白マム印 日本のこと日本のもの

 
30
 
TBSテレビの半沢直樹を
ご覧になっていましたか?

まるで劇画!
まるで時代劇!

ご覧になった皆さんは
真剣にというより
面白がって見ておいでだったと思います。

かくいう白マムも
笑ころげながら見ていました。

普段
連続ドラマをみない連れ合いも
笑いながら見ていました。

堺雅人さんの大袈裟な演技。
人気歌舞伎役者の片岡愛之助のお茶目な演技。
そして
市川中車の名跡をついだ香川照之さんの歌舞伎
がかった仕草。

見所満載でしたが、
画面的に気になったのは
倍賞美津子さんのお顔の皺の凄いこと。
そう思われませんでしたか。
女優さんなのにね。



さて
「たまえ」です。

このドラマ、
いやな上司たちのセリフの語尾に
つくことつこと
「たまえ」が。

11kaike1_20130930160007b8b.jpg



大阪西支店の浅野支店長には
「たまえ」ちゃんとあだ名をつけたくなるほど

 やめたまえ
 いいかげんにしたまえ

「たまえ」を連呼していました。


が、
私自身、これまで実生活あるいは
会社勤めの時に
この言葉を聞いたことありません。


そういうわけで
某銀行員のそこそこの地位についている
友人に聞いてみたところ 

  そんなこと言う人いません。
  上にいくほど、みんな丁寧な言葉を使います。

だそうです。

そしてこう付け加えました。

「そんな物言いの人いたら嫌われます」。

  蛇足ですが、この友人。「女性に嫌われたらもうアウト。
  なにもしてくれませんからね」と言ってました。
  よほど苦労したのでしょう。笑


閑話休題
死語に近いこの言葉ですが、
このテレビドラマ、的を射てますね。
だって、嫌われ上司が皆さん使ってましたもの。



気になって検索したところ

1 恩恵をお授けください、与えてくださいの意を表す。
  現代では文語的な文に用いる。「神よ、恵みを垂れ―」

2 (給え)友人または目下の者に対する、
   穏やかな命令の意を表す。 
   明治時代の書生言葉から。
   「まあ、席につき―」「君も一杯やり―」


だそうです。
穏やかな命令とは思えませんね。
そして面白いのは
この
「たまえ」は
明治時代の書生言葉からきたものということです。

そういえば
夏目漱石の小説あたりにでてきそうですね。

時間があれば読み返すのですが
忙しくて手にとっていません。


「たまえ」が復活すると面白いですね。






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2013年08月17日_DSC_0480


住所  京都府京都市東山区茶屋町527
交通  市バス京都駅前D1のりばから100号、
     D2のりばから206・208号系統にて
     博物館・三十三間堂前下車、徒歩すぐ
公式ウェブhttp://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html


2013真夏の見仏紀行は
京都博物館で上がりです。

本当は三十三間堂に拝観に行く予定でしたが
炎天の下、冷たいものが欲しくてたまらず、
よろよろよろよろよろぼうて
入場門より見える
博物館の喫茶室へ入り込んだ次第です。



2013年08月17日_DSC_0474


頼んだものは
クリーム白玉宇治金時!

貧乏旅行だというのに超豪華です。

クタクタで甘くて冷たい物を食べたかったノダ。

体中に氷が染みわたっていき
ゾンビのようによみがえります。

朝から35度の中
法界寺、醍醐寺、豊国神社、方広寺

動きまわった身!


京都国立博物館2013年08月17日_DSC_0476


ところが、
炎天に氷!!!

急にお腹が音楽を奏でだし
大変です。

初めての京都国立博物館は勝手がわからず
お手洗いが実は、東京国立博物館に慣れた
私には非常に不可思議な所にある。
  (常設館は工事中で私が入館したのは本館)

探しました。

なんていったらよいのか、
ドアはいかにも次の間も展示場ですよという
感じの木の厳かなドア。

ここって本当に「お手洗い?」と
悩みながらドアをあけます。

なんといっても
躊躇してる場合ではありません。

すると
ドアの向うは
プレハブのようなやす~いお手洗い。
暑いのなんのって、半端じゃありません。
日差しが燦々と差し込み
まるで仮設の飯場のような感じ。

これは先にも言ったように
東博に慣れ親しみすぎたんかもしれませんが
京博の重々しい建物にあまりに
不釣り合いなお手洗い。

とにかく暑い。

汗が湯けむりになるような
考える人状態で


2013年8月15日16日17日に及ぶ
見仏はおわるのでした。



京都国立博物館2013年08月17日_DSC_0478






京都国立博物館2013年08月17日_DSC_0482




en1参考en1

<近辺情報>
豊国神社
豊国神社2013年08月17日_DSC_0447
                                            国宝唐門


方広寺
方広寺梵鐘2013年08月17日_DSC_0469
                                大坂の役の発端となった梵鐘


三十三間堂
都 三十三間堂 蓮華王院

2010年04月04日蓮華王院三十三間堂_DSC_1360
                        お堂の内陣の柱33本、1000体の菩薩さま



en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺京都博物館


 
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<とっぴんぱらりの風太郎サイン会のお知らせ>

東京 10月10日(木)
    18:30~ 三省堂書店神保町本店
大阪 10月12日(土)  
    14:00~ ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店

ともに定員100名・要整理券。
整理券は電話で大丈夫です。
 詳細はコチラ

*小耳にはさんだうわさでは万目城さんったらひとりひとりに
  直筆のイラストを配布予定とか・・・。
*さし絵を担当された中川学さんは
  羽柴秀次公の菩提を弔う京都瑞泉寺の住職さんです。
  中川さんのブログ「坊主な日々

万城目学 とっぴんぱらりの風太郎






とっぴんぱらりの風太郎 万城目学2013年09月29日_DSC_0761






とっぴんぱらりの風太郎 万城目学2013年09月29日_DSC_0763






とっぴんぱらりの風太郎 万城目学2013年09月29日_DSC_0768


 
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方広寺梵鐘2013年08月17日_DSC_0472
                                          方広寺梵鐘

