白マム印 日本のこと日本のもの

 
30
 
前回
     IMG_0006_NEW


天通橋を渡るとその先には
開山の円爾(えんに)像を安置する
常楽庵開山堂と客殿の普門院が
あらわれます。

東福寺は広い境内を持つ大寺院ですが
紅葉の季節以外は京都駅に近いというのに
観光客はまばらです。

開山堂は落ち着いた趣と楼閣がかもしだす雰囲気が
異国情緒あふれて、
尚且つ
白砂のみで市松模様の前庭が清楚で斬新です。



2010年10月31日_DSC_0194





2010年10月31日_DSC_0195


東福寺の中でわたくしが一番好きな場所が
この開山堂です。


東福寺常楽庵開山堂 P1110270





東福寺常楽庵開山堂 P1110262



常楽庵開山堂の正面前庭は石畳の参道を真ん中に
左右に分かれて趣がことなります。
正面向かって左は、市松模様の砂紋の上に、鶴島、亀島を象った石組が
蓬莢山を表しています。
参道を隔てた対面は築山を築いた池庭で、池中に亀島、枯滝が配置された
緑あふれる作庭です。

白砂の空間と緑の築山。
絶妙のコントラストです。

常楽庵開山堂の建物自体も上層に楼閣があるという
珍しい構造なので、
橋廊を登りつめた先にひろがる空間としては
日常とは違う趣を演出しているのではと思います。


東福寺常楽庵開山堂 P1110265


初めてこの開山堂に足を踏み入れた日の事は
忘れられません。

小ぬか雨の中、
朗々たる声明が流れており
違う次元に入ったかと思ったものです。

普門院の広縁に腰をいれていっときの間
耳を澄まし、目を見開きこの空間を享受しました。

欧米人の拝観者が数人と行き会わせたのですが
彼らも静かに広縁に座り全身で受け止めていました。



もういちど
あの声明を聴きたいと
訪れるのですが、
残念ながら未だに
あの素晴らしい機会に巡り会えません。



東福寺常楽庵開山堂 P1110267




東福寺常楽庵開山堂 P1110263



    この庭の作庭は江戸時代ですが、
    昭和九年(1934)の室戸台風によって甚大な被害をうけ
    重森三玲によって修復されています。
    本来は以前の庭の画像を検索するのですが
    残念ながら見当たりません。

重森三玲の息のかかったこの庭は
まさに

「永遠のモダン」です。



東福寺常楽庵開山堂 P1110268 東福寺常楽庵開山堂 P1110266






                                  では、方丈をご案内する前に
                                 方丈恩賜門をご紹介いたします→

en1参考en1


<境内マップ>

map1.jpg


< 近辺情報 >

泉涌寺 東福寺駅徒歩10分 アクセス詳細
PB010123
*拙ブログ泉涌寺


伏見稲荷 伏見稲荷駅徒歩5分 アクセス詳細
京都伏見稲荷2014年05月04日_P5040766
                      伏見稲荷 奥之院
*拙ブログ伏見稲荷



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2015年1月11日
龍安寺 /勝林寺→東福寺 /////////10→京博


< 臨済宗大本山 東福寺 2015年1月11日拝観記 >

1 三門、東司、仏殿
2 三門、仏殿内部
3 三名橋 臥雲橋・通天橋・偃月橋
4 常楽庵開山堂
5 方丈恩賜門
6 方丈(本坊)重森三玲の庭 南庭
7 重森三玲の庭 東庭・西庭・北庭
8 本坊の大瓶束
9 龍吟庵 重森三玲の庭
10 鎮守社 五社大明神 


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29
 
TEASER - Interview with Tada Hiroshi Shihan







我が合気道師範、多田宏九段のインタビュー予告映像です。

わたくしが10、20 語っても師範の1をも皆様にしらしめること
はできないと思っています。

何も語らずともご覧くださればおわかりいただけると
思います。

どうぞご覧ください。







 
27
 
←前回三門・仏殿内部

2015_early_summer_01.jpg
           臥雲橋より通天橋を眺める(注1)        そうだ、京都行こう。JR東海

       余談ですが
       JR東海の「そうだ、京都行こう。」キャンペーンは
       うまいなあ!
       いつもCMをみては唸る白マムです。

       The Sound of Music の My Favorite Things と
       風景がぴったりで、京都にいきたくなってしまう。

       橋の上で踊りながらMy Favorite Things を
       歌いたくなります。

       もし、東福寺の通天橋の上で歌い踊っているおばさんが
       いたら白マムですので、そっとしておいてくださいね。


東福寺 P1110126
                 臥雲橋 (がうんきょう) から通天橋を眺める


 東福寺の北の渓谷,、
洗玉澗」(せんぎょくかん)に
架けられた橋廊は、
「東福寺三名橋」といわれており、

下流から
臥雲橋 (がうんきょう)
通天橋(つうてんきょう)
偃月橋(えんげつきょう)

