白マム印 日本のこと日本のもの

 
30
 
前回 上丹生薬師堂                                       次回 医王寺

<湖北 観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく >
   ―菅山寺 里坊弘善館 十一面観音立像―

余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館P9250233 余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館P9250225
余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館 P9250199 余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館P9250213


余呉の民家の特徴は
雪深いこともあり屋根が急傾斜ということと
家紋が記されていることでしょう。

そういったことを見つけるのは楽しいものです。


余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館 P9250202


大箕山(たいきざん 標高432m)の山頂近くに
真言宗豊山派(ぶざんは)の菅山寺があります。

この里坊弘善館より1時間ほど歩くでしょうか。
本堂や経堂、護摩堂、鐘楼などが残って
いますが
残念なことに朽ちかけた状態です。
そのため
持仏は人里の弘善館に安置されています。

元は龍頭山大箕寺(りゅうとうざんたいぎじ)といいます。


余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館 P9250205

大箕山と揮毫された扁額がかかった
鳥居のところには「牛」が。

そういえば、
鳥居の前には「天満宮」とかかれた石柱。

道真ゆかりの寺院だということがわかります。
では、なぜ?

荒廃した大箕寺を、
余呉に生まれた菅原道真が
3院49坊からなる寺院に再建さし
以来、菅山寺と寺号が改められました。


菅山寺里坊弘善館 P9250222
                                  菅山寺里坊弘善館

お仏像がおさめられている弘善館は
造りは民家そのものです。

道真の「梅の花」の紋が記されています。


中に入ると

十一面観音立像、平安時代
菅原道真公十一才の像
不動明王像
軍荼利明王像
大威徳明王像
金剛夜叉明王
弁財天
梵鐘


ずらりと「陳列」されているという雰囲気です。
東林寺や上丹生薬師堂と大きく違うのは
小さな博物館の趣きというとこでしょう。


余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館P9250215


湖北のお仏像さんは
目に特徴がありますね。

コワイ。

何とも言えぬ目つきの弁天さんの頭には
にこやかな宇賀神さん(注1)がのっておいでです。↓

余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館 弁財天・宇賀神 P9250218





余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館P9250219




ご本尊
十一面観音立像です。

余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館 十一面観音立像I 菅山寺
        8世紀末~9世紀初頭 木心乾漆 漆箔

木造ではなく木心乾漆という漆を塗りあげて
形を作る手法がとられています。
興福寺の阿修羅像と同一手法です。

余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館 十一面観音立像I IMG_20160924_00083




余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館 十一面観音立像I IMG_20160924_00082




余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館 十一面観音立像I IMG_20160924_00081




余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館 十一面観音立像I MG_20160924_00071

画像だけですと
大きなお像にみえますが
像高は1メートル3センチほどの
お姿です。

像背面墨書銘と台座裏墨書銘によれば
天神九百年忌にさいして
彦根藩家老とその母が菅山寺に寄進したものと
されています。



余呉町坂口 菅山寺里坊弘善館





菅山寺里坊弘善館 ご朱印 IMG_20161001_0004
             ご朱印 菅山寺 里坊弘善館


                                                  次回は医王寺へ

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<観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく>

9時50分JR長浜駅西口集合

東林寺、33年ぶりの本開帳 

ウッディパル余呉、昼食

上丹生薬師堂

菅山寺の里坊弘善館

医王寺

浅井三姉妹の郷

JR長浜駅西口


観音里ツアー 昼食P9250108





<今までの観音の里巡りツアー>
*観音の里めぐり2016 春コース、初公開の秘仏に会う
*観音の里めぐり 2016 初夏コース、木彫りの里を訪ねる

*観音の里巡りツアー申込・詳細はコチラをご覧ください。

<注1:宇賀神>
宇賀神 井の頭弁財天2013年01月01日_DSC_0659


  
びわ湖・長浜のホトケたちII      びわ湖・長浜のホトケたち

    

   

   

上記の本はいずれもお勧めの「観音の里」本です。 


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29
 
前回 六所神社

<湖北 観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく >
―源昌寺飛地上丹生薬師堂 お前立・薬師如来坐像―

バスは25名のお仏像好きを乗せて
軽快に走ります。
お天気も上々。

余呉は豪雪地帯のために
民家の屋根は急傾斜です。

上丹生薬師堂 P9250116 上丹生薬師堂 P9250117



上丹生薬師堂 P9250124
                                             ゴマ






上丹生薬師堂 P9250120
                                         上丹生薬師堂





上丹生薬師堂 P9250122






P9250198



薬師堂といいますが、
横長の御堂らしくない建物です。

普段は茶わん祭(注1)の
山車の収納と集会所として使用されています。

源昌寺の飛地境内にあります。

上丹生薬師堂 P9250128


元々は、隣接する八幡神社の神宮寺と伝えられていますが
現在は源昌寺所有、源昌寺飛地上丹生薬師堂
ということになっており
宗派は、真言宗から今では曹洞宗に変わっています。

薬師堂は、棟札や、奉加帳の版木などから、
宝永5年(1708)に建築されたことがわかっています。




余呉町上丹生薬師堂 P9250193







上丹生薬師堂 P9250140
   お前立ち 薬師如来坐像 ヒノキ 平安時代後期


秘仏の御前立ちの薬師さんは
定朝様の整ったお顔立ちをされて
います。

切れ長な目に
ふくよかな頬。

胸は厚く安定した感が溢れています。


余呉町上丹生薬師堂 P9250181


日光月光さまに薬師さまは静かに
おいでなのに
その脇の十二神将さんらの賑やかなこと。



上丹生薬師堂 P9250149







上丹生薬師堂 P9250145







上丹生薬師堂 P9250150






余呉町上丹生薬師堂 P9250156

ね!
楽しそうでしょ。
酒盛りでもやっているようで、
白マムは
こぶとり爺さんにでてくる
「鬼」らの楽しそうな酒宴のワンシーンを
想像してしまいました。



余呉町上丹生薬師堂 P9250191



楽しくなってニコニコしながら見回して
驚きの声をあげてしまいました。

もしかして
僧形八幡神(注2)では!?



上丹生薬師堂 ご神像? P9250143
                         鎌倉時代作 自伝・地蔵菩薩坐像


胸あてをめくってみたくなる
欲求にかられたのですが
さすがに不敬。
今になると
世話役さんにお願いしてみればよかった
と思っています。

お顔は神像にしては
おだやかです。
おしなべてご神像は威厳に満ちた
「おっかない」表情をなさっています。

おみ足の線刻が流れるようできれいです。

     ↓このお像に関しては帰宅して下記の文章が見つかりました。
  
     身体に対して大きめの頭部をもち、微笑みをたたえて
     首を軽く左に傾げる表情は彫り込みが深く、
     喉筋や肋骨を表すことから老相(ろうそう)を表していると
     解釈されます。
     また、両手を拱手(きょうしゅ)して数珠をまさぐる様子を
     共木(ともぎ)で彫出しています。

     寺伝では地蔵菩薩坐像とされますが、
     老相で肋骨を表すこと、
     持物(じもつが地蔵菩薩に一般的な宝珠や錫杖ではなく
     数珠であることから、
     尊名の特定にはなお検討が必要です。
     可能性としては、僧形神像(そうぎょうしんぞう)、
     僧形文殊像(そうぎょうもんじゅぞう)、
     老僧の肖像などが考えられます。
     古風さを残していますが、線状的な衣文線(えもんせん)や
     袈裟(けさ)の処理の仕方から鎌倉時代の制作と考えられます。

