白マム印 日本のこと日本のもの

 
25
 
8月13日8:40北大路駅もくもく号出発→10:00志明院→12:00上賀茂神社
     →13:10大徳寺 1///→15:40宇治上神社 /
8月14日11:00奈良十輪院→12:30仏教美術資料センター→13:40東大寺 


大徳寺
  大徳寺総門


紫野和久傳の角を曲がると大徳寺一久。(注1)
その向かいにあるのが広大な敷地をもつ大徳寺です。


住所  京都市北区紫野大徳寺町53
電話  075-491-0019
交通  JR京都駅より京都市営バスで約30分、大徳寺前下車すぐ

山号   龍寶山(りゅうほうざん) 
宗派   臨済宗大徳寺派 大本山
創建年  1325年(正中2年)
開基   大燈国師宗峰妙超(しゅうほう みょうちょう)
本尊   釈迦如来
正式名称 龍寶山大徳禅寺
臨済禅公式サイト

大徳寺2012年08月13日_DSC_0142


総門をくぐると
右手に勅使門があります。


大徳寺勅使門
勅使門



大徳寺勅使門




大徳寺勅使門2012年08月13日_DSC_0145




大徳寺勅使門





勅使門とは天皇家の使いの者が出入りする
門をいいます。
この大徳寺の勅使門は江戸時代初期に
御所より下賜(かし)され移築されたものです。


大徳寺三門
三門(金毛閣)


この三門(金毛閣 注2)が千利休の切腹の原因と
いわれています。

応仁の乱で荒廃したものの金銭的理由によりこの
三門の修理は1層のまま放置されていました。
絶頂期にあった利休はこの修理に乗り出し
2層部分を完成させます。
この功績を讃えて住持であった
古渓宗陳(こけいそうちん)が草履ばきの
利休の木造をこの階上に祀りました。

それを知った秀吉は「高貴な方が通る三門に
草履ばきの利休がいるということは
高貴な方を踏みつけにすること」と非常に立腹し
利休に対して切腹を命じたといいます。(注:3)
 

大徳寺仏殿
仏殿(本堂)



大徳寺仏殿




大徳寺仏殿本尊釈迦如来
ご本尊 釈迦如来坐像



大徳寺仏殿


大徳寺の歴史をひもといていくと
有名人が次々にでてきます。
先の
千利休はもとより
村田珠光
一休禅師
沢庵禅師

泉下には
織田信長
石田三成
大友宗麟
細川ガラシャ

など綺羅星です。


境内には、別院2ヶ寺、塔頭22ヶ寺が甍を連ね、
それぞれに貴重な、建築、庭園、美術工芸品が多数残され
ていますが、非公開の塔頭が多く、
その中でも福岡藩主黒田長政が建てた龍光院(注4)は国宝が
目白押しです。

常時公開の塔頭は4寺院です。(注5)

今回、3塔頭を拝観しましたがうち2塔頭が撮影可でした。
次回はこの2つの塔頭をご案内いたします。

あまりの暑さに3塔頭を拝観するのも息も絶え絶えの
情けないありさまでした。




大徳寺 瑞峯院(ずいほういん) 大徳寺 龍源院(りょうげんいん)
瑞峯院                        龍源院

                                            つづく
en1  en1
参考

<注1:大徳寺一久>
大徳寺一久


<注:2金毛閣>
「金毛閣」とは金毛の獅子のことで、すぐれた禅僧の姿を言います。
「この門をくぐる者は、金毛の獅子となって、すべし」。
すぐれた禅僧となり生あるものすべてを救いなさいという意味。
現在、
利休の雪駄を履き、露地杖をもった木像が安置されていますが
これは当時のものではありません。
岡山池田藩家老の伊木三猿斉の没後に邸内の祖堂に祀って
あった物を未亡人が寄進(明治二十年)したものです。

当初の利休像は利休切腹とともに首を切り落とされて
今出川に捨てられたといわれています。
が、
裏千家の利休御祖堂に奉祀されていると裏千家のHPに記載されています。


<注:3切腹>
切腹の理由はこれのみではなく、複合的なものと
いわれています。
ありていにいえば、絶頂期を迎えた利休が
目ざわりとなったということでしょうか。

<注:4>
龍光院の国宝には
日本に3点ある国宝曜変天目(ようへんてんもく)茶碗
の一つが所蔵されています。

国宝曜変天目
 龍光院
 静嘉堂文庫
 藤田美術館

龍光院自体非公開で所蔵国宝もむろん非公開です。
故に寺宝の天目も写真でのみですが観たことがありますが、
実際に観たことがある静嘉堂文庫が所蔵する曜変天目
の稲葉天目に比べると正直いえばかなり落ちます。
これを評論などでは「地味」といいかえています。

ちなみに
もう1点は藤田美術館所蔵ですが静嘉堂稲葉天目には
かないません。
静嘉堂とは三菱・岩崎家コレクションです。
それはそれはすばらしいコレクションです。

この静嘉堂文庫の曜変天目の稲葉天目は徳川家光が
春日局に下賜したもので稲葉家に伝わるものです。
大正期に稲葉家から三井家に渡ったのですがその時の
お値段が17億円です。昭和にはいり岩崎家へと持ち主
が変わりました。  (脱線してすみません)

国宝曜変天目(稲葉天目)
静嘉堂所蔵 国宝曜変天目(稲葉天目)。HP参照


<注5:常時公開塔頭>
龍源院
瑞峰院
大仙院
高桐院


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

Comment






(編集・削除用)

Trackback

URL
http://gurekomom.blog.fc2.com/tb.php/105-29ece66c
この記事にトラックバック:(FC2Blog User)

プロフィール

gurekomom

Author:gurekomom
ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
楽天のマムの素より移転してきました。こちらに収められてない神社仏閣がたくさん記録されています。
https://plaza.rakuten.co.jp/cotton12/
またカバ屋印では日常のてんやわんやぶりを公開しています。
http://pocomom12.blog.fc2.com/

掲載写真の無断使用は禁止いたします。ご使用になりたい場合はご一報ください。

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリ

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

ありがとう

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
Copyright © gurekomom / Designed by Paroday