白マム印 日本のこと日本のもの

 
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仁和寺                                           雨宝院

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                                 真言宗御室派別格本山 五智山蓮華寺

五体の石仏の写真を雑誌あるいはウエブで
見たのは随分前のことになります。
掲載された媒体の記憶がないのですから
当方、歳をとりました。

いつの日か拝観したいと頭の抽斗に
入れていましたが、
入れっ放しというのも具合が悪い。

京都
五体
石仏

と検索をかけてみると、
すぐにお寺さんの名前が判明。

それが
五智山蓮華寺。

場所は、仁和寺さんのお隣。
そりゃあ、行かなくっちゃ。

仁和寺の仁王門出て
きぬかけの道を塀にそって東へ行き
角に沿って北へ坂道を2分ほどのぼるでしょうか。

右手にこじんまりとしたお寺が現れます。
それが蓮華寺です。


山門をくぐるとすぐにお目当ての石仏が
おいででした。



P9231036.jpg



    寛永18年(1641年)常信(樋口平太夫家次翁)が
    蓮華寺復興に当たり、木喰僧・坦称上人に五智不動尊像
    の修理と五智如来の彫刻を依頼。
    坦称上人はこの彫刻にあたり信州・浅間・紀州那智三山
    で各百日の荒行を遂げて、現在の石仏を完成。
 オフィシャルサイトより


五智如来は400年近く鎮座されておられる。
大日如来を中央に
左寄り、釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来
宝生如来、薬師如来。

P9231037.jpg P9231038.jpg
釈迦如来                  阿弥陀如来

P9231039.jpg
                  大日如来
P9231041.jpg P9231042.jpg
宝生如来                   薬師如来



P9231045.jpg








P9231034.jpg



五智如来坐像の背後には十一坐像の
御坊様やお地蔵さまが
控えておいでです。



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                                本堂



本堂にはご本尊の阿弥陀如来様が祀られています。

お彼岸ということもあり
子供連れのおまいりもあり
本堂からは賑やかな子供の声が聞こえてきました。
わたくしは
お寺さんと子供のこのような関係を
あらまほしきことと思っています。

この騒ぐ子供たちをご住職が
「仏さまの前で騒ぐとは何事!
バチがあたるぞ」

雷を落とされて
子供がワンワン泣き出す!
なんてことになれば
もっともっとあらまほしきなり。
と、
欣喜雀躍です。


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                      近畿三十六不動尊霊場 第十五番札所





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                     五智山蓮華寺 ご朱印

< 9月23日、24日 >
23日 蚕の社広隆寺仁和寺五智山蓮華寺雨宝院
    瑞泉寺夜の八坂メリメロ・遊行庵
24日 祇園摩利支天尊堂西福寺・六道珍皇寺祇園閣八坂界隈武徳殿真如堂

< 参考 >

五智山蓮華寺オフィシャルサイト
*住所 京都市右京区御室大内20
*アクセス 京福電鉄北野線、御室駅下車
        JRバス、市バス26番(京都駅発)、御室仁和寺下車


 仁和寺と御室派のみほとけ
   ―天平と真言密教の名宝―
   2018年1月16日~3月11日
   東京国立博物館 平成館
仁和寺と御室派のみほとけ




               お次は嵐電北野線に乗って
               北野天満宮方面へ
          雨宝院 西陣聖天 P9231052
                            西陣聖天宮




月刊京都2017年10月号[雑誌]   月刊目の眼 2017年11月号       京都手帖2018


          



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蚕の社                                              仁和寺

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    広隆寺

    山号  峰岡山
    宗派  真言宗系単立
    創建年 推古天皇11年(603年)
          または推古天皇30年(622年
    開基   秦河勝
    本尊  聖徳太子(上宮王院本尊)

    文化財
         木造弥勒菩薩半跏像(国宝)
         木造阿弥陀如来坐像(国宝)
    *京都最古の寺院
    *牛祭(京都三大奇祭のひとつ)

    住所  京都市右京区太秦蜂岡町32
    電話  075-861-1461
    交通  市バス太秦広隆寺前、下車 徒歩1分
         嵐電太秦広隆寺、下車 徒歩1分