方広寺の鐘ときいて
ピンとこられたかたは歴史に詳しい
方ですね。

ならば、
大坂冬の陣の発端といえば
だいたいの方がわかると思います。

そう、あの鐘です。

あの鐘は現存するのです。




方広寺梵鐘2013年08月17日_DSC_0469




< 方広寺 >

宗派  天台宗
創建年 1595年(文禄4年)
開基  豊臣秀吉、古渓宗陳(開山)
本尊  盧舎那仏 
別称  大仏殿

住所  京都市東山区大和大路通七条上ル茶屋町527-2
電話  075-561-1720
交通  市バス 博物館三十三間堂前下車 徒歩約5分

*豊国神社に隣接



2013年08月17日_DSC_0471



方広寺は国宝唐門で有名な豊国神社
に隣接したとてもちいさなお寺さんです。
梵鐘以外特徴もなにもない。
だけれど
豊臣家が滅亡するまでは
京都国立博物館を含む敷地をもつ
広大な大寺院でした。

大仏殿は東大寺のそれよりも大きく
当然ながら安置された大仏は奈良の大仏さんより
4メートルも大きいものでした。

この大仏殿は秀吉の発願によって建立されたのですが
完成の翌年(1596年)、地震によって倒壊します。
2年後の1598年に秀吉は没し、そののち
この方広寺は
家康の進言により再建されます。

   これは豊臣家の経済を疲弊させるのがねらいだったと
   言われています。

家康はこの大仏殿の完成目前に
開眼供養と大仏殿上棟・供養の延期を命じ、


梵鐘の銘文に
「いちゃもん」をつけた・・・ことは有名です。

     「国家安康」「君臣豊楽」の句が徳川家康の家と康を分断し
     豊臣を君主とし、家康及び徳川家を冒瀆するものと看做され、
     大坂の役による豊臣家滅亡を招いたとされる(方広寺鐘銘事件)。
ウィキより

これより大坂冬の陣・夏の陣がおこり
豊臣家は滅びます。

この鐘銘事件は
南禅寺金地院の黒の宰相といわれ
家康の信任のあつかった崇伝が
画策したという俗説が伝えられて
います。

時代の流れを変えた梵鐘は
永い間野ざらしとなっていました。


2013年08月17日_DSC_0473


方広寺梵鐘2013年08月17日_DSC_0470




今も
「国家安康」
「君臣豊楽」
の文字が目視できる
時代の渦にまきこまれた梵鐘です。



方広寺梵鐘2013年08月17日_DSC_0466




en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺京都博物館



 
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前回、豊国神社の唐門をアップしたのですが

「京都国宝三唐門」は

西本願寺の唐門
豊国神社の唐門
大徳寺本坊の唐門

と紹介いたしました。

なんと偶然にも
テレビで大徳寺の本坊の唐門を
特集しているではありませんか。

これはお宝番組です。


大徳寺本坊の唐門は通常は非公開のうえ
公開されても写真撮影不可で
西本願寺や豊国神社の唐門のように
画像が出回っていません。


掲載の画像はすべて
BS5チャンネル火曜日午後10時よりの
京都1200年の旅」より撮ったものです。




3.jpg




その意匠の細かさは
「あまりの豪華絢爛さに見とれているうちに
日が暮れてしまった」といわれる
「日暮らし門」の別名に恥ません。

豊臣秀吉の聚楽第にあったもと伝えられていましたが、
2000年から始まった400年ぶりの解体修理の際、
「聚楽第遺構」と書かれた木札が発見され、
確認されました。

豊臣時代(桃山時代)にはかなりの数の
唐門が建築されたようです。




2013年09月24日_DSC_0702







2013年09月24日_DSC_0701







2013年09月24日_DSC_0708







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2013年09月24日_DSC_0694
                                        大徳寺本坊唐門



               *2012年8月の大徳寺見仏紀行はコチラをご覧ください。




< 特別公開のお知らせ >

11月24日(土)~12月2日(日)
     ↑
 白マムよりの注:曜日と月日があいませんので
             拝観希望の方は要確認!

国宝の方丈・唐門が公開。
狩野探幽筆の襖絵や小堀遠州作の前庭などを観賞。
拝観料 800円
場所:大徳寺
URL:大徳寺公式サイト
住所:北区紫野大徳寺町

                                                 ←
                                                 前回 豊国神社唐門


en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺京都博物館




 
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                                               国宝唐門


西本願寺の唐門、大徳寺の唐門
そして、この豊国神社の唐門を
京都国宝三唐門といいます。


< とよくにじんじゃ・ほうこくじんじゃ >

主祭神  豊臣秀吉公
創建   1599年(慶長4年)
      再建1880年(明治13年)
国宝   唐門


住所  京都市東山区大和大路正面茶屋町530
電話  075-561-3802
交通  市バス 博物館三十三間堂前下車 徒歩約5分



豊国神社2013年08月17日_DSC_0414



三十三間堂前、
京都国立博物館に隣接したところに
豊臣秀吉公をを祀った神社があります。

三十三間堂と京博という人気スポットに
ありながら、参拝客はまばらです。



豊国神社豊国神社2013年08月17日_DSC_0415




豊国神社2013年08月17日_DSC_0417


せっかく近くまで来て
こちらに足を伸ばさないのは
もったいないことです。

といっても
かく言う私も、豊国さんが
こんな近くにあるとは知らず、
いずれと後回しにしていたのです。

この豊国さんの唐門は見事です。



豊国神社2013年08月17日_DSC_0444
                          千成瓢箪の絵馬が左右を飾り風が吹くと
                          カラカラと音をたてます


この唐門は言い伝えによりますと、
秀吉の最後の居城となった伏見城の
門だったといわれています。

豊臣秀吉は没後
豊国大明神(ほうこくだいみょうじん)の神号
を天皇より与えられて
この豊国神社にまつられました。
そしてこの門は伏見城より移築されます。

が、

豊臣家滅亡後、家康の命を受け神社や廟は
破壊されます。

唐門は、南禅寺金地院に移築されます。

時代を経て
1868年(明治元年)、明治天皇が大阪に行幸したとき、
秀吉を、天下を統一しながら幕府は作らなかった尊皇の
功臣であるとして、豊国神社の再興を布告した。
(ウィキより)

