白マム印 日本のこと日本のもの

 
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歌舞伎座2013年08月12日_DSC_0003


当代随一の踊り手。

坂東三津五郎さん。

お亡くなりになって
とても残念です。

悲しいなあ。




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                     願徳寺に至る細い石段

<宝菩提院願徳寺 ほうぼだいいんがんとくじ>

山号   仏華林山
宗派   天台宗   
本尊   如意輪観音(国宝)
創建   678年
開基   持統天皇勅願
*     京都洛西観音霊場の第33番札所

拝観料  500円
     *2月は休み
     *要電話ではありませんが電話をされたほうが
           よろしいでしょう。

住所   京都市西京区大原野南春日町1223-2
電話   075-331-3823

最寄り駅  JR「向日町駅」、または阪急「東向日駅」  
            駅より徒歩40分
         *駅よりタクシー乗車をおすすめします。
          行先は「花の寺勝持寺」と。


宝菩提院願徳寺2014年07月21日_P7210097



京都一小さな寺とありがたくない冠がつく
願徳寺。
少し前には京都の地図には載っていませんでしたが
さすが、グーグルです。
記載されています。
わたくしが愛用している京都手帳には
現在も載っていません。

タクシーの運転手さんに「願徳寺」と告げても
首を傾げられてしまい
「花の寺の勝持寺の隣です」というと
やっとタクシーは動き出しました。

国宝の美仏がおいでですが、
京都の人もよほどのお仏像さん好きでなければ
ピンとこないお寺です。

向日駅は京都駅から二駅です。
そこからのバスの便がすくないことが
ネックとなっているのでしょう。
なだらかな丘陵地帯にはいると
左右は手入れのよい竹山(竹畑?)となります。
乗車時間は10分にみたないでしょう。」

風情のある細い石段の先に美仏がおわす御寺は
ありました。

宝菩提院願徳寺2014年07月21日_P7210080


わざわざ小さな御寺といわれるだけあって
境内には庫裏と美仏がおわす本堂のみです。

受付で拝観料を払い本堂に入ったのですが、
説明もなければ(説明はなくてもかまわないのですが)、
監視もない。

善い人ばかりとは言い切れない昨今。
このような美仏が人手不足とはいえ、
この拝観体制でよいのだろうかと
心配になってしまいました。
地方にいくとこういう神社仏閣が多いのですが。



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                                   宝菩提院願徳寺本堂
  

本堂はコンクリート造りで
奈良の中宮寺を思わせるものです。


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    中宮寺


如意輪観世音菩薩半跏像はここに
安置されています。

678年に創建されたこの願徳寺の
当時のご本尊は薬師如来さんでしたが
度重なる戦火のために寺は荒廃すすみ
そのご本尊は現在は広隆寺に安置され
如意輪さんは、お隣の花の御寺の
勝持寺に安置されていました。
が、
1996年にこの願徳寺に戻っておいでになったという
来歴があります。


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   如意輪観世音菩薩半跏像
   奈良~平安時代・8~9世紀/像高88.2cm 一木造り

一言で現すならば「美丈夫」なお仏像さまです。
堂々としたお顔に流れるような衣紋。
静と動が組あわされたような豊かなお仏像様です。

彫が的確すぎて
一瞬、ブロンズと紛うかのような冷たい感じさえあたえます。

お顔の様子、体つきと、
東寺の帝釈天をおもいおこさせるような美仏です。


東寺 帝釈天
                 東寺 帝釈天



せっかくの国宝の美しいお仏像だというのに
拝観者は私と連れのみ。
もったいないことです。

京都駅から電車、タクシーを使い30分弱
ほどです。
大伽藍がないせいで拝観がないのでしょう。
もったいないことです。

持仏はタクシーを拾って拝観しても
惜しくはないものです。




週刊 原寸大 日本の仏像
No.31 宝菩提院願徳寺 如意輪観音と西山



en1近辺情報en1

<花の寺・勝持寺>

山号   小塩山
宗派   天台宗   
本尊   薬師如来
創建   679年
開基   天武天皇の勅願により役の行者が創建
*     西国薬師四十九霊場第四十二番札所

拝観料  400円
     *2月は休み
       
住所   京都市西京区大原野南春日町1194
電話    075-331-0601
公式ホームページ

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訪れたのは7月でむせ返るような
緑の季節です。
春ならば花の寺と呼ばれるにふさわしい
花々が咲き乱れているのでしょう。
また
秋の紅葉もきれいに違いありません。


2014年07月21日_P7210085



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                                   おびんずるさま

この花の寺勝持寺と願徳寺は隣接しています。
ご一緒に拝観されることをおすすめします。

最寄りの駅は願徳寺同様、
JR「向日町駅」、または阪急「東向日駅」です。

en1 en1

<あまり知られていないけれど素晴らしいお仏像をお持ちの寺院>
守山市福林寺/大津市盛安寺/東大寺三昧堂/高野山光台院/王寺融念寺/
備考/岡崎市瀧山寺/三井寺微妙寺/雷山千如寺大悲王院/宝菩提院願徳寺/
山の辺長岳寺 1/



 
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02saiyuki2122.jpg


わたくしが趣味のお稽古でお世話に
なっているのが月窓寺さんです。

街中にあって緑豊かな
曹洞宗のお寺さんです。


02saiyuki21223.jpg


堂々とした唐破風の飾りは
鳳凰の懸魚(げぎょ)です。

龍の蛙股の上には暗くて見えませんが
上部を支える大瓶束(たいへいづか)が
見られます。
その大瓶束は、左右対称に飾りのある 
笈形(おいがた)とよばれるものです。
木鼻は獅子。
木鼻と向拝柱が交差するところに補強のために
手挟がほどこされています。