                               長浜市指定文化財webより
                               ↑このwebではこのお像の
                                胸当てをたったお姿がみられます


この他には平安時代末期から
鎌倉時代につくられたとみられる
聖観音坐像も安置されています。

上丹生薬師堂 P9250153
          聖観音菩薩坐像 平安末期から鎌倉初期



まるで
お仏像ワンダーランドのような
庫内です。

もう一度
お美しい薬師さんを拝観してみましょう。



P9250184







余呉町上丹生薬師堂 P9250186







余呉町上丹生薬師堂 P9250190







余呉町上丹生薬師堂 P9250165







上丹生薬師堂 P9250148

いかがでしたか?
お仏像好きさんには
堪能していただいたと思います。


お仏像さまがおいでの処を内陣とすると
この格子戸は外陣との境でしょう。


上丹生薬師堂 P9250133


「お蚕さんの病気封じに絹糸で作った毬と、
子供の歯痛の時に噛ます箸

目耳鼻口の病封じの穴あき石と
女性が病気快復祈願に供えた髪の毛
です」

と、説明してくださる管理人さんです。

このお堂も集落の方が守っておいでです。


余呉町上丹生薬師堂 P9250164






上丹生薬師堂 P9250139

↑秘仏の薬師如来立像のお写真です。





上丹生薬師堂 秘仏 ご本尊薬師如来立像P9250137
                重要文化財 木造薬師如来立像 鎌倉時代


50年に一度のご開帳です。




余呉町上丹生薬師堂 P9250179




せっかくですので
八幡様にもお詣りを。

余呉町上丹生薬師堂 P9250171






余呉町上丹生薬師堂 P9250174







余呉町上丹生薬師堂 P9250176 余呉町上丹生薬師堂 P9250178





余呉町上丹生薬師堂 P9250196
                              源昌寺飛地 上丹生薬師堂




                                           次は菅山寺里坊弘善館へ



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<観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく>

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東林寺、33年ぶりの本開帳 

ウッディパル余呉、昼食

上丹生薬師堂

菅山寺の里坊弘善館

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観音里ツアー 昼食P9250108

< 注1:茶わん祭 >
5年に一度、この地にて開催される祭。
滋賀県指定無形文化財。
山車は薬師堂前でクライマックスを迎えます。



<注2:僧形八幡神像>
東大寺勧進所八幡殿
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<今までの観音の里巡りツアー>
*観音の里めぐり2016 春コース、初公開の秘仏に会う
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前回 本堂内・秘仏                                 次回 上丹生薬師堂

東林寺と六所神社は隣接していますが
正確にいえば
六所神社の境内に東林寺本堂があります。

サラリと
写真を撮りましたので掲載しましょう。



P9250013



妙理川にかかる
妙理橋を渡るとそこは、六所神社と東林寺です。


余呉町菅並 六所神社 P9250015

   御祭神
    伊弉諾尊
    大己漬命
    大山祇命
    菊理姫命
    金峰大神
    菅原道真



P9250089






P9250090






P9250092






P9250091






P9250093






P9250094






P9250106






P9250103

菅並集落は高時川(丹生川)沿いの村落です。
世帯数は30戸。
そのうち27戸は70歳以上の独居老人です。

この菅並の奥にも集落があったそうですが
ダム建設のために村全体が立ち退いて
廃村となっています。
しかし
ダム建設は知事の一声で中止。
この集落は
八墓村のロケ地となったそうです。

独居老人だらけの菅並は
豪雪地帯です。
そのために人家も堂宇屋根は急こう配です。

店らしきものも見当たらない・・・・・・

お世辞にも暮らしやすいとはいえません。
この神事をいつまでも続けてくださいとは
いえませんね。



                                              次は上丹生薬師堂へ

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東林寺、33年ぶりの本開帳 1

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<注1:集落>
余呉型民家が並んでいた丹生谷の廃村集落跡
というwebサイトがあります。
ご覧ください。
この菅並集落のその奥には以前は鷲見という里があり
「八墓村」のロケ地となったそうです。

  
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27
 
前回 境内                                      次回 六所神社

<湖北 観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく >
-伊香巡礼三十番札所千花山 東林寺秘仏ご本尊ご開帳-

長浜余呉町菅並 東林寺 本堂 P9250021
                           長浜市余呉町菅並 東林寺 本堂




P9250045



「善の綱」をたぐりながら本堂にはいります。




長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250062






長浜余呉 東林寺 秘仏本開帳 P9250057


堂宇は狭いといってよいでしょう。
そのお堂にはたくさんの
お仏像様がおいででした。

ご本尊の聖観音さまの左右には
お守りの四天王がおられ
その左右には薬師さまや
お地蔵さま、狛犬さんまでおられます。

お堂に入って右側より紹介いたします。


長浜余呉 東林寺 秘仏本開帳 P9250048
                                 阿弥陀如来像





長浜余呉 東林寺 秘仏本開帳 P9250049
                                   地蔵菩薩像





P9250050






長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250060


正面、ご本尊を守る四天王。

それではご本尊の聖観音菩薩立像は?
少々お待ちください。

四天王がなんとも愛嬌があるんですよ。


長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250075






長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250073






長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250074

なんともいえない
四天王に邪鬼でしょ。

愛すべきとでも言ったらいいんでしょうか。

仏師が造ったのではなくて
村の人が
「こういうのが村に欲しいよね」
などと、
願って、見よう見まねでガシガシ造ったのでは
ないでしょうか。


長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250076






長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250077


↑この邪鬼さんに至っては
谷岡ヤスジ氏が描くところの「犬」みたい
だなどと不遜なことを考えてしまいます。



長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250070

それでは
ご本尊の聖観音さまにお出ましいただきましょう。



長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250068







長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250079
聖観音菩薩立像 針葉樹・一木造り 像高172cm
鎌倉時代、建保4(1216)年造立  光背、当初のもの




長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250080


地元の仏師のお作だとおもわれます。
目が切れ長で、お口が小さい。

のみ跡がうっすらと残っています。

衣文線が浅くてとてもシンプルです。



東林寺
 

目力があるけど素朴なお仏像様です。
おみ足が愛らしい。



左には
お地蔵様がおられます。


長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250059







長浜余呉 東林寺 秘仏本開帳 P9250058

↑この幕をご覧ください。
皆さんの家にあった愛らしい布の
持ちよりです。


ご本尊の聖観音立像は
藝大で先般開催された「観音の里 祈りとくらし展
にお出ましになりましたが、
やはりお堂の中でお会いするのが本当だと思っています。

確かに、展覧会に出陳されると360度、観ることが
できる喜びがあります。

でも、本当はそれは邪道。
単なるお仏像好きの
好奇心を満たすだけなのだろうと、
反省します。

美術館では光背もなく単一で
立っておいででしたが
堂宇では
四天王に守られ
沢山のお仏像様と一緒においでである。

薄暗いなか、とても威厳をはなっておいでです。

山の中の集落で800年もの間
守られたお仏像さまです。


長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250084



それでは
お隣の六所神社をのぞいてみましょう。


                                          次回 六所神社


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<観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく>