この布告のため、門は南禅寺金地院より
豊国神社に移築されます。


この唐門は数奇な運命をたどってこの地に
落ちついたといっていいでしょう。

二条城→豊国神社→金地院→豊国神社


豊国神社2013年08月17日_DSC_0420





2013年08月17日_DSC_0434



威風堂々たる唐門の代表格。
立派な門ですが、
意匠の細かくすぐれていること。



豊国神社2013年08月17日_DSC_0432





豊国神社2013年08月17日_DSC_0431





豊国神社2013年08月17日_DSC_0426

↑左甚五郎作といわれています。
濃いの滝登り。
すなわち登竜門です。



豊国神社2013年08月17日_DSC_0435





豊国神社2013年08月17日_DSC_0451





豊国神社2013年08月17日_DSC_0439


門の左右には秀吉の印の千成瓢箪をかたどった
絵馬がかけられており、風がふくたびに
カラカラと音をたてます。

参拝はこの門までです。

奥に拝殿、本殿が見えます。



豊国神社2013年08月17日_DSC_0438



清々しい、清冽さえ感じる
シンプルな境内・建物です。



2013年09月24日_DSC_0691
                                       bs5 京都2000年の旅より



もっともっと有名になってしかるべき
京都の神社です。



豊国神社2013年08月17日_DSC_0462



この神社の隣が方広寺。

豊臣家滅亡のきっかけを作った
「国家安泰」の銘のはいった梵鐘が
ある方広寺です。


このエリアは歴史的に非常に密度の濃い
地域です。



                               次回は番外編:珍しい大覚寺の唐門画像
                                          TV画像です

en1参考en1

西本願寺唐門
西本願寺唐門

<近辺情報>
三十三間堂
2010年04月04日蓮華王院三十三間堂_DSC_1360

京都国立博物館
方広寺

en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺京都博物館


 
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< 第4回市松・幼子抱き人形 山崎明咲展 のお知らせ>

江戸時代から引き継がれた伝統ある材料と技法とで
大切に作られた市松・幼子抱き人形。
十人十色の愛嬌あるお人形がおまちしています。

会期:9月19(木)日~9月25日(水)
開場:京王百貨店新宿店6階美術工芸サロン
 *最終日は16時にて閉場。



山崎明咲人形展2013年09月22日_DSC_0662



愛らしいお人形さんの数々。

孫に女の子が生まれたら
贈ろうと思っています。



お雛様を贈るのもいいと思いますが
製作した人形師がわかる一品ものを
贈るのも素敵でしょ。

価格は、お手頃です。
小さいお人形さんならば国内1泊旅行程度。
大きいものでもパックのヨーロッパ旅行より安い。

大きな声ではいえないし
小さな文字で書きますと
絶対、お雛飾りを購入するよりいい!

山崎明咲さんのブログ:市松人形師~只今修業中
*明咲さんはお人形製作教室も開催されています。
 とっても素敵な方ですよ。


山崎明咲人形展2013年09月22日_DSC_0669


山崎明咲人形展2013年09月22日_DSC_0670



山崎明咲人形展2013年09月22日_DSC_0672



山崎明咲人形展2013年09月22日_DSC_0674



2山崎明咲人形展013年09月22日_DSC_0671



山崎明咲人形展2013年09月22日_DSC_0663


どのお人形さんも明咲さんのお顔に似ている。。。




 
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山号  醍醐山、深雪山(上醍醐寺)
宗派  真言宗醍醐派
寺格  総本山
創建年 貞観16年(874年))
開基  聖宝
本尊  薬師如来(重要文化財)

*三宝院本尊 宝冠弥勒菩薩坐像(快慶作) 


住所  京都市伏見区醍醐東大路町22
電話  075-571-0002
交通  市営地下鉄東西線「醍醐駅」下車徒歩20分
    又は 京阪バス「醍醐三宝院」下車すぐ
醍醐寺公式ホームページ

文化財 醍醐寺境内(史跡)金堂、五重塔、
    木造薬師如来及両脇侍像ほか(国宝)
     清滝宮本殿、絹本著色阿弥陀三尊像、
    木造薬師如来及両脇侍像ほか(重要文化財)
    三宝院唐門(国宝)、庭園(特別史跡、特別名勝)


醍醐寺2013年08月17日_DSC_0410
                                         醍醐寺仁王門


醍醐寺2013年08月17日_DSC_0388 醍醐寺2013年08月17日_DSC_0387



仁王門をくぐると下醍醐の伽藍には
10以上の堂宇が点在します。

今回は五重塔のみ紹介です。

11kaike1_20130922114330617.jpg


    醍醐寺 五重塔(国宝)
    天暦5年(951年)建立

醍醐天皇の菩提を弔うため、第一皇子・朱雀天皇が
承平6年(936)に着工し、第二皇子・村上天皇の
天暦5年(951)に完成しました。
初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれており、
日本密教絵画の源流をなすものといわれています。
高さは約38メートルで屋根の上の相輪は約13メートルあり、
相輪が塔の三分の一を占め、安定感を与えています。
               (醍醐寺ウェブより)




威風堂々としていて優美。
平安時代そのものを感じさせる
五重塔です。

興福寺や東寺の五重塔とは違う
趣を見せています。




11kaike1_20130922113738df7.jpg






11kaike1_20130922114608a07.jpg




逆光なのでいい写真ではなくて残念です。

いつも思うことは寺院建築の木組みの
美しさです。

この醍醐寺の五重塔は
日本に現存する江戸時代以前に作られた仏塔としては、
東寺五重塔、興福寺五重塔につぐ高さです。
4番目の高さは三重塔ですが、薬師寺東塔です。



醍醐寺(上醍醐を含む)をまわるには半日は
かかるでしょう。
またの機会にゆっくりと散策したいと思って
います。


おまけ!