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                     飛鳥園・小川晴暘氏撮影の宝冠弥勒菩薩



美しいお仏像様にお会いしたい。
この数か月間ずっと思っていました。

そこで浮かんだのが
広隆寺の弥勒さんでした。

蚕の社から嵐電で一駅。
歩いても10分くらいでしょうか。
嵐電の太秦広隆寺を下車すると
仁王門はすぐそこです。

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8年ぶりの広隆寺は
京都なのに奈良を思わせて
ほっとします。

仁王様は恐ろしいお顔ですが
寺社自体は由緒あるにも関わらず
大伽藍 的なところがなくて
奥ゆかし気です。


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                              講堂

この講堂は
平等院鳳凰堂、浄瑠璃寺本堂と共に
平安時代の建造物です。

堂内には国宝の木造阿弥陀如来坐像が
奉安されています。

像高は260センチを超える丈六の如来ですが
残念なことに
薄暗くてご尊顔を瞼にやきつけることは
不可能です。
以前はもっと明るかったように思ったのですが
記憶違いでしょうか。



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              本堂・上宮王院太子殿(じょうぐうおういんたいしでん)





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                                       手水舎






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シンプルですが
とても丁寧な造りの
美しい手水舎です。


P9230965.jpg


↑これは束でいいのでしょうか。
きれいですよね。



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霊宝殿に向かう途中で振り返ると
本堂の裏手も洗練されています。

破風飾りは装飾的です。


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こういうところは京都を感じさせますね。




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                   弥勒菩薩半跏思惟像がおいでの霊宝殿



もうすぐ弥勒さんに会えると思うとワクワクします。

館内、とても薄暗いです。
堂宇と同じ明るさの再現なのですが
もう少し明るくしてほしいというのが本音です。

弥勒菩薩半跏像は館内の中央においでです。

宝冠弥勒
              木造弥勒菩薩半跏像 7世紀

なんともいえない微笑みです。
賢さをあらわすような鼻筋。
慈悲をたたえる唇。

いつまで見ていたい。
繊細、優美、しなやか、そして強靭。

全身から貴さが立ち昇ってきます。

斜め下より、崇め見るお姿が一番きれい
だと思うのですが、どうでしょう。

この宝冠弥勒さんは
推古天皇11年(603年)、秦河勝が聖徳太子から賜ったものではないかと
言われています。
が、
「書記」には「尊仏像」とあるのみで「弥勒」とは記されておらず、
確証はありません。

また
朝鮮半島からの渡来像であるとする説と
日本で制作されたとする説。
それも未だに決着はついてはいませんが、
韓国国立中央博物館の金銅宝冠弥勒菩薩
と似てるところが多いと指摘されています。
uid000067_20160520182709304c9dea.jpg
      韓国国立中央博物館像
       金銅宝冠弥勒菩薩  6世紀


広隆寺の宝冠弥勒さんの両隣にも
弥勒さんがおられ
むかって右の弥勒菩薩は通称「泣き弥勒」と
いわれています。
お小さい像で
残念なことに館内があまりに暗く
お顔は正直にいえばよくわかりません。
というか
見えない!

泣き弥勒菩薩
    泣き弥勒・宝髻(ほうけい)弥勒菩薩7~8世紀


霊宝殿内には
この他に国宝 不空羅索観音菩薩立像や
秦河勝像・夫人像(まさに御神像でした)、
十二神将、聖徳太子像と
お仏像好きにはたまらない空間といえます。




P9230987.jpg


霊宝殿、正面には蓮池があります。
蓮の花が終わったあとも風情があってよいものです。


広隆寺さんは公式ウェブサイトをお持ちでは
ありません。
これはとっても珍しいことです。

京都で一番由緒があるにも関わらず
8年前同様にひっそりとしています。
グッズもない。
商売っけがないというか
ポリシーなんでしょうね。

私自身はこの態度に好感をもつのですが
ご朱印がハンコだけというのは
ちょっと「?」感を持ちます。
これで
ご朱印が流麗に綴られていたら
大満足です。
といっても
素晴らしいお寺であることに違いありませんが。





