0447
                                           観音堂




往馬神社2013年04月29日_DSC_0450
                      水神社(水分神社)



往馬神社2013年04月29日_DSC_0456
                                               神紋


この境内には小さな祓戸社(はらえどしゃ)もあるのですが
写真を撮っておらずとても残念です。


往馬神社2013年04月29日_DSC_0462
                                               禊場

この禊場は残念ながら水が枯れてました。


                                                     境内案内図

往馬大社 ご朱印2013年05月02日_P5020421


en1参考en1

<注1:社叢>シャソウ
神社において社殿や神社境内を囲うように密生してる林。
植生ではなく自生によって成立した樹叢であることが多い。

<社務所>
拝殿の前に札所がありますが社務所ではないので
ご朱印はいただけません。

大鳥居の左手に神職さんの御自宅があります。
そこが社務所となっておりご朱印は
こちらでいただけます。



往馬神社2013年04月29日_DSC_0464



2013年04月29日_DSC_0463



往馬神社2013年04月29日_DSC_0465


境内案内図をごらんください。

en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線






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宝山寺境内、獅子閣、奥の院と
生駒山を満喫したつもりが
奥の院の石段を下る最中に見つけた
「岩谷の滝」への道標の矢印に
あらがえず
帰路の方向をそれていきます。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0358


山道を進むと
ケーブルカーの線路があらわれ



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0359


動いているケーブルの線をおっかなびっくりとまたぎ




生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0360



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0361



ずっと下って行くと
集落があらわれました。

     ずっと下っているので、帰りはずっと急な登り坂で
     大変だなあと、心配な私です。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0362



集落に人影はないのですが
テレビの音が聞こえてきて
それがかえって不気味ですし
この道が岩谷の滝につづくのかも
不安ですし、
もし岩谷の滝についたとしても
女人禁制ではないだろうかと
高揚して下ってきた割には
暗雲が心に立ちこめてきます。


生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0377


なんとなく見られている気配を感じて
人家の2階を見やると、
人が身を潜めたのを目がとらえました。

う~ん。。。
八墓村みたいだなあ。
ここは、心細げな気持をおしやって
明るく大きな声で聞こうではないかっ。

「すみませ~ん、この先は岩谷の滝ですか」
「すみませ~ん、女性も入っていいのでしょうか」

すると
好々爺な殿方が窓から身をのりだして

「どうぞどうぞ、大丈夫ですよ」と、
即答してくださいました。

どうも私は物語を勝手に作ってしまったようで
この集落は、なにもおどろおどろしいことはありませんでした。

細い道の先を右に折れると
薄暗い路地があらわれます。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0363



ここが、岩谷の滝です。
随分と深い谷に来たものです。

右手はお不動様
左手は無料休憩所です。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0364
                                             お百度石



お百度石です。
ザーザーという水の音がして
ここでのお百度参りは、不謹慎な物言いですが、
心底おっかない。

ザーザー
ちょっと不自然です。
ザザーザザー 
???


生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0365
                                             お不動様



不自然な水の音の正体がわかりました。
上半身裸、下半身は足首までの白い腰巻を
まとった男性が竹ぼうきをもって
せせらぎを掃除していたのでした。

いきなり目の前にあらわれたので驚きましたが
お掃除の男性ですね。

「こんにちは」と声をかけて
進みます。




生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0367


おびただしい祠です。


突き当たりに御神体の大きな岩が鎮座されています。
お不動様もおいでです。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0368



水の匂い
線香の香りが漂います。




生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0369



おまいりをして戻ります。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0370



神々がそこにもあそこにもおいでです。
仲良くしておいでなのかしらと
心配になります。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0371



苔むした石段をのぼります。




生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0372



大黒天・天龍白瀧とかかれた扁額の
鳥居です。


目の前に大きな石が沢山あらわれました。
磐座(いわくら)でしょうか。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0373



磐座にはよくみると
神の名がそれぞれ書かれています。

白龍大神
地王大神
玉光大明神


小高いところには朽ちかけたお社があります。



もうこれ以上進むには
私は不浄すぎる・・・そういう思いがわいてきました。

足もとの石でさえ
神様かもしれません。
そう考えると
やすやすと足を出すことさえままなりません。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0374



ここはいったい
何を意味する場所なのでしょうか?

