白マム印 日本のこと日本のもの

 
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三輪途道展 義の人といつかは獣勇士

 
長野県上田市サントミューゼ 多目的ホールにて
開催されていた「義の人といつかは獣勇士」に
三輪作品見に逢いたくて最終日の8月15日に
行ってまいりました。



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                                                   義の人   



三輪途道先生はリーフレットに幸村のイメージを
   「秀吉の死後、大坂冬の陣、夏の陣を戦い、
   義を貫いた人。
   一般的に名称といえば、眼力が鋭く、意気盛んな人相の
   イメージがあるかと思いますが、
   私が想像する真田幸村は冷静で、声を張り上げて怒ることも
   少なく、知的でやさしい人物のような気がします。
   和歌山の九度山に蟄居した年月も加わり、
   人生を達観した僧のような眼差しさえ感じる
   死を覚悟した男。」
と、語られています。

三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166P8150168







三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166







三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166P8150169



  「展覧会を構成するにあたって、
  諧謔性、喜劇性を意識的に加えまして、
  真田十勇士ならぬ
  真田獣勇士を作りました。」




三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166
                              たま吉






三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166P8150172


三輪先生彫るところの
猫はいつも千年も万年も生きたような
「なにもかお見通しさ」てな
ふてぶてしさがある。

このたま吉も、ご多分に漏れず。

可愛げがないことこのうえない。
でも
いつも気になってしかたない、愛すべき猫。







三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166

撫でると
愛らしい声でミア~と鳴きそう。





三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166P8150176

いつ見ても何度見ても
この猫足が大好きな私です。





三輪途道展  ハチ太郎 義の人といつかは獣勇士 P8150188
                                         ハチ太郎

白いハチ太郎は紀州犬なのだろうか。
九度山蟄居を考えると間違ってもいないような・・・・・・。

ハチの目は一点の曇りもない。
どこまでも義の人を信じてついていく
無辜の目をしている。

どんなに信じても鼻水は出る!
悲しかろうが
怖かろうが
勇気リンリンだろうが、
出るものは出る。

何故ならば
それが生きていることだからだ。




三輪途道展  ハチ太郎 義の人といつかは獣勇士

やはり
ハチ太郎は紀州犬だ。
そういうことにしておこう。

どこまでも忠実に。


三輪途道展  佐助 義の人といつかは獣勇士 P8150166P8150186
                                       佐助の助


なんという思慮深い眼差し。
意思の強さと勇敢さをあらわす口元。



三輪途道展  佐助 義の人といつかは獣勇士 P8150166


いつも冷静で
義の人を諭すことさえありそうだし
義の人のためなら命も惜しまない。

そのような佐助の面構え。



三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166







三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166P8150183







三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150166P8150179






三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150203P8150204






三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150207P8150209






P8150203






三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 P8150207






真田殿はよき家来をお持ちじゃ。



en1参考en1

上田市サントミューゼ P8150154
*三輪途道展は終了。
サントミューゼオフィシャルサイト

en1足取りen1

8月15日
安楽寺 1//常楽寺三輪途道展
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05
 
三輪途道展 義の人といつかは獣勇士

 < 三輪途道展  義の人といつかは獣勇士 >

   長野県上田市サントミューゼ 多目的ホールにて

   平成28年8月8日(月曜日)~8月15日(月曜日) 
   9:00~17:00
    *初日は12:00から
    *9日(火)休館日
    アクセス:上田駅より徒歩7分マップ



三輪途道先生のお作に会える!
東京から上田はそう遠くはありません。

車を飛ばしていきますかっ。

少し足をのばして安楽寺常楽寺
訪れるのもいいかもしれません。

 
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三輪途道カレンダーと藤井製帽の麦帽とルシェルブルーP5081324P5081341



好きなものに囲まれて

   三輪途道先生のカレンダー
   尾道 藤井製帽の麦わら帽子
   手塩にかけて育てているバラ、ル シェル ブルー


 
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                                       午後は鮨八で待つ


三輪途道先生の「猫」たちは
いつもふてぶてしい。

羨ましくなるほど
ふてぶてしい。




三輪途道 のら暮らし PC041220
                                     午後は鮨八で待つ


そのうえ堂々として威圧的でさえある。

午後は鮨八で待つ

と、言われたら
取るものも取り敢えず
駆けつけそうである。



三輪途道 のら暮らし PC041211
                                      しめ鯖は苦手です



アンヨは可愛いのだが


三輪途道 のら暮らし PC041236
                         しめ鯖は苦手です


この顔で

しめ鯖は苦手です

と、言われたら
思わず
もうしわけありませんでした

と頭を垂れてしまいそうな私。



三輪途道 のら暮らし PC041210
                         しめ鯖は苦手です





三輪途道 のら暮らし PC041213
                       フーテンの寅蔵


ど、どどどうかなさいましたでしょうか?