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<弥勒さんづくし>

中宮寺弥勒菩薩半跏思惟像 飛鳥時代7c
        中宮寺弥勒菩薩半跏思惟像 飛鳥時代7c





韓国国立中央博物館半跏思惟像
        韓国国立中央博物館半跏思惟像





宝冠弥勒菩薩1192年快慶 醍醐寺
       宝冠弥勒菩薩1192年快慶 醍醐寺
                       快慶作




ボストン美術館日本美術の至宝30
       弥勒菩薩立像 ボストン美術館蔵
                       快慶作


 


国宝 木造弥勒仏坐像 9c東大寺
      国宝木造弥勒仏坐像 東大寺 9c

 



弥勒菩薩交脚像 (2)
   弥勒菩薩交脚像 東京国立博物館蔵(東洋博物館)






だいぶつのうんどうかい 中川学 P9010924
だいぶつさまのうんどうかい に参加される弥勒さま 絵 中川学



*拝観時間40分
(但し霊宝殿に30分費やす)



           それでは
           嵐電に乗って仁和寺さんへ
           勅使門がお目当てです
           それとお隣の五智山蓮花寺へ
         P92309981.jpg


< 9月23日、24日 >
23日 蚕の社広隆寺仁和寺五智山蓮華寺雨宝院
    瑞泉寺夜の八坂メリメロ・遊行庵
24日 祇園摩利支天尊堂西福寺・六道珍皇寺祇園閣八坂界隈武徳殿真如堂


<参考>


          

          


八角円堂の国宝 桂宮院(けいきゅういん)本堂は非公開です。

牛祭は10月10日あるいは10月12日なので要電話確認。

国宝第一号 に関して
これは、1951年に第1次に指定された文化財が181件あり
その中の通し番号がたまたま1番だったというだけです。
東大寺の大仏様や法隆寺夢殿も第1次に指定された
群に入っています。
この通し番号は北から順に割り振ったために
彫刻としては広隆寺となったわけです。
建造物では中尊寺の金堂です。

弥勒菩薩 指折り事件
昭和35年1960年。京大生によって薬指が
折られました。
これは大騒動になったようです。
新聞各紙が報じていますが
それぞれが動機が微妙に違うし
折った指を持ち去った持ち去っていないと
わかれています。
大騒動になったわりには大雑把な記事です。
・あまりの美しさにキスしたくなって近寄った
・話のタネにしようと思い像の口にキスした
・これがホンモノだろうか

私としては、あまりの美しさに我を忘れて近づいた
と、思いたいですね。

いずれにしろ、この折れた指は美術院国宝修理所の
所長の西村公朝氏らの手によって、破損部分が
全くわからないように修復されるわけです。

この学生さんはまだご存命なら80歳くらいでしょか。
ちょっと動機をお聞きしたいものですね。

宝冠弥勒菩薩を世に知らしめたのは
飛鳥園・小川晴暘氏が撮影した写真です。
この写真は大正13年(1924)に、
飛鳥園発行・古美術研究誌「仏教美術」の巻頭を飾ります。
飛鳥園は現在も奈良国立博物館の前、東大寺近くにて
古美術の写真及び雑貨店として営業中。
ここに行くと、めぼしいお仏像の写真をみることが
できます。





月刊京都2017年10月号[雑誌]   月刊目の眼 2017年11月号       京都手帖2018


だいぶつさまのうんどうかい



          






 
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                                                 広隆寺

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                         木嶋坐天照御魂神社(蚕の社) 三柱鳥居


     木嶋坐天照御魂神社
     このしまにますあまてるみたま

     古くから祈雨の神として信仰された神社であり、
     境内には珍しい京都三鳥居の一つ、
     三柱鳥居があることで知られています。

     御祭神
       天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
       大国魂神(おおくにたまのかみ)
       穂々出見命(ほほでみのみこと)
       鵜茅葺不合命(うがやふきあえずのみこと)
       瓊々杵尊(ににぎのみこと)




     創建 
       創建は不詳。推古天皇12年(604年)に
       広隆寺創建に伴い勧請されたともいわれる。
       嵯峨野・太秦周辺は渡来系氏族の秦氏が
       開拓した地ということもあり
       木嶋社もまた秦氏ゆかりの神社といわれる。
      