の三橋です。



広大な境内をもつ東福寺なので
入り口がいくつもあり
私はいまだに南門(正門)から足を踏み入れた
ことがありません。


今回も
西側の月下門の方からの拝観です。

まず現れる橋は臥雲橋 (がうんきょう) です。

<臥雲橋がうんきょう>


2010年10月31日_DSC_0175
                                            臥雲橋


東福寺の渓谷に架かる橋は
小説「マジソングンの橋」(注2)のように
屋根つきです。

臥雲橋は三つの橋の中で長さが一番短い
橋ですが、通天橋を眺めることができる
絶好の地点です。


東福寺 P1110125



2010年10月31日_DSC_0221
                          臥雲橋より通天橋をのぞむ



東福寺 P1110127
                          臥雲橋より通天橋をのぞむ

この臥雲橋を渡って
境内に入っていきます。


<通天橋つうてんきょう>


56673148_624_v14584309361.jpg
                                          通天橋


渓谷・洗玉澗」(せんぎょくかん)に架けられた
一番長く、見晴らしもよい橋廊が通天橋です。
この橋は仏殿から常楽庵開山堂へとつながって
います。


2010年10月31日_DSC_0183
                                 posted by (C)poco

サウンド オブ ミュージックが
刷り込まれている白マムは
ここで身を乗り出して
歌いだしたくなる。

     本当にやったら
     危ないおばさんですね。

それくらい
気持ちがよい左右、眼下ともに
見晴らしのよい橋廊です。

2010年10月31日_DSC_0182




仏殿(橋廊出発地点)
東福寺 通天橋と仏殿



東福寺 通天橋 P1110260


開山堂(終着地点)
2010年10月31日_DSC_0194



<偃月橋えんげつきょう>


この偃月橋ですが、観光客はあまり渡らないのでは
ないでしょうか。
この先にある龍吟庵は普段は一般公開されていません。
当日は特別公開の日でした。



東福寺 P1110148



1603年(慶長8年)の建築で重要文化財で、
日本百名橋のひとつに入っています。

東福寺第三世住持、無関普門(大明国師)の住居跡、
龍吟庵へとつづきます。


東福寺 P1110149




東福寺 P1110184




龍吟庵に到ります。

東福寺 P1110187




三橋いずれも渓谷・洗玉澗」(せんぎょくかん)の
樹々を眼下におさめることのできる
ロケーションに位置し、山中にいるような心持
になれます。
といっても
紅葉の季節はこれに非ず。


                     それでは通天橋を渡り常楽庵開山堂と
                                       へまりましょう→



en1参考en1

<注1:臥雲橋より…>
JR東海のポスターですが、東福寺のweb
記載された注意をちゃんと守られておられます!
その注意とは
「京都府指定 重要文化財「臥雲橋」への自転車・バイクでの通行は
大変危険ですので必ず降りて通行して下さい。」
           ↑ままです!

<注2:マディソン郡の橋>





<境内マップ>

map1.jpg


< 近辺情報 >

泉涌寺 東福寺駅徒歩10分 アクセス詳細
IMG_0004_NEW
         泉涌寺楊貴妃観音posted by(C)poco
*拙ブログ泉涌寺


伏見稲荷 伏見稲荷駅徒歩5分 アクセス詳細
京都伏見稲荷2014年05月04日_P5040769
                         伏見稲荷 奥之院 posted by(C)poco
*拙ブログ伏見稲荷




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2015年1月11日
龍安寺 /勝林寺→東福寺 /////////10→京博


< 臨済宗大本山 東福寺 2015年1月11日拝観記 >

1 三門、東司、仏殿
2 三門、仏殿内部
3 三名橋 臥雲橋・通天橋・偃月橋
4 常楽庵開山堂
5 方丈恩賜門
6 方丈(本坊)重森三玲の庭 南庭
7 重森三玲の庭 東庭・西庭・北庭
8 本坊の大瓶束
9 龍吟庵 重森三玲の庭
10 鎮守社 五社大明神 