と、
つい卑屈になっちまう私。



三輪途道 のら暮らし PC041214
                                    フーテンの寅蔵






三輪途道 のら暮らし PC041216
                           フーテンの寅蔵






三輪途道 のら暮らし PC041226
                            霧隠才蔵の助



お、お待ちくださいませ。
才蔵の助さま!



三輪途道 のら暮らし PC041229
                                        霧隠才蔵の助





三輪途道 のら暮らし PC041222


振り向くのも面倒くさそうな
霧隠才蔵の助さん。





三輪途道 のら暮らし PC041231


ひとくせも
ふたくせも
ある猫たちの集会である。


*    *    *

敬愛する三輪途道先生の
久しぶりの東京での個展です。

三輪先生は東大寺1250年祭時の菩提僊那上人坐像
の作者でいらっしゃいます。

*    *     *

三輪 途道 展 - のら暮らし -
Michiyo Miwa solo exhibition

会期 2015年12月4日(金)-12月19日(土)
時間 11:00-19:00
休廊 日月
会場 LOWER AKIHABARA
アクセス
三輪途道オフィシャルサイト




 
05
 
三輪途道2014年09月05日_P9050639

MIWA Michiyo EXHIBITION

2014年9月6日(土)~23日(火)
           定休日/水曜日
ガレリア ポンテ Galleria Ponte
金沢市野町1‐1‐44宮本ビル1f
tel 076-244-6229
公式ホームページ

*展示の詳細はコチラをご覧ください。


en1

立木寛子著 爺さんとふたりの詳細は
コチラをご覧ください。

爺さんとふたり2014年09月05日_P9050631

 
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三輪途道展ポストカード
〈月を讀む〉 2014 檜、漆、彩色   photo 三輪洸旗


Michiyo Miwa Exhibition
2014年6月9日(月)~21日(土)
ガレリア グラフィカ
東京都中央区銀座6-13-4
地下鉄銀座 A3出口、みゆき通り


三輪途道2014年06月09日_P6091476


大好きな三輪先生の個展に行って来ました。

本当は私より三輪先生の方が年下なのですが
包容力たっぷりで快活な先生とお話をしていると
「こんなお姉さんがほしいなあ」

思ってしまいます。
勿論作品もね。



三輪途道 2014年06月09日_P6091446

 




三輪途道2014年06月09日_P6091450






三輪途道2014年06月09日_P6091447









三輪途道






三輪途道2014年06月09日_P6091474








三輪途道2014年06月09日_P6091439






三輪途道2014年06月09日_P6091442







三輪途道2014年06月09日_P6091445









三輪途道2014年06月09日_P6091456






三輪途道2014年06月09日_P6091470



      随分前のことですが
      画廊の方に私はいいました。
      「三輪先生はもうちょっと偉ぶられていいのに」と。
      すると画廊のお姉さんも
      「実は、そうなんですよ」と、即答。

      それだけの実績のある方なのに
      ただただ木を彫るのがお好きなのだなあと
      会うたびにしみじみ思います。

      それを含めて好きなのですが。

      もう1個付け加えると
      タイトルつけるの上手!
      〈月を讀む〉ねえ。

      こういうセンスにはジェラシーを感じます。
      笑
  

三輪途道2014年06月09日_P6091457


やっぱり
犬が好きなんだなあ。
先生の犬を拝見するにつけ
しみじみ思います。

三輪途道 2014年06月09日_P6091458


首にまとわりつきたい!