2015年01月27日_P1270021



本堂の引き戸に寺紋が記されています。

わたくしは、永平寺の寺紋がリンドウ、
正確には「久我山竜胆紋」なので
月窓寺さんの寺紋も
「丸に竜胆」と思いこんでいました。

が、
よくよく見ると単なる「丸」ではなく
笹の葉のような意匠に囲まれています。



これはいったいなんというのだろう。
抱き茗荷に竜胆。
いや
上がり藤に竜胆。
と、
ずっと疑問に思っていました。

結局、お手上げで
お寺さんの納所(なっしょ)さんに
訊いてしまいました。



丸に抱沢瀉(だきおもだか)2015年01月04日_P1041291


答えは思ってもみなかった、
抱沢瀉(だきおもだか)。
丸に抱沢瀉でした。

リンドウではない!?
では
「おもだか」とは何だろう?

歌舞伎の「おもだかや」と関係あるのだろうか?
と、
疑問だらけです。
取り敢えず、歌舞伎の澤瀉屋(おもだかや)を
検索すると、
   生家が副業として「薬草の澤瀉」を扱う薬屋を
   商なっていたといわれる。

とウィキペディアに記載されていました。

そういうわけで検索し続けると
この沢瀉は日本の十大家紋の一つという
ことがわかりました。
神社仏閣を訪れるたびに紋を見つけては
いわれを調べてきたというのに
十大家紋を知らなかったとはお恥ずかしいかぎりです。

   沢瀉は池や沢に自生する慈姑(クワイ)と同族の多年草である。
   根のきわから伸びる矢尻状の葉が盛り上がっているので
   「面高」の名があるといい、

   あるいは「沢の潟れ」に生える草だから「沢瀉」と
   書くのだともいう。
   古くは勝ち草とか将軍草などとも呼ばれ、
   縁起の良い草だった。

   「おもだかや弓矢立てたる水の花」(注1)

   という句があるが、沢瀉が群生している状態を見ると、
   まるで弓矢を立て並べたように見える。
    尚武の紋にふさわしい。
   武将が沢瀉威しの鎧を(注2)
   着用したり、
   沢瀉を戦勝の印しにしたのはそのためだ。

       (家紋入りネクタイさんより引用)            


このように記載されていると
その植物を見てみたいではないですか。
そういうわけで
画像検索をかけてヒットしたのが
のらやま生活向上委員会 suginofarm
の、沢瀉の画像です。
転載を許可していただいたのでアップいたします。



オモダカ 転載不可
                             オモダカ



オモダカ 転載不可
             オモダカ


花も葉も
単純化されていても
全くそのものずばりです。

探した甲斐がありました。
のらやま生活向上委員会 suginofarmさん
ありがとうございました。


en1参考en1

寺社向拝部 各部名称
02saiyuki23456_20150206160659e47.jpg



注1 
おもだかや弓矢立てたる水の花:山口素堂作
  素堂の句で有名なものは
  「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」です。
注2
沢瀉威しの鎧
平安時代より上級武士が身に着けた鎧です。
たぶんですが、澤瀉は二等辺三角形上の
模様がはいったものをさすようです。
これに関してはご存知の方、ご教示ください。
鈴甲子さんのウェブでご覧いただけます。

*のらやま生活向上委員会 suginofarmさんの
 ブログはコチラです。
   農業を楽しめる農家になりたいという思いを
   日々の暮らしを通してアップされています。

*オモダカの写真はお借りしているものです。
  故に転載はなさいませんようにお願いいたします。

 
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02saiyuki234511.jpg


すずらん本屋堂出演の金子兜太(とうた)さん。
おすすめの本が意外にも
トーマス マンのトニオ クレーゲルでした。

15、6才の時に読んだでしょうか。
魔の山とともに。
読み始めた理由は北杜夫さんに感化されて
ということは
よく覚えていますが、内容はおぼろげ。

   ウェブより図書館に入り、
   トニオ クレーゲルを予約。

   図書館のIT化には驚きます。
   カードを作ると
   すべて自動化。

   借りるのも返すのも自動です。
   司書さんの手を煩わせることは一切なし。
   パソコンで予約し、
   図書館の予約コーナーに行き
   カードを差し込むと
   本がどの棚にあるか記載された紙が出て来て
   そこへいけばアルわけです。
   その本を自動貸出機の上に置けばそれで完了です。
   貸出機の上には積み重ねて置いても大丈夫。

   誰とも話さず手も煩わせず
   おしまい。。。



トニオ クレーゲルを手にとった瞬間、
思いがけず
身体全体に青春が戻ってきました。
青臭いものが立ちあがってきたというのかな。

鳥肌がたちました。
15、6の私がぬっと現われてきたのですから。

摩訶不思議な気持で
いっときの間、本の表紙を眺めてしまいました。

今になって振り返れば
とるに足りないつまらないことに
ふりまわされては落ち込み、
なんとかはいあがっては
また沈む。
まあ、
それが青春かなあ・・・・・・?

今の若い人たちは
トーマス マン や、
ヘルマン ヘッセ
など
読むのかしらん。

訳は高橋義孝さん。
ドイツ文学の第一人者であり
相撲通で横綱審議委員会委員長でもあられた
江戸っ子です。
今の若い方はご存知かしら?
今は訳者といえば柴田元幸さんなんでしょうねえ。

なんて
ついでに思ったり。

現在、トニオ クレーゲル読書ちう。

      





      *前回 俳人金子兜太さん

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Author:gurekomom
ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。

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