白マム印 日本のこと日本のもの

 
25
 
宝山寺境内、獅子閣、奥の院と
生駒山を満喫したつもりが
奥の院の石段を下る最中に見つけた
「岩谷の滝」への道標の矢印に
あらがえず
帰路の方向をそれていきます。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0358


山道を進むと
ケーブルカーの線路があらわれ



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0359


動いているケーブルの線をおっかなびっくりとまたぎ




生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0360



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0361



ずっと下って行くと
集落があらわれました。

     ずっと下っているので、帰りはずっと急な登り坂で
     大変だなあと、心配な私です。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0362



集落に人影はないのですが
テレビの音が聞こえてきて
それがかえって不気味ですし
この道が岩谷の滝につづくのかも
不安ですし、
もし岩谷の滝についたとしても
女人禁制ではないだろうかと
高揚して下ってきた割には
暗雲が心に立ちこめてきます。


生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0377


なんとなく見られている気配を感じて
人家の2階を見やると、
人が身を潜めたのを目がとらえました。

う~ん。。。
八墓村みたいだなあ。
ここは、心細げな気持をおしやって
明るく大きな声で聞こうではないかっ。

「すみませ~ん、この先は岩谷の滝ですか」
「すみませ~ん、女性も入っていいのでしょうか」

すると
好々爺な殿方が窓から身をのりだして

「どうぞどうぞ、大丈夫ですよ」と、
即答してくださいました。

どうも私は物語を勝手に作ってしまったようで
この集落は、なにもおどろおどろしいことはありませんでした。

細い道の先を右に折れると
薄暗い路地があらわれます。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0363



ここが、岩谷の滝です。
随分と深い谷に来たものです。

右手はお不動様
左手は無料休憩所です。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0364
                                             お百度石



お百度石です。
ザーザーという水の音がして
ここでのお百度参りは、不謹慎な物言いですが、
心底おっかない。

ザーザー
ちょっと不自然です。
ザザーザザー 
???


生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0365
                                             お不動様



不自然な水の音の正体がわかりました。
上半身裸、下半身は足首までの白い腰巻を
まとった男性が竹ぼうきをもって
せせらぎを掃除していたのでした。

いきなり目の前にあらわれたので驚きましたが
お掃除の男性ですね。

「こんにちわ」と声をかけて
進みます。




生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0367


おびただしい祠です。


突き当たりに御神体の大きな岩が鎮座されています。
お不動様もおいでです。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0368



水の匂い
線香の香りが漂います。




生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0369



おまいりをして戻ります。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0370



神々がそこにもあそこにもおいでです。
仲良くしておいでなのかしらと
心配になります。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0371



苔むした石段をのぼります。




生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0372



大黒天・天龍白瀧とかかれた扁額の
鳥居です。


目の前に大きな石が沢山あらわれました。
磐座(いわくら)でしょうか。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0373



磐座にはよくみると
神の名がそれぞれ書かれています。

白龍大神
地王大神
玉光大明神


小高いところには朽ちかけたお社があります。



もうこれ以上進むには
私は不浄すぎる・・・そういう思いがわいてきました。

足もとの石でさえ
神様かもしれません。
そう考えると
やすやすと足を出すことさえままなりません。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0374



ここはいったい
何を意味する場所なのでしょうか?

神々が集いたまう

神奈備(かむなび)の杜。(注1)





畏怖の念もおこりました。





とても怖ろしくなって
いそぎもどりたいのを
こらえて
静かに
お不動様の方へもどりました。 



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0375



身体が、とても冷えて
休憩所にはいると
窓から身を乗り出して
こたえてくれたあのおじさんが熱いお茶を
出してくれました。

奥の院では感じなかった
身体の疲れが
一気に出て来て
休憩所の畳に横なりたいほどでした。
が、
熱いお茶が身体の隅々にわたるころには
なんとか
回復しました。

おじさんはここの管理人さんだということです。
身体が自分のものではないような、
それくらいの疲労感の中、
人懐こいおじさんはいろんなお話をしてくださるのですが、
相槌をうつのが精いっぱいです。

どうやって奥の院までもどろうか
と、
ときおり困惑した考えが浮かびます。

おじさんの話す声が
遠くから聞こえてくるようです。
  この頃ブームでしてよく修行にこられるのですよ
  昨日は女性が引率されて20名ほどおいでになりました
  今日も男性が一人修行されてますよ

「今日も男性が一人修行されてますよ」

えっ!
先ほどの方は「行」をされていたのか。
なんと失礼なことを。
声をかけてしまった。

と、自分にあきれ果て
これがバネになり、
力がでてきました。

よし、行くぞ。
さあ、
もうひとふんばりだ。
と、
奮いたっていると
管理のおじさんが近道を教えてくれました。

「すぐだよ」と。

この「すぐ」は
「すぐわかるよ」という意味だと解した私です。



生駒山岩谷の滝2013年04月29日_DSC_0376




教えられた通り細い道を行くと下りも登りもなく
なんということでしょう。
すぐに、
宝山寺の大鳥居脇の駐車場にでたのでした。




生駒山宝山寺 鳥居2013年04月29日_DSC_0421




わたしは
岩谷の滝にいた時
「ずいぶん山深いところにきてしまった」

後悔していたのですが、
宝山寺の目と鼻の先にいたとは。


肩すかしにあったような
狐にばかされたような
気持。

わたしはニヤニヤしながら
ケーブル駅にむかうのでした。


                               次回は 往馬神社(いこまじんじゃ)へ


岩谷の滝 大聖院 ご朱印2013年05月02日_P5020420



en1参考en1



<注1:神奈備>
神奈備(かむなび・かんなび・かみなび)とは、神道において、
神霊(神や御霊)が宿る御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)
を擁した領域のこと。
または、神代(かみしろ)として自然環境を神体(しんたい)とすること。

神が「鎮座する」または「隠れ住まう」山や森の神域や、
神籬(ひもろぎ)・磐座(いわくら)
となる森林や神木(しんぼく)や鎮守の森や神体山を、
また特徴的な岩(夫婦岩)や滝(那智滝)
がある神域などをさす。            ウィキペディアより


<岩谷の滝 大聖院>
住所 奈良県生駒市門前町18-28 
電話 0743-74-1111(生駒市観光協会)
アクセス ・近鉄生駒ケーブル 梅屋敷駅より徒歩5分
      道標あり
      ・宝山寺奥の院参道より 徒歩10分 道標あり

en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線






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05_20130521172431.jpg





境内、獅子閣と歩きまわりましたが
まだまだ先は長い。

奥の院があります。

奥の院にいく迄にざっと数えて10ほどの堂宇が
あります。

お参りした順に写真を掲載しましょう。




文殊堂
                                              文殊堂

境内から石段をトントントンとあがると、
文殊堂です。
ここから境内を見ると、
「八つ棟造り」の
きれいな聖天堂を見ることができます。
      *写真撮影のポイントですね。


生駒山宝山寺 聖天堂2013年04月29日_DSC_0418
                                              聖天堂



宝山寺 常楽堂2013年04月29日_DSC_0330
                                              常楽堂


この常楽堂の先に烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)を
お祀りしたお堂があります。


宝山寺烏枢沙摩明王堂 2013年04月29日_DSC_0333
                                         烏枢沙摩明王堂

下調べの段階で、このお堂に気がつき
是非行かねばと思いました。
何故?