*    *    *

今の時代のリアリズムを表現するには、私だけの思いで作るのではなく、
生き様が共感できるモデルを見つけた段階で作品作りの半分は終わるようです。
作品を自分に届けるのではなく、モデルを通して人に届ける思いで彫ると
、物理的な所作のこだわりは、薄まる気がします。
目の前の作品を普遍という別の時間軸に移動するのは、
技のリアリティでなく、技を突き詰めた先にある慈愛なのだと気づくこの頃です。
                                         三輪途道
                      (上記 ガレリアグラフィカ より抜粋引用)

 
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2011年01月04日_DSC_0420 群馬館林美術館
                                     群馬県立館林美術館



2カ月前、三輪先生より
館林美術館での作品展示と
アーティストトークショーのお知らせを
いただきました。

以来待ちに待った本日です。


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                         平野富山 羽衣舞


色めく彫刻 と 名をうたれたこの作品展は
日本の彩色彫刻の美しさをつまびらかに
してくれます。

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神社の木彫彩色や、平櫛田中、安藤録山などの
見事な彩色された彫刻が披露されていました。
が、
私の目をうばったのは平野富山の作品です。

トップ画像は、その平野富山の作品です。
富山は平櫛田中の彩色の殆どを施したと
いわれています。
この羽衣舞の他に、福童子、聖徳太子二歳像、
花ごころが出展(静岡市立美術館より)されて
いました。

福童子はあいらしくデフォルメされており
後ろにまわると、その絵付けはまるで
お仏像の衣にもちいられる精緻な截金(きりかね)
装飾のようでした。

姿、形よし。その彩色の細やかなこと。
これは、一度、静岡美術館に行ってみたいと
思わせる、思いがけない眼福なる作品でした。



三輪途道 かあちゃん猿2012年11月18日_PB181188
                   三輪途道 かあちゃん猿


この「かあちゃん猿」は台湾の美術展に出品されたものです。
幸いに、日本の三輪先生のコレクターが収蔵品となったので
こうやって見ることができます。
やっぱりいいですね。
形、色、彫。
母親の情念をみごとにあらわしていると思います。

尊敬する三輪先生は困ったかた(冗談ですが)で、
人の評価より、その時、ご自分が必要とされたことを
どうしてもしてみたくなる方、なんですね。
本来は、現代具象彫刻家で、お若いのに大家でもあるのですが、
本人も「イレギュラーな作品」と仰っているのですが、
一見「おきゃん」なものをおつくりになる。

だから、
それしか見たことないかたは
「おきゃん」な作家のレッテルをはっちゃう。
これは、ちょっと損なこと。


例えば↓
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                        注 この作品は今回は展示されていません



しかし、私はそれを含めて
三輪途道先生が大好きです。

ひさしぶりにお会いして
短い時間ですが、おしゃべりがはずみます。

聖武天皇殿なんて話は誰にしても
ハア? ですが、
お互いにすぐわかる。
これは短くともわたくしにとっては
本当にうれしい時間です。


もっと芸術の話とかお仏像の話をしたいなあと
いつも思います。



2012年11月18日_PB1811871
静岡市立美術館の学芸員さん、三輪先生と共に


                     *カバ屋印マムの素 と あわせてご覧ください



en1参考en1

三輪途道公式ホームページ
群馬県立館林美術館
静岡市立美術館


<巡回バス時刻表>
館林駅よりの巡回バス    美術館より
 8:50              9:21
10:45             11:26
14:05             14:36
16:20             16:55


 
01
 
敬愛する三輪途道先生の作品展示と
トークショーのお知らせです。
群馬の館林美術館は、
実は遠い!
駅からのバスもそうそうはない。
遠くてもアクセスがよければいいのですが
否。

でも、行かなければのワタクシです。



三輪途道 かあちゃん猿
                   三輪途道 かあちゃん猿


色めく彫刻  よみがえる美意識


 会場 群馬県立館林美術館
 会期 2012年9月22日~12月2日
 
<章構成>
Ⅰ フランス近代彫刻とその系譜にみる色
第1節 黒と白のモダン    ロダン、ポンポン、北村四海、高田博厚
第2節 素材を装う色

Ⅱ 日本近代彫刻と色
第1節 極彩色の伝統     若林純
第2節 色を愛する心     安藤綠山、起立工商会社、新海竹太郎、中谷翫古、平櫛田中、佐藤朝山、
                   清水三重三、澤田政廣、宮本朝濤、平野富山