 
25
 
三門・仏殿・東司                                       三名橋

この項にアップしている画像は
BS11チャンネル「京都・国宝浪漫
にて放映されたものを撮ったことを
最初に明記いたします。


<東福寺三門「妙雲閣」内部>

東福寺山門 楼上内部 P3120156






東福寺山門 楼上 妙雲閣 内部 P3120152
<





東福寺山門 楼上内部 P3120151






東福寺山門 楼上内部 P3120160






東福寺山門 楼上内部 P3120158






東福寺山門 楼上内部 P3120171






東福寺山門 楼上内部 P3120170





東福寺山門 楼上内部 P3120163






東福寺山門 楼上内部 P3120166






東福寺山門 楼上内部 P3120165






東福寺山門 楼上内部 P3120167







東福寺山門 楼上内部 P3120168







< 東福寺 仏殿(法堂)内部 >


東福寺仏殿(法堂)内部 P3120176






東福寺仏殿(法堂)内部 P3120177







東福寺仏殿(法堂)内部 P3120178






東福寺仏殿(法堂)内部 P3120180






東福寺仏殿(法堂)内部 P3120181






東福寺仏殿(法堂)内部 P3120182





東福寺、三門・仏殿・東司(2015年1月11日拝観記)詳細
東福寺、三名橋 詳細
*テレビ番組京都国宝浪漫BS11


三門・仏殿・東司                                       三名橋





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2015年1月11日
龍安寺 /勝林寺→東福寺 /////////10→京博


< 臨済宗大本山 東福寺 2015年1月11日拝観記 >

1 三門、東司、仏殿
2 三門、仏殿内部
3 三名橋 臥雲橋・通天橋・偃月橋
4 常楽庵開山堂
5 方丈恩賜門
6 方丈(本坊)重森三玲の庭 南庭
7 重森三玲の庭 東庭・西庭・北庭
8 本坊の大瓶束
9 龍吟庵 重森三玲の庭
10 鎮守社 五社大明神 


 
24
 
                                                         次回

東福寺 P1110253
                               東福寺 国宝三門

山号  慧日山(えにちさん) 
宗派  臨済宗東福寺派
寺格  京都五山四位大本山
創建年 嘉禎2年(1236年)
開基  円爾 九条道家   
本尊  釈迦如来
正式名称  慧日山 東福禅寺

住所  京都市東山区本町十五丁目778番地
電話  075-561-0087
交通  JR奈良線・京阪本線 東福寺駅下車、徒歩10分
公式ウェブサイト


東福寺 P1110248
                                太閤柱↑

東福寺は奈良の東大寺と興福寺より
一字とられてつけられた寺院名です。
それほどに立派な大寺院ということです。

焼失してしまいますが、
大仏もおわした寺院です。

東福寺の三門(注1)は壮麗です。
大仏様(天竺様)、禅宗様(唐様)、
和様をたくみに組み合わせた
建造方式となっています。

禅宗寺院の三門では最大で最古の国宝門(注2)。

四隅には屋根を支える「太閤柱」がみえます。

これは
天正大地震による傷み豊臣秀吉が補修した際に、
補充した柱です。



東福寺 P1110255

脇の階段を上ると楼上、妙雲閣には
宝冠釈迦如来坐像、十六羅漢像、や
明兆筆の極彩色の天井画をみることができます。

ただし三門は特別拝観時のみの公開です。


東福寺山門 楼上内部 P3120156
                                 宝冠釈迦如来坐像




東福寺山門 楼上内部 P3120163





東福寺山門 楼上内部 P3120170


               *印の画像は「BS11 国宝浪漫」より撮影したものです。
                    三門妙雲閣(楼上)・仏殿(法堂)の画像はコチラ
                    多数アップしております。ご覧ください*