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東林寺、33年ぶりの本開帳 1

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<注1:集落>
余呉型民家が並んでいた丹生谷の廃村集落跡
というwebサイトがあります。
ご覧ください。
この菅並集落のその奥には以前は鷲見という里があり
「八墓村」のロケ地となったそうです。

  
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前回                                               次回 本堂

観音の里 長浜 東林寺ご開帳
長浜市余呉町菅並 東林寺本尊 聖観音菩薩立像 ご開扉法要 posted by (C)poco

<湖北 観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく >
-伊香巡礼三十番札所千花山 東林寺正當法要-


長浜市余呉町菅並は
長浜駅からツアーバスがノンストップで
1時間はかかる山中の集落です。(注1)



びわ湖 P9250001 余呉 P9250003

滋賀県余呉 P9250008 滋賀県余呉町菅並 P9250020


湖北は、観音さまがおられるお寺さんの
殆どが、ご住職がおられぬ無住。
この東林寺も多分に漏れずです。

集落の自治会の方々が
守っておいでですが
住民の方々からは、

「過疎化がすすみ、残っている
年寄りでは、もう法要はこれが
最後かもしれない」

という声があがっています。

     36戸のうち28戸が70歳以上の独居世帯となっている。
     今後の管理態勢を懸念する住民は多く、
     70歳代の女性は「もう体が動かない。
     観音さんのお守りは大変」と打ち明ける。
     自治会長の高橋源作さん(68)は
     「厳しいところまで来た。
     いずれ仏像をどこかへ集約して、管理を任したい」
     と話す。
  産経新聞より



滋賀県余呉町菅並 東林寺ご開帳 P9250012



本開帳のこの日はお天気もよく
村の方々にとっても
「ハレ」の日。

村の人々はもとより
離れて暮らす人も戻り
近隣の人や
私のようなお仏像好きな人々が
それにくわわり
ハレの日に相応しい賑やかさです。



滋賀県余呉町菅並 東林寺ご開帳 P9250014







長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250100






長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250104


法要が営まれ
回向柱たっています。



長浜余呉 東林寺 秘仏本開帳 P9250027







長浜余呉 東林寺 秘仏本開帳 P9250033



回向柱とお仏像は
「善の綱」と呼ばれる布ひもで結ばれています。
この紐を参拝者が触れると、観音菩薩様に触れるの
と同じ功徳があるとされいます。



東林寺本開帳 回向柱の善の綱 P9250038






長浜余呉 東林寺 秘仏本開帳 P9250040


境内では
村の人が作った
炊き込みのおにぎりが売られ
久しぶりに会った人達でしょうか。
歓談されています。

ブルーシートの上は
本堂の板張りのようなものでしょう。


長浜余呉 東林寺 秘仏本開帳 P9250044






長浜余呉 東林寺 秘仏本開帳 P9250032






東林寺境内 山の神の祠 P9250086
                                       山の神を祀る祠





長浜 東林寺 P9250098






観音の里  長浜の秋 彼岸花

境内のまわりには
彼岸花やススキ、萩などの秋を思う
植物が自生しているのですが
この注意書きを見ると
いつものように草花に近寄ることが
できません。

さてさて
本堂にはいりましょう。

                                           


長浜市余呉町菅並 東林寺 聖観音本開帳  P9250062




                                            次回は本堂内部と聖観音菩薩


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<観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく>

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東林寺、33年ぶりの本開帳 1

ウッディパル余呉、昼食

上丹生薬師堂

菅山寺の里坊弘善館

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観音里ツアー 昼食P9250108

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<注1:集落>
余呉型民家が並んでいた丹生谷の廃村集落跡
というwebサイトがあります。
ご覧ください。
この菅並集落のその奥には以前は鷲見という里があり
「八墓村」のロケ地となったそうです。

  
びわ湖・長浜のホトケたちII      びわ湖・長浜のホトケたち

    

 
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                                               次回 東林寺
長浜湖北 観音の里巡り IMG_20160518_0001
                 長浜湖北 観音の里巡り


5月6月に続き
滋賀県、湖北の観音の里を巡るバスツアーのはじまりです。
白マムは東京からの参加ですが東京発7:00の新幹線に
乗れば集合時間9時50分にはギリギリですが間に合います。




観音の里  長浜の秋 彼岸花
                                      posted by (C)poco


9月のはじめから雨ばかり。
東京は晴れ間は2日だけという長雨。

今回の観音巡りのお天気はどうだろうと
心配でしたが
とても良い天気に恵まれて
楽しい一日を過ごしました。




観音の里 長浜 東林寺ご開帳
                                      posted by (C)poco


東京藝術大学美術館で開催された
観音の里の祈りとくらし展Ⅱ
終わってまだ2ヵ月と経っていません。

その余韻がまだ残るなかでの拝観は
博物館での展示と
あるべきところにおわすお仏像様の
姿の違いを
自分自身の目で確かめることが
できる貴重な体験でした。



長浜観音の里
                         posted by (C)poco

それでは次回より順追って
今回のツアーの様子を紹介いたします。
                                              
                                             次回 東林寺ご開帳

<観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく>

9時50分JR長浜駅西口集合

東林寺、33年ぶりの本開帳 1

ウッディパル余呉、昼食

上丹生薬師堂

菅山寺の里坊弘善館

医王寺

浅井三姉妹の郷

JR長浜駅西口


観音里ツアー 昼食P9250108

<今までの観音の里巡りツアー>
*観音の里めぐり2016 春コース、初公開の秘仏に会う
*観音の里めぐり 2016 初夏コース、木彫りの里を訪ねる

<観音の里巡り>
料金8,500円(昼食つき)
集合場所 長浜駅東口
詳細・申し込みはコチラ


         *湖北のお寺さんの殆どが無住です。
          拝観は予約が必要です。
          拝観希望の方はびわ湖観光に問い合わせられる
          ことをお勧めします。
          あるいは白マムのようにツアーに参加されたら
          いかがでしょうか。*


        長浜観光協会
        〒526-8501 滋賀県長浜市八幡東町632
        TEL.0749-65-6521

        米原観光協会
        〒521-0392 米原市春照490-1 米原市役所伊吹庁舎
        米原市経済環境部商工観光課内
        TEL 0749-58-2227

        奥びわ湖観光協会
        〒529-0492 滋賀県長浜市木之本町木之本1757-2
              (長浜市北部振興局内)
        TEL 平日:0749-82-5909 
        土・日・祝日:0749-82-5135 (木ノ本駅観光案内所)

        北びわこふるさと観光公社(滋賀県知事登録 旅行業 地域-242号)
        〒529-0313 滋賀県長浜市湖北町伊部757-1
        TEL 0749-78-0300 【営業日:平日(月~金)9:00~17:00】






                                       



 
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秀吉好きではなくて
豊臣の遺構が好きです。
やんちゃで大胆!
見ていると
心が躍る白マムです。

