白マム印 日本のこと日本のもの

 
31
 
奈良西大寺展 IMG_0828


創建1250年記念
< 奈良 西大寺展 >
叡尊と一門の名宝

三井記念美術館
2017年4月15日~6月11日まで

         あべのハルカス美術館 7月29日~9月24日
         山口県立博物館 10月20日~12月10日

みどころは
秘仏の愛染明王や
文殊菩薩坐像に善財童子。
そして
浄瑠璃寺の吉祥天でしょう。

しかし
わたしが訪れた5月21日は
残念なことに愛染明王も
吉祥天もおいでになりませんでした。

  愛染明王は出陣終了。
  吉祥天立像は6月6日~11日、出陣




西大寺展 IMG_0856



獅子からおりておいでになっている
慶派の仏師の手による
文殊菩薩は、やはりおきれいです。
また
西大寺の本堂にて
この文殊菩薩騎獅像の脇においでの
善財童子は
今にも動きだしそうなリズム感あるものです。

img91070fb1zik0zj.jpg

    灰谷健次郎氏の兎の眼

     こういう一文があります。

    「あいかわらず善財童子は美しい眼をしていた。
     人の眼というより、兎の眼だった。
    それは祈りをこめたように、
    もの思うかのように、
     静かな光をたたえてやさしかった」 



西大寺展 IMG_0857



一門の名宝とうたわれているだけに
浄瑠璃寺より秘仏の吉祥天立像(6月6日より)。

その他は
不空院の不空羂索観音坐像。
白毫寺からは太山王坐像(運慶の孫、康円作)、閻魔大王坐像。
岩船寺より、普賢菩薩騎象像。
など公開されています。

第7展示室は白毫寺の閻魔堂よりおいでになった閻魔様ら三躯
が正面にお座りになっており大迫力です。

奈良西大寺展 IMG_0829



西大寺には二回、拝観に訪れています。
今も、本堂の燈明の美しさ。
その奥で文殊菩薩様にお会いした時のことは
忘れられません。

私がよく使う言葉「人智を超えた美しさ」。
まさにこの言葉がぴったりとあうお仏像様が
目の前にいらっしゃっる。

時間がとまったようでした。




IMG_0860



en1参考en1 

     

混み具合:5月28日日曜日に行きましたが
       それほど混んでいませんでした。

西大寺さんは
お仏像様を間近で拝観させてくださいます。
一度はお行きになってください。
近鉄西大寺駅から徒歩3分くらいでしょうか。

浄瑠璃寺さんはとても景色のよい寺院です。
九品仏も気品があり、お勧めのお寺さんです。
アクセスがあまりよくはありませんが、
コミュニティーバスを利用して
岩船寺や円成寺さんなどを一緒にまわられると
いいですね。

不空院さんはあまり知られてはいませんが
新薬師寺の真向かいにある小さなお寺さんです。
わたくしが訪れたときは要予約でしたが
今現在はどうでしょうか。
拝観される場合は電話で確かめられたほうが
いいでしょう。





imgd00e8489zik0zj.jpg
                                       西大寺





DSC_2456
                                      浄瑠璃寺





2012年01月09日_DSC_0513不空院本堂
                                       不空院





白豪寺
                       白毫寺




岩船寺三重塔2013年08月16日_DSC_0267
                        岩船寺





忍辱山 円成寺2013年08月16日_DSC_0291
                                         円成寺


西大寺
浄瑠璃寺
不空院
白毫寺
岩船寺
円成寺



      

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このいなせな後ろ姿。
惚れ惚れとしてしまいます。
実はお顔も理知的で素敵でした。


247799169_v1495652423.jpg




この日は
神田明神のお祭。

そうとは知らずアーツ千代田
ギャラリーに行った白マム印です。



アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0772




神酒所が目の前ということもあり
アーツ千代田館内は
法被姿の老若男女がウロウロ。

眼福でした。

法被に股引姿の似合わない日本人って
いるのでしょうか。

このように男を男らしく見せる衣装って
ないなあと、見惚れます。



247799203_v1495638064.jpg



「いなせ」という言葉を
私たちはなんとなく、口にしますが
ウィキペディアには

江戸におけるひとつの美意識。
とかかれています。

いなせとは「鯔背」と書きます。

鯔背は
江戸後期に流行した
「鯔背銀杏」という髪型に由来し、
魚河岸などの江戸職人や侠客などが
履いた鼻緒の長い「鯔背雪駄」とともに、
短気で喧嘩早い若者が好んで使った
言葉の由。

鯔背銀杏とはお相撲さんの髪形を想像してください。
さて、では、

「鯔背雪駄」です。
これはつま先が反っています。↓





江戸時代は
上記のような雪駄をはいて
銀杏に頭を結った男衆が「鯔背」と
いわれたのでしょう。


この鯔背の「鯔」ですが
わたしは初めて見る漢字です。

この「いな」とは何ぞや?


検索すると、
なんと魚の「ボラ」のことでした。

「鯔」は訓読みで
イナ、ボラ、トド
と読むのだそうです。

では
なぜ魚の鯔がきっぷのいい若い衆の
形容の言葉になったかというと

ちょっと
あやふやです。

月代(さかやき)の剃り跡の青々したところが
鯔のざらついた背中にみえるから
や、
若い衆が粋さを見せるために跳ね上げた髷の形が
鯔の背びれのようだ
などといわれています。

「とどのつまり」
という言葉のトドも鯔のことだそうですよ。

  ↑もちろん意味は「結局のところ」とか「そのあげく」ですね。

私はトドとは
てっきり海獣のトドのことだと思っていたのですが、
同じ名前でも大違い。

鯔は出世魚で成長によって
名前が変わる。

オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド

高知では最終名を「オオボラ」というそうです。

なんだかなあ。笑



あれ???
せっかくの出世魚なのに
最後のトドは
「とどのつまりは」なんて
いい意味にはつかわれないのは
どうしてなんだろう。。。

で、
調べますと、
鯔はあまり美味しくないそうです。
泥くさい。
だから
ブリなどの出世魚に比べてまずいので

「せっかく大きくなってもこの程度!」


見くびられてしまったわけです。
でも
一説にはそう不味くはないそうですよ。



とどのつまりは随分と鯔背からはずれちまったなあ。






秋祭り
              ↑残念ながらこれは神田明神ではありません。我街です。 




いきな深川、いなせな神田、人の悪いは麹町
と、
遊船唄の佃節には唄われているそうですよ。


    なんで麹町は「人が悪い」んでしょうね???