実は子供の頃
事あるごとに
「お便所の神様にあやまってきなさい」
「お便所の神様にお願いしなさい」
と、母から言われて育ちました。

便所の神様が烏枢沙摩明王なのです。

これは、おまいりしないわけにはまいりません。

唱えます。
オン・クロダノウ・ウン・ジャク・ソワカ
オン・クロダノウ・ウン・ジャク・ソワカ

    母からいつも聞いていたのはこの「お便所の神様」と
    炊事場の神様の「荒神様」でした。



宝山寺 多宝塔2013年04月29日_DSC_0335
                             多宝塔



宝山寺 五社明神2013年04月29日_DSC_0337
                                            五社明神


宝山寺水かけ地蔵2013年04月29日_DSC_0334
                                           水かけ地蔵


奥の院への石段には

宝山寺 奥院参道2013年04月29日_DSC_0344


おびただしい数のお地蔵さまです。

宝山寺 2013年04月29日_DSC_0343
                                              大師堂



宝山寺 奥の院参道2013年04月29日_DSC_0340



ここからが奥の院になります。




宝山寺 奥の院 手水舎2013年04月29日_DSC_0346
                                         奥の院 手水舎




宝山寺開山堂2013年04月29日_DSC_0351
                                          奥の院開山堂



宝山寺奥院2013年04月29日_DSC_0348
                                           奥の院本堂



宝山寺奥院2013年04月29日_DSC_0349
                                          奥の院鎮守社



そして最も奥が大黒堂です。


宝山寺奥院2013年04月29日_DSC_0350
                                          奥の院大黒堂




まあ、よく歩きました。
ケーブルを降りてからずっと
石段、坂道。
階段だらけの生駒聖天さんです。

石段がなだらかだったせいでしょうか?
存外、足は平気です。




2013年04月29日_DSC_0352



ここが最終地点なのですが。



宝山寺奥院参道2013年04月29日_DSC_0353


下っていると、



生駒山 岩谷の滝道標2013年04月29日_DSC_0357


「岩谷の滝 近道」


道標にどっこい釣り込まれて
フラフラ右へ折れて・・・・・・。
行ってしまいました。


                                    次回は 岩谷の滝です。



宝山寺 奥の院2013年04月29日_DSC_0355







en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線






 
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生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0378


宝山寺のの境内の端には客殿として1884年に落慶した
獅子閣があります。
普段は一般には公開されていませんが、
2010年の平城遷都1300年祭の際の記念公開以来
年2回公開となっています。

獅子閣は、
宮大工の吉村松太郎を横浜に3年留学させて西洋建築を
学ばせ棟梁として建設にあたらせたものです。

その外観は擬洋風ハイカラで、
内部は和室をもちいるという和洋折衷です。


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0381

美しいらせん階段。
柱頭(ちゅうとう)及び柱礎(ちゅうそ)に施した彫刻
も、とてもいいものです。


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0379

↑上に並ぶ丸型は、舶来の洋釘を目立たせるためにわざと
ほどこしたものです。


↓天井にも細かい細工があり、宮大工の矜持を感じさせます。

2生駒山宝山寺獅子閣013年04月29日_DSC_0409



生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0382


1階ははいってすぐが洋間、そして六畳の和室が二間あります。
色ガラスとらせん階段がいかにも洋風で、当時は静かな山中で
あったここにちょっとした社交場ができたかのような
感じがします。




生駒山宝山寺 獅子閣2013年05月27日_P5270510
                                        パンフレットより


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0383


和室の襖絵は、土佐光孚(みつざね)の筆による、能を題材としたものです。
洋窓、畳、精巧な欄間と襖絵が、うまく混じりあい、当時の和洋折衷の建物に
よくある、とてもリズミカルな趣が伝わってきます。


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0384


生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0386  生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0385
 

生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0394




裏手の庭は和風で、茶室があります。
       このお庭は新しそうですのでいっそのこと
       森三玲に作庭を以来して斬新な庭にすれば
       よかったのになあ・・・。


2階は和室が二間です。

生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0406



2生駒山宝山寺獅子閣013年04月29日_DSC_0399



生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0401

柱頭がどっしりとしていいですね。
1階の柱は四角で2階は円柱になっています。

生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0400



生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0389



2生駒山宝山寺獅子閣013年04月29日_DSC_0392



生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0408


↓使用人用の階段です。
 とても急です。
生駒山宝山寺獅子閣2013年04月29日_DSC_0395


生駒聖天 獅子閣


en1参考en1

*宝山寺は拝観料は不要ですが、獅子閣は500円の拝観料が必要です。
*館内は撮影可。フラッシュも大丈夫です。
*獅子閣の公開日は把握できていませんので電話でお尋ねください。
         電話  0743-73-2006

< 奈良教育大学の院生が作成したパンフレット>
生駒山宝山寺 獅子閣2013年05月27日_P5270508


en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



 
 
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宝山寺境内2013年04月29日_DSC_0304
                                           宝山寺 境内

生駒山 寳山寺


住所  奈良県生駒市門前町1-1
電話  0743-73-2006
交通  近鉄生駒駅下車ケーブル線(1時間に3回・20分毎に発車)
    鳥居前駅から宝山寺駅まで約6分。
    宝山寺駅下車徒歩10分で境内到着
山号  生駒山 
宗派  真言律宗
創建年 719年
開基  湛海  
本尊  不動明王