このような冊子がでていると知ると
すぐに取り寄せてしまいます。


季刊大林 no.57秀吉の普請 IMG_20160920_0020
            (株)大林組CRS室 発行 ¥1000

     <目次>

   ・建築家・土木家としての秀吉 山本博文

   ・秀吉の普請表

   ・秀吉の作った京都 河内将方

   ・「大仏」殿か大「仏殿」か 黒田龍二

   ・秀吉が京都に建立した世界最大の木造建築
    方広寺大仏殿復元
    復元:大林組プロジェクトチーム
    監修:黒田龍二

   ・秀吉が開花させた桃山文化 熊倉功夫

   ・シリーズ藤森照信の「建築の原点」9 御柱

   ・秀吉の普請マップ

     en1

豊臣秀吉は
希代の「建設好き」です。

あるいは
「都市づくり」好きともいえるでしょう。
御土居(注1)の建造などその最たるものですね。

本書は
株式会社大林組発行の季刊誌です。

57号は
秀吉の普請というタイトルで
京都方広寺大仏殿(京都大仏)の復元が
メインです。

京都大仏は奈良の大仏(東大寺)
よりも大きなものだったといわれて
いますが、
慶長伏見地震で大仏そのものが損壊します。
その後
秀頼によって再建されますが
皆さま、ご存じのとおり
大坂の陣にて
豊臣家は滅亡し、
大仏殿は
1798年に落雷により焼失しました。

1843年年に方広寺の信徒により
上半身だけの大仏と大仏殿が
寄進されましたが
これも
1973年に失火によりみたび焼失しました。



241126939_624_v1474677745.jpg


↑いかに京都大仏が大きかったわかると思います。



季刊大林 no.57「秀吉の普請」IMG_20160920_0022




京都大仏は焼失しましたが
豊国神社に隣接する方広寺は
こじんまりとしたお寺さんですが
現存します。

驚くことには大坂の陣の
きっかけとなった
「国家安泰」との銘文をもつ
梵鐘が境内に吊るされています。

方広寺梵鐘2013年08月17日_DSC_0470
                                       方広寺 梵鐘

↑画像の下辺に人の頭が写っているので大きさが
わかると思います。


方広寺梵鐘2013年08月17日_DSC_0466


これは
私の疑問なのですが
京都大仏の大きさに比べて
梵鐘が小さすぎる・・・のでは。

東大寺の梵鐘、奈良太郎の大きさと
どうしても比較してしまいます。

↓画像の小さな人物で大きさがわかると思います。

東大寺 奈良太郎
                             東大寺 梵鐘・奈良太郎






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                              西本願寺白書院 一の間*





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                                 西本願寺 飛雲閣*





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                                   御土居 平野鳥居前*


                             (*印)は季刊大林よりの転載であることを
                             明記します。


en1参考en1

<白マムが撮った秀吉の遺構>

醍醐寺三宝院唐門 詳細はこちら
醍醐寺三宝院2013年08月17日_DSC_0382

西本願寺唐門 詳細はこちら
西本願寺唐門2013年04月29日_DSC_0488

<注1:御土居>
京都をとりまくように作られた
土塁・堀。

*季刊大林 オフィシャルサイト
  バックナンバー目次・購入方法
 
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           驚きの明治工藝

           東京藝術大学大学美術館
           2016年9月7日~10月30日




驚きの明治工藝 IMG_20160920_0016



↓自在蛇ニョロニョロ を とくとご覧ください!








東京藝術大学美術館は
東京国立博物館の手前左手、
都美術館の奥にあります。

現在、東博では
平成の秘仏 滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち
が開催中です。
東博の帰りに立ち寄られてはいかがでしょう。

余力があれば、
不忍のほとりの びわ湖長浜KANNON HOUSEへも。



 
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       241125576_624_v1474364516.jpg
          重要文化財 十一面観音菩薩坐像 平安時代・10世紀 クリアファイルより

             平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち

             東京国立博物館
             9月13日(火) ~ 2016年12月11日(日)


      平安の秘仏 P9191104


櫟野寺を知っている人は
間違いなくかなりのお仏像好き。

秘仏の写真集などには
必ずといっていいほど櫟野寺、
櫟野観音(いちいのかんのん)は
掲載されています。

しかし
「櫟野寺」
を、なんと読めばいいのかと
とまどったりもします。

かくいう私がそうでした。

レキノジやイチイノジなどと読んだりもして
お恥ずかしい限りです。

「櫟野寺」は「らくやじ」と読みます。



櫟野寺 十一面観音坐像 クリアファイル IMG_20160920_0001
                  クリアファイル表より


甲賀市甲賀町櫟野の櫟(いちい)の里に
位置する櫟野寺は東京から参拝するには
かなりの時間を要すうえに
ご本尊は秘仏ですから
行ってお会いできるというわけではありません。

今回の特別展は待ってましたとばかりに
かけつけました。



櫟野寺 十一面観音坐像 リーフレット IMG_20160920_0005
                         リーフレット


5号室に入ると
正面中央にあたりを睥睨するように
像高3mを超す大観音が坐っておいでで
その大きさ、迫力、美しさに
「度肝を抜かれる」というのが
正直なところです。




平成の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたち IMG_20160920_0007
                           リーフレット


現代人の私たちでも驚くのですから
往時の人々はどうでしょうか。

薄暗い堂宇に
黄金に輝く大きな観音様がおいでになる。

この十一面観音坐像を見て
ひれ伏さない者はいなかったでしょうし
深く祈りをささげるでしょうし
はたまた
安寧な気持ちを抱くでしょう。

この金箔の十一面観音坐像は滋賀というより
京都におられそうな雅さを放っておいでで
あまり滋賀には見られないように思います。



平安の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたちIMG_20160920_0009
                        リーフレット




平安の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたちIMG_20160920_0008
                        リーフッレト


本展覧会で展示されている仏像は、
すべて平安時代10世紀~12世紀の間に制作されたもので、
全20体がすべて重要文化財のうえ、
御寺よりお出ましになるのもはじめてのことです。



無題0
    薬師如来坐像 平安時代・12世紀

↑甲賀三大仏といわれる
定朝様式の薬師如来坐像は2.2m
おありです。

無題00
     地蔵菩薩坐像 平安時代


金箔が見事に残った
十一面観音坐像や薬師様に地蔵様に
心惹かれますが
それよりなにより
私は壁面にずらりとお立ちになられた
数々の甲賀様式(注1)といわれる
素朴な聖観音様に目が奪われました。


櫟野寺IMG_20160921_0004







平成の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたち IMG_20160920_0027






IMG_20160920_0028


滋賀の観音様といえば
童顔のお仏像様を思い起こすのですが
甲賀様式の
目を吊り上げた厳しいお顔の観音様は独特です。


しかしなにやら妖艶であられて
魅力的です。


↓この観音様はおみ足が未分化です。

平成の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたち IMG_20160920_0025

説明書きに
「立木から仏があらわれるところ」を
表現したとありました。
立木から仏さまが現れる・・・なんて素敵な!
しばし佇み想像してしまいました。




平成の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたち IMG_20160920_0023
                        カタログ \1.800




これだけのお仏像が
地方の一寺に安置されていることに
驚きました。

甲賀様式といい、
像高3メートルの十一面観音坐像といい、
とても見ごたえのある展覧会です。







en1注1:甲賀様式en1

11世紀前半の特徴
・よく伸びた細身の体躯。
・目尻の吊り上がった厳しさを残す目。
・裳の折り返しや腰布を独特の意匠で飾る。
・総じて静穏な作風。

11世紀後半から12世紀
・全体として丸みを帯びる。
・面相の笑みを含んだように親しみある表現。

これらは中央の仏師らの影響を受けなかったことによると
いわれています。

en1参考en1

<ウェブサイト>
*櫟(らく)普及委員会http://raku-iinkai.com/
いとうせいこうさん、みうらじゅんさんの発案にて発足

*展覧会のみどころhttp://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1779#top
東博のウェブです