神々が集いたまう

神奈備(かむなび)の杜。(注1)





畏怖の念もおこりました。





とても怖ろしくなって
いそぎもどりたいのを
こらえて
静かに
お不動様の方へもどりました。 



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0375



身体が、とても冷えて
休憩所にはいると
窓から身を乗り出して
こたえてくれたあのおじさんが熱いお茶を
出してくれました。

奥の院では感じなかった
身体の疲れが
一気に出て来て
休憩所の畳に横なりたいほどでした。
が、
熱いお茶が身体の隅々にわたるころには
なんとか
回復しました。

おじさんはここの管理人さんだということです。
身体が自分のものではないような、
それくらいの疲労感の中、
人懐こいおじさんはいろんなお話をしてくださるのですが、
相槌をうつのが精いっぱいです。

どうやって奥の院までもどろうか
と、
ときおり困惑した考えが浮かびます。

おじさんの話す声が
遠くから聞こえてくるようです。
  この頃ブームでしてよく修行にこられるのですよ
  昨日は女性が引率されて20名ほどおいでになりました
  今日も男性が一人修行されてますよ

「今日も男性が一人修行されてますよ」

えっ!
先ほどの方は「行」をされていたのか。
なんと失礼なことを。
声をかけてしまった。

と、自分にあきれ果て
これがバネになり、
力がでてきました。

よし、行くぞ。
さあ、
もうひとふんばりだ。
と、
奮いたっていると
管理のおじさんが近道を教えてくれました。

「すぐだよ」と。

この「すぐ」は
「すぐわかるよ」という意味だと解した私です。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0376




教えられた通り細い道を行くと下りも登りもなく
なんということでしょう。
すぐに、
宝山寺の大鳥居脇の駐車場にでたのでした。




生駒山宝山寺 鳥居2013年04月29日_DSC_0421




わたしは
岩谷の滝にいた時
「ずいぶん山深いところにきてしまった」

後悔していたのですが、
宝山寺の目と鼻の先にいたとは。


肩すかしにあったような
狐にばかされたような
気持。

わたしはニヤニヤしながら
ケーブル駅にむかうのでした。


                               次回は 往馬神社(いこまじんじゃ)へ


岩谷の滝 大聖院 ご朱印2013年05月02日_P5020420



en1参考en1



<注1:神奈備>
神奈備(かむなび・かんなび・かみなび)とは、神道において、
神霊(神や御霊)が宿る御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)
を擁した領域のこと。
または、神代(かみしろ)として自然環境を神体(しんたい)とすること。

神が「鎮座する」または「隠れ住まう」山や森の神域や、
神籬(ひもろぎ)・磐座(いわくら)
となる森林や神木(しんぼく)や鎮守の森や神体山を、
また特徴的な岩(夫婦岩)や滝(那智滝)
がある神域などをさす。            ウィキペディアより


<岩谷の滝 大聖院>
住所 奈良県生駒市門前町18-28 
電話 0743-74-1111(生駒市観光協会)
アクセス ・近鉄生駒ケーブル 梅屋敷駅より徒歩5分
      道標あり
      ・宝山寺奥の院参道より 徒歩10分 道標あり

en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線






 
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05_20130521172431.jpg





境内、獅子閣と歩きまわりましたが
まだまだ先は長い。

奥の院があります。

奥の院にいく迄にざっと数えて10ほどの堂宇が
あります。

お参りした順に写真を掲載しましょう。




文殊堂
                                              文殊堂

境内から石段をトントントンとあがると、
文殊堂です。
ここから境内を見ると、
「八つ棟造り」の
きれいな聖天堂を見ることができます。
      *写真撮影のポイントですね。


生駒山宝山寺 聖天堂2013年04月29日_DSC_0418
                                              聖天堂



宝山寺 常楽堂2013年04月29日_DSC_0330
                                              常楽堂


この常楽堂の先に烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)を
お祀りしたお堂があります。


宝山寺烏枢沙摩明王堂 2013年04月29日_DSC_0333
                                         烏枢沙摩明王堂

下調べの段階で、このお堂に気がつき
是非行かねばと思いました。
何故?