2013年08月17日_DSC_0409

先ごろ亡くなられた
市川団十郎さんの記念樹、見っけ。


                                  ←
                                  前回 三宝院唐門
en1参考en1

東寺五重塔
京都東寺 五重塔



興福寺五重の塔
興福寺 五重塔


薬師寺東塔(三重塔)
薬師寺 東塔


en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺京都博物館


 
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                                               三宝院 国宝唐門


山号  醍醐山、深雪山(上醍醐寺)
宗派  真言宗醍醐派
寺格  総本山
創建年 貞観16年(874年))
開基  聖宝
本尊  薬師如来(重要文化財)

*三宝院本尊 宝冠弥勒菩薩坐像(快慶作) 


住所  京都市伏見区醍醐東大路町22
電話  075-571-0002
交通  市営地下鉄東西線「醍醐駅」下車徒歩20分
    又は 京阪バス「醍醐三宝院」下車すぐ

文化財 醍醐寺境内(史跡)金堂、五重塔、
    木造薬師如来及両脇侍像ほか(国宝)
     清滝宮本殿、絹本著色阿弥陀三尊像、
    木造薬師如来及両脇侍像ほか(重要文化財)
    三宝院唐門(国宝)、庭園(特別史跡、特別名勝)



醍醐寺2013年08月17日_DSC_0390
                      醍醐寺仁王門



醍醐寺といえば誰もが思い浮かべるのが
豊臣秀吉により1958年に催された
「醍醐の花見」でしょう。

私としては、醍醐寺といえば
三宝院の国宝唐門です。
実は、この唐門見たさ
それから三宝院のご本尊にお会いした
それのみで訪れました。


今回の醍醐寺拝観は醍醐山頂の上醍醐には
登らず下醍醐のみの散策です。


三宝院は醍醐寺の仁王門の手前に位置します。




醍醐寺三宝院2013年08月17日_DSC_0375


三宝院は醍醐寺の本坊(座主の居住地)として
1115年に建てられたものです。
その庭園は秀吉醍醐の花見時に秀吉自ら設計されたものです。

この三宝院の唐門は黒と金色のみの配色の斬新なデザインとして
有名です。

醍醐寺三宝院2013年08月17日_DSC_0382


菊に五七の桐。(注1)
シンプルで堂々として端正です。

この色使いは緑の木々の隙間から見え隠れして
とても映えます。

桜の季節、桜色にもとても映えると思える
黒と金色の色使いです。
そこまで
計算にいれての意匠と思われます。

豊臣の遺構を見るにつけ思うのですが
いったいどなたが意匠されたのか?
知りたいです。


醍醐寺三宝院2013年08月17日_DSC_0377



醍醐寺三宝院2013年08月17日_DSC_0384


この三宝院のご本尊が
なんと快慶作の宝冠弥勒菩薩坐像。

秘仏で拝観はできませんが
せめて安置されている場所の空気くらいは
吸いたいものと、肺がいっぱいになるほど
三宝院の空気をすってまいりました(←冗談)。



85572f6af8bbaebdbdd2155fcf85c20a.jpg
         快慶作 宝冠弥勒菩薩坐像 1192年作



まさに快慶作ですね。
美しすぎるというか、
私は
「人智を超えた美しさ」と
称するのですが、
人間とおなじ美しさではない
超越した美しさです。

この透徹した美しさならばこそ
「釈迦の死から56億7千万年後に人々を救う」
と信じられます。

三宝院の弥勒さん、拝観したい!!!

     注:2014年7月~9月奈良博「醍醐寺のすべて」にて
        快慶作弥勒菩薩坐像はおでましになりました。


                                 醍醐寺編つづく



醍醐寺三宝院2013年08月17日_DSC_0380




en1参考en1

<注1:五七桐>
11kaike1.jpg

五七桐といえば秀吉の紋。
と思いがちですが、これはもともと
天皇家が使っていた紋です。

天皇家は古来より
桐と菊の紋を印として使用して
いました(天皇家の紋と法律上明文化はされていません)。
桐の紋は功労のあったものに天皇家が下賜したために武士に
広がりました。
ちなみに徳川家康も賜りましたが、秀吉が使用していたために
使わなかったといわれています。

明治政府は「朝廷の政府」ということをビジュアル化(しらしめる)
するために桐の紋を使用しました。

現在、首相の会見時にこの紋がみられます。
平成15年より演台に使用されています。


en1en1

2014.7より奈良国立博物館にて開催された
醍醐寺のすべて」にて快慶作・宝冠弥勒菩薩坐像
さんはおでましになり
拝観することができました。
やはり
快慶仏の特徴、人智を超えた美しさでした。
2014年06月29日_P6291714

en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺京都博物館


 
18
 
58.jpg



山号  東光山
宗派  真言宗醍醐派
寺格  別格本山
創建年 永承6年(1051年)
開基  日野資業、最澄
本尊  薬師如来(重要文化財)
別称  日野薬師

住所  京都市伏見区日野西大道町19
電話  075-571-0024
交通  京阪宇治線・JR奈良線六地蔵駅から
     京阪バス8号経路で日野薬師下車

文化財 阿弥陀堂、阿弥陀如来坐像(国宝)
     本堂、木造薬師如来立像、木造十二神将立像、
     阿弥陀堂内陣壁画(重要文化財)

行事  1月14日裸踊り

京都散歩ナビウェブ


法界寺2013年08月17日_DSC_0371



法界寺は日野富子で知られる日野家の菩提寺であり
浄土真宗の開祖・親鸞聖人の誕生の地という
由緒ある古刹です。



法界寺2013年08月17日_DSC_0361



以前より訪れてみたかった国宝阿弥陀堂。
それが京都伏見の法界寺です。

アクセスが悪くはありませんが中途半端なために
随分と後まわしになってしまいました。
反省



法界寺2013年08月17日_DSC_0362

                                    皮葺5間四方の宝形造 
                                      承久3年(1221年)


あこがれていた姿のよい
国宝の阿弥陀堂です。

勇壮な禅寺が多い京都の中で
名刹ですがひっそりとした趣です。
それがまた私好みです。


中に安置されているのは、この本堂に
似つかわしい阿弥陀如来坐像です。



法界寺2013年08月17日_DSC_0367





法界寺2013年08月17日_DSC_0368





2013年09月05日_P9050739
             国宝 阿弥陀如来坐像 藤原時代作


平等院鳳凰堂の定朝様式(注1)の本尊に最も
近いといわれる阿弥陀仏です。

この頃の阿弥陀様はたっぷりとして
安らぎを感じます。

岩船寺円成寺と期せずして豊かな
阿弥陀様めぐりとなりました。(注2)