*東博のブログhttp://www.tnm.jp/modules/rblog/index.php/1/2016/09/22/

*櫟野寺オフィシャルサイトhttp://www.rakuyaji.jp/index.html

<参考図書>
 

<混雑度>
わたくしは日曜日の雨の日、
9月19日の観覧ですが、
並ぶこともなく、会場もゆったりとした空間で
混雑とはおよそかけ離れていました。

雨と開催序盤ということもあった
と思いますが、
阿修羅や若冲のようにメジャーでは
ありませんので
大混雑はないと予想します。

この展覧会を、観覧後
不忍池のほとりの
びわ湖長浜KANON HOUSEに
いかれてはどうですか?


en1櫟野寺en1

滋賀県甲賀 櫟の里 櫟野寺 IMG_20160921_0003

山号 福正山 (ふくしょうざん)
宗派 天台宗 (てんだいしゅう)
開基 伝教大師最澄 (でんきょうだいしさいちょう)
拝観時間  夏季 9:00~17:00 冬季 9:00~16:00
住所 甲賀市甲賀町櫟野1377 
電話 0748-88-3890
交通 JR草津線「甲賀駅」下車 町内巡回バス 櫟野観音行きバス15分
    あるいはJR草津線油日駅下車、徒歩約35分
Web. http://www.rakuyaji.jp/index.html 

拝観について
本堂・文化財収蔵庫(宝物殿)の改修に伴い、
平成28年6月1日より平成30年10月まで、拝観を休止
今後の拝観は、平成30年10月に迎えます、ご本尊大開帳法要期間より再開。



櫟野寺 IMG_20160920_0010



櫟野寺 旧本堂 IMG_20160921_00051
                                             旧本堂


en1螺髪ニットキャップen1

今回の櫟野寺展では記念して螺髪キャップが売り出されています。
東博のショップでは辛子色のみの販売ですがコチラでは
その他のカラーが揃っています。

無題5


 
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                                                    観覧詳細

櫟野寺 十一面観音坐像 リーフレット IMG_20160920_0005
                    平安の秘仏リーフレット 


平成の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたち 

東京国立博物館
本館特別5号室
9月13日~12月11日


平成の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたち IMG_20160920_0007






平安の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたちIMG_20160920_0009





平安の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたちIMG_20160920_0008






櫟野寺 十一面観音坐像 リーフレット IMG_20160920_0004
              チケット


                                              2016.9.19 観覧

                           平安の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたち 観覧記

 
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前回の展示 尊住院                                       片山観音堂


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                                      常楽寺 聖観音菩薩立像

開館時間:10:00~18:00
入場無料
休館日:月曜日
     年末年始12月29日~1月3日
アクセス:京成、京成上野駅徒歩1分
      JR/メトロ上野駅徒歩2分
      不忍の池畔、アパマンホテルの隣
電話:03‐6806‐0103
オフィシャルサイト


長浜観音ハウス 常楽寺 聖観音立像 P9191116

        湖北町山本常楽寺 聖観音菩薩立像 長浜市湖北町山本 常楽寺蔵
        平安時代・十二世紀 木造 古色 彫眼 像高・101・8cm
                                     長浜市指定文化財

真言宗泉涌寺派 朝日山常楽寺
本尊 薬師如来
拝観は要予約
滋賀県長浜市湖北町山本1066 
0749-65-6551(長浜市教育委員会)
最寄駅 JR北陸本線「高月」駅から約5キロ、徒歩約60分


琵琶湖山本山(324m)の中腹にある常楽寺。
真言宗泉涌寺派寺院で、
地元では「山寺」と呼ばれ親しまれています。

   蓮華を両手で捧げ、腰を左に軽く曲げるたおやかな立ち姿。
   皺や襞を刻まない平滑で簡素な衣の表現。
   体つきも薄く、全体的に穏やかな雰囲気のある
   平安時代後期(12世紀)の作です。
   目力を宿した理知的な表情で、ふもとの集落を見守っています。
 サイトより



長浜観音ハウス 常楽寺 聖観音立像 P9191135


このようなことを申すのは如何なものかとも
思いますが、
今までの三聖観音様のなかで一番お美しい
というのが率直な意見です。




長浜観音ハウス 常楽寺 聖観音立像 P9191128


横顔の
気品に満ちてお優しいこと。




長浜観音ハウス 常楽寺 聖観音立像 P9191127






びわ湖長浜KANNON HOUSE P9191125







長浜観音ハウス 常楽寺 聖観音立像 P9191129







長浜観音ハウス 常楽寺 聖観音立像 P9191119

台座は岩座です。
おみ足がきれいび見えます。



長浜観音ハウス 常楽寺 聖観音立像 P9191134







長浜観音ハウス 常楽寺 聖観音立像 P9191126







びわ湖長浜KANNON HOUSE



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< 東京藝術大学美術館 >
*総合案内はコチラをご覧ください。


< 現在募集中の観音里巡り >
*2016 観音の里巡りの詳細はコチラをご覧ください


<滋賀 湖北2016 白マムが巡った観音の里 >

  春コース
   ↓
  五先賢の館
   ↓
  大聖寺不動堂
   ↓
  浅井三姉妹の郷
   ↓
  南郷会館
   ↓
  醍醐寺
   ↓
  大吉寺

 初夏コース
   ↓
  蓮華寺 1/ 
   ↓
  松尾寺
   ↓
  醒井楼(昼食)
   ↓
  西山観音堂(初公開)
   ↓
  伊吹の見える美術館
   ↓
  日光寺(初公開)
   ↓
  青岸寺



 
14
 
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9月10日11日は
街の至る所でお祭りでした。

わが町内も
神酒所が空き地に作られて
神輿が担がれました。

掛け声は
ソイヤ ソイヤ。

セイヤ セイヤ。


もう何年も「ワッショイ」を聞いていない。
掛け声にも流行があるのかしら。


ワッショイ ワッショイ 

遠くなりにけり。








                 深川八幡祭は「セイヤ」「ソイヤ」を
                 禁止して昔ながらの「わっしょい」だそうです。


 
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井の頭公園まるごとガイドブック 改訂版


友人の著者 安田知代さんは
井の頭公園のことならなんでも知っている

井の頭公園のことならわたしにお任せあれの
この私が知らないことまで知っている。

だからとっても役に立つガイドブックです!