   
  お祭り用品解説リーフレット 10円





      


 
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合気道 IMG_0820




第55回
全日本合気道演武大会

日本武道館
5月27日(土曜日) 11時開場
入場料 無料


 
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高台寺勅使門

路傍の触れ仏 P5010581


ねねの道で見かけた
路傍の触れ仏。

春光院山門前。

何故に豚と思っていたら
これは
イノシシ。

摩利支天の石仏。
武運を上げ、護身・得財・勝利などのご利益
があるという。

そういえば
摩利支天は猪の背に乗ってあらわれると
言われていますものね。

< 京都 2017年 06 月号 [雑誌] >

*月刊京都は楽しい京都案内です。
 表紙は中川学氏です。



<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京





 
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高台寺1                                             ねねの道

高台寺勅使門 P5010503
                                 勅使門 方丈より


勅使門とは天皇の代理としてつかわされた人(勅使)を
迎えるためにつくられた門をいいます。
そのため勅使門は特別、あるいは格別な門として
技術の粋をこらした門といえます。

近代に至る数度の火災で仏殿、方丈などを焼失。
創建時の建造物で現存しているのは、
開山堂、秀吉と北政所を祀る霊屋(おたまや)、
茶室の傘亭と時雨亭などです。

勅使門も大正元年(1912年)に方丈とともに
再建されたものです。



高台寺 勅使門 P5010571
                                 表より 高台寺 勅使門






高台寺 勅使門 P5010569
                                            懸魚






高台寺 勅使門 P5010568
                                上 笈形   下 蛙股(蟇股)

蛙股は「波に兎」。
謡曲 『竹生島ちくぶしま』 の一節に由来すると言われます。

『 緑樹影沈んで 魚木に登る気色あり 
月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか 面白の島の景色や 』




高台寺 勅使門 P5010566
                                上 笈形   下 蛙股(蟇股)

こちらの蛙股は
「唐獅子に牡丹」。

これに関しては臨黄ネットの法話。
牡丹に唐獅子 竹に虎
をごらんください。
なるほどと唸るお話です。





高台寺 勅使門 P5010564

上より
懸魚 笈形 蛙股 蛙股 





高台寺 勅使門 P5010565








高台寺 勅使門 P5010567








高台寺 勅使門 P5010572







高台寺 勅使門 P5010575





高台寺勅使門 P50105701



勅使門に、興味を持つようになったのは
仁和寺さんの繊細なレースのような
透かし彫りの勅使門を見て以来です。


仁和寺勅使門 京都特別公開 055




<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京



 
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祇園閣                                             勅使門

P5010493


高台寺を訪れるのは初めてです。
高台寺さんといえば
高台寺蒔絵や夜間のライトアップであって
お仏像好きの私には
ご縁がなかったと言ってよいでしょう。
しかし
時間もありせっかく前を通ったのですから
拝観しない手はないでしょう。



高台寺庫裏 P5010495
                                     高台寺庫裏


高台寺は、慶長11(1606)年に豊臣秀吉の正室北政所(出家後は高台院湖月尼)が
秀吉没後、その菩提を弔うために建てた臨済宗建仁寺派の寺院です。
創建当初は曹洞宗。




高台寺庫裏 P5010497







高台寺庫裏 蛙股
                               五七の桐 蛙股・笈形






高台寺 P5010501
                                           遺芳庵






高台寺 P5010501P5010506


境内からは霊山観音が見えます。
借景ならぬ借仏。



高台寺 P5010501P5010512
                                          方丈の前庭

方丈の庭の前方には勅使門。
勅使門に関しては次回、写真をアップします。





P5010562
                           開山堂







高台寺開山堂 P5010514
                                     開山堂と観月台

小堀遠州作といわれる庭。




高台寺 霊屋 P5010537
                        霊屋(おたまや)


中央の厨子には大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)像が安置され
その両脇に高台院(ねね)と秀吉の木像が祀られていまし。
ねねの像の地下2メートルにはねね自身が葬られています。

厨子の扉や須弥壇には高台寺蒔絵と称される蒔絵が
施されています。

普段この霊屋は非公開ですが、
今回は春の特別公開にあたり
拝見することができましたが
ガラスが張られており反射して残念ながら
よく見ることができませんでした。





高台寺 P5010546
                                       霊屋 門






高台寺 霊屋P5010538







高台寺 霊屋 門P5010547
                             霊屋 門扉

とてもシンプルですが
洗練され意匠だとおもいます。




高台寺 霊屋P5010539







臥龍廊 P5010543
                       霊屋から開山堂へと続く臥龍廊







高台寺 傘亭 P5010549
                      二条城から移築された 茶室 傘亭

小高いところには秀吉を偲んででしょう。
茶室が移築されています。




高台寺 時雨亭 P5010554
                     二条城から移築された 茶室 時雨亭






P5010550<
                                         霊山観音

まるで高台寺と
一体化しているお隣の霊山観音。





P5010556






高台寺 P5010558



お寺お寺していないというと
お叱りをうけるかもしれませんが
京都の典型的な観光寺院といえます。

抹香くささがないというか
つらつら思うに
御坊様にまったくお会いしませんでした。




高台寺 P5020588
                    高台寺 ご朱印



<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京







  

 
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大谷祖廟                                              高台寺

大雲院 祇園閣 P5010499

大谷祖廟辺りを歩いていると
見え隠れする奇妙な塔。

それが祇園閣です。

2,3年おきに公開になるようですが
残念ながら一度も中に入ったことがありません。

元は帝国ホテルや帝国劇場の創設者である
大倉喜八郎の別邸「真葛荘」の一部。
屋根は銅板葺きです。
これは大倉が金閣、銀閣に次ぐ銅閣として作ったためで、
祇園祭の鉾を模したものです。

「一年中、祇園祭の山鉾を見ていたい」
と言ったとか言わなかったとか・・・。


大雲院 祇園閣 P5010480


内部は 中国・敦煌や、莫高窟(ばっこうくつ)の壁画が
模写されているといいますが、
それは、大倉喜八郎亡き後のことです。



大雲院 祇園閣 P5010482


天辺には鶴。
大倉喜八郎氏は幼名を「鶴吉」と
言ったそうです。
その象徴でしょうか。





大雲院 祇園閣 P5010483




↓なんともいえない奇妙な感じです。


大雲院 祇園閣 P5010486


大雲院さんは
閉鎖的な感じがします。
この塔は外からは全容が見えないように
「銀閣寺垣」のような背の高い垣根で覆われています。

なぜなのだろう?