*日本三大聖天(注1)
*商売繁盛のお寺
*ご縁日 毎月1日・16日

公式ホームページ
*駐車場有り
   車で鳥居まで入れます。



生駒山宝山寺 本堂2013年04月29日_DSC_0299
                                            本堂


駅より続く長い石段の参道を登り切り、

この宝山寺でまず驚くことは
荒々しい岩山を背に
そう広くない境内に個性的な建物、
無数の堂宇が
建っていることです。

客殿だった和洋折衷の獅子閣(次回紹介)
装飾過多な宝塔
牛牛牛の天神様
本堂の前に建つ鳥居、狛犬
大きな巾着型の賽銭箱
美しい八つ棟造りの拝殿




生駒聖天宝山寺中門 門帳2013年04月29日_DSC_0286
                                               中門


延々と続く石段を登り切り中門をくぐると
右手に賑やかな宝鐸(注2)に飾られた
1900年作の朝日宝塔があらわれます。


宝山寺 朝日宝塔2013年04月29日_DSC_0293
                           朝日宝塔

生駒山宝山寺 朝日宝塔2013年04月29日_DSC_0298



宝山寺 朝日塔 宝鐸



宝塔の隣には、
水かけ不動。


宝山寺 水かけ不動2013年04月29日_DSC_0303
                                          水かけ不動



そしてご本尊の不動明王を祀った
本堂(1680年)。


生駒山宝山寺 本堂2013年04月29日_DSC_0297
                                 重層の護摩堂様式の本堂
 
この本堂には江戸時代の作のすばらしい
制多迦童子
がおいでです。
が、
ご本尊の不動明王とともに秘仏です。


宝山寺扁額2013年04月29日_DSC_0306



背後の岩屋は般若窟といわれ弥勒菩薩像が
祀られていますが
「蜂の巣 危険」ということで
立ち入り禁止です。

この般若窟でその昔、
役行者や弘法大師が修行をされたといいます。



宝山寺 般若窟2013年04月29日_DSC_03281


この本堂の斜め前には
菅原道真公が祀られており
そのまわりは牛牛牛と天神様の象徴の牛だらけと
インドの道と化しています。

宝山寺は商売のお寺で有名ですが
学問の神様としても成り立つわけ
です。



宝山寺天神2013年04月29日_DSC_0305

宝山寺 天神2013年04月29日_DSC_0301




本堂の隣には絶対秘仏の歓喜天を祀った
聖天堂の拝殿です。


宝山寺聖天堂2013年04月29日_DSC_0319


この拝殿をご覧になってなにかお気づきに
なりませんか?

まるで神社のようではありませんか。
大きな鈴に注連縄です。
鳥居もあるのですから・・・。

これでは
柏手を打ったとしても
非難することはできません。

拝殿には入る事がゆるされていますし
写真撮影も大丈夫です。



それではと、

宝山寺聖天堂2013年04月29日_DSC_0321


歓喜天の象徴のクロスした大根をパチリ。


拝殿の奥が聖天堂本殿です。

宝山寺聖天堂2013年04月29日_DSC_0314



  歓喜天は
  象頭人身の単身像と立像で抱擁している象頭人身の
  双身像の2つの姿の形像が多いが、稀に人頭人身の形像も見られる。

                        ウィキペディアより

コチラをクリックをしてごらんになればわかりますが
歓喜天はなんともエロティックなお姿をされています。
      *ぜひクリックしてご覧ください

下世話な想像ですが、
日本の仏閣に祀られている殆どの歓喜天さんが
秘仏扱いなのはこのエロティックなためでは
ないでしょうか。
もっとはっきりいえば
淫らな印象のためではないでしょうか。

                  だからこそ
                  円空の歓喜天の崇高さには
                  驚きました。

                 05.jpg
                                                    円空作 歓喜天


この生駒山宝山寺(聖天さん)の歓喜天が
どのようなお姿かはわかりませんが、
この聖天堂の奥に祀られておいでです。

日本にはあまり歓喜天が祀られていないのですが、
その理由は歓喜天は喜怒哀楽の激しいお方で
供養の方法があまりに複雑で、厳しいからといわれています。
少しでもその修法が遅かったり間違っていると
歓喜天は非常にお怒りになるといいます。


その歓喜天が祀られている聖天堂の
全景です。↓

生駒山宝山寺 聖天堂2013年04月29日_DSC_0418


拝殿は破風や棟が重なり合う
とてもきれいな「八つ棟造り」です。

写真の後方に宝珠が見えます。
そこが本殿で歓喜天がおられます。

そしてこの聖天堂の前には


宝山寺 賽銭箱2013年04月29日_DSC_0326

巾着型のお賽銭箱。
と、
鳥居。

宝山寺境内2013年04月29日_DSC_0324


宝山寺鳥居2013年04月29日_DSC_0315 宝山寺鳥居2013年04月29日_DSC_0316
                    鳥居の扁額                       その裏


これはもう神社です。

ウィキぺディアによりますと、
  歓喜天を祀る密教寺院には鳥居が設けられていることがあり、
  鳥居及び歓喜天を祀る建物に注連縄を見受けることがある。

とのことです。


なんでもあり。
それが、
聖天さんのようです。

これは
神仏習合というよりも
混沌というか、
徹底した現世ご利益主義というか

特に
この生駒山宝山寺は
商売繁盛のお寺さん(神社さん?)ということもあり
人寄せのためにはなんでもつめこむといのが
お寺さんの姿勢ですね。


聖天堂の前の線香場にも
大きな巾着の賽銭箱です。

宝山寺賽銭箱 2013年04月29日_DSC_0327

撫でるとお金がふえそうです。
お賽銭をいれると
チャリンと響くようになっています。 笑
クロス大根の印にも注目してください。

歓喜天の象徴
 巾着 単体の歓喜天像は手に巾着袋(砂金袋)に持っているため図案化された。
     歓喜天から受ける御利益が大きいことを表しているという。


 大根 歓喜天の供物であるため図案化された。
     この大根は蘿蔔根(らふくこん)と呼ばれ、やや細くて辛味が強く、
     歓喜天の住する象鼻山に多いとされる[9]。大根の白色は息災を意味し、
     食すると、体内の毒や煩悩を消す作用があるとされている。

                                      ウィキペディアより

巾着と大根はいろいろなところでみられるので
探してみてください。


生駒聖天さん2013年04月29日_DSC_0294



宝山寺2013年04月29日_DSC_0420 生駒山宝山寺手水舎

宝山寺2013年04月29日_DSC_0310 宝山寺おびんずるさま2013年04月29日_DSC_0311
                                          おびんずる様