実は子供の頃
事あるごとに
「お便所の神様にあやまってきなさい」
「お便所の神様にお願いしなさい」
と、母から言われて育ちました。

便所の神様が烏枢沙摩明王なのです。

これは、おまいりしないわけにはまいりません。

唱えます。
オン・クロダノウ・ウン・ジャク・ソワカ
オン・クロダノウ・ウン・ジャク・ソワカ

    母からいつも聞いていたのはこの「お便所の神様」と
    炊事場の神様の「荒神様」でした。



宝山寺 多宝塔2013年04月29日_DSC_0335
                             多宝塔



宝山寺 五社明神2013年04月29日_DSC_0337
                                            五社明神


宝山寺水かけ地蔵2013年04月29日_DSC_0334
                                           水かけ地蔵


奥の院への石段には

宝山寺 奥院参道2013年04月29日_DSC_0344


おびただしい数のお地蔵さまです。

宝山寺 2013年04月29日_DSC_0343
                                              大師堂



宝山寺 奥の院参道2013年04月29日_DSC_0340



ここからが奥の院になります。




宝山寺 奥の院 手水舎2013年04月29日_DSC_0346
                                         奥の院 手水舎




宝山寺開山堂2013年04月29日_DSC_0351
                                          奥の院開山堂



宝山寺奥院2013年04月29日_DSC_0348
                                           奥の院本堂



宝山寺奥院2013年04月29日_DSC_0349
                                          奥の院鎮守社



そして最も奥が大黒堂です。


宝山寺奥院2013年04月29日_DSC_0350
                                          奥の院大黒堂




まあ、よく歩きました。
ケーブルを降りてからずっと
石段、坂道。
階段だらけの生駒聖天さんです。

石段がなだらかだったせいでしょうか?
存外、足は平気です。




2013年04月29日_DSC_0352



ここが最終地点なのですが。



宝山寺奥院参道2013年04月29日_DSC_0353


下っていると、



生駒山 岩谷の滝道標2013年04月29日_DSC_0357


「岩谷の滝 近道」


道標にどっこい釣り込まれて
フラフラ右へ折れて・・・・・・。
行ってしまいました。


                                    次回は 岩谷の滝です。



宝山寺 奥の院2013年04月29日_DSC_0355







en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線






 
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生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0378


宝山寺のの境内の端には客殿として1884年に落慶した
獅子閣があります。
普段は一般には公開されていませんが、
2010年の平城遷都1300年祭の際の記念公開以来
年2回公開となっています。

獅子閣は、
宮大工の吉村松太郎を横浜に3年留学させて西洋建築を
学ばせ棟梁として建設にあたらせたものです。

その外観は擬洋風ハイカラで、
内部は和室をもちいるという和洋折衷です。


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0381

美しいらせん階段。
柱頭(ちゅうとう)及び柱礎(ちゅうそ)に施した彫刻
も、とてもいいものです。


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0379

↑上に並ぶ丸型は、舶来の洋釘を目立たせるためにわざと
ほどこしたものです。


↓天井にも細かい細工があり、宮大工の矜持を感じさせます。

2生駒山宝山寺獅子閣013年04月29日_DSC_0409



生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0382


1階ははいってすぐが洋間、そして六畳の和室が二間あります。
色ガラスとらせん階段がいかにも洋風で、当時は静かな山中で
あったここにちょっとした社交場ができたかのような
感じがします。