2013年09月17日_P9170751



光背は繊細な飛翔天の透かし彫り、
まわりの壁をみると飛天人図。

天井は勇壮な折上組入格天井に天蓋。

これらがすべて藤原時代当初のものと
いわれています。


この阿弥陀堂内部はため息がでるような
長い時代を生き残ってきた存在感のある
もので、必見です、




2013年09月05日_P9050740
                                           飛天図




法界寺2013年08月17日_DSC_0366
                                         本堂 薬師堂

ご本尊は秘仏の薬師如来です。
安産、授乳のご利益があるといわれて
このことから「日野薬師さん」と
尊ばれています。



法界寺2013年08月17日_DSC_0369
                                             手水鉢





en1参考en1

<注1:定朝様式>
平等院鳳凰堂 阿弥陀如来坐像 
S-1-280
大仏師定朝(じょうちょう)は
飛鳥時代より続いた大陸的な様式、
例えばアルカイックスマイルような
神秘的な容姿や呪術的なものから
脱却して、穏やかで親しみある
和のお仏像さんを造形しました。


<注2:岩船寺、円成寺阿弥陀如来坐像>

岩船寺阿弥陀如来坐像
岩船寺本尊2013年09月05日_P9050732

円成寺阿弥陀如来坐像
54_20130910120559b4a.jpg


<近辺情報>

醍醐寺
2013年08月17日_DSC_0396

勧修寺
随心院 小野小町ゆかりの寺
平重衡の墓

平重衡は平清盛の五男。
平家の悪名を高めた南都焼き討ちの中心人物。
源氏との戦いに活躍したが、一の谷の戦いで捕虜となり、
その後、鎌倉へ護送され、更に南都(東大寺)に引き渡され、
木津川のほとりで首を斬られたが、その遺骸を壇ノ浦の生き残りである
妻輔子が引き取って、この日野の地に埋葬したのだという。

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8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺京都博物館


 
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2013年09月17日_P9170749


< 第4回市松・幼子抱き人形 山崎明咲展 のお知らせ >

江戸時代から引き継がれた伝統ある材料と技法とで
大切に作られた市松・幼子抱き人形。
十人十色の愛嬌あるお人形がおまちしています。

会期:9月19(木)日~9月25日(水)
開場:京王百貨店新宿店6階美術工芸サロン
 *最終日は16時にて閉場。


lm_08

明咲さんはとてもチャーミングな方です。
そのうえがんばりやさん。
そのうえ腕がある。
マムは無条件で応援します!

地の利のよい場所での個展です。
多くの方が足を運んでくださればと
思っています。


山崎明咲さんのブログ
 お人形さんの作業工程がわかる
 楽しいブログです。


下記写真は昨年の作品展のものです↓

人形師 山崎明咲2012年09月23日_P9230695
                    人形師 山崎明咲作品展 2012年09月23日撮影



人形師 山崎明咲2012年09月23日_P9230697
        人形師 山崎明咲作品展 2012年09月23日撮影





人形師 山崎明咲2012年09月23日_P9230696
        人形師 山崎明咲作品展 2012年09月23日撮影


 
13
 
興福寺南円堂2013年08月16日_DSC_0327




関西の見仏の拠点は奈良です。
京都をまわっていても
奈良へ帰ります。
行くというより
「帰る」がしっくりします。

そして夜はかならずと言っていいほど
興福寺の南円堂エリアでくつろいでいます。



興福寺五重塔2013年08月16日_DSC_0329



↑この基段に坐って
缶ビールなんかを飲んでいます。


ぼーっとしながら境内を眺めています。
夜遅くとも寺務所の明りが煌々とつき



興福寺一言観音堂寺務所
                                              寺務所



南円堂や一言観音堂には人がとぎれることは
ありません。

お百度参りを目の当たりにすることもあります。



興福寺南円堂 お百度石2013年08月16日_DSC_0326
                                            お百度石





興福寺一言観音堂2013年08月16日_DSC_0345
                                     興福寺一言観音堂


この観音堂は芥川賞を受賞した
ポトスライムの舟(津村記久子著)にでてきます。
一言だけお願いをきいてくれます。




興福寺一言観音堂2013年08月16日_DSC_0339



夜更け、
納所さんが境内に筋目の模様をつけるために
箒で掃く音を聞くのもいいものです。





en1参考en1


<薬師寺 孫太郎稲荷大明神のお百度石>
孫太郎稲荷大明神 2013年03月03日_DSC_0139
お百度石は意外とよく見られます。
神社仏閣に行かれたら注意してみてください。







en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺→京都博物館


 
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56.jpg
         阿弥陀如来坐像光背


<にんにくせん えんじょうじ>

山号  忍辱山(にんにくせん)
宗派  真言宗御室派
創建年 (伝)天平勝宝8年(756年)
開基  (伝)虚瀧、聖武・孝謙両天皇(勅願)
本尊  阿弥陀如来(重要文化財)

住所  奈良県奈良市忍辱山町1273
電話  0744-76-3390
交通  JR・近鉄奈良駅より奈良交通バス柳生方面行で約40分、
     「忍辱山」バス停下車、徒歩すぐ。


文化財 春日堂・白山堂(国宝)、木造大日如来坐像(国宝)
     本堂 、楼門、宇賀神本殿、石造五輪塔、木造阿弥陀如来坐像、
     木造四天王立像(重要文化財)、庭園(名勝)




円成寺2013年08月16日_DSC_0292





2013年08月16日_DSC_0299
                楼門三間一戸入母屋造・桧皮葺 室町時代(1468年)