境内の下のエリアをざっと紹介しました。
まだまだ、下の地図のとおり
無数の堂宇と奥の院、
そして岩谷の滝という行場があります。



05_20130521172431.jpg


宝山寺 ご朱印2013年05月02日_P5020419



                                          つづく

en1参考en1

<注1:日本三大歓喜天>
東京都台東区の本龍院(通称 待乳山聖天)
奈良県生駒市の宝山寺(通称 生駒聖天)
埼玉県熊谷市の歓喜院(通称 妻沼聖天)

<注2:宝鐸>
ほうたく。
堂塔の軒の四隅などに、飾りとしてつるす大形の風鈴。
風鐸(ふうたく)。

<ご縁日>
毎月1日16日
  16日は湛海律師作の五大明王像(重文)を拝することができます。

常光寺
 奈良市押熊町212(0742-45-3272) 
 毎年6月6日に歓喜天のご開帳が催されています。
 とてもきれいなお寺です。
  
en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



 
18
 
ミケ号2013年04月29日_DSC_0424
                                 近鉄ケーブルカー ミケ号


近鉄鳥居駅前からケーブルカーの
ミケ号に乗って生駒山をのぼり
おりたのが宝山寺駅です。
    *詳細はカバ屋印をごらんください


生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0267

駅をでると
生駒聖天参道となるのですが、
なんだかとても昭和っぽい。
昭和歌謡な趣の喫茶店や旅館が
点在して、
店の前でお爺さんが日向ぼっこを
している姿などがみられます。

が、
安穏としてはいられません。
ひたすら
石段石段石段ですから。



生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0268



生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0269



生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0270



生駒聖天参道2013年04月29日_DSC_0271


ひたすら石段です。
石段好きなマム号にはたまらない
参道です。
が、
夏はごめんです。

こんもりとした杉の木が見えてきました。



生駒聖天 宝山寺2013年04月29日_DSC_0273


いいですねえ、こういうロケーション大好きです。見上げる↑ 見下ろす↓


生駒聖天 宝山寺2013年04月29日_DSC_0274



生駒聖天宝山寺2013年04月29日_DSC_0275


歓喜天とかかれた扁額の大鳥居。
?寺院の表参道に鳥居・・・。

疑問を持ちながらも
やっと山門です。


生駒聖天宝山寺2013年04月29日_DSC_0277


ここから境内!?


生駒聖天 宝山寺2013年04月29日_DSC_0281


違うようです。
又も石段。

楽しい!


生駒聖天 宝山寺門帳2013年04月29日_DSC_0278
                                       宝山寺門帳(寺紋)


登ります。


生駒聖天 宝山寺2013年04月29日_DSC_0284



右手奥に獅子閣が見えています。
    *のちほど詳細はアップします。    ↓

生駒聖天 獅子閣


やっと着きました。
この先が
生駒山宝山寺の境内です。


生駒聖天宝山寺 門帳2013年04月29日_DSC_0286



次回は
混沌といいますか愉快といいますか
とても楽しい境内を披露いたします。

が、
その前に、
境内から奥院に向うには、
ほらまた延々と階段なんですよ。
ちょっと
お見せしましょう。


2013年04月29日_DSC_0344


                                   つづく


4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



 
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興福寺北円堂2013年04月29日_DSC_0225


             法相宗大本山 興福寺北円堂

             国宝 八角円堂 本瓦葺 鎌倉時代
             本尊 弥勒如来坐像
             春・秋 一般公開

             2013年特別公開
             南円堂・北円堂同時ご開帳  6月2日まで
             拝観料 南円堂・北円堂の2か所共通券 一般 
                   1,200円 (1,100円)注1



北円堂は南円堂の北にひっそりと建っています。
興福寺ウェブには
 日本に現存する八角円堂のうち、最も美しいと賞賛されるこの堂
と記載されています。
法隆寺の夢殿といい栄山寺の八角円堂(注2)といい
八角というのは見た目にバランスがよいのでしょう、
いずれ劣らぬ美しさを持った堂宇です。

興福寺創建者藤原不比等の1周忌にあたる養老5年(721)に
建てられたものです。

お堂の中には運慶ら(慶派)の集大成といえる
木造弥勒菩薩坐像
木造無著・世親立像(むちゃく・せしんりゅうぞう)
が、
おいでです。

この公開にあわせるかのように
NHKが日曜美術館にて
洋画家 絹谷幸二 祈りのカンバス ~無著・世親菩薩への挑戦~
を放映したために混むのではないかと思いましたが
杞憂でした。(注3)
嬉しいような悲しいような。



興福寺北円堂チラシ


南円堂と同じくとても密度の濃い
畏怖なる空間です。

インド僧、無著(むじゃく)・世親(せしん)像は
厳しくもお優しいお顔をされており
激しい修行を乗り越えた僧のみが持ち得る清冽ものを
感じさせます。
この高僧の彫刻は肖像彫刻の白眉といわれ、
内面の深淵をよくあらわしているものです。

ご本尊の弥勒様は56億7000万年後に現れ衆生を
救わんとされる未来仏です。
おごそかでふくよかなお顔には
切れ長のするどい目をお持ちで
運慶仏の特徴である「男らしさ」を感じさせます。
胸板のしっかりしたところも運慶仏らしいです。




興福寺 南円堂北円堂公開2013年04月29日_DSC_0212




img142fc69bzik4zj興福寺北円堂


運慶作の「弥勒如来坐像」(国宝)を見上げると、
天蓋から下りる鹿の文様の帳が天平の往時をしのばせます。


奈良 興福寺 北円堂


この北円堂は興福寺の中で
現存する一番古い建物です。


中金堂の落慶が待ち遠しい私です。


興福寺 中金堂2013年04月29日_DSC_0213



北円堂 ご朱印2013年04月29日_DSC_0220




en1参考en1

<注1:拝観料>
一般の拝観料は1200円ですが、
交通ICカードを提示すると1100円
(100円引)となります。
Suica、ICOCA、PASMO 等

<注2:八角堂>

栄山寺八角円堂
栄山寺 八角円堂2013年04月28日_DSC_0069

法隆寺夢殿
法隆寺 夢殿

<注3:絹谷幸二>
画像はコチラをご覧ください。

en14月28日29日見仏足取りen1


4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線




 
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歌舞伎座 2013年05月12日_P5120473

新歌舞伎座が4月より開場しました。
さっそく
杮葺落五月大歌舞伎に行ってまいりました。

歌舞伎の殿堂、木挽町の歌舞伎座は
この建て替えで5代目となります。

設計は隈研吾ですが、
先代の建築は吉田五十八
その前は岡田信一郎
ですから、相当気の張る仕事だったのではないでしょうか。
といっても、イコール楽しい仕事だったと思えます。