生駒山宝山寺 獅子閣2013年05月27日_P5270510
                                        パンフレットより


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0383


和室の襖絵は、土佐光孚(みつざね)の筆による、能を題材としたものです。
洋窓、畳、精巧な欄間と襖絵が、うまく混じりあい、当時の和洋折衷の建物に
よくある、とてもリズミカルな趣が伝わってきます。


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0384


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0386  生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0385
 

生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0394




裏手の庭は和風で、茶室があります。
       このお庭は新しそうですのでいっそのこと
       森三玲に作庭を以来して斬新な庭にすれば
       よかったのになあ・・・。


2階は和室が二間です。

生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0406



2生駒山宝山寺獅子閣013年04月29日_DSC_0399



生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0401

柱頭がどっしりとしていいですね。
1階の柱は四角で2階は円柱になっています。

生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0400



生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0389



2生駒山宝山寺獅子閣013年04月29日_DSC_0392



生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0408


↓使用人用の階段です。
 とても急です。
生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0395


生駒聖天 獅子閣


en1参考en1

*宝山寺は拝観料は不要ですが、獅子閣は500円の拝観料が必要です。
*館内は撮影可。フラッシュも大丈夫です。
*獅子閣の公開日は把握できていませんので電話でお尋ねください。
         電話  0743-73-2006

< 奈良教育大学の院生が作成したパンフレット>
生駒山宝山寺 獅子閣2013年05月27日_P5270508


en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



 
 
21
 
宝山寺境内2013年04月29日_DSC_0304
                                           宝山寺 境内

生駒山 寳山寺


住所  奈良県生駒市門前町1-1
電話  0743-73-2006
交通  近鉄生駒駅下車ケーブル線(1時間に3回・20分毎に発車)
    鳥居前駅から宝山寺駅まで約6分。
    宝山寺駅下車徒歩10分で境内到着
山号  生駒山 
宗派  真言律宗
創建年 719年
開基  湛海  
本尊  不動明王

*日本三大聖天(注1)
*商売繁盛のお寺
*ご縁日 毎月1日・16日

公式ホームページ
*駐車場有り
   車で鳥居まで入れます。



生駒山宝山寺 本堂2013年04月29日_DSC_0299
                                            本堂


駅より続く長い石段の参道を登り切り、

この宝山寺でまず驚くことは
荒々しい岩山を背に
そう広くない境内に個性的な建物、
無数の堂宇が
建っていることです。

客殿だった和洋折衷の獅子閣(次回紹介)
装飾過多な宝塔
牛牛牛の天神様
本堂の前に建つ鳥居、狛犬
大きな巾着型の賽銭箱
美しい八つ棟造りの拝殿




生駒聖天宝山寺中門 門帳2013年04月29日_DSC_0286
                                               中門