三門の向こうの本堂(仏殿・法堂)も大きな
建物です。



東福寺 P1110231
                                           本堂

明治14年焼失後、昭和9年に再建。
昭和の木造建築中最大の建物です。


東福寺 P1110229

本堂がいかに大きいか、↑上記の写真でおわかりに
なると思います。

入り口の格子からの拝観になりますので
内部は薄暗くご本尊は最奥においでなので
残念なことに肉眼ではお姿は「曖昧模糊」。
      
堂内天井には堂本印象作の龍が描かれて
います。
この天井画を印象はわずか17日でしあげたと
いいます。


東福寺仏殿(法堂)内部 P3120176
                               ご本尊 釈迦如来立像





東福寺仏殿(法堂)内部 P3120178
                                       大涅槃図





東福寺仏殿(法堂)内部 P3120172
                                 堂本印象作 天井画





東福寺仏殿(法堂)内部 P3120182
                                   東福寺大仏の左手

仏殿は明治14年(1881)に火災で消失(現仏殿1934年再建。
それまでここには高さ約7メートルある本尊釈迦仏像(大仏)が
まつられていました。
火災の際、左手だけが救出され仏殿東北隅に安置されて
います。

                  *印の画像は「BS11 国宝浪漫」より撮影したものです。
                    三門妙雲閣(楼上)・仏殿(法堂)の画像はコチラ
                    多数アップしております。ご覧ください*


さて
境内の建物に目をむけましょう。


東福寺 東司 P1110258
                                               東司


この建物は東司(とうず)です。
中は、

東福寺 東司 P1110256



丸い穴ぼこ。
東司とはお手洗いです。
お手洗いも修行だそうです。
    わたくしは禅僧にはなれません。



東福寺 P1110133
                                         経蔵

経蔵は、絵本の「ちいさいおうち」を
おもわせる左右対称の可愛いものです。



2010年10月31日_DSC_0191
                               通天橋 posted by (C)poco



東福寺といえば、仏殿の北の渓谷にかかる
三つの橋と方丈の重森三玲作の庭ではないでしょうか。
白マムはそれに加えて本坊の勅使門です。


                             ささ、ご案内しましょう
                             まず、三門、仏殿の内部写真から→



en1参考en1
<注1:三門>
三門(さんもん)は、元来は門の形式で、
中央の大きな門と左右の小さな門との3門を連ねて1門としたものである。
仏教寺院に用いられた結果、寺院の仏殿前の門を、
形式に関わらず三門と呼ぶ。三解脱門(さんげだつもん)とも呼ぶ。
山門とも呼ぶが、これは、寺院がもっぱら山林にあり山号を持つからという。
仏教的意義
三門は空門・無相門・無願門の三境地を経て仏国土に至る門、
三解脱門を表すとされる。  (ウィキペディアより)
<注2:最大の門>
これは禅宗寺院の中でであって
知恩院の三門のほうが大きい。
知恩院は浄土宗
ちなみに
京都の三門の代表は、知恩院、南禅寺、東福寺。
<境内マップ>
map1.jpg

< 近辺情報 >

泉涌寺 東福寺駅徒歩10分 アクセス詳細
2010年10月31日_DSC_0130
                           泉涌寺仏殿 posted by(C)poco
*拙ブログ泉涌寺

伏見稲荷 伏見稲荷駅徒歩5分 アクセス詳細
伏見稲荷千本鳥居2014年05月04日_P5040707
                   伏見稲荷千本鳥居posted by(C)poco
*拙ブログ伏見稲荷



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2015年1月11日
龍安寺 /勝林寺→東福寺 /////////10→京博


< 臨済宗大本山 東福寺 2015年1月11日拝観記 >

1 三門、東司、仏殿
2 三門、仏殿内部
3 三名橋 臥雲橋・通天橋・偃月橋
4 常楽庵開山堂
5 方丈恩賜門
6 方丈(本坊)重森三玲の庭 南庭
7 重森三玲の庭 東庭・西庭・北庭
8 本坊の大瓶束
9 龍吟庵 重森三玲の庭
10 鎮守社 五社大明神 


 
21
 
お彼岸のお墓参りになくてはならないもの。
それは
お線香とお花。

みなさんは
どのような花を供えられますか?