疑問に思ってしまいます。



イメージとしては
江戸川乱歩の世界の怪しげな世界。
明智小五郎がでてきたり・・・・・・。


祇園閣





大雲院 祇園閣



< メモ >
特別拝観
2017年7月8日(土)~9月30日(土)
10:00~16:00
拝観料 600円
交通 市バス206系統 東山安い下車 徒歩5分
*9月26日は拝観休止

< 京都 2017年 06 月号 [雑誌] >

*月刊京都は楽しい京都案内です。
 表紙は中川学氏です。




<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京




 
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長楽寺                                             祇園閣

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                            大谷祖廟(東本願寺) 唐門


長楽寺を拝観し大谷祖廟の
唐門を眺めます。
こちらは東本願寺さんです。



大谷祖廟 唐門






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                                   上 笈形 下 蛙股





P5010472
                                           束




<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館快慶資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京



 
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ぶらり八坂神社                                    大谷祖廟唐門

長楽寺 P5010459
                                        長楽寺 本堂


<黄台山 長楽寺 >

山号  黄台山(おうだいさん)
宗派  時宗
創建年 延暦24年(805年)
開基  最澄
本尊  准胝観音

*洛陽三十三所観音霊場
*建礼門院落飾の寺
*木造 一遍上人立像
*相阿弥作の園池
*11月23日 紅葉祭りと扇祈願会


住所  京都市東山区八坂鳥居前東入円山町626番地
電話  075-561-0589
交通  市バス 祇園下車。徒歩10分
宿坊 遊行庵
オフィシャルサイト



長楽寺 P5010469


前々より気になって仕方がなかった
一遍上人のお像。

思い違いで長楽寺はアクセスの悪い
山深い処にあるとばかり思っていました。

実際は
円山公園を抜けてすぐそこ。
東南、大谷廟の先です。

長楽寺 P5010468


円山公園を抜けると
いきなり静寂な世界になります。
月並みな形容ですが
先ほどの賑いがウソのようです。

IMG_0663
                   円山公園



石段が続く境内は鬱蒼とした緑です。



長楽寺 P5010460



繁華な祇園、八坂神社、丸山公園。
その近くにこのような
緑深い別天地があるとは。



長楽寺 IMG_0675






長楽寺 P5010424





長楽寺 布袋 P5020585
                     鎌倉初期 東福寺開山聖一国師作 布袋像

土を捏ねて造られたこの布袋像は焼成されておらず
とても珍しいお像です。
伸びやかでおおらかなお像です。
日本に広まっている布袋像の模範像といわれています。




長楽寺 P5010450
            十一重石塔 (建礼門院徳子毛髪塔 )

本堂左手には
苔むして緑色に染まった
建礼門院御塔があります。

壇ノ浦にて御子である安徳天皇と
入水されておひとり助かられた
建礼門院徳子は寂光院にて余生をすごしたことは
知られていることですが
寂光院に入る前に
この長楽寺にて落飾、出家します。
徳子29歳のときです。

この十一重の石塔には建礼門院の毛髪が
おさめられているといわれています。



長楽寺 P5010441






長楽寺 P5010429






長楽寺 P5010440
                              平安瀧


まわりの野良積みの石垣をよくみますと
そこかしこにお仏像様がおられます。


長楽寺 P5010435





長楽寺 P5010432 長楽寺 P5010434




上に続く坂や石段をのぼると
頼山陽・三樹三郎父子の墓があり

長楽寺 頼山陽 P5010446




京都を一望できます。


長楽寺 P5010447




慶派の仏師が作造した木造時宗祖師像 7躯 は
安置された収蔵庫は平安瀧の先にありました。


一遍上人 P50205831
             室町時代 1420年 康秀作


一遍上人像最古のものといわれているお像の
尊顔は眼光鋭く、頬の肉は削げ落ち、
過酷な遊行を思わせます。


一遍上人


一遍上人は観念的な思惟よりも、六字の念仏を称える実践に価値を置き、
一ヶ所にとどまることなく各地を行脚。
50歳で没します。
16年近くの遊行の過労と栄養失調が原因ではとウィキペディアには
記載されています。


デフォルメされたこのお像は
まるで現代アートのようで
不思議な気持ちを.起こさせます。

一遍上人の肖像彫刻は他にも
みられますが
上人自身の信仰と伝教、
念仏勧進の厳しさを
端的かつ気高く伝えたものはありません。

洗練されている。

だからこそ
現代アートを思わせるのかもしれません。


お会い出来てよかったです。


春の特別公開ということもあり客殿では
寺宝が公開されていました。

長楽寺 P5010463






建礼門院 肖像画 P5020584
                    建礼門院 肖像画 

この肖像画は、源氏をはばかり
黒く塗りつぶされて守られた
といわれています。




建礼門院 P5020586
          建礼門院徳子法尼尊像 松久朋琳作

御影(御歳29才)は
年古く顔面も落剥しており
複製して木像に彫刻したものです。




長楽寺 P5010467
                                     相阿弥作の園池

客殿より庭をめる。




長楽寺ご朱印 P50205891
                      長楽寺 ご朱印



en1参考en1

<三門蛙股>

長楽寺 IMG_0672


< 長楽寺の変遷 >

平安時代
  最澄(天台宗)により創建
  ↓
平安末期~
  慈円の高弟隆寛(浄土宗)
  ↓
鎌倉~室町時代南北朝
  国阿上人(時宗)
  ↓  
鎌倉時代中期~室町時代
  一遍(時宗)
  ↓
明治39年
 時宗の総本山格七条道場金光寺と合併し
 今日に至る