   別名  木嶋神社・蚕の社・蚕養神社(こかいじんじゃ) 

      蚕養神社11
                    一の鳥居の神額
 

     蚕養神社
    こかいじんじゃ

     この神社は木嶋神社と蚕養神社をお祀りしています。
     現在本殿の東隣には蚕養神社が在り、秦氏が将来した
     養蚕・機織・染色技術に因むと推測されています。

     祭神
      保食神
      蚕の神
      木花咲耶姫命

    住所  京都市右京区太秦森ケ東町50番
    交通  地下鉄東西線太秦天神川下車 徒歩7分弱
         京都駅を基点とするなら、バスや嵐電ではなく
         烏丸線、烏丸御池下車、東西線乗り換えが
         一番のショートカットです。




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                       神額には蚕養神社と揮毫されています
    



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                                        拝殿




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                                        本殿


この本殿の隣(東)には東本殿といわれる
蚕養神社の本殿があります。
残念なことに
気が付かず、写真を撮っていません。 後悔!


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                     神紋 フタバアオイ




P9230940.jpg




本殿より三柱鳥居がみえます。
下におりてみましょう。↓

P9230932.jpg





P9230933.jpg



鬱蒼とした社叢です。


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ここは「元糺の池」といわれる神泉だったのですが
現在は枯れた状態ですが
それでも十分に幽玄です。

下鴨神社の「糺の森」が有名ですが
元々はこの社叢が糺の森といわれていたとのことです。



P9230926.jpg



呉服商を営んでいた三井家はこの蚕養神社を
信顕名神社仰しており
「顕名(あきな)霊社」、
三井家祖、三井高安をご祭神を
境内に設けていたといいます。

この顕名霊社は現在は
東京向島の三井家の守護社の
三囲神社内に移築されています。

移築の際に、蚕養神社の三柱鳥居を模して
三柱鳥居が設けられています。

その柱には
「三角石鳥居。三井邸より移す。原形は京都・太秦 木島神社にある」
と書かれているそうです。





P9230942.jpg


この石橋を渡ると沢山の神社が鎮座されて
います。


P9230944.jpg






P9230943.jpg






P9230945.jpg






P9230946.jpg






P9230947.jpg


パワースポットとして有名なので
観光客が居ると思ったのですが
誰にもあうことなく
森閑とした中での拝観でした。

駅を出て街の人に
「蚕の社は・・・」と尋ねると
「このしまさん?」と返されて
地元の人に愛されているのだなあと
ふと感じました。

拝観時間15分



               嵐電・蚕の社駅よりワンマンカ―に乗って
               広隆寺へまいります。


            P9230948.jpg


< 9月23日、24日 >
23日 蚕の社広隆寺仁和寺五智山蓮華寺雨宝院
    瑞泉寺夜の八坂メリメロ・遊行庵
24日 祇園摩利支天尊堂西福寺・六道珍皇寺祇園閣八坂界隈武徳殿真如堂


< 参考 >

三井にまつわる施設(三井広報委員会)
三囲神社(三井広報委員会)
*「京都三鳥居」は、木嶋神社の三柱鳥居、
   京都御苑の厳島神社の唐破風鳥居
   北野天満宮境内社の伴氏社の石造鳥居の3基。

*北斎漫画 三柱鳥居
  北斎漫画三柱鳥居



月刊京都2017年10月号[雑誌]   月刊目の眼 2017年11月号       京都手帖2018









 
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                           仏殿・昭堂への門
< 大雲山 龍安寺 >

山号   大雲山
宗派   臨済宗妙心寺派   
本尊   釈迦如来
創建   宝徳2年(1450年)
開基   細川勝元
寺紋   丸に二つ引き

拝観料  500円
特別公開拝観料 300円
    
住所   京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
電話   075-463-2216

アクセス JR京都駅から市バス50番
       立命館大学前下車 徒歩7分

公式ホームページ  


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                細川家の家紋である丸に二つ引きの寺紋