 
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       山崎明咲 IMG_20160908_0003
                           山崎明咲 咲き 笑う


山崎明咲 IMG_20160908_0004


*ブログ 市松人形師~只今修行中


 
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養源院 白象杉戸絵 俵屋宗達 IMG_20160831_0014
                             養源院 白象杉戸絵 俵屋宗達


山号  南叡山
宗派  浄土真宗遣迎院派
創建年 文禄3年(1594年)
開基  茶々、成伯(開山)
本尊  阿弥陀如来

*俵屋宗達作襖絵と杉戸絵
*血天井
*名工左甚五郎の鴬張廊下

住所  京都市東山区三十三間堂廻り町656
電話  075-561-3887
交通  JR京都駅より市営バス206系統
      博物館三十三間堂前」下車
      蓮華王院(三十三間堂)の東向かい

養源院は三十三間堂東門の向かいに
あります。
「すぐそこ」と言ってよいでしょう。
とても静かな古刹です。

養源院 P8280610

養源院は、浅井長政の長女・茶々(淀殿)が、父の菩提を弔うために、
豊臣秀吉に願って創建した寺院です。
寺号の「養源院」は、長政の法名から付けられました。
寺院は落雷にて焼失しますが、2代将軍徳川秀忠の正室となった
茶々の妹、三女・お江(法名:崇源院)によって再興されました。
現在の本堂はお江によって再建されたものです。

「菊」は天皇家の紋で、お江と秀忠の子、和子が後水尾天皇の
もとに入内したことからつけられています。

お江によって再興された後、養源院は徳川家の菩提所となり、
2代将軍秀忠から14代将軍家茂までの位牌が安置されています。
お江と秀忠の位牌には、「菊」「葵」「桐」の3つの紋があります。
3つの紋を拝見できる寺院は養源院のみです。



養源院 P8280611P8280611






養源院 P8280613






養源院 P8280614
                                            弁財天






養源院 P8280616
                                            毘沙門堂




養源院 P8280615


上記の画像の右の石柱には「大聖歓喜天」と
刻まれています。
歓喜展が祀られているのでしょうか?
これに関しては未確認です。



養源院 P8280618



真っ直ぐ本堂に続く参道は
緑もみじが覆いかぶさるようで
しばし足をとめるほどの美しさです。

秋は息をとめる美しさでしょう。



養源院 P8280620


本堂にはいると
すぐに宗達の唐獅子杉戸絵が出迎えてくれます。




養源院 獅子杉戸絵 俵屋宗達
                                     宗達 唐獅子図






養源院 麒麟杉戸絵 俵屋宗達
                                    宗達 波と麒麟図






養源院 白象杉戸絵 俵屋宗達 IMG_20160831_0014
                                       宗達 白象図




一般公開されている俵屋宗達の杉戸絵はこの6枚ですが、
白象の杉戸絵の裏にも唐獅子の杉戸絵2枚が
たてつけられています。↓


P9011100.jpg
                                        宗達 唐獅子図

たまたまBSを観ていましたら、
養源院特集で、
この絵はその時の画像です。


宗達の絵は躍動感にあふれ
その意匠は大胆で斬新です。

とても江戸時代初期の作品とは
思えません。

私自身は白象が大好きです。
2015年の秋に開催された琳派展には
この白象図が出展されていなかったので
随分とがっかりしたものですが、

京博にから3分ほどの養源院には
常設されて公開されているわけですから
肩を落とすことはなかったわけです。




f0190950_1074927.jpg
                                     宗達 松図


養源院といえば廊下の天井が、
伏見城落城の際、自刃した武将たちの血のりのしみた廊下の
板を使ったため「血天井」として有名です。(注1)

お寺さんは、宗達の杉戸絵よりも血天井を「ウリ」にしておいで
のようで、説明もとても長い(長く感じた?)ものです。
文化財として確認がとれている宗達の絵のほうが
何倍も価値があるとおもうのですが・・・。

また
その廊下は左甚五郎作の鳴き廊下。
「鶯張りの廊下」といわれ
歩くたびにキュキュと音がします。

この養源院の隣は
法後白河上皇の院だった法住寺です。




京都 養源院 IMG_20160831_00071





en1参考en1

8月27日
石山寺 //京都武徳殿入江道場
8月28日
三十三間堂京博養源院→京都武徳殿入江道場→京都ロームシアター

<俵屋宗達の作品>

fig1_l_1.jpg fig1_r_1.jpg




fig8_1_20160210105409f55.jpg


<注1:血天井>
天井のシミが本当に「血」であるかは
確証がないようです。

<周辺情報>
三十三間堂
京都 三十三間堂 蓮華王院

京都国立博物館
平成知新館
京都国立博物館 琳派京を彩るPB010220

本館(旧館)
京都国立博物館PB010229

*現在の展示(2016年9月5日時点)丹後の仏教美術 9月11日迄


豊国神社
豊国神社2013年08月17日_DSC_0447


方広寺 大坂冬の陣のきっかけとなった釣鐘が現存
方広寺梵鐘2013年08月17日_DSC_0466


妙法院門跡 三十三間堂本坊
三十三間堂本坊妙法院 普賢菩薩 PB010159


新日枝神社(いまひえじんぐう)
新日吉神宮 PB010193


京都国立博物館エリアは京都駅から近い上に
上記の神社仏閣が隣接しています。

午前中は泉涌寺や東福寺、伏見稲荷を拝観し
午後はこの地区をまわるコースはいかがでしょうか。
どれも京都駅に近く東福寺エリアから京博は
タクシーで15分弱です。

 
05
 
240581917_624_v1473033400.jpg
                                              三十三間堂

< 蓮華王院 三十三間堂 >

宗派  天台宗
創建年 長寛2年(1165年)
開基  後白河上皇
本尊  千手菩薩
正式名称 蓮華王院本堂
国宝  本堂
拝観料 600円
本坊  妙法院門跡
*本来は後白河上皇の院としての法住寺殿内の一部(注1)
*平清盛の資財協力によって創建

住所  京都市東山区三十三間堂廻町
電話  075-561-0467
交通  JR京都駅より市営バス206系統
       博物館三十三間堂前下車すぐ
オフィシャルサイト



IMG_20160908_0001






2010年04月04日_DSC_13702010年04月04日蓮華王院三十三間堂
                                 三十三間堂 東面中央


三十三間堂を訪れたのは何回になるのか、
あまりによく拝観するのでわかりません。

京都駅に近い上に
京都国立博物館にも近いため
ちょくちょくという言葉があてはまるでしょう。

今回は友人が一度も訪れたことがないと
知り、大急ぎでお詣りしました。

なんだかいつも大急ぎです。



都 三十三間堂 蓮華王院
                                    三十三間堂 東面右手






三十三間堂 東面左手 P8280609
                     三十三間堂 東面左手


南北に120メートルもあるお堂には柱間が33あります。
三十三という数は観音菩薩様があまねく衆生を救うために
三十三化されるところからきています。



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              国宝 本尊千手観音像 湛慶作


3メートル以上おありの国宝木造千手観音坐像は
堂々としておいでで、
北側(入り口)より延々とつづく
観音像を抜けて中央にたどり着きお顔を
拝顔するとほっと安堵します。

ご本尊に左右500躯の千手観音が並ぶ様は
壮観壮麗であり神々しいとさえいえます。

深淵をのぞくような気持ちさえします。

1000躯の観音さまのうち
創建当初の平安期の像は124躯もあり
鎌倉期に復興されたお像の二百数十躯に作者銘があり、
湛慶をはじめ慶派、院派、円派など、
当時の主要な仏師たちが総出で造像にあたった
ことがわかります。

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blog_import_4f4ee2abb2412.jpg