<宿坊>
遊行庵は1名様で1室利用1泊朝食付8,900円(税込)
全室京間8畳、バス・トイレ付(ウォシュレット・セパレート式)で
とてもリーズナブルです。
オフィシャルサイト

< 京都 2017年 06 月号 [雑誌] >

*月刊京都は楽しい京都案内です。
 表紙は中川学氏です。




<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京









 
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アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0763

佐藤直樹展
<秘境の東京、そこまで生えている>

アーツ千代田
6月11日まで


圧巻です。

展示場に入ると
「わ~」
と、誰もが思うのでは。

おさまる会場があってよかったなあ。

なぞ
思ったりもします。




アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0775








アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0745


正直に言えば
佐藤直樹さんが
芸術家として技量が高いとか
細密描写に卓越した技能を持っている方とは
思えませんでした。




アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0742



しかし
圧倒的な熱意や執着の心や
傾注、集中の持つエネルギーの凄さと
持続力には脱帽します。

ご本人自体も
このエネルギーを制御しかねておいでなのでは。


アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0769







アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0753




むせかえるような草いきれ。
虫や鳥の鳴声。

どこかで、実が爆ぜて
種子が飛んで
また生えてくる。


画面の中では
あらゆる生物が増殖しています。





アーツ千代田 佐藤直樹展 IMG_0749


パネルの末尾はまだ続きます。↑
描きかけ・・・・・・。
木炭が落ちています。

佐藤氏も増殖ちう。

そして

私たちも。




<佐藤直樹 秘境の東京、そこまで生えている >
は6月11日まで

<3331 Arts Chiyoda:アーツ千代田 3331 >
アクセス
地下鉄銀座線 末広町下車。
          徒歩1分

1階ギャラリースペース
休日    火曜日
開場時間 12:00-19:00

施設自体の開館は盆・正月を覗いて
年中無休。
開場時間 10:00-21:00

      3331の詳細はコチラ
      ちなみに3331とは手締めからきています。



 
12
 
東大寺 中門                                           長楽寺

八坂神社 IMG_0636


京都市バス206・祇園にて下車。

目的は長楽寺さんです。
が、
八坂神社
円山公園を
ぶらぶら
ぶらポコマムです。






一角 狛犬 IMG_0637 狛犬 IMG_0638


八坂神社 随神 IMG_0639IMG_0640


八坂神社 随神 IMG_0639

随神門(随身門)の
随神(随身)さんにうっとり。。。



IMG_0654

若いって素敵。
と、
またもうっとりです。
女の子の髪のまとめかたも
きれい!



IMG_0641





八坂神社 IMG_0643

この縁結び社の前で
「あ、縁結び。お参りしよう」
「いやだよ」

やりとりするカップル発見。
ウソでもいいから付き合ってあげればいいものを。

思うも、
きっぱり
断わった方が
優しさかなあと
思ったり。
ちょっと複雑です。

八坂神社 IMG_0661




IMG_0642 IMG_0646

IMG_0647 IMG_0649

IMG_0650 IMG_0652


八坂近辺の着物率の高いこと。
愛らしいお嬢さんもたくさんいましたが
ペラペラ、浴衣まがいの粗悪な着物に
藤娘のようなカンザシをつけて
歩く一団には食傷。

どうみても
浅草の夜店にぶら下がっている着物。
リース代に比例するのでしょうね。

なかには
お孫もいそうな女性が
度肝を抜かれるようなベベに
大ぶりのカンザシをつけて
嬉しそうに記念写真を撮っていたりとか。

びっくりして立ち止まっていると
彼女らが日本人ではないことに気づき
納得。

しかし
ショップの利益一辺倒の商いに
嫌気がさします。
お高いものを着せろとはいいません。
安くてもセンスのいいものがあるはずです。

そこで思い出したのですが
私自身、中華街で
黒に登り龍があしらわれたチャイナ服を購入した
ことがあります。
金糸銀糸に色とりどりの綺麗な色の刺繍。
それから
数ヶ月後。
結婚式の披露宴によばれました。
私は
フォーマルスーツを着たのですが
出席者のなかにロングのチャイナドレスを着ている人が
いました。
とても素敵で
「いいわねえ」と隣席の人に言うと
その人いわく
「中国ではあの模様、あの色のチャイナ服を
結婚式に着ていいものかわからないでしょ。
そういうのはやめた方がいいですよ」と。

確かにそうですね。
異文化を扱うのは注意するにこしたことはありません。
購入したチャイナ服は一度も陽の目をみることなく
いつのまにかサイズがあわなくなってしまいました。


若い人たちや異国の人が着物に興味を示すのは
悪いことではありませんが
勧める側(ショップ)の
笑いをさそうような、
あるいは下品な着物揃えには
違和感を感じます。


IMG_0663





IMG_0648


一見カワイイのですが
このお太鼓は
子供用の
お太鼓でした。

でも
みなさん、遠目にはお花のようで
とてもきれいでした。



    


   

  




<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京



 
11
 
三条通り                                     京都 八坂界隈→                                      

東大寺 中門 兜跋毘沙門天 IMG_0606IMG_0608
                              東大寺 中門 兜跋毘沙門天






持国天2013年03月03日_DSC_0023 兜跋毘沙門天2013年03月03日_DSC_0022
持国天                       兜跋毘沙門天



奈良国立博物館に行ったならば
東大寺ははずせません。
東大寺には好きなお仏像さんがおいでですし
私のお仏像好きの原点でもありますから。



東大寺 仁王門 IMG_0586

聖武天皇祭を翌日に控えているせいでしょうか。
珍しいことに南大門にテンプルカーテン(門帳)が翻っていました。

この門帳には鳳凰丸と八雲が配されています。
東大寺さんの寺紋は「鳳凰丸」?
このことに関しては宿題ですね。




東大寺 仁王門 IMG_0588 東大寺 仁王門 IMG_0600



東大寺 仁王門 IMG_0594


南大門には運慶快慶で名高い仁王・金剛力士像
安置されて、拝観者の目を奪っていますが
その背面には1196年に造られた
石獅子像が安置されいます。
ほとんどみなさん素通り。