Ⅲ 現代彫刻と色
第1節 温故知新        前原冬樹、三輪途道、下山直紀、保井智貴    
第2節 彩色彫刻の可能性  岡本敦生+野田裕示、袴田京太朗


*アーティスト・トーク*
11月18日午後2:00~3:00 申し込み不要
   三輪途道、下山直樹、保井智貴

                                      ・群馬県立館林美術館アクセス
                                      ・三輪途道 公式ウェブサイト
 
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<鏡池より東大寺大仏殿をのぞむ>


500年ぶりのご新造をまかされた仏師とはどのような方なのだろう。
そう思いつつも、いつもの性癖でその思いは薄まっていき
日常の中に埋もれてしまいました。







ある時のこと、
インターネットで版画を検索していました。
そして、偶然にもあの「月の舟」と題された彫刻に再びめぐり
あうことができたのです。
作者は三輪途道(旧姓上原三千代)という女性でした。
男性作家と思いこんでいた私は驚きましたが、
それ以上に驚いたのはまだお若い方、私よりもひとまわりも
年下という年齢でした。
いえ、
もっと驚いたことは、
この女性が東大寺1250年祭時の菩提僊那上人坐像の作者だったということです。


薄れて埋もれていたとはいえ、長年の思いは別々のところでうずくまって
つながっていたとは。




<わたくしmom所蔵 三輪途道作 檜 漆 彩色 mom家のなめくじ>



それにしても東大寺の懐の深さです。

東大寺は学生時代の三輪先生(当時上原三千代)の技量を熟知したうえ
の登用ですが、それにしても当時30そこそこ。大英断に違いありません。
例え東大寺が起用したとしても面々と続くおかかえの仏師集団がだまって
いるのだろうか等、とても下世話なことですが疑問が浮かんできます。
が、
のちに三輪先生にお会いしたおりその質問をぶつけてみましたところ、
制作中に嫌な思いは一切なかった。
嫌なことは一切耳に入らなかった。
と、
明快に答えてくださりました。

まさに、これが東大寺の器の大きさです。



                                     






*菩提僊那上人坐像に関しては三輪途道先生のオフィシャルホームページ
 ご覧ください。  

                             

私のお仏像の原点と三輪途道先生とのつながり、
このことが縁となり、
私の仏像への旅は深まっていくのでした。


                                この項 完



お仏像と三輪途道先生への長い話   



*黒マムの新春老骨に鞭打つ見仏記」を掲載中
 
09
 


私のお仏像の原点、日光月光菩薩さんは
東大寺法華堂においででした。




<東大寺法華堂(三月堂)>


しかし、現在日光月光菩薩さんは不空羂索観音菩薩さんと
共に昨年開館の東大寺ミュージアムのガラスの向うに
おいでです。







さて、話をもどしましょう。
絵を描くのは好きでも絵の下手なことを自覚している私は
絵画や彫刻や陶磁器を愛でることに重きをおいていきました。


10年ほど前のことです。
ある彫刻写真に目がとましました。
静謐な空気を身のまわりにまとった
老犬(私には老いた犬にみえました)です。
タイトルは「月の舟」。

いい彫刻だなあと、見惚れましたが、

50才すぎの男性作家と勝手に思いこみ
どなたの作品なのかわからないままに心にしるしました。


ちょうどそのころです。
「東大寺大仏開眼1250年祭」がとりおこなわれたのは。
正確には2002年10月15日です。
奈良国立博物館では記念の展示が催されました。
勿論私も馳せ参じ祭をうっとりと眺めたものです。


この大仏開眼1250年祭の大きな話題は、東大寺が500年ぶりに
お仏像を新造されたということでした。
そのお仏像は1250年前に天竺よりおいでになった
菩提僊那僧上(ぼだいせんなそうじょう)の肖像彫刻です。
(僧侶の彫刻であっても高僧の場合、お仏像といいます)


500年ぶりの新造です。

この重責を担う仏師はそれは重鎮でたくさんの弟子を
もった人のはずです。



つづく



<東大寺ミュージアム>




お仏像と三輪途道先生への長い話   

プロフィール

gurekomom

Author:gurekomom
ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
楽天のマムの素より移転してきました。こちらに収められてない神社仏閣がたくさん記録されています。
https://plaza.rakuten.co.jp/cotton12/
またカバ屋印では日常のてんやわんやぶりを公開しています。
http://pocomom12.blog.fc2.com/

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