本来「丸に二つ引き」は足利家の家紋です。
このため足利家ゆかりの武家の家紋と
なっています。
龍安寺は細川家の菩提寺です。

西の庭、細川廟、仏殿・昭堂が一般公開されるのは
第49回京都冬の旅」のおかげで
10年ぶりということです。


02saiyuki21211_20150312093035d30.jpg


龍安寺 細川廟と仏殿 2015年01月11日_P1110060
                                  西の庭 細川廟と仏殿


西の庭とよばれるエリアには
開基の細川勝元の廟と
天井に龍が描かれている仏殿と
ご本尊が祀られた昭堂があります。






龍安寺 細川廟2015年01月11日_P1110061
                                           細川廟


龍安寺 細川廟 細川勝元坐像2015年01月11日_P1110054
                               細川勝元坐像
                               像高は93cm
                               明暦4年(1658年)藤原種久作



02saiyuki23456784.jpg
↑仏殿


仏殿の天井には龍が描かれ
奥の昭堂には
慶派の作とおもわれる
端正でお美しい金泥の
ご本尊の釈迦如来座像が安置
されています。

私自身が、慶派のお仏像好きなので
慶派特有の整ったお顔に大満足です。


龍安寺 仏殿 2015年01月11日_P1110064
                                天井に龍が描かれた仏殿



龍安寺 鐘楼 2015年01月11日_P1110063
                                            鐘楼


龍安寺 西の庭の芙蓉2015年01月11日_P1110057


↑以上が、西の庭、仏殿・昭堂のご案内です。


龍安寺と言えば石庭の次に有名なのが
知足の蹲踞(つくばい)です。
茶室蔵六庵の露地に設置されていますが
レプリカが方丈の東庭に置かれています。

龍安寺 つくばい2015年01月11日_P1110068


吾れ唯足ることを知る2015年01月11日_P1110067
                   方丈東庭 知足の蹲踞 吾れ唯足ることを知る



龍安寺方丈東庭 日本最古 侘助椿 2015年01月11日_P1110072
                    方丈東庭 龍安寺垣と日本最古の侘助椿


侘助椿もやはり東庭の龍安寺垣を
背景に姿をみせています。

太閤秀吉が朝鮮より持ち帰ったと
いわれています。
花の見ごろは2月~3月です。



2015年01月11日_P1110071
                                          火頭窓



龍安寺 束 2015年01月11日_P1110066
                             束(つか)


方丈、石庭、仏殿・昭堂をまわり庫裏を出ましょう。
広い境内は緑が綺麗で苔も冬とはいえ
青々としています。



龍安寺 西源院2015年01月11日_P1110092
                            塔頭 西源院



龍安寺2015年01月11日_P1110088




2015年01月11日_P1110009
                       コチラをクリック 拡大図になります



en1参考en1


*この特別公開は2015年1月11日訪れたものです。
*前回 京都非公開文化財特別公開 冬の旅 龍安寺 1 贔屓・石庭・勅使門
*お食事処としては塔頭の西源院の湯豆腐が有名です。
             食べログ評価3.46




en1備忘録en1
2015年1月11日
龍安寺 /勝林寺→東福寺 /////////10→京博


< 臨済宗大本山 東福寺 2015年1月11日拝観記 >

1 三門、東司、仏殿
2 三門、仏殿内部
3 三名橋 臥雲橋・通天橋・偃月橋
4 常楽庵開山堂
5 方丈恩賜門
6 方丈(本坊)重森三玲の庭 南庭
7 重森三玲の庭 東庭・西庭・北庭
8 本坊の大瓶束
9 龍吟庵 重森三玲の庭
10 鎮守社 五社大明神 



 
09
 
02saiyuki2345678323.jpg
                                             龍安寺 ミニ石庭

< 大雲山 龍安寺 >


山号   大雲山
宗派   臨済宗妙心寺派   
本尊   釈迦如来
創建   宝徳2年(1450年)
開基   細川勝元

拝観料  500円
特別公開拝観料 300円
    
住所   京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
電話   075-463-2216

アクセス JR京都駅から市バス50番
       立命館大学前下車 徒歩7分

公式ホームページ  


2015年01月11日_P1110004
                                      褶曲(しゅうきょく)地層

立命館大学前でバスを下車して
龍安寺にむかってきぬかけの道を歩いていると
アート作品のような地層が右手に現れて
ます。
このような地層を褶曲(しゅうきょく)地層
というそうです。