宋人の作ということもあるのでしょうか
とてもエキゾチックです。
お洒落な首飾り。台座も素敵です。


今回のお目当て(失礼ないいまわしですね)は
中門の兜跋毘沙門天さん。


247595335_v1494151359.jpg



この中門の兜跋毘沙門天も無視に近いと
過言ではないでしょう。




東大寺 中門 兜跋毘沙門天 IMG_0606IMG_0609


毘沙門天が地天女(地母神)に支えられている
といいますか
掌に乗っているというのが正しいのか・・・。
傍らには二鬼(尼藍婆、毘藍婆)がいます。

毘沙門天の
衣装は金鎖甲(きんさこう)という鎖を編んで作った鎧に、
腕には海老籠手(えびごて)と呼ぶ防具を着け筒状の宝冠を
かぶっておいでです。

地天女
尼藍婆、毘藍婆
金鎖甲、海老籠手

この条件を満たした毘沙門を
兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)

いいます。


      作者は、大仏殿の
      如意輪様と虚空蔵様を作造した
      京都の仏師山本順慶一門と、
      大坂(阪)の仏師椿井賢慶一門らで、
      江戸時代に制作されました。


       木造如意輪観音坐像2013年01月14日_DSC_0410




兜跋毘沙門天の向かいには持国天が安置されています。


IMG_0612




*毘沙門天と多聞天は同一のお像です。
 四天王として四像で安置されると多聞天となり
 単一の場合は毘沙門天となります。


en1参考en1

   


<兜跋毘沙門天 伝説>

1200年以上も昔、中国の西域地方のある都市(城)が、
他国の民族に攻められ、囲まれてしまいました。もう終わりか!と
思われたその時です。
ゴ-ゴゴ-ッというすごい地響きと共に地面が、
激しく揺れだしました。
そして地母神が戦いの神,毘沙門天を掌にのせ、
メキメキッと音をたてて地面を割って姿を現したのです。
これに驚いた敵は、逃げていきました。
それ以来
唐の国では、この時の毘沙門天の姿を守護神(しゅごしん)
として、まつるようになりました。

東寺の宝物館には安置されている
兜跋毘沙門天は元は平安京の羅城門の楼上に
祀られ平安京を護っていたといわれています。

空海と密教美術展 兜跋毘沙門天
    東寺 兜跋毘沙門天



IMG_0004大宰府 観世音寺
     福岡大宰府 観世音寺 兜跋毘沙門天 


<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京





 
07
 
資料センター・興福寺                        →三条通り

三条通り IMG_0553








三条通り IMG_0550








三条通り IMG_0551








三条通り IMG_0555








三条通り IMG_0556
                                 南都銀行のシンボル







三条通り IMG_0563








三条通り IMG_0564







三条通り IMG_0566


ぜいたく豆さんがローソンに変身。
中にはぜいたく豆コーナーがありました。




三条通り IMG_0568
                              開化天皇 春日率川坂上陵

賑やかな三条通りには
天皇の御陵があります。
隣りはホテルです。



三条通り IMG_0569







三条通り IMG_0570


三条通りは
いつになったら完成するのだろうと
思うほど長い間、
あちらこちら工事が行われていましたが
やっと
完成をしたようです。


<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京










 
07
 
快慶展                                          三条通り

2017年4月30日5月1日は
奈良国立博物館にて開催されている
「特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち」を
観覧がてら奈良・京都を散策。

         記録として画像をアップ


仏教美術資料研究センター IMG_0518
                            仏教美術資料研究センター 






仏教美術資料研究センター IMG_0520







仏教美術資料研究センター IMG_0521
                        仏教美術資料研究センター 蛙股







興福寺 IMG_0522
                                         興福寺







興福寺 IMG_0525








興福寺 IMG_0529
                                   興福寺 一言観音堂







興福寺 IMG_0531
                                          お百度石






興福寺 IMG_0532
                                            南円堂

興福寺南円堂のご開扉は10月17日のみ。
年に一度。
すばらしいお仏像、空間です。



興福寺 IMG_0534







興福寺 IMG_0542


南円堂の橘がたくさんの蕾を持っていました。
画像ではさだかではないのが残念です。



興福寺 IMG_0547




<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京




 
06
 
蟹満寺                                               →興福寺

特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0515





奈良国立博物館 快慶展 IMG_0584



奈良国立博物館
特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち

会期 平成29年4月8日(土)~6月4日(日)
観覧料金 一般1,500円、高・大学生1,000円、小・中学生500円
展覧会図録 2,300円

オフィシャルサイト 奈良国立博物館・快慶
             読売テレビ

                        縦長のリーフレット
特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0573
表                   裏
  ↑キンベル美術館 釈迦如来立像


待ちに待った快慶展です。
快慶好きの私はこの日を心待ちにしていました。

今回の快慶展は奈良博の方々のやる気をうかがわせる
縦長のリーフレットとA4版のリーフレット2種の
合計3種がでまわりました。
また、
イラストレーターの仲里カズヒロ氏作の
快慶をアニメ化してわかりやすくしたりと
がんばっておられます。(記事末尾ユーチューブアップ)


↓遣迎院 阿弥陀如来立像
快慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0005 運慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0004
表                    裏
快慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0003 快慶展 チラシ リーフレット IMG_20170125_0002
↑金剛峯寺 広目天

88点の展示品のうち彫刻では37点の快慶仏が
お出ましになっています。

醍醐寺、三宝院の弥勒菩薩坐像、

泉涌寺、悲田院の阿弥陀如来坐像、

如意寺の地蔵菩薩像、

金剛峯寺、霊宝館よりは孔雀明王や
広目天・多聞天に深沙大将立像

東大寺からは
勧進所八幡殿の僧形八幡神坐像、
俊乗堂、阿弥陀如来坐像
光慶堂、地蔵菩薩立像(奈良博展示)