隈は言います。

「これは大変な設計になると思いましたよ」

「ひとつは同業者の目。建築家にとって歌舞伎座ほど装飾過多の
建造物はかなり異例なもの。
建築家仲間からは、まさかあれをそのままにしないよな、
とか嫌みまがいのことを言われましたね。
一方で歌舞伎座にかかわっている人たちは、
昔ながらの歌舞伎座にしてくださいと。
昔と違って変だね、なんて言われたら大変だよって。
さらに地元の商店街の方々に説明に行ったら、
銀座の街が賑やかになるようにお願いしますと言われましたね」


歌舞伎座

実際、新歌舞伎座は素人の私たちの目には
以前と同じ「そのまま」に見えます。
けれど、
そのままに見えるというのが隈及び以来主の
目的であったのだから
「前と同じじゃないか」という批判は
褒め言葉に値することになります。

前と同じです。
が、
隈は言います。

「同じものを作るのがどんなに大変だったか。
新しく作る方が簡単だよ」と。



歌舞伎座 2013年05月12日_P5120466



歌舞伎座 地下 2013年05月12日_P5120457



歌舞伎座 地下2013年05月12日_P5120458



座り心地のよい椅子に坐り
あっという間に2つの演目が終わります。


歌舞伎座 第二緞帳2013年05月12日_P5120467
第二緞帳 中島千波「春秋の譜」 製作 龍村美術織物 提供 株式会社伊藤園



歌舞伎座 緞帳 年05月12日_P5120469
第三緞帳 上村淳之「水辺の四季」製作 川島織物セルコン 提供 清水建設株式会社



歌舞伎座緞帳2013年05月12日_P5120470
第四緞帳 川島織物「夕顔図」 製作 川島織物 提供 株式会社LIXIL・株式会社川島織物セルコン


カメラを出すのが遅れて撮ることができませんでしたが
第一緞帳は、松尾敏男画朝光富士(ちょうこうふじ)。
提供は株式会社永谷園、製作は川島織物セルコンです。


杮落しということもあり
一つ紋のお召しものや、訪問着に付け下げの着物と、
館内はとても華やかでした。

かくいう私も、5月に着るために母が誂えてくれた
節句用の着物に、ツバメの柄のはいった手提げを持って
の観劇です。

大きく衿を抜いたお姉さんがたもおいでで
観客席を見回すのも楽しいですし
館内を散策するのもまた楽しからずや。

勿論、歌舞伎は杮落しならではの共演。
中村吉右衛門
尾上菊五郎
坂東玉三郎
尾上菊之助
らを
1日で見られるのですから眼福の極みです。


2013年05月12日_P5120462



菊之助がいいんですよねえ。
女形も立役(男役)もきれいです。
音羽屋(尾上家の屋号)は代々
両方をこなすことを旨としています。
父親の菊五郎も女形も立役も得意とします。

菊五郎の若いころ(菊之助時代)も艶が
ありましたが息子の菊之助のはその比では
ありませんし、
踊りもうまいし、声もいい。

今回の観劇は菊之助を観に行ったような
ものです。



歌舞伎座2013年05月12日_P5120472




歌舞伎座2013年05月12日_P5120477



歌舞伎座に行って実際に席に座って
観劇する。
観ることもですが、
聴くことに驚きがあります。

まさに和のオーケストラです。
三味線
清本

小太鼓

これは素晴らしいですよ。


私たちは
洋楽の中で育っている(育った)。
といって過言じゃないと思います。
和楽には殆ど親しんでない。
そういう意味でも
一流の演者奏者がいる場所へ足を
運んでいただきたいなあと
せつに思います。



歌舞伎座2013年05月12日_P5120478





                   この日の
                   「着物を着よう運動」の私。

                   紬と博多献上帯 2013年05月12日_P5120454
                   おしゃれ着として紬です。


 
11
 
興福寺南円堂2013年04月29日_DSC_0229
                                         興福寺南円堂


           法相宗大本山 興福寺南円堂
           西国三十三箇所観音霊場の第九番札所
           本尊 不空羂索観音菩薩像
           毎年10/17に一般公開

           2013年特別公開
           南円堂・北円堂同時ご開帳  6月2日まで
           拝観料 南円堂・北円堂の2か所共通券 一般 
                   1,200円 (1,100円)注1


この時期の南円堂は
右近の橘の白い花と左近の藤が
とてもきれいで
南円堂がことのほか映える季節です。

今回の奈良への旅の大きな目的は
この南円堂拝観です。

この南円堂のご開帳は本来は
年1日、10月17日のみです。
が、
今年は
南円堂創建1200年にあたり
4月12日より6月2日までの公開です。


興福寺 南円堂北円堂公開2013年04月29日_DSC_0212



やっとこの南円堂に拝観することができます。
そのうえ
北円堂も同時公開です。

北円堂は公開日が毎年複数日あるので
何度も拝観し、
有名な運慶作のお仏像には
何度もお会いしているのですが
運慶の父親である康慶作の南円堂の
不空羂索観音菩薩像にまみえるのは初めてです。


南円堂2013年04月29日_DSC_0232



南円堂では3月3日に訪れたとき
寸分違わぬ光景 -異国の僧侶の四度加行(しどけぎょう) -
が見られました。


この南円堂は
弘仁4年(813)藤原冬嗣(ふゆつぐ)が父内麻呂(うちまろ)追善のために建てた。
基壇築造の際には地神を鎮めるために、和同開珎や隆平永宝を撒きながら版築し
たことが発掘調査で明らかにされた。 
興福寺ウェブより

28日に拝観した五條の栄山寺は藤原不比等の
長男である武智麻呂(南家)が創建し
この南円堂は不比等の次男の房前(北家)の
子孫が創建したものです。

長男より次男の北家が隆盛をきわめていった
証が、春日大社と興福寺といえます。


興福寺南円堂2013年04月29日_DSC_0216


阿修羅仏のように知られ渡っているお仏像は
チケット購入も長蛇の列。
入堂にいたっては2時間待ちでした。
だけども
南円堂の公開はとても貴重にも関らず
待ち時間ゼロです。
(↑最終日はどうでしょうか?)