徒歩7分という案内ですが
もっと短いような気がするのは
自然が豊かなせいかもしれません。


龍安寺 山門 2015年01月11日_P1110006
                                            山門

平安時代の貴族徳大寺家の山荘を、
細川勝元が譲り受けたものです。
応仁の乱で全焼しましたが、
勝元の実子改元が復興に着手。
細川家の菩提寺として、豊臣秀吉や
徳川家などから庇護を受けてきました。

寺紋は細川家の「丸に二つ引き」です。

龍安寺 寺紋 丸に二つ引き 2015年01月11日_P1110086
                                 龍安寺 寺紋 丸に二つ引き



龍安寺 2015年01月11日_P1110010



龍安寺 手水舎2015年01月11日_P1110011  龍安寺 手水舎 2015年01月11日_P1110012

京都 龍安寺 手水2015年01月11日_P1110014  京都龍安寺2015年01月11日_P1110015


鏡容池(きょうようち)の畔がきれると
手水、石仏が見えて
大きな庫裏があらわれます。



龍安寺庫裏2015年01月11日_P1110016


石段の左右に見える垣根は
龍安寺垣といわれています。

この庫裏の玄関の蛙股(注1)が
なんと「贔屓 ひいき (注2)」さんなのには
驚きました。

龍安寺 庫裏 贔屓の蛙股2015年01月11日_P1110022



龍安寺 庫裏の蛙股 贔屓2015年01月11日_P1110023
                                      庫裏の蛙股 贔屓


蛙股好きの贔屓びいきの私は
これだけで大満足です。


方丈と石庭へまいりましょう。

京都 龍安寺方丈2015年01月11日_P1110046
                                           方丈の扁額


2015年01月11日_P1110034
                                            方丈内部

龍安寺 石庭2015年01月11日_P1110029
                                        方丈 石庭

有名な石庭は75坪の白砂の空間に
15個の石が配置されています。

虎の子渡しの庭
あるいは
七五三の庭


呼ばれています。


2015年01月11日_P1110031 2015年01月11日_P1110044 

龍安寺石庭 2015年01月11日_P1110042

いろんな解釈がありますが
龍安寺さん自体がウェブに
「作者の意図は今では不明」
と記載されているのですから
私がわかろうはずもない。
と、
いままでの見仏記に比べたら
なんと投げやりな私。

どうしてかと言いますと、







龍安寺 石庭2015年01月11日_P1110104


縁側から落ちんばかりの人で
庭をゆっくり眺める気がわいてこず
1975年には英国のエリザベス女王来日時に
絶賛されたこのお庭、マムは3回目の
来訪ですが、今回もゆっくりと腰を落ち着けること
ままならじでした。


石庭を囲む土塀の高さは一定ではなく、方丈より向かって左から右にかけて
低くなっています。
このようにすることで奥行きがより感じられるといわれています。
赤茶色の土塀は菜種油を練り込んだもので油土塀とも呼ばれています。
さまざまな色合いをみせるこの油土塀はこの石庭にはなくてはならない
ものです。
春になると油土塀の向うから枝垂れ桜が覆いかぶさるように咲き乱れ
この石庭が、まったく違う華やかな顔を見せるといわれています。


この方丈と石庭へ通じる勅使門が
とても優美です。

龍安寺方丈勅使門 束 2015年01月11日_P1110036
                                          方丈勅使門


龍安寺 方丈の勅使門と束2015年01月11日_P1110035
                        大瓶束(たいへいつか)

大瓶束もとても優美です。



この勅使門は表からみると


龍安寺方丈 勅使門2015年01月11日_P1110096
                                   方丈 勅使門
 
↑このようになります。

                                            この項つづく→

en1参考en1

<注1:蛙股>
梁の上に設けられて上部を支える役目を担って
いました。
蛙が足を広げた形をしているので蛙股といわれました。
建築技術が進化すると、補強より「意匠性」を増して
いきました。