耕三寺、阿弥陀如来坐像

と、
抜き書きしただけで垂涎の的です。

現存する作品のうちもっとも古い
ボストン美術館蔵(旧興福寺)の
弥勒菩薩立像で文治5年(1189年)の作である
弥勒菩薩立像も出陣です。

また
数多くの阿弥陀如来立像も
おでましになり
その違いを堪能することができます。


快慶 醍醐寺 宝冠弥勒菩薩坐像 IMG_0578
                   醍醐寺 宝冠弥勒菩薩坐像





悲田院 宝冠阿弥陀如来坐像 快慶2012年11月29日_PB290014
                    悲田院 阿弥陀如来坐像






孔雀明王 P5060621
                   高野山 霊宝館 孔雀明王





高野山霊宝館収蔵 深沙大将
                 高野山 霊宝館 深沙大将





東大寺僧形八幡神坐像
                東大寺 僧形八幡神坐像






ボストン美術館日本美術の至宝30
               ボストン美術館 弥勒菩薩立像 





                                    阿弥陀如来立像
P5020582
向かって左より遣迎院、西方寺、東大寺、大圓寺、圓常寺、光林寺
快慶展を100倍楽しめる 快慶仏講座・検定

↑ショップで購入したポストカードですが
安阿弥様(あんなみよう)といわれる阿弥陀立像が
このように並んだ画像を見ると違いがよくわかります。




特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0509






特別展「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」IMG_0511



今回、出陣された快慶仏および伝快慶の
お仏像の80パーセントは
自力といいましょうか、何度もお願いしたり
リュックを背負って拝観したお仏像さまです。

その方々が一堂に会するされている。
感無量であると同時に
簡単に観覧(拝観)されているかたに
本の少し恨みがましく思ったのも本心です。

どの方々も
お会いするのにどれだけ苦労したことか!

例えば

まさか多田来迎寺の
ぜんだんさんがおいでになるとは思いもせず、
眼の前にして7年前に旧都祁村の炎天下に
倒れそうになったことを思い出しました。


多田来迎時 善導大師 P5060620
          多田来迎寺 善導大師 ぜんだんさん




2010年08月15日多田来迎寺



このお方に会うのは本当に苦労しましたが
お盆ならば村の方々が集まるにちがいないという
勘があたり
やっとお会いできました。(その時の詳細はコチラ
来迎寺は無住ですが、
とても姿形のよいお寺さんです。


昨年(2016年)滋賀の石山寺を訪れたのですが
多宝塔においでだった大日如来坐像も
出陣しておいででした。

石山寺多宝塔内陣 快慶作 大日如来 P8270345
                                  石山寺多宝塔 大日如来


快慶のお仏像は
ひと彫りひと彫り祈りをこめて彫った
作品といってよいでしょう。
無駄彫りがない。
技術的にも優れているけれど
僧侶としても非常に敬虔であった証と
思います。

私が快慶が好きなのも
身も心も仏に帰依した仏師だからでしょうか。



光台院 快慶作阿弥陀三尊
               光臺院 阿弥陀三尊立像


今回、残念ながら最高傑作といわれる
高野山の光臺院本堂におられる阿弥陀三尊は
お出ましになっていませんでした。
私的にはこの快慶仏を皆様に拝観していただきたいと
思っています。 光臺院(光台院)詳細はコチラをご覧ください。

en1銘記等より真作といわれる作品en1

「仏師快慶」銘

ボストン美術館 弥勒菩薩立像 1189年(文治5年)(像内納入経巻奥書)興福寺旧蔵。
  像内には、快慶の奥書がある『弥勒上生経』『宝篋印陀羅尼』が納入されていた。
  快慶は奥書で、死去した両親と師の安楽の願いも共に書き込んでいる。
  現在、この巻子本は別に保管され、
  像内には岡倉覚三(天心)が寄贈した別の巻子が封入されている。


「巧匠安阿弥陀仏」時代

醍醐寺三宝院(京都市)弥勒菩薩坐像 1192年(建久3年)(像内朱書) 重文
石山寺(大津市)大日如来坐像 1194年(建久5年)頃(像内墨書) 重文 
遣迎院(京都市)阿弥陀如来立像 1194年(建久5年)頃(足枘墨書) 重文
浄土寺(兵庫県小野市)阿弥陀三尊立像 1195 - 1197年(建久6 - 8年)頃(浄土寺縁起) 国宝
金剛峯寺(和歌山県高野町)孔雀明王像 1200年(正治2年)(像内朱書[5]、高野春秋) 重文
東大寺(奈良市)僧形八幡神坐像 1201年(建仁元年)(像内墨書)
  運慶も小仏師として結縁か 国宝
耕三寺(広島県尾道市)宝冠阿弥陀如来坐像 
  1201年(建仁元年)(像内墨書)伊豆山常行堂旧蔵 重文
浄土寺 阿弥陀如来立像(裸形像) 1201年(建仁元年)頃(浄土寺縁起) 重文
新大仏寺(三重県伊賀市)如来坐像 1202年(建仁2年)(頭部内面墨書)頭部のみ当初のもの 重文
東大寺南大門 金剛力士立像 1203年(建仁3年)(阿形像持物の金剛杵内面墨書)
  運慶らとの共同制作 国宝
東大寺俊乗堂 阿弥陀如来立像 
  1203年(建仁3年)頃(足枘に「アン」(梵字)の刻銘、東大寺諸集) 重文
醍醐寺三宝院 不動明王坐像 1203年(建仁3年)(像内墨書) 重文
安倍文殊院(奈良県桜井市)文殊五尊像(大聖老人像を除く) 
  1201 - 1203年(建仁年間)(文殊像像内墨書) 国宝
松尾寺(京都府舞鶴市)阿弥陀如来坐像(頭部内面墨書) 重文
西方寺(奈良県山添村)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
八葉蓮華寺(大阪府交野市)阿弥陀如来立像(足枘・像内墨書) 重文
安養寺(奈良県田原本町)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
遍照光院(和歌山県高野町)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
真教寺(栃木県足利市)阿弥陀如来立像(像内墨書)
東京芸術大学 大日如来坐像(像内墨書)
如意寺(京都府宮津市)地蔵菩薩坐像(像内墨書)
メトロポリタン美術館(ニューヨーク)地蔵菩薩立像(像内墨書)
金剛峯寺 四天王立像のうち広目天 重文(広目天像足枘墨書および像内納入文書)
金剛院(京都府舞鶴市)執金剛神立像(足枘墨書) 重文
金剛院(京都府舞鶴市)深沙大将立像(足枘墨書) 重文
金剛峯寺(和歌山県高野町)執金剛神立像(像内墨書) 重文(2012年指定)。
  平成23年(2011年)9月3日、展示中の本像が転倒し一部破損した。
  この際に出来た開口部にファイバースコープを入れて調査した結果、
  胎内に『宝篋印陀羅尼』が納入されていることと頸部内面に
  「ア阿弥陁佛」[8]の墨書があることが判明した。
  「ア阿弥陀仏」は「アン阿弥陀仏」の書き違いと思われ、
  快慶の他の作例にも「ア阿弥陀仏」と記されたものがあることなどから、
  本作も快慶作と考えられる。
  快慶作の金剛院執金剛神立像が東大寺法華堂像を忠実を模しているのに対し、
  本像は上半身裸形で右脚を高く挙げるなど、図像的には全く異なっている。
  ただし、分節的な体部表現(上体が腹部に載っているように見えるなど)や、
  容貌表現や技法などが金剛院像と近いとする研究者もある。
金剛峯寺(和歌山県高野町)深沙大将立像(上記執金剛神立像と対をなす)
  重文(2012年指定)[7]重源の『南無阿弥陀仏作善集』には、
  高野山新別所に四天王像(現存、重要文化財)とともに
  執金剛神像と深沙大将像があったことが記録されており、
  本像と前出の執金剛神像がこれに該当すると推定される。