*仏花は同じ種類の花2束で1対
*形は神事の榊のように菱形に整えて供するのが最も一般的
*本数で言うと3本、5本、7本のいずれかが良いでしょう
*輪菊・小菊・マム(洋菊)・カーネーション を中心に
    春は アイリス・金仙花 ・スターチス
    夏は りんどう・グラジオラス・ケイトウ

 なのだそうですね(仏花より)。


日本の伝統や文化が大好きな白マムですが、

その白マムが泉下の義父に供えるお花は、






ラナンキュラス


愛らしくて明るい
ラナンキュラスです。


明るかった義父は
きっと喜んでくれているに
違いありません。


 
17
 
h271124_sheet1.jpg


82円切手を買いに郵便局へ。

和の食文化シリーズがとても素敵だったので
購入。

いざ
使おうと思うと、
もったいなくて、またも郵便局へ。


「普通に流通している82円切手をくださいナ」





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特殊切手「和の食文化シリーズ 
第1集 一汁三菜 82円

(1) 栗ごはん
(2) みそ汁
(3) 天ぷら
(4) 白米と奈良漬け
(5) みそ汁とひじきの煮物
(6) 茶碗蒸し
(7) あじの干物
(8) 五目ごはんとぬか漬け
(9) けんちん汁
(10) かぼちゃの煮物と冷ややっこ


 
15
 
img_admission_2015winter49spv2.jpg
                                        リーフレットより


1年前(2015年1月11日)の拝観記を2016年3月に
アップするのも随分とだらしがないと反省しています。

京都冬の特別拝観の中に、龍安寺の西庭、
毘沙門堂勝林寺、東福寺龍吟庵が含まれており
日帰りで新幹線に飛び乗った次第です。


勝林寺 P1110111
                                       勝林寺 本堂


勝林寺 P1110107




勝林寺 P1110123



勝林寺の寺紋がムカデとおもいきや
ムカデが寺紋ではないそうです。

毘沙門天とムカデはセットのようなもの。
毘沙門天の「お使い」なのだそうです。
しかし
なぜ、軍神であり財宝の神である
毘沙門天の使いがムカデなのかは定かで
ないそうです。

   「たくさんの足(百足)のうち、たった一足の歩調や歩く方向が
   違っても前に進むのに支障がでる。
   困難や問題に向かうには皆が心を一つにして
   当るようにとの教えである」 参照

   「戦国武将は、毘沙門天が武神で戦勝の神とされることと合わせて、
   そのお使いのムカデは一糸乱れず果敢に素早く前に進み、
   決して後ろへ退かないなどとして、
   武具甲冑や旗指物にムカデの図を用いた」参照
 
   と、神使像めぐりさんが記述されています。


勝林寺さんの境内でボランティアさんに
では、こちらの寺紋はなんですか?
と訊くと

「わからしません」とのことでした。


勝林寺 P1110108




勝林寺 P1110118




勝林寺 P1110117



塔頭ですから小体なお寺さんですが
定朝作といわれる毘沙門天は
威風堂々としたお仏像様です。


勝林寺 毘沙門天 P1190002


毘沙門天は堂宇の最奥におられ
大きな厨子の中に吉祥天像、善膩師童子像
と、ともにおられます。

勝林寺さん自体がお仏像様の見せ方を
とても研究していらっしゃるのでしょう。
ライティングの効果もあって
隅々まではっきりとわかり
そのうえ迫力が増します。

脇侍さんにいたるまで
綺麗に観ることができました。

狭い空間をいかした安置の仕方は
見事だと感心しました。

   お仏像様を観るなど邪道と思われるかもしれませんが
   やはり観て拝みたいものです。
   せっかく拝観にうかがって薄暗くて遠くて幕が垂れてて
   ではやはり悲しいですからね。


勝林寺 毘沙門天 P11900031
        一木造り 平安時代 定朝作

この公開には毘沙門天の胎内に納められていた
像高16.7cmの毘沙門天像も特別御開帳されて
いました。



境内を散策していると
足元に



勝林寺 P1110121


鯰!



またも
ボランティアさんに質問。

これはどういう意味でしょうか?

「ありゃ、こないなところに
なんでしゃっろうか。
気がつきまへんでした。
ちょっと訊いてきます」

ほんの少しして戻って来られたボランティアさんは

「たぶん妙心寺の退蔵院に有名な鯰の絵が
あるから、あれに関連しとるじゃないかと・・・・・・
ムニャムニャ」

fushigi01_l_20160315162657638.jpg
     国宝 瓢鮎図 如拙筆 退蔵院蔵

退蔵院さんの瓢鮎図と関係ねえ・・・・・・。

と、

首を傾げながら、東福寺に向かう私です。




<鯰に関しての後日談>

京都よりもどって数日後
鯰の謎が解けました!