延々と続く石段を登り切り中門をくぐると
右手に賑やかな宝鐸(注2)に飾られた
1900年作の朝日宝塔があらわれます。


宝山寺 朝日宝塔2013年04月29日_DSC_0293
                           朝日宝塔

生駒山宝山寺 朝日宝塔2013年04月29日_DSC_0298



宝山寺 朝日塔 宝鐸



宝塔の隣には、
水かけ不動。


宝山寺 水かけ不動2013年04月29日_DSC_0303
                                          水かけ不動



そしてご本尊の不動明王を祀った
本堂(1680年)。


生駒山宝山寺 本堂2013年04月29日_DSC_0297
                                 重層の護摩堂様式の本堂
 
この本堂には江戸時代の作のすばらしい
制多迦童子
がおいでです。
が、
ご本尊の不動明王とともに秘仏です。


宝山寺扁額2013年04月29日_DSC_0306



背後の岩屋は般若窟といわれ弥勒菩薩像が
祀られていますが
「蜂の巣 危険」ということで
立ち入り禁止です。

この般若窟でその昔、
役行者や弘法大師が修行をされたといいます。



宝山寺 般若窟2013年04月29日_DSC_03281


この本堂の斜め前には
菅原道真公が祀られており
そのまわりは牛牛牛と天神様の象徴の牛だらけと
インドの道と化しています。

宝山寺は商売のお寺で有名ですが
学問の神様としても成り立つわけ
です。



宝山寺天神2013年04月29日_DSC_0305

宝山寺 天神2013年04月29日_DSC_0301




本堂の隣には絶対秘仏の歓喜天を祀った
聖天堂の拝殿です。


宝山寺聖天堂2013年04月29日_DSC_0319


この拝殿をご覧になってなにかお気づきに
なりませんか?

まるで神社のようではありませんか。
大きな鈴に注連縄です。
鳥居もあるのですから・・・。

これでは
柏手を打ったとしても
非難することはできません。

拝殿には入る事がゆるされていますし
写真撮影も大丈夫です。



それではと、

宝山寺聖天堂2013年04月29日_DSC_0321


歓喜天の象徴のクロスした大根をパチリ。


拝殿の奥が聖天堂本殿です。

宝山寺聖天堂2013年04月29日_DSC_0314



  歓喜天は
  象頭人身の単身像と立像で抱擁している象頭人身の
  双身像の2つの姿の形像が多いが、稀に人頭人身の形像も見られる。

                        ウィキペディアより

コチラをクリックをしてごらんになればわかりますが
歓喜天はなんともエロティックなお姿をされています。
      *ぜひクリックしてご覧ください

下世話な想像ですが、
日本の仏閣に祀られている殆どの歓喜天さんが
秘仏扱いなのはこのエロティックなためでは
ないでしょうか。
もっとはっきりいえば
淫らな印象のためではないでしょうか。

                  だからこそ
                  円空の歓喜天の崇高さには
                  驚きました。

                 05.jpg
                                                    円空作 歓喜天


この生駒山宝山寺(聖天さん)の歓喜天が
どのようなお姿かはわかりませんが、
この聖天堂の奥に祀られておいでです。

日本にはあまり歓喜天が祀られていないのですが、
その理由は歓喜天は喜怒哀楽の激しいお方で
供養の方法があまりに複雑で、厳しいからといわれています。
少しでもその修法が遅かったり間違っていると
歓喜天は非常にお怒りになるといいます。


その歓喜天が祀られている聖天堂の
全景です。↓

生駒山宝山寺 聖天堂2013年04月29日_DSC_0418


拝殿は破風や棟が重なり合う
とてもきれいな「八つ棟造り」です。

写真の後方に宝珠が見えます。
そこが本殿で歓喜天がおられます。

そしてこの聖天堂の前には


宝山寺 賽銭箱2013年04月29日_DSC_0326

巾着型のお賽銭箱。
と、
鳥居。

宝山寺境内2013年04月29日_DSC_0324


宝山寺鳥居2013年04月29日_DSC_0315 宝山寺鳥居2013年04月29日_DSC_0316
                    鳥居の扁額                       その裏


これはもう神社です。

ウィキぺディアによりますと、
  歓喜天を祀る密教寺院には鳥居が設けられていることがあり、
  鳥居及び歓喜天を祀る建物に注連縄を見受けることがある。

とのことです。


なんでもあり。
それが、
聖天さんのようです。

これは
神仏習合というよりも
混沌というか、
徹底した現世ご利益主義というか

特に
この生駒山宝山寺は
商売繁盛のお寺さん(神社さん?)ということもあり
人寄せのためにはなんでもつめこむといのが
お寺さんの姿勢ですね。


聖天堂の前の線香場にも
大きな巾着の賽銭箱です。

宝山寺賽銭箱 2013年04月29日_DSC_0327

撫でるとお金がふえそうです。
お賽銭をいれると
チャリンと響くようになっています。 笑
クロス大根の印にも注目してください。

歓喜天の象徴
 巾着 単体の歓喜天像は手に巾着袋(砂金袋)に持っているため図案化された。
     歓喜天から受ける御利益が大きいことを表しているという。


 大根 歓喜天の供物であるため図案化された。
     この大根は蘿蔔根(らふくこん)と呼ばれ、やや細くて辛味が強く、
     歓喜天の住する象鼻山に多いとされる[9]。大根の白色は息災を意味し、
     食すると、体内の毒や煩悩を消す作用があるとされている。