「法橋快慶」時代法橋叙任は1203年(建仁3年)

東大寺公慶堂 地蔵菩薩立像(足枘刻銘) 重文
大圓寺(大阪市住吉区)阿弥陀如来立像(足枘墨書)


「法眼快慶」時代法眼叙任は承元2 - 4年(1208 - 1210年)の間

東寿院(岡山県瀬戸内市)阿弥陀如来立像 1211年(建暦元年)(足枘墨書) 重文
光林寺(奈良県川西町)阿弥陀如来立像 1221年(承久3年)(足枘墨書) 重文
光台院(和歌山県高野町)阿弥陀三尊像  
  1221年(承久3年)頃(中尊足枘刻銘、右脇侍足枘墨書) 重文
西方院(奈良市、唐招提寺子院)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
大行寺(京都市、佛光寺塔頭)阿弥陀如来立像(足枘墨書) 重文
圓常寺(滋賀県彦根市) 阿弥陀如来立像(足枘刻銘)
キンベル美術館(アメリカ、フォートワース)釈迦如来立像(足枘墨書)
藤田美術館(大阪市)地蔵菩薩立像(足枘墨書) 重文
随心院(京都市)金剛薩埵坐像(像内朱書) 重文
大報恩寺(京都市)十大弟子立像のうち
  目犍連、優婆離(目犍連像足枘墨書、優婆離像像内墨書) 重文

  *奈良国立博物館の「特別展 快慶」(2017年開催)では、
   以下の作品を快慶作としている[13]。
   悲田院(京都市)宝冠阿弥陀如来坐像[14]
   正寿院(京都府宇治田原町)不動明王坐像 重文

                              以上はウィキペディアより引用

en1参考en1

              *快慶展を100倍楽しめる快慶仏講座

              *縦長のリーフレットは誤植があるという理由で奈良博の
                リーフレットスタンドには出ていませんが係りのかたに言えば
                出してくださいます。
                東博ではスタンドに差してあります。

              *混雑状況 これほどの展覧会ならば東博だと入館待ちになると
                思われますが、それほど混んでいるとはいえません。
                正倉院展や琳派展に比べれば空いているといえます。
                しかし、5月28日、6月4日(最終日)は見当がつきません。

              *醍醐寺三宝院に関してのブログ
              *悲田院に関してのブログ
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              *東大寺勧進所八幡殿僧形八幡神坐像に関してのブログ
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              *多田来迎寺に関してのブログ









<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京










 
05
 
                                                    →快慶展


蟹満寺 IMG_0459
                                        蟹満寺

普門山 蟹満寺

山号   普門山
宗派   真言宗智山派
本尊   釈迦如来(国宝)
創建   白鳳時代
開基   伝・秦和賀
      再興・亮範
      
住所   京都府木津川市山城町綺田浜36
交通   JR棚倉駅下車。徒歩5分
      orコミュニティーバス山城線蟹満寺口下車
               徒歩約5分(但し日祝運休)
電話   0774-86-2577
駐車場・お手洗いあり

*毎年4月14日 蟹供養放生会を修業
*見どころは国宝の釈迦如来坐像(像高2.403m、重さ2tの金銅製)
*今昔物語集に出てくる「蟹の恩返し」縁起で有名




蟹満寺には前々より拝観に伺いたいと
思っていました。
絶対に訪ねたい! 京都の仏像 (エイムック 2917)
には
彫刻家の藪内佐斗司氏選として「絶対に訪ねたい」
というなかに、この蟹満寺が入っていますし、
仏像展に行きますと、パネル等でこの蟹満寺はよく
紹介されています。

いずれ、訪ねようと思っていたのですが
なにぶんアクセスが悪い。

のばしのばしになっていましたが、
奈良国立博物館(快慶)に行くために乗った
JR奈良線を途中下車。




棚倉駅 IMG_0452


棚倉駅は無人駅に等しく
下車すると人通りがなく心細いこと。
タクシーは当然待機しておらず、
コミュニティーバスも日祝は運休。




棚倉駅 IMG_0449 棚倉駅前 IMG_0451

木津棚倉マンホール IMG_0453 棚倉 IMG_0454

棚倉 IMG_0455 蟹満寺 IMG_0456



てくてくと
歩くのみです。

ところが
目印らしきものがなし。

ここでグーグルの凄さを実感。
目印なきところを
ピンポンと音を鳴らして
右だの左だの、橋を渡れ踏切を渡れと
的確に指示。


蟹満寺 IMG_0457



迷うことなく到着。
てくてくだと30分はかかるでしょう。
速足で16分。
かなり距離があります。

IMG_0486
                                         蟹満寺 本堂



本堂は、1759年に建て替えられて以来、250年ぶりの改築が終わり、
2010年4月に新たに落慶。
そのためにとても新しいお寺さんにみえますが
1990年の発掘調査では、
創建当時の本堂は、薬師寺の金堂に匹敵するほどの大きさである
ことが判明しました。