1000体の観音立像の前には
風神雷神像をはじめ
二十八部衆がおいでです。


創建時は
極彩色に彩られていたそうです。

今様を好まれてお派手だったという
後白河上皇ならではのお堂でしょう。

DSC_2357
                                東面 中央広縁
この中央広縁の正面が
東大門になります。



三十三間堂 東大門 P8280598


西側にまわってみましょう。



2010年04月04日蓮華王院三十三間堂_DSC_1360
                             2010年4月撮影 三十三間堂西面

この西面は通し矢で有名ですが
私的には中村錦之助(萬屋)の
宮本武蔵が吉岡道場を相手に
果たし合いをした場所として頭に刻まれています。

題して「宮本武蔵 一乗寺の決斗 」です。





吉岡道場の嫡男の腕を叩き斬った武蔵に
次男坊伝七郎が果し合いを挑むのが、
この蓮華王院三十三間堂なんです。

この三十三間堂の裏手、西面廊下より飛び降り
中村錦之介武蔵は平幹次郎伝七郎をあっというまに
斬ってしまうんです。


    嫡子は深手、次男を殺され、吉岡道場一門勢揃いの
    「一条寺下り松の決斗」へとなっていくわけね。
    この決斗シーンはいいですよ~。
    田んぼの中を剣豪、錦之介武蔵が泥だらけに
    なって走り逃げながら刀をふりまわすの。
    カッコいいもヘチマもない。いい演出です。
    昭和39年東映映画 内田吐夢監督
    の宮本武蔵は豪華絢爛たる出演者です。
      武蔵 中村錦之介
      小次郎 高倉健
      伝七郎 平幹二郎
      お通 入江若葉


京都 三十三間堂 蓮華王院 手水






DSC_13622010年04月04日蓮華王院三十三間堂






蓮華王院 南門
                          最奥 南大門 右手 三十三間堂 


公道に南大門があるというのは
珍しいのではないでしょうか。
当然、生活道路として人や車が
行き交っています。

このあたり一帯は
後白河上皇の院であった法住寺の境内
ですから、この南大門は古来より
法住寺の大門でした。


外国の方には伏見稲荷が定番ですが
この三十三間堂も喜ばれるのではと思って
います。



IMG_20160908_00021





三十三間堂IMG_20160831_00072








en1参考en1

法住寺オフィシャルサイト

8月27日
石山寺 //京都武徳殿入江道場
8月28日
三十三間堂京博養源院→京都武徳殿入江道場→京都ロームシアター



<周辺情報>

養源院 俵屋宗達の杉戸絵や血天井で有名
養源院 白象杉戸絵 俵屋宗達 IMG_20160831_0014

京都国立博物館
平成知新館
京都国立博物館 琳派京を彩るPB010220

本館(旧館)
京都国立博物館PB010229

*現在の展示(2016年9月5日時点)丹後の仏教美術 9月11日迄

豊国神社
豊国神社2013年08月17日_DSC_0447

方広寺 大坂冬の陣のきっかけとなった釣鐘が現存
方広寺梵鐘2013年08月17日_DSC_0466

妙法院門跡 三十三間堂本坊
三十三間堂本坊妙法院 普賢菩薩 PB010159

新日枝神社(いまひえじんぐう)
新日吉神宮 PB010193


京都国立博物館エリアは京都駅から近い上に
上記の神社仏閣が隣接しています。

午前中は泉涌寺や東福寺、伏見稲荷を拝観し
午後はこの地区をまわるコースはいかがでしょうか。
どれも京都駅に近く東福寺エリアから京博は
タクシーで15分弱です。
 
04
 
旧武徳殿にはご縁があって四度、
場内にはいっています。
亀岡末吉の意匠にこだわっている私ですが
この武徳殿でまさか汗をながすことになろうとは
思ってもいませんでした。



京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0160
      

  1899年(明治32年)に大日本武徳会により演武場
  として木造で造営された。
  設計は松室重光が手がけた。
  1946年(昭和21年)同会解散後は進駐軍に接収されたのち、
  京都市警察学校および京都市立芸術大学を経て、
  2012年(平成24年)現在は京都市武道センターの
  施設となっている。
ウィキペディアより

演武場→進駐軍接収→警察学校→京都市立藝術大学→武道センター

住所  京都市左京区聖護院円頓美町46-2
交通  市バス「熊野神社前」下車、徒歩5分




176331309_v1471869694.jpg



武徳殿の建築様式は近代和風建築といえます。
設計は当時京都府技師であった松室重光。

松室重光は京都ハリストス正教会聖堂(京都市指定文化財)や
京都府庁舎旧本館(国重要文化財)などを手がけた建築家です。


Kyoto Annunciation Cathedral03s2000.jpg
ウィキペディアより   

Kyotofucho-kyuchosha-20010612.jpg 
ウィキペディアより    




大正2年には玉座と車寄が亀岡末吉(京都府技師)によって
増改築され「亀岡式」として武徳殿を特徴づけました。


京都武道センター武徳殿 P8270404



亀岡式の破風飾りです。(注1)


京都武道センター武徳殿P8270405

懸魚
笈形
蟇股



京都武道センター武徳殿P8270403






京都武道センター武徳殿 P8280622


この↑画像を見て友人が
「安定打坐」と言う言葉を口にしました。

なるほど。

まさに、安定打坐そのものの建物です。


京都武道センター武徳殿 P8280623






京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0155

場内には末吉が設計した玉座が設えられて
います。



京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0147






京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0154







京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0148







京都武徳殿2013年04月28日_DSC_0156







京都武徳殿 合気道入江道場2013年04月28日_DSC_0134
                              2013年4月合気道稽古風景





en1参考en1

<注1:亀岡末吉>
亀岡が手掛けた建築は「亀岡式」とよばれ
流麗な線が特徴的で、西洋の意匠の研究にも余念がなく
ウイリアム・モリスの図案に影響されたことは言うまでも
ありません。
仁和寺や東福寺にて末吉が手掛けた門をみることが
できます。

仁和寺勅使門 京都特別公開 055
                                     仁和寺勅使門 詳細




京都 仁和寺 勅使門
                                     仁和寺勅使門 詳細




東福寺本坊恩賜門(唐門)P1110142
                                   東福寺恩賜門 詳細




東福寺本坊恩賜門(唐門)P1110146
                                   東福寺恩賜門 詳細


8月27日
石山寺 //京都武徳殿入江道場
8月28日
三十三間堂→京博→養源院→京都武徳殿入江道場→京都ロームシアター

 
03
 
←前回 本堂、如意輪観世音

石山寺 硅灰石 P8270311
                                  天然記念物 硅灰石



< 西国三十三所 第十三番の札所 石光山 石山寺 >

山号  石光山
宗派  東寺真言宗
創建年 天平19(747)年
開基  良弁僧正
本尊  如意輪観世音菩薩

国宝  本堂、多宝塔
拝観料 600円、如意輪観世音菩薩拝観料500円
西国三十三所 第十三番の札所
紫式部ゆかりの花寺

*12月4日迄 33年に一度のご本尊如意輪観世音菩薩ご開扉

住所  滋賀県大津市石山寺1-1-1
電話  077-537-0013
交通  JRびわこ線石山駅下車。京阪電車の石山坂本線に乗り換え、
        京阪石山寺駅下車後、徒歩10分。
オフィシャルサイト
境内マップ