奈良 當麻寺蛙股 北野天満宮三光門蛙股2014年02月09日_DSC_0084
奈良当麻寺の蛙股                 京都北野天満宮 三光門の蛙股

<注2:贔屓>

贔屓 東寺大師堂2013年01月14日_DSC_0551 贔屓2013年03月03日_DSC_0048
東寺大師堂の贔屓         東大寺二月堂の贔屓

中国の伝説によると、贔屓は龍が生んだ9頭の神獣・竜生九子のひとつで、
その姿は亀に似ている。重きを負うことを好むといわれ、
そのため古来石柱や石碑の土台の装飾に用いられることが多かった。
日本の諺「贔屓の引き倒し」とは、
「ある者を贔屓しすぎると、かえってその者を不利にする、
その者のためにはならない」という意味の諺だが、その由来は、
柱の土台である贔屓を引っぱると柱が倒れるからに他ならない。
         *上記はウィキペディアより*

ご贔屓という言葉もこの贔屓からきています。
下積みの役者さんをファンが支えるということです。

贔屓に関しての拙ブログ

*この特別公開は2015年1月11日訪れたものです。



en1備忘録en1
2015年1月11日
龍安寺 /勝林寺→東福寺 /////////10→京博


< 臨済宗大本山 東福寺 2015年1月11日拝観記 >

1 三門、東司、仏殿
2 三門、仏殿内部
3 三名橋 臥雲橋・通天橋・偃月橋
4 常楽庵開山堂
5 方丈恩賜門
6 方丈(本坊)重森三玲の庭 南庭
7 重森三玲の庭 東庭・西庭・北庭
8 本坊の大瓶束
9 龍吟庵 重森三玲の庭
10 鎮守社 五社大明神 


 
15
 
仁和寺勅使門
                               2009年3月15日仁和寺 勅使門


勅使門とは天皇の代理としてつかわされた人(勅使)を
迎えるためにつくられた門をいいます。

そのため勅使門は特別、あるいは格別な門として
技術の粋をこらした門といえます。

私がはじめて勅使門に目を凝らしたのは
仁和寺の勅使門です。

仁和寺に行かれたらどうぞ勅使門をじっくりと
ごらんください。




京都 仁和寺 勅使門







仁和寺 勅使門 056







仁和寺勅使門 京都特別公開 055







京都仁和寺勅使門





勅使門は明治20年(1887)に焼失した後、大正2年(1913)に
内務省・宮城県・京都府の技師亀岡末吉(1865~1922)によって
再建されました。
亀岡が手掛けた建築はのちに「亀岡式」とよばれ
流麗な線が特徴的で、西洋の意匠の研究にも余念がなく
ウイリアム・モリスの図案に影響されたことは言うまでも
ありません。



                           この項は、東寺勅使門をアップ時に
                           仁和寺の勅使門も披露したいという思いが
                           あり記載しました。
                           おいおい勅使門・唐門の項をふやしたいと
                           思っています。




en11月13日・14日見仏記en1

1 滋賀三尾神社 見返り兎
2 三井寺 左甚五郎の蛙股 龍
3 竹生島宝厳寺
4 竹生島宝厳寺 国宝唐門
5 竹生島神社(都久夫須麻神社)のご神紋
6 竹生島 贔屓
7 京都知恩院 三門楼上内部
8 京都名物
9 八坂神社を駆け抜ける
10奈良らしいもの
11東大寺 大仏様(だいぶつよう)の大仏殿
12東大寺 大仏殿のお仏像さまたち
13東大寺 上院へ行く前の箸休め
14東大寺 二月堂石階段 ますかけ のこと
15東大寺 二月堂手水舎の彫師相野徳兵衛
16東大寺 手向山八幡宮をさらり散策
17東大寺 ミュージアム
18京都東寺 小子房の美しい勅使門
19東寺 西院にて神獣 贔屓 にまみえる
20見仏紀行 〆 551を貪り食らふ


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ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
楽天のマムの素より移転してきました。こちらに収められてない神社仏閣がたくさん記録されています。
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またカバ屋印では日常のてんやわんやぶりを公開しています。
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