勝林寺のご住職のブログです。


鯰の由来は拍子抜けするほどとてもシンプル。
答は
和尚の日記 眠り鯰」をご覧ください。




en1参考en1

*ご住職のブログ和尚の日記ー毘沙門堂勝林寺
*眠り鯰の作者さんのブログ 日々窯の里山日和




en1備忘録en1
2015年1月11日
龍安寺 /勝林寺→東福寺 /////////10→京博


< 臨済宗大本山 東福寺 2015年1月11日拝観記 >

1 三門、東司、仏殿
2 三門、仏殿内部
3 三名橋 臥雲橋・通天橋・偃月橋
4 常楽庵開山堂
5 方丈恩賜門
6 方丈(本坊)重森三玲の庭 南庭
7 重森三玲の庭 東庭・西庭・北庭
8 本坊の大瓶束
9 龍吟庵 重森三玲の庭
10 鎮守社 五社大明神 


 
07
 
太宰治 玉鹿石
                         玉川上水 玉鹿石

2月18日に津島佑子さんがお亡くなりになりました。


三鷹駅南口玉川上水には「ここらあたりで入水したのでは」と
思われる場所に太宰が生まれた津軽金木町産の
玉鹿石がぽつねんと置かれています。

私は太宰の短編が好きです。
文章のうまさに唸り、ユーモアに笑い、
どうしようもないだめ男ぶりが
おかしくて今もよく読むのですが、

次女の津島佑子さんのファンでもあります。
その津島さんが2月18日にお亡くなりになってショックを
うけています。
まだお亡くなるにはお早い。


今から35年くらい前でしょうか。
佑子さんにはお会いしたことがあって、
太宰に会ったこともないのに
「なんて太宰に似てるのだろう」と思ったものです。
一挙手一投足。
話しの間のとり方までそっくり。
再度書きますが、太宰を知らないのに太宰に
瓜二つと不思議な感慨をもったものです。


玉鹿石の前を通るたびに
太宰のことを思っていましたが
それに佑子さんが加わりました。


太宰は同棲していた山崎富江と玉川上水にて
入水自殺しますが、奥様美知さんにあてた
遺書の最後を皆さんは
ご存じですか?


美知様
 お前を誰よりも愛してゐました




en1 en1 

私が好きな津島さんの作品をあげておきます。
燃える風 」は子供の気持ちを丁寧にとらえた
お勧めの作品ですが、アマゾンには画像がありませんでした。
また
山を走る女
は、初出は毎日新聞の連載されたもので
残念なことに絶版になっています。
単項本化された頃、
恥ずかしいことですが経済的に苦しく
購入を躊躇ってしまい、そのうち絶版。
ところが
ある日、古書店の棚で発見。
いまでは私の本棚の一冊です。

   

そして
燃える風 」。


津島さんをお好きな方はおわかりになると
思いますが、どれも1980年前後のものです。

最近のものは私には正直に言えば難しい。
しかし
世界的に評価が高いといわれています。



                       *青カバ印には「修理に出したラヂオの顛末」掲載


 
03
 
2011年01月09日_DSC_0007
                    2011年01月09日滋賀向源寺posted by (C)poco

滋賀が大好きです。
滋賀の人って関西圏で一番
親切で優しいような気がします。

お仏像さんもとても素朴です。

滋賀のお寺さんは
三井寺微妙寺福林寺盛安寺長命寺向源寺竹生島
上記七寺を拝観していますが、

拝観したいお寺さんはまだまだ沢山あります。


ところが
滋賀のお寺さんは交通の便が悪く
なかなか拝観することができません。

それで今年は
湖北地域の人気観光バスツアー 観音の里めぐり2016
を利用して
1年かけて滋賀のお寺さんを巡ってみようと思っています。

まずは
春コース:初公開の秘仏に出会う
   (開催日5月11日・5月15日・5月25日・5月29日)

に、申し込みました。

9時20分 JR長浜駅西口集合

五先賢の館

大聖寺不動堂

浅井三姉妹の里(昼食)

南郷会館

醍醐寺

大吉寺

JR長浜駅西口解散

所要時間 7時間
参加費 8500円

  お勧めポイント
  ○一般初公開の2尊と初設定の浅井地域をめぐるコースです。
  ○御堂での一般初公開である大聖寺不動堂の不動明王像は
   市指定文化財であり、滋賀県内で2番目に大きな不動明王坐像です。
  ○本堂落慶を記念し初公開する、醍醐寺の毘沙門天立像は
   国の重要文化財に指定されています。
  ○大吉寺は緑豊かな山麓に建ち、文化財を多く所蔵しています。
  ○今春にオープンする浅井三姉妹の郷にて昼食をご堪能いただけます。

                           ツアーオフィシャルサイトより

電車ナビで調べたところ
6時26分発の東京発の新幹線にのれば9時10分には
長浜に到着です。

これは楽しみです!