悲しいような嬉しいような複雑な私です。


興福寺南円堂2013年04月29日_DSC_0214


お堂には向拝の脇よりはいります。
江戸時代に再建されて、新しいうえに
公開が1年のうちの1日ということも
あるのでしょう。
内陣はとても色彩鮮やかで目をうばわれます。



00000099_20130511160655.jpg



が、
それよりなにより
不空羂索観音菩薩像の高貴でふくよかなこと。
吸い込まれるような美しさです。

宝冠及び光背は精緻をつくした
きらびやかなもの。

文治5年(1189)に約15ヶ月を費やして、
仏師康慶(運慶の父)とその弟子達が造ったものです。

眉間には縦に目があり、腕は8本(八臂はっぴ)で、羂索とよばれる
獲物を絡め取る古代の狩猟具持っておいでです。
三つの目で広く見通し、悩める人々には羂索を投げかけ救い出す
菩薩様です。


お仏像様を神々しいと形容するのは
おかしいのですが、
本当に神々しいお姿です。
お顔がとにかくおきれいの一言につきます。

私は
しゃがんで尊顔を仰いだのですが、
今にも動き出されるような不思議な
臨場感さえかもしだされており
ひたすらお顔をみつめていました。

康慶のすごさ。
を、
まのあたりにしました。

この不空羂索観音菩薩像のまわり四方には
国宝の木造四天王が安置されています。
本来は
この他に須弥壇に興福寺法相宗(ほっそうしゅう)興隆に
貢献のあった学僧の肖像(しょうぞう)彫刻、6体
安置されていたといいます。
この学僧のことを法相六祖(ほっそうろくそ)といいます。
この僧侶の木彫も今にも動き出さんばかりの
すばらしい彫刻です。
この法相六祖坐像は、現在は国宝館で拝観できます。

不空羂索観音菩薩像
四天王
法相六祖坐像

狭い空間にこれだけのお仏像が
おいでだったのですから
密度の濃い、息をすることも
ままならないような
神々しい場所
あるいは、
畏怖の場所
が南円堂でしょう。

これだけのお仏像様はもったいなくて
1年に1日のみの公開というのも頷けます。



興福寺南円堂ポスター2013年04月29日_DSC_0228

      興福寺南円堂 不空羂索観音菩薩像
        国宝 桧材 寄木造 
        漆箔 彫眼で瞳は玉眼 
        康慶作
        鎌倉時代 像高 336.0cm



拝観を終えて迷わず
再度入場券を購入したのは
言うまでもないことです。


興福寺三重塔   
                                         興福寺 三重塔


この時のみ
南円堂からは普段みることのできない位置より
崖下の三重塔を見ることができます。




南円堂右近の橘2013年04月29日_DSC_0240 南円堂2013年04月29日_DSC_0231



興福寺南円堂ご朱印2013年04月29日_DSC_0222



en1参考en1

<注1:拝観料>
一般の拝観料は1200円ですが、
交通ICカードを提示すると1100円
(100円引)となります。
Suica、ICOCA、PASMO 等




en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺→京都金戒光明寺(黒谷さん)→京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺→興福寺、南円堂・北円堂→生駒山、宝山寺(生駒聖天)→
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺→午後5時56分新幹線
 
08
 
東大寺中門2013年03月03日_DSC_0008
                             2013年3月3日撮影 東大寺中門

3月3日見仏紀行では
東大寺中門の
兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)

とりあげました。

今回4月29日の東大寺参りは、この中門のもうおひと方の
主役の持国天さんを脳裏におさめるために詣でました。


中門向って右には、地母神(女神)の掌に乗った、


兜跋毘沙門天2013年03月03日_DSC_0013

兜跋毘沙門天。



対して、左には

2013年03月03日_DSC_0020


持国天がおいでです。



さて
その足もとは



東大寺持国天2013年04月29日_DSC_0190

一邪鬼、


東大寺持国天2013年04月29日_DSC_0192

真ん中後方に
二邪鬼、


そして、


東大寺持国天2013年04月29日_DSC_0194

三邪鬼が

踏みしだかれていました。



東大寺には50回は参拝に通っていますが
50回目にしての
初めて知ったことです。




桜が終わったこの季節は藤の花が
とてもきれいな東大寺です。


2013年04月29日_DSC_0164



2013年04月29日_DSC_0183




en1参考en1

*中門のことあるいは中門の兜跋毘沙門天に関しては
コチラをご覧ください。


en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



 
05
 
張子の虎と御大将 2013年05月05日_DSC_0565



                  張子の虎と御大将




 
04
 
京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0130

京都武道センター内の
武徳殿は、平安遷都1100年記念事業の一環として
明治32(1899)年に営造された我が国最古の演武場です。


住所 京都市京都市左京区左京区聖護院円頓美町46-2
電話 075-751-1255
交通 市バス「熊野神社前」下車、東へ徒歩1分


トップ画像をご覧ください。
実は建設当初は車寄せはありませんでした。

この車寄せ。
なんだか勅使門のようではありませんか?

京都武徳殿 蛙股2013年04月28日_DSC_0132


調べてるうちに
私にとって嬉しい事実がわかりました。

この車寄せと内部の玉座は亀岡末吉(京都府技師)によって
大正2年に増改築されたものだったのです。


亀岡末吉は私が大好きな仁和寺の勅使門と客殿を
設計した京都府の技師です。


京都 仁和寺 勅使門
                                    仁和寺 勅使門
調べていくうちに
おもいがけなくつながっていく。
これが知る事、知っていくこと、

醍醐味です。


武徳殿では合気道入江道場のお稽古が
おこなわれており私も参加させていただきました。




京都武徳殿合気道入江道場2013年04月28日_DSC_0135
                                            玉座



京都武徳殿 合気道入江道場2013年04月28日_DSC_0134
                              みんなで呼吸をしているところです




京都武徳殿京都 武徳殿2013年04月28日_DSC_0157




京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0148




京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0156




いい武道場でしょ。
四方から風が抜けて
とても気持よくお稽古ができました。


京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0160




en1参考en1

仁和寺勅使門
京都 合気道多田塾入江道場


en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線




 
02
 
2金戒光明寺013年04月28日_DSC_0127
                                      金戒光明寺 高麗門


住所  京都市左京区黒谷町121
電話  075-771-2204
交通  京都駅より市バス100番、岡崎道下車 徒歩5分
    
山号  紫雲山 
宗派  浄土宗
創建年 1175年(承安5年)
開基  法然
本尊  阿弥陀如来

別称  黒谷、白河禅房

公式ホームページ
ブログ

金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0125


金戒光明寺は今ちょっとしたブームの
ようです。
仕掛け人はNHK大河ドラマ。
この地にはお江の供養塔あり、
そして
幕末の京都守護職を務めた
会津藩主・松平容保(まつだいらかたもり)
が本陣を構えた寺で、新選組誕生の地です。。