円成寺楼門2013年08月16日_DSC_0295
                                              


優美な姿とうってかわって
雄々しい木組みです。




円成寺の蛙股2013年08月16日_DSC_0296
                                            楼門 蛙股



奈良市街の奈良坂・般若坂を東に進み
柳生街道にはいる、その道沿いに位置する古寺を
もっとも有名にしているのは、
優美な浄土式庭園をもつお寺の姿も
さることながら
仏師・運慶のもっとも初期の作品である
国宝大日如来坐像をお持ちということが
大です。

その大日如来像は多宝塔の安置されて
いますが、まず優美なる本堂を
ご案内いたします。



円成寺本堂54





円成寺2013年08月16日_DSC_0297
                                     舞台付神殿造り本堂
                                   文明4年(1472年)建立



向拝(ごはい)を中央に左右対称に
舞台が設えてあります。
それがとても趣がある美しい本堂です。




円成寺2013年08月16日_DSC_0300





img3e39c85bzikczj 円成寺





2013年08月16日_DSC_0303
                                      本堂より楼門をみる


 


img6a896e4dzik6zj 円成寺



本堂には
阿弥陀如来坐像や、慶派の四天王が安置
されていますが、
内陣を囲む柱に描かれている
極彩色の阿弥陀来迎図に目が奪われます。

とても保存状態がよい来迎図です。
阿弥陀様もちょっと幼いお顔だちですが
丸みのあるお優しい姿をしておられます。



54_20130910120559b4a.jpg
                     阿弥陀如来坐像
                       平安時代作




円成寺本堂柱78
                     来迎図


極彩色の観音菩薩がみてとれます。


今回、円成寺さんを再訪したのは
無論「好き」だからということもありますが
実は「東京藝大院生の模刻」が安置されているかなあ?
拝観出来るかなあ?
という気持も大いにあったのです。

先に述べたように円成寺には運慶25才頃の作品である
大日如来が安置されています。
その大日如来を藝大の藤曲隆哉さんが再現されたという
記事が1月10日毎日新聞夕刊に掲載されました。


50_20130910163523eb2.jpg


その模刻が安置されているのでは!?

ご住職に伺うと答えは残念ながら、
1、2年後に安置予定とのことでした。
新たに収納庫をつくりそちらに運慶作の
大日如来様をおさめ、現在の多宝塔には
その模刻を安置する予定だそうです。

古来よりの銘品の模刻は、美学生さんには
とても勉強になるものです。
私が尊敬する三輪途道先生も東京藝大時に
東大寺俊乗堂の重源上人を模刻されています。
模刻をするということはその間仏師になる
ということです。
彫っていくうちに、その彫刻の謎が解けていく。
机上ではわからなかったことが
解けていく・・・ようですよ。

勿論、腕のある方に関してですが。

本堂におられたご住職とは
いっときのあいだ仏像談義で花が咲き
ました。
お仏像に詳しいかたとお話をするのは
楽しいものです。

この時に、「勧請縄がない」ことも
お尋ねしたのでした。
勧請縄に関してはこれで「文化」が途絶えてしまう
と思うと本当に残念です。




円成寺多宝塔2013年08月16日_DSC_0313
                             多宝塔



こちらの多宝塔に
運慶の銘がはいった最古の
大日如来坐像安置されています。

が、

開扉はされていますが
保護のためにプラスティック板が
はめ込まれており反射がはげしく
お姿が拝めません。

ということで



円成寺70



新兵器ののぞきめがねを使います。
「ガラスに押さえてのぞいて」みます
と、



円成寺 運慶作大日如来坐像53
                    写真は2008年撮影のもの 現在は写真不可です



↑ご覧のとおりです。



円成寺 運慶作大日如来坐像64



若い時のお作ですから
硬さを感じます。(注1)




円成寺は決してひろくはありませんが
素晴らしい堂宇が点在しています。




円成寺2013年08月16日_DSC_0306
                        国宝 鎮守社 春日堂・白山堂 鎌倉時代



前回は間近まで拝観できたのですが柵が
ほどこされてこのような写真しかとることが
できませんでした。


ので、

前回の写真を掲載いたします。




円成寺 春日堂・白山堂imgd578da1czik0zj 円成寺




円成寺2013年08月16日_DSC_0307
               重文 宇賀神本殿 鎌倉時代




円成寺2013年08月16日_DSC_0315
                             護摩堂




円成寺 十三重石塔2013年08月16日_DSC_0318
                十三重石塔 平安時代後期



この石塔はマニアの方にはたまらないものだと
思うのですが、気の毒なことにこの石塔は
お手洗いの前に姿をあらわしています。
マニアでなくともなんだか、、、、気の毒です。





円成寺2013年08月16日_DSC_0320



緑に覆われ
楼門よし
本堂よし
お仏像よし

忍辱山 円成寺 は
最高のお寺さんです。


                                           ←
                                          前回 勧請縄
en1参考en1

<関連拙ブログ>
金沢文庫に運慶展を観にいく
お仏像と三輪途道先生への長い道

<注1:若い時の作>
丸みを帯び腰がひきしまった中期の作(円成寺の10年後位)
真如苑蔵 運慶作大日如来坐像
真如苑蔵 運慶作大日如来坐像2010年01月31日_2010年01月31日_DSC_0135



円成寺の大日如来坐像
運慶展
運慶展 posted by (C)poco


山野辺 長岳寺楼門
2012年01月09日長岳寺 鐘楼門
日本最古の楼門といわれています。




en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺→京都博物館




 
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                                           忍辱山円成寺 楼門

<にんにくせん えんじょうじ>

山号  忍辱山(にんにくせん)
宗派  真言宗御室派
創建年 (伝)天平勝宝8年(756年)
開基  (伝)虚瀧、聖武・孝謙両天皇(勅願)
本尊  阿弥陀如来(重要文化財)

住所  奈良県奈良市忍辱山町1273
電話  0744-76-3390
交通  JR・近鉄奈良駅より奈良交通バス柳生方面行で約40分、
     「忍辱山」バス停下車、徒歩すぐ。


文化財 春日堂・白山堂(国宝)、木造大日如来坐像(国宝)
     本堂 、楼門、宇賀神本殿、石造五輪塔、木造阿弥陀如来坐像、
     木造四天王立像(重要文化財)、庭園(名勝)