白マムは5月15日参加予定です。
お行きになる方!
あの人が白マムさんかな、と
思われたら、

「白マムさん」と囁いてくださいね。

え!?

言われるか、

ニコニコして

「そうですよ」

言われるか、
これも楽しみですね。


初夏コース:木彫の里を訪ねる   (5月30日・6月5日・6月15日・6月19日)
初秋コース:水源の郷をゆく     (9月7日・9月11日・9月21日・9月25日)
爽秋コース:実りの季節に訪れる  (9月24日・10月5日・10月26日・10月30日)
紅葉コース:国宝・重文の観音を巡る(10月29日・11月13日・11月23日・11月27日)

ツアー詳細申し込み先:長浜米原奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト


en1参考en1

長等山 園城寺 三井寺2012年11月25日_DSC_0114
                                              三井寺


三井寺 微妙寺 十一面観音立像2012年11月27日_PB270006
    微妙寺 十一面観音立像posted by(C)poco


福林寺十一面観音
           福林寺十一面観音posted by (C)poco


端應山 盛安寺
               盛安寺posted by (C)poco


2011年01月09日_DSC_0135 滋賀長命寺
                             滋賀長命寺posted by (C)poco


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                   向源寺 国宝十一面観音立像


宝厳寺弁才天2013年01月13日_DSC_0207
              竹生島 宝厳寺辨財天

 
01
 
若林奮 飛葉と振動
                                  図録 裏表紙 飛葉と振動

若林 奮  飛葉と振動

府中市美術館
2016年1月9日~2月28日


若林奮 飛葉と振動 府中市美術館
 ↑



左端にぽつねんと
若林奮作の デイジー が。


若林奮 飛葉と振動 P2282439


「多くの川を渡り 再び森の中へ」

の一部分が使われたポスター。



若林奮 飛葉と振動P2292457
                   飛葉と振動 シリーズ




若林奮 飛葉と振動  雰囲気 P2292456
                                         雰囲気




若林奮 飛葉と振動P2292458
                                自分の方へ向かう犬



今年初めての展覧会は
とてもいいものでした。

といっても
私には若林さんのおっしゃっていることが
よくわかりません。

ビジュアル的に魅かれているといって
よいでしょう。

この年になると
文章と言うか「論」を紐解くのが出来なくて、
一生懸命理解しようと思うのだけど
ただただ疲れるばかりです。

見た目がよければ
それでよいと思っています。


ドローイングも素敵でした。


若林奮 飛葉と振動P2292466

↑緑の森の一角獣座
日の出の森に作られた庭のドローイング。



233877050_v1456724493.jpg
                                 図録 表紙 飛葉と振動




気持ちのいい美術展で、
喫茶コーナーに行くと
ガラスケースの中のクリームソーダが
とてもおいしそう。

大人になって頼むのは初めてかしら。

「クリームソーダください」と注文したら


10400192_985499031542787_4376210118332318149_n.jpg



「はあい、クリソひとつう」と言われて

2016年2月28日はクリソ記念日 なんて
思ったりも。


お日和もとてもよくて
美術館をでたら
足元に

若林さん作の「地下のデイジー」が。

              この地下のデイジーは1枚約70キロの鉄板が
              123枚重なっています。
              目にみえるのはこの123枚中3枚のみ。
              あとの120枚は地中に埋められています。


若林奮 飛葉と振動 P2282447



若林さんいわく
地下の想像を加えたという
「地下のデイジー」。

市の彫刻ガイドは
「私たちの想像力に働きかけて、
植物と大気、土地のエネルギーや
記憶を引きだす、ひとつの装置とも
見えてこないでしょうか」
と案内する。



彫刻とは哲学であり
哲学とはポエムであるなあ。


                       *カバ屋印では適当に作ったオレンジショコラ掲載ちう





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ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。

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