と、
いいましても私のお目当ては
伝運慶作といわれる文殊菩薩様の
拝観です。

  拝観したこの日(4月28日)は
  午前中は奈良五条の栄山寺拝観、
  午後は2時から京都武道センターにて
  合気道稽古というスケジュールのため、
  武道センターのすぐ近くである黒谷さん
  をその合間をぬって訪れました。

  そういうわけで今回の拝観は
  殆ど下調べをしておらず
  駆け足でありいつものように
  じっくりと散策したわけでは
  ないことを明記しておきます。


金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0113

伝運慶作の文殊さんはこの石段の先の
文殊塔(三重塔)においでだったのですが
現在は御影堂に祀られています。

御影堂に行く前にまず文殊塔を見たい!
と、
墓地の中の石段を歩きます。

あっ!


金戒光明寺 五刧思惟阿弥陀如来坐像2013年04月28日_DSC_0114


カリフラワーではありません。

お江や会津云々よりも
このところ
いろんな方のブログ取り上げられている
アフロ菩薩こと
五刧思惟阿弥陀如来坐像(注1)。
ごこうし(ゆ)いあみだにょらいざぞうと
読みます。


最近の黒谷さんのマスコットキャラクターです。
本当は、どなたかの墓石なのです・・・。



金戒光明寺 五刧思惟阿弥陀如来坐像2013年04月28日_DSC_0106


申し訳ないと思いながら
やはり楽しくて、写真を沢山
撮らせていただきました。


2金戒光明寺 五刧思惟阿弥陀如来坐像013年04月28日_DSC_0105


この頭。
まさにアフロヘアです。

本当は、
このように髪が伸びてしまうほど
永い永い永い間、衆生を救うべく思惟を
めぐらされたことをあらわしているといいます。

この五劫(注2)は、時間の単位で、
落語の「寿限無」にでる五劫と同じです。
 
     寿限無 寿限無 五劫の摺り切れ海砂利水魚の・・・

ちょっとした人気スポットです。
文殊塔への石段の脇なのですぐにおわかりになると
思います。


金戒光明寺 文殊之塔2013年04月28日_DSC_0108



金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0110


骨組みのしっかりした
堂々とした文殊塔(三重塔)です。

伝運慶の文殊菩薩様は
獅子にのってここにおいでだったのです。

それでは
その文殊様を拝観に御影堂にまいりましょう。


金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0116 金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0117 

金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0119 金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0120



金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0118
                                              御影堂


京都のお寺さんは奈良のお寺さんに比べて
だいたいにおいてつくりが大きいです。
この御影堂も大きい・・・。

悲しいことに
あまりに文殊菩薩様は遠く遠く
お顔が見えない。
それどころか
身体も見えない。

写真で見るかぎり、運慶作と思うのですが。
このお顔のきりりとしたところはいかにも
運慶のような気がするのですが。
お獅子の表情もいいですし・・・。

37.jpg

建物が大きいので、
嫌な予感がしたのですが、その予感は
あたりました。
が、
全体像がくっきりと浮かんできただけでも
幸せでした。

でも
やはり
細かな意匠がみたかったですね。


金戒光明寺2013年04月28日_DSC_0123


巷で話題のアフロさんに
お会いできただけでも幸いでした。

この黒谷さんにいたのは20分くらい
だったでしょうか。
雑な報告になってしまいました。





金戒光明寺 ご朱印2013年05月02日_P5020416



en1参考en1

<注1:五刧思惟阿弥陀如来坐像>
五刧思惟阿弥陀如来坐像で有名なのは
東大寺勧進所阿弥陀堂と
東大寺の末寺の五刧院の
如来様です。

東大寺勧進所阿弥陀堂 五刧思惟阿弥陀如来
東大寺勧進所阿弥陀堂 五刧思惟阿弥陀如来 posted by (C)poco


奈良五劫院 五劫思惟阿弥陀菩薩
奈良五劫院 五劫思惟阿弥陀菩薩 posted by (C)poco

↓こちらの如来様は大和郡山の洞泉寺に
拝観にいったおりにお目もじした如来様です。

洞泉寺本堂
洞泉寺本堂 posted by (C)poco


<注2:劫>
「劫」というのは時間の単位をあらわし、
一劫とは、
「40里立方の大きな石に、天女が3年に1度舞い降りてきて、
衣でその石を撫でる。それを繰り返して、
その大きな石が擦り切れて無くなるまでの時間」ということです。

五劫はその5倍ですから永遠とおもわれるくらいの永い歳月です。


<五劫仏についての拙ブログ>
思惟山五劫院のアフロ阿弥陀仏
奈良の古寺と仏像

en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線




 
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栄山寺 本堂2013年04月28日_DSC_0085


住所  奈良県五條市小島町503
電話  0747-24-0065
交通  JR和歌山線「五条駅」から、奈良交通バス「栄山寺口」下車、徒歩10分
    (JR五条駅からは、タクシーで5分、徒歩30分)
山号  学晶山 
宗派  真言宗豊山派
創建年 719年
開基  藤原武智麻呂(藤原不比等の長男)のちの藤原南家
本尊  薬師如来

*八角円堂・梵鐘は国宝
*拝観料 ¥400
*公開 春・秋
公式ホームページ
ブログ

*見どころ 多数の文化財有り 
       八角円堂、お仏像



2013年04月28日_DSC_0014


以前より
気になっていた栄山寺。

京都から電車に揺られること2時間弱。
乗り換え2回。
近鉄橿原線の車中に、
岡寺、飛鳥、壷阪山と大好きな駅名が
流れ心がはやります。


吉野口駅にて和歌山線に乗り換えて
ふた駅。
その先を行けば高野山の
入り口に連なる五条で下車。

タクシーに乗ること5分。
吉野川が見えてきます。



吉野川 2013年04月28日_DSC_0098
                                 栄山寺前を流れる吉野川



栄山寺2013年04月28日_DSC_0021
                                     背後には自生の山藤


立派な山門があるわけでなく
境内に人の気配はありません。


栄山寺 境内2013年04月28日_DSC_0090


吉野川に沿うような境内は東西に細長く、
聞こえてくるのは
ウグイスの鳴き声です。

新緑が覆いかぶさり
ヤマブキとツツジがここかしこに
咲いています。

北側の森を見ると山藤が紫煙っています。



2013年04月28日_DSC_0022


境内に入りまず目に入るのが
白い鐘楼です。

吊るされているのは
京都・神護寺、宇治平等院の鐘とともに「平安三絶の鐘」と
いわれる国宝の梵鐘です。

2013年04月28日_DSC_0025
                                     延喜17年(917年)作



刻まれている銘文は菅原道真撰で、小野道風の書と伝えられ
ています。

龍頭が素晴らしいらしいのです↓・・・が、


2013年04月28日_DSC_0027


梵鐘に精通しておらず、よくわからないのが
本当のところです。
しかし、国宝です!