70_20130907095946a02.jpg


円成寺は高野山光台院とともに私が大好きな
お寺さんです。

はじめて訪れたのは2008年7月のことです。
今回と同じ暑い夏の日でした。

近鉄奈良駅から乗車したバスは
由緒正しきいにしえよりの道、
奈良坂・般若坂を上っていきます。


53_20130907104101188.jpg 53_20130907104317e98.jpg
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東大寺転害門少年刑務所、北山十八間戸般若寺
を通過して行きます。

このあたりは平安末期、平家や源氏が
入り乱れて戦った地であり風葬の場所
でもあったところです。


緑の山間を走ったかと思うと
新興住宅地があらわれる、
また山間と走り、もうそろそろかしらと
思う頃

大慈山(だいじせん)という停留所名が
流れます。

素敵な地名ですね。
奈良にはこのほかに

菩提山(ぼだいせん)やら
鹿野園(ろくやおん)
誓多林(せたりん)などの

仏教にちなんだ地名があります。
勿論、忍辱山(にんいくせん)(注1)も
そうです。

これらを
北大和五山といいます。



円成寺2013年08月16日_DSC_0324


バスを降りて
勧請縄をめざします。
円成寺は、勧請縄をくぐるという
体験ができる珍しいお寺さんです。

前回のことをお話ししましょう。

  2008年7月
  バスを降りてすぐと聞いていた円成寺は
  キョロキョロしても
  山門が見当たりません。
  バスを降りた人々は
  生い茂った緑の中を入っていきます。
  遠目にその茂みには縄がぶら下がっており
  なんだかとても奇妙です。

  戸惑っているとリュックを背負ったおばちゃまが
  「円成寺だったら、あそこの縄をくぐっていくんですよ」
  と、声をかけてくださいました。

  これが勧請縄(かんじょうなわ)(注2)を
  見知ったときです。



忍辱山(にんにくせん)円成寺 勧請縄
2008年7月撮影忍辱山 円成寺 勧請縄 posted by (C)poco      


勧請縄を目指します。

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
ない!
勧請縄がありません。

   のちほど本堂にてご住職にうかがったところ
   時代の流れで集落の人出が足りず
   5年ほど前より途絶えてしまったそうです。
   残念です。

あきらめきれず
キョロキョロしながら
緑の中を進みます。


2013年08月16日_DSC_0289

円成寺は四方を鬱蒼とした森りに囲まれ
ています。


2013年08月16日_DSC_0290


木立の中、浄土式庭園の池に
桧皮葺(ひわだぶき)の楼門が見えてきます。
いい景色です。



円成寺2013年08月16日_DSC_0292




                                  この項つづきます



en1参考en1

<注1:忍辱>
ブッダが修めなければいけない六波羅蜜、
6つの実践の中のひとつです。
耐え忍ぶということを意味します。

<注2:勧請縄>
シメナワのひとつで、結界をあらわし
神聖なる場をしめし、里の人々が
五穀豊穣を願って奉納したものです。
魔除けとして張られます。

奈良に多くみられます。
地域によって形が違います。

忍辱山 円成寺 勧請縄
忍辱山 円成寺 勧請縄 posted by (C)poco

2008年7月忍辱山円成寺 大日如来をめぐる冒険
あこがれの高野山光台院・快慶作阿弥陀三尊

en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺→京都博物館


 
05
 
53.jpg



山号  高雄山
宗派  真言律宗
創建年 (伝)729年(天平元年)
開基  (伝)行基
本尊  阿弥陀如来(重要文化財)

住所  京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
電話  0744-76-3390
交通  JR・近鉄奈良駅から浄瑠璃寺前行きバス終点で
     コミュニティバスに乗り継ぐ終点下車
     浄瑠璃寺・岩船寺バス時刻表
岩船寺ホームページ



岩船寺山門2013年08月16日_DSC_0240 2013年08月16日_DSC_0241 
             山門                   ?

     岩船寺岩風呂2013年08月16日_DSC_0239
                          石風呂



奈良交通バスで浄瑠璃寺まで行き、
コミュニティーバスに乗り継ぎ
田畑の道を縫い山間にはいっていきます。

奈良駅から、1時間弱ほどでしょうか。

山門の前に大きな石棺。
近づくと
修行僧が身をきよめたという
「石風呂」でした。

山門をくぐると
朱色の三重塔が緑に見え隠れして
とてもきれいです。
6月はあたり一面にアジサイが咲き乱れ
アジサイ寺ともいわれています。

この季節は百日紅が見頃の境内です。



2013年08月16日_DSC_0247
                                               本堂






岩船寺石仏2013年08月16日_DSC_0258
                                       厄除け地蔵菩薩像






2013年08月16日_DSC_0257
                                       石室不動明王立像






2013年08月16日_DSC_0276
                          十三重石塔





岩船寺三重塔2013年08月16日_DSC_0267


室町時代に建てられたという三重塔の
見所は初層の四隅の垂木をささえている
隅鬼(天邪鬼)でしょう。


岩船寺三重塔 邪鬼

ピントがあっていませんので
パンフレットの天邪鬼さんを
ご紹介しましょう。


岩船寺三重塔 隅鬼 天邪鬼2013年09月05日_P9050742


強面のつもりでしょうが
体全体で垂木を支えている鬼の姿は
ユーモラスで、
愛きょうある天邪鬼です。



裏山にのぼると
思いがけず
歓喜天堂がありました。


岩船寺歓喜天堂2013年08月16日_DSC_0272
                                           歓喜天堂



境内は石仏の里、当尾(注1)のらしく、
様々な石仏や石造物が見られます。


2013年08月16日_DSC_0278





2013年08月16日_DSC_0277




2013年08月16日_DSC_0280




2013年08月16日_DSC_0274


が、
私がお会いしたいのは岩船寺のご本尊様です。

本堂にまいりましょう。



2013年08月16日_DSC_0263






岩船寺本尊2013年09月05日_P9050732

阿弥陀如来坐像
 平安時代 伝行基作

像高が約3メートルのゆったりとした
この里にお似合いの阿弥陀様です。




53
                                   四天王立像 鎌倉時代





岩船寺普賢菩薩騎象像2013年09月05日_P9050733
                    普賢菩薩騎象像 平安時代





岩船寺十一面観音菩薩立像2013年09月05日_P9050736
                 十一面観音菩薩立像 鎌倉時代




いつものことですが、
鄙なる里にすばらしいお仏像様がおいでになる。

この地は正確には京都であって奈良ではありませんが
南都仏教(奈良)の影響を受けています。
奈良は、
鄙なる里の小さなお寺でもとてもすばらしいお仏像を
お持ちです。
これが京都となると、お屋敷のような大きな構えで
あるのに、えてしていいお仏像をおもちでない。