ご本尊は国宝の銅像として有名ですが
来歴がはっきりしていないといわれています。


蟹満寺というだけあって寺紋は蟹。



蟹満寺 IMG_0462



蟹づくしです。



蟹満寺 IMG_0463
                                            蛙股




蟹満寺 寺紋 IMG_0464
                                            香炉




蟹満寺 IMG_0487
                                            燈籠




蟹満寺 IMG_0485
                                           浄財箱




蟹満寺 IMG_0489
                                            屋根瓦


見回すと蟹だらけです。
友人に蟹満寺に行ったと話すと
蟹料理が有名なのかと
真面目に尋ねられてしまったのですが、

「今昔物語集」に見える「蟹の恩返し」の説話で
有名になったお寺です。




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   縁起

   昔、夫婦と、ひとり娘が住んでいました。

   娘は観世音菩薩を信仰していました。
   村人になぶられている蟹を助けて逃してやりました。
   そののち
    娘の父親は蛇が蛙を飲み込もうとしているのを見て
   「もしそのガマを放つなら娘を嫁がせよう」と言ってしまいます。
   すると蛇は蛙を放しました。

   父親は悄然とします。
   事実を娘に話ます。
   日没、、衣冠をつけた紳士が門前に現れ、約束を迫りました。
   嫁入り支度を理由に日限を決めてその場を逃れ
   ました。
   ついに約束の日、蛇は本性を現して大蛇となり怒り狂います。
   すると観音様が現れて
   「決して恐れることなかれ」と告げると姿を消されました。

   夜明けに近づき雨戸から外を覗くと寸々に挟み切られた大蛇と、
   数万の蟹の亡骸がありました。

   家族は大慈大悲観世音菩薩の護守護に感謝し、蟹と哀れな蛇を
   弔いました。


蟹満寺 IMG_0493


本堂の脇入口には立派な扁額が掲げられています。



ひんやりとした空気の本堂には
飛鳥大仏をふっくらとさせたかのような
像高240.3センチ
重量2.2トンの銅像、
釈迦如来様がお座りになっています。



IMG_0469.jpg


白鳳時代作といわれる銅像は
「日本に数ある釈迦如来像のなかでも
抜群のできであり、
ことに金属製の釈迦如来像としては
最高傑作」と
藪内氏をして言わしめています。

「金属製という点に話を絞れば、蟹満寺像に匹敵するのは
薬師寺の銅像薬師如来坐像くらいしかない」。
                 ―絶対に訪ねたい! 京都の仏像 より


P5040608





247489859_v1493906306111.jpg



美しい流れるような衣紋と
指と指の間には、まん網相といわれる
みずかきがみてとれます。

これはすべての人を救済する意があります。

この流れるような造作を見ただけでも
技術の高さがわかります。

美しい!

P5040611





飛鳥大仏を思わせると記載しましたが
東京深大寺の金銅仏や奈良正暦寺の
金銅仏により近いといえます。

深大寺 金銅釈迦如来倚像
                                 深大寺 金銅釈迦如来倚像




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          正暦寺 金銅薬師如来倚像




本堂の右手には木造の聖観世音菩薩坐像も
奉安されています。


蟹満寺 縁起本尊 厄除聖観世音菩薩 P5040614
              蟹満寺 縁起本尊 厄除聖観世音菩薩

この菩薩はとても整ったお顔を
なされています。




本堂の裏にまわると
水子の供養塔があります。

蟹満寺 IMG_0498





蟹満寺 IMG_0502




P5020590
                  蟹満寺 ご朱印



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京都の仏像 絶対に訪ねたい! 京都の国宝九選>

清凉寺 釈迦如来と阿弥陀三尊
浄瑠璃寺 九体阿弥陀と広目天・増長天
蟹満寺 釈迦如来
神護寺 薬師如来と五大虚空蔵菩薩
仁和寺 阿弥陀如来と脇侍
観音寺 十一面菩薩
法界寺 阿弥陀如来
鞍馬寺 毘沙門天
三千院 阿弥陀三尊




*徒歩でお行きの場合は平日運行のコミュニティーバスの利用を
 おすすめします。

<棚倉駅よりコミュニティーバス出発時刻表>
山城線
9:00~16:00まで1時間に1本発
常に 36分発  (ただし日祝運休)
<停車バス停>
棚倉→アスピア山城→北平尾→棚倉小学校→蟹満寺口
*時刻表は2017年5月現在ナビタイム引用です。
 事前にお調べになることをおすすめします。


<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京



















 
02
 
IMG_01311.jpg


4月の中旬より
ずっとずっと 動き続けて
やっと一息ついたのですが
あまりにいろいろなところをまわったために
なにをどうやらアップしたものかと


途方にくれて
手につかぬ状態です。

IMG_033611.jpg



花の(リラにトチノキの花盛り)パリ
に用事で1週間いました。
勿論パリ散策には余念がありません。

帰国後
慌てて上野、東博の茶の湯展

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びわ湖kannon house.

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慌てて京都。
 (いつも慌てていますネ 汗)

木津の蟹満寺。

IMG_04941.jpg



奈良博 特別展 快慶 へ。
 *素晴らしいの一言

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奈良界隈を散策

IMG_052011.jpg




京都
念願の長楽寺。
円山公園から5分の別世界。
 *一遍上人立像はモダンアートのよう!

P50104621.jpg


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一度は中を覗きたい
祇園閣を眺め眺め八坂近辺散策。

P50105001.jpg


IMG_06481.jpg



そして
今はなにをしているかというと
義母の定期健診、2時間待ちのさいちう。

ひといきついているのが
病院の待合とは
なんだか、悲しいです。


                       おいおい、アップ予定。



                                               ルーヴル美術館ショップ 青カバ IMG_0095



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ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
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