2013年04月28日_DSC_0028
                                   七重石塔婆 奈良時代作




栄山寺 塔之堂(大日堂) 2013年04月28日_DSC_0032
                                        塔之堂(大日堂)


七重の石塔婆の向うに塔之堂が
ひかえています。
本来は大日堂なのですが、
中に祀られているのは大日如来像ではなく
優美な観音立像です。

このような
寂しいところに
こんなきれいな観音様がおいでとは・・・。
か細くて、少女のような観音様です。

お叱りをうけるかもしれませんが
観音様というより
天女のようです。

ガラス細工のような光背は羽衣のようです。

見惚れてしまい
すべてが止まったかのように
立ちつくしてしまいました。



2013年04月28日_DSC_0037




2013年04月28日_DSC_0088




2013年04月28日_DSC_0035 2013年04月28日_DSC_0038
クリックすると大きくなります


弘法大師の前には大きな球体の石、
その昔、建物の基礎らしきものが
置かれていました。


観音さまは紅白の紐をもたれ
その紐は
むかって左にの青不動明王、
右の弘法大師につながり
そしてお堂の鉦を鳴らす紐につながっています。


2013年04月28日_DSC_0087


この鉦をならすたびに結縁が生じることに
なります。



栄山寺 お百度石 2013年04月28日_DSC_0063
                                            お百度石



2013年04月28日_DSC_0082  2013年04月28日_DSC_0084



栄山寺 本堂2013年04月28日_DSC_0085
                                    本堂と栄山寺型石灯籠


本堂は1553年に再建されたものです。
本堂前の石灯籠は重文。
1284年につくられ
栄山寺型とよばれる貴重なものだそうです。

堂内には御本尊の金箔鮮やかな薬師如来坐像が
安置されています。

1431年作の寄木造玉眼です。
光背もきれいに残されています。

両手を禅定印(坐禅の時の手の形)に結び、
その上に薬壺を持っておいでです。


2013年04月28日_DSC_0094
                御本尊 薬師如大坐像 1431年


この薬師様の両隣には
日光月光菩薩、そして十二神像がおいでです。
鄙びた堂内の中は
立派なお仏像様が並んでおいでです。


2013年04月28日_DSC_0058



境内の奥(東)に姿を現すのが
優美な国宝の、八角円堂です。

宝珠は石造りです。



2013年04月28日_DSC_0069
                        国宝 天平宝字年間(757~765年)建立


法隆寺・夢殿に並ぶといわれる円堂です。
この栄山寺で唯一残された創建当時の
堂宇です。

内部は八角の四本の柱が立っており
創建当初は色彩豊かな装飾がほどこされて
いたのですが
残念なことに肉眼で確認するのは難しい状態です。

南に阿弥陀如来像、その背後に半跏地蔵像、
東西ににお釈迦様と梵天様が祀られています。

栄山寺 八角円堂14

                          ↑ パンフレットより


ご開帳の本日は
南北に扉が開けられており
風がぬけ
光が通り
奈良時代にいるような
不思議な心持になってしまいました。

阿弥陀様は室生寺の阿弥陀様を思わせる
ような、衣のひだの美しい方で、
その光背はレースの編み物のように
繊細です。

が、
私は背後においでの
半跏(足を組まれた)のお地蔵様の
涼しげなお顔が印象に残っています。


2013年04月28日_DSC_0074
                                               内陣



栄山寺 八角円堂 2013年04月28日_DSC_0070
                                            軒の組木


まさに奈良時代。
建物、お仏像、一級の堂宇です。






栄山寺 寺務所2013年04月28日_DSC_0092


今回は4月28日29日の2日間を
お仏像めぐりに費やしたのですが、
想像はしていましたが
最初から、これほど素晴らしい
お寺さん、お仏像さんに出会えるとは
思っていませんでしたので
頭の中が興奮の渦。

頭を整理するのが大変、というより
嬉しい作業でした。


秋のご開帳にもできれば
参拝したいと思っています。




栄山寺 ご朱印2013年05月02日_P5020415



                           *掲載のお仏像・内陣は許可を得て撮ったものです。
                            無断転載は禁じます。

en1参考en1

この栄山寺いったいは今でこそ
人里離れた鄙なる地ですが、
古代より阿陀郷とやばれ万葉集にも
その名前が出る開けたところでした。

藤原不比等の長子の武智麻呂が
この地に寺を創建。

不比等の子供は、
武智麻呂(南家)、房前(北家)、
宇合(式家)、麻呂(京家)、
宮子(文武妃)、光明子(聖武妃)です。

房前(北家)は興福寺を創設します。

南北朝時代には南朝の後村上・長慶・後亀山天皇の
行在所が置かれていた。そのため「栄山寺行宮跡」
として国の史跡に指定されています。

行在所とは
天皇外出時の仮御所。
「行宮」はアングウと読みます。

栄山寺 行宮址2013年04月28日_DSC_0053
                                   栄山寺 行宮址

<2013年春の公開>
2013年4月25日 ~ 2013年5月26日 毎年期間変動あり

<バス>
JR五条駅から八木駅(南)行きバス「栄山寺口」下車徒歩10分
本数が少ないためバス時刻を事前にご確認ください。
  奈良交通 電話:0742-20-3100
*タクシーをおすすめします。料金は900円位だったと思います。

<拝観に関しての注意>
住職は常時在住ではないので
五条市役所の観光化に確認の電話をいれて
拝観されるとよいです。


<参考ブログ>
下記、ブログにお仏像の写真がでています。
http://plaza.rakuten.co.jp/takacyan/diary/201012040000/
http://www.rinku.zaq.ne.jp/kazu_san/hyaku_eisanji.htm

en14月28日29日見仏足取りen1


4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



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