私が奈良びいきになる大きな要因です。





参道の無人販売をひやかしながら
バスを待ちます。

奈良にもどり、またもバスにゆられ
今度は円成寺に参拝する予定です。


2013年08月16日_DSC_0282




en1参考en1

<注1:当尾>
とおの と読みます。
京都と奈良の県境、木津川市内東南部の加茂町当尾には
いにしえより南都仏教(奈良)の影響を受けて
数々の庵がむすばれました。
塔頭がたくさんみられたことで「塔の尾根」が「当尾」と
いわれるようになった。
焼き打ちにあい現存する寺院は浄瑠璃寺と岩船寺だけですが
そこここに沢山の石仏が残っています。

木津川市観光ガイド
近鉄てくてくガイド
*奈良交通
 浄瑠璃寺・岩船寺バス時刻案内
2008年10月白マムの浄瑠璃寺見仏紀行

en18月15日16日17日見仏足取りen1

8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
8月16日
木津川岩船寺→奈良忍辱山円成寺勧請縄円成寺運慶作大日如来坐像
8月17日
京都法界寺(日野薬師)醍醐寺三宝院醍醐寺五重塔
豊国神社方広寺→京都博物館


 
04
 
35_20130904123100c51.jpg




東大寺大仏殿の正面観相窓が開き大仏様のお顔を
外から拝顔できるのは年2日。8月15日と1月1日です。



2013年08月15日_DSC_0179



8月15日19時~21時 拝観料500円


大仏さまに2500基の灯籠をお供えして、
お盆に帰省できない方々にもせめて御先祖の供養を
していただけるようにという趣旨で、
昭和60年から始められたものです。

灯籠1基の中には4本の明りがともされて
計1万の明りがともる幻想的な行事です。


仁王門の金剛力士もライトアップされます。



2013年08月15日_DSC_0182
                               東大寺仁王門金剛力士 阿形





2013年08月15日_DSC_0181
                                東大寺仁王門金剛力士 吽形




前回訪れた時は7時の開門にあわせて
6時半頃に訪れました。
人人人。
長蛇の列でした。

今回は学習しましたので8時半頃に
訪れたところ、よみは見事にあたり
すんなりと入ることが出来ました。



万灯供養会2013年08月15日_DSC_0199






万灯供養会2013年08月15日_DSC_0188



南大門からまっすぐ伸びる参道の敷石や側面に
祈願奉納された灯籠がならび、とても幻想的です。



2010年08月15日万燈供養会_DSC_0458






2013年08月15日_DSC_0208






東大寺万燈供養会2013年08月15日_DSC_0207


大仏殿内より僧侶の華厳経の読誦がきこえてきます。



2013年08月15日_DSC_0210
            東大寺金堂(大仏殿)本尊 盧舎那仏座像(るしゃなぶつざぞう)



殿内は三脚は不可ですが写真撮影はOKです。
フラッシュを皆さんたいていらっしゃるのですが
どうも、お仏像様にフラッシュは申し訳なくて
私はなしでの撮影です。

かなりピントがあっていませんがご容赦ください。



2013年08月15日_DSC_0229
                                          花立ての蝶々


上記の写真の間違い探しです。

さて、どこがおかしいでしょうか?








    答え
    蝶々(昆虫)は肢は6本です。



実は、これには説があります。

蝶々のこの8本の肢は
「これ人間界にあらざる」を
表現している、
とね。



東大寺虚空蔵菩薩像2013年08月15日_DSC_0219
                                        虚空蔵菩薩坐像





2013年08月15日_DSC_0227
                                        如意輪観音坐像



大仏様の左右には脇侍として
虚空蔵菩薩坐像(こくぞうぼさつざぞう)
如意輪観音坐像(にょいりんかんざぞう)
がおられます。




広目天2013年08月15日_DSC_0222
                                             広目天





東大寺大仏殿多聞天2013年08月15日_DSC_0225
                                              多聞天



大仏殿北西隅には広目天、北東隅には多聞天
が、安置され大仏様を守っています。




カメラをローアングルにすると
実は人ひとヒトです。




2013年08月15日_DSC_0212



大仏殿の廂の下のおびんずる様の下にも
灯籠が。
いつみても
おびんずる様のお顔はおっかない。



2013年08月15日_DSC_0230



2013年8月15日は
今までにない暑さのなか、
午前中は京都武徳殿にて合気道。
午後は南禅寺散策。
夜は、東大寺万燈供養会と、
よく動きました。



2013年08月15日_DSC_0232



ビールを飲んであとは寝るでけ・・・。




en1参考en1


<注1:おびんずる様>
釈迦の弟子で賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)。
通称「おびんずる様」と呼ばれ、堂の前に置かれている。
「なで仏」で、病んでいる部位をなでると除病の功徳があります。
神通力の持ち主であった賓頭盧尊者が、その神通力を自在に誇示して
見せたので、お釈迦様は、「お前は究極の悟りを得ず、
この世にとどまって仏法を守り、人間の病を癒し、多くの衆生を救いなさい」
とおしかりになりました。そのため賓頭盧尊者は堂内に入れず
お堂の庇の下にまつられています。
東大寺大仏殿 賓頭盧尊者像(びんずるそんじゃぞう)

<東大寺に関して>
万燈供養会ホームページ
東大寺公式ホームページ

白マム印東大寺ブログ

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8月15日
京都武徳殿にて合気道→南禅寺順正にて昼食南禅寺 1
南禅寺水路閣天授庵金地院東照宮金地院開山堂奈良東大寺
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