石山寺 多宝塔 P8270310

石山寺という寺名の由来となった
巨岩、硅灰石に見え隠れする
多宝塔を拝観いたしましょう。





石山寺多宝塔 P8270354
                              国宝 多宝塔 1194年 マップ







石山寺多宝塔 P8270353

日本最古であるうえに
日本一美しいといわれる
石山寺の多宝塔です。

源頼朝に寄進され、
墨書から、建立年代が明らかです。
日本最古というのは
年代があきらかな多宝塔の中でということです。




石山寺多宝塔正面P8270344
                                     多宝塔正面







石山寺多宝塔内陣 P8270345
                                      多宝塔内陣 マップ







石山寺多宝塔 ご本尊大日如来像 快慶作 P82703451
         多宝塔 ご本尊大日如来像 快慶作 

快慶好きのわたくしはうかつにも
多宝塔のご本尊の金剛界大日如来さまが
快慶作ということを
帰宅して知ったという次第です。

下調べなしにいくと
往々にしてこのようなへまをしてしまいます。





石山寺多宝塔 P8270349







石山寺多宝塔 P8270365







石山寺 P8270366







石山寺鐘楼 P8270367
                                         鐘楼 マップ







石山寺鐘楼 P8270369







石山寺鐘楼 P8270371

平安時代の梵鐘(重要文化財)が吊られており、
下層から撞木を引いて撞くめずらしい構造。
料金を払うと撞くことができます。




石山寺御影堂 P8270388
                                      御影堂 マップ







石山寺御影堂 弘法大師 P8270390

真言宗の開祖弘法大師と石山寺第三代座主淳祐内供の
遺影を安置するお堂です。





P8270387
                        宝篋印塔 マップ






石山寺 P8270373







P8270392







石山寺 P8270394



石山寺、いかがでしたか。
いそぎ足でまわったので見落としも多いとおもいますが、
どこを見ても美しい御寺に違いありません。
緑の木々、大きな石、苔。
そして美仏。

わたくし自身は石塔に詳しくありません。
そのため、写真をあまり撮ってはいませんが
境内にはたくさんの石塔が建っていたことを
つけ加えておきます。

再度訪れたいと思っています。

                                   *石山寺 //

en1参考en1

石山寺境内図 IMG_20160831_0011



*石山寺には2016年8月27日参拝

8月27日
石山寺 //京都武徳殿入江道場
8月28日
三十三間堂京博養源院→京都武徳殿入江道場→京都ロームシアター


 
02
 
前回 参道

石山寺 IMG_20160831_0013


< 西国三十三所 第十三番の札所 石光山 石山寺 >

山号  石光山
宗派  東寺真言宗
創建年 天平19(747)年
開基  良弁僧正
本尊  如意輪観世音菩
     日本で唯一の勅封の秘仏(注1)

国宝  本堂、多宝塔
拝観料 600円、如意輪観世音菩薩拝観料500円
西国三十三所 第十三番の札所
紫式部ゆかりの花寺

*12月4日迄 33年に一度のご本尊如意輪観世音菩薩ご開扉

住所  滋賀県大津市石山寺1-1-1
電話  077-537-0013
交通  JRびわこ線石山駅下車。京阪電車の石山坂本線に乗り換え、
        京阪石山寺駅下車後、徒歩10分。
オフィシャルサイト
境内マップ


石山寺 P8270304
                                    観音堂 内部


大坂(石段)を登り切ると左手に小さな堂宇が
連なります。手前から観音堂、毘沙門堂が連なります。

観音堂には石山寺の本尊如意輪観音を中心に、
西国三十三所観音霊場の観音が祀られています。


石山寺 P8270308
                                   毘沙門堂 マップ





石山寺 P8270306
                                       兜跋毘沙門天





石山寺 毘沙門堂 兜跋毘沙門天 P82703061


毘沙門堂の中を覗いて驚きました。
毘沙門は地天女の手に乗り
右に尼藍婆(にらんば)、
左に毘藍婆(びらんば)を連れておいでの
兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)
だったのです。(注2)





石山寺 本堂 P8270334
                                    本堂 国宝 マップ







石山寺本堂 P8270322







石山寺 本堂 P8270317







石山寺 本堂 P8270318


33年に一度のご本尊ご開扉にあたるこの日は
内々陣まで入ることをゆるされています。

如意輪観世音菩薩さまのお近くまで寄ることができます。





石山寺ご本尊如意輪観世音菩薩 IMG_20160831_0009
            ご本尊木造如意輪観音菩薩半跏像
                        1096年頃の造像

       本尊木造如意輪観音菩薩半跏像本堂内陣の宮殿(くうでん)に
       安置される本尊は、丈六で二臂の如意輪観世音菩薩で、
       安産・福徳・縁結・厄除の霊験あらたかな観音さまとして
       信仰を集めています。日本で唯一の勅封の秘仏で、
       33年に一度と、天皇陛下御即位の翌年に御開扉されますが、
       平成28年は33年に一度のご開扉の年にあたります。

                                 マップより



石山寺 IMG_20160831_0010


如意輪さまは右足をさげた半跏像でいらっしゃって
岩の上にお座りです。
この石山寺は古来より大きな岩に神が宿ると
信仰されており、その神道的信仰と仏教が
結びついた象徴ともいえます。

お姿をよく拝観しますと
天衣や裙には蒔絵が緻密に施されている
のがわかります。

お顔はたっぷりと堂々とされており
全体の雰囲気は長谷寺の
ご本尊の観音様に似ておられます。

このお像の胎内には4体の金銅仏が
発見されています。










石山寺 本堂 P8270330
                                       





石山寺 本堂 P8270320
                                          源氏の間


本堂の相の間の東端に紫式部が参籠し
『源氏物語』を起筆した場所と伝えられており、
源氏の間と呼ばれています。


石山寺 本堂 P8270323







石山寺本堂 P8270378


 



石山寺 三十八所権現社 P8270314
                            鎮守 三十八所権現社 マップ

本堂の東隣には大きな硅灰石の上に
天智天皇までの歴代天皇を祀る石山寺の鎮守社
が建っています。



石山寺経蔵 P8270340
                                        経蔵 マップ







石山寺 経蔵下 P8270337
                               経蔵の下 安産の腰掛石

岩盤に座ると安産になると伝えられています。





石山寺 多宝塔 P8270310
              硅灰石(天然記念物)と多宝塔


「石山寺」という寺名の由来の硅灰石の
上部に多宝塔が見えています。






石山寺境内図 IMG_20160831_0011

                                           つづく
                                   *石山寺 //


en1参考en1

<注1:勅封>
勅封とは、勅命(天皇の命令)によって封印されること。

<注2:兜跋毘沙門天 伝説>
1200年以上も昔、中国の西域地方のある都市(城)が、
他国の民族に攻められ、囲まれてしまいました。もう終わりか!と
思われたその時です。ゴ-ゴゴ-ッというすごい地響きと共に地面が、
激しく揺れだしました。そして地母神が戦いの神,毘沙門天を掌にのせ、
メキメキッと音をたてて地面を割って姿を現したのです。これに驚い
た敵は、逃げていきました。
それ以来、唐の国では、この時の毘沙門天の姿を守護神(しゅごしん)
として、まつるようになりました。

東寺の宝物館には安置されている
兜跋毘沙門天は元は平安京の羅城門の楼上に
祀られ平安京を護っていたといわれています。
平安末期に東寺にはこばれてきたのだそうです。

空海と密教美術展 兜跋毘沙門天
  東寺 兜跋毘沙門天





*石山寺には2016年8月27日参拝


8月27日
石山寺 //京都武徳殿入江道場
8月28日
三十三間堂京博養源院→京都武徳殿入江道場→京都ロームシアター


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Author:gurekomom
ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
楽天のマムの素より移転してきました。こちらに収められてない神社仏閣がたくさん記録されています。
https://plaza.rakuten.co.jp/cotton12/
またカバ屋印では日常のてんやわんやぶりを公開しています。
http://pocomom12.blog.fc2.com/

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