                                      ウィキペディアより

巾着と大根はいろいろなところでみられるので
探してみてください。


生駒聖天さん2013年04月29日_DSC_0294



宝山寺2013年04月29日_DSC_0420 生駒山宝山寺手水舎

宝山寺2013年04月29日_DSC_0310 宝山寺おびんずるさま2013年04月29日_DSC_0311
                                          おびんずる様


境内の下のエリアをざっと紹介しました。
まだまだ、下の地図のとおり
無数の堂宇と奥の院、
そして岩谷の滝という行場があります。



05_20130521172431.jpg


宝山寺 ご朱印2013年05月02日_P5020419



                                          つづく

en1参考en1

<注1:日本三大歓喜天>
東京都台東区の本龍院(通称 待乳山聖天)
奈良県生駒市の宝山寺(通称 生駒聖天)
埼玉県熊谷市の歓喜院(通称 妻沼聖天)

<注2:宝鐸>
ほうたく。
堂塔の軒の四隅などに、飾りとしてつるす大形の風鈴。
風鐸(ふうたく)。

<ご縁日>
毎月1日16日
  16日は湛海律師作の五大明王像(重文)を拝することができます。

常光寺
 奈良市押熊町212(0742-45-3272) 
 毎年6月6日に歓喜天のご開帳が催されています。
 とてもきれいなお寺です。
  
en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



 
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ミケ号2013年04月29日_DSC_0424
                                 近鉄ケーブルカー ミケ号


近鉄鳥居駅前からケーブルカーの
ミケ号に乗って生駒山をのぼり
おりたのが宝山寺駅です。
    *詳細はカバ屋印をごらんください


生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0267

駅をでると
生駒聖天参道となるのですが、
なんだかとても昭和っぽい。
昭和歌謡な趣の喫茶店や旅館が
点在して、
店の前でお爺さんが日向ぼっこを
している姿などがみられます。

が、
安穏としてはいられません。
ひたすら
石段石段石段ですから。



生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0268



生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0269



生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0270



生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0271


ひたすら石段です。
石段好きなマム号にはたまらない
参道です。
が、
夏はごめんです。

こんもりとした杉の木が見えてきました。



生駒聖天 宝山寺2013年04月29日_DSC_0273


いいですねえ、こういうロケーション大好きです。見上げる↑ 見下ろす↓


生駒聖天 宝山寺2013年04月29日_DSC_0274



生駒聖天宝山寺2013年04月29日_DSC_0275


歓喜天とかかれた扁額の大鳥居。
?寺院の表参道に鳥居・・・。

疑問を持ちながらも
やっと山門です。


生駒聖天宝山寺2013年04月29日_DSC_0277


ここから境内!?


生駒聖天 宝山寺2013年04月29日_DSC_0281


違うようです。
又も石段。

楽しい!


生駒聖天 宝山寺門帳2013年04月29日_DSC_0278
                                       宝山寺門帳(寺紋)


登ります。


生駒聖天 宝山寺2013年04月29日_DSC_0284



右手奥に獅子閣が見えています。
    *のちほど詳細はアップします。    ↓

生駒聖天 獅子閣


やっと着きました。
この先が
生駒山宝山寺の境内です。


生駒聖天宝山寺 門帳2013年04月29日_DSC_0286



次回は
混沌といいますか愉快といいますか
とても楽しい境内を披露いたします。

が、
その前に、
境内から奥院に向うには、
ほらまた延々と階段なんですよ。
ちょっと
お見せしましょう。


2013年04月29日_DSC_0344


                                   つづく


4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



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