白マム印 日本のこと日本のもの

 
03
 
趣味の中で一番身近なのが読書です。
まさに
身近。

一番手っ取り早くて、
お金も そうたいしてかからない趣味です。

お行儀の悪い読み方といえますが、
系統だてて読んだりせずに
適当に選んでいます。

例えば、

飛行機に乗るので閑をつぶすために
書店に入る。
できるならば、Yonnda?CLUBグッズが
欲しいので新潮文庫を選ぶ。

新潮文庫 yondaパンダグッズ


そんなものです。
私の読書などは。

それで、飛行機に乗っている間に読む本として
選んだのが
白洲正子の両性具有の美 (新潮文庫)

選んだ理由は、
純愛ものではない。
HOW TO 本ではない。
薄い。
そして
Yonndaパンダマークがついている。

などという繊細さにかける理由です。

両性具有の美 (新潮文庫)




両性具有の美。

実は、私が思い描いていた内容では
全くなかったのですが
あてがはずれてかえって面白い。
ありていにいえば平安時代からつづく日本文化。
男色の話です。

平安貴族の男色ぶりはつと有名ですが、
この本を読むと天皇も法皇も武士も僧侶も
みなさん男色。

あのお方もこのお方も
あのお坊様もあのお武家さまもと
私たちが知っているおおかたの歴史上の
人物があの人この人と次から次に関係を持っていたと
俎上にあがります。

男同士の契りとして交わる者もいれば
快楽好色で交わる者もいる。
どうも、↑これは僧侶が稚児に対してが多いようです。
成長期のひとつの通過儀礼として交わる者もいる。

あの西郷どんでさえ可愛がっていた稚児がいたといいます。
と、いいますか、薩摩は男色が根付いていた地だったようです。
風習といってもよいでしょうか。


読み進んで、なるほどと思ったのは
平重盛(平清盛の長男)と後白河法皇(上皇)の関係です。

以前読んだ後白河院 (新潮文庫)の中で
平重盛亡きあと後白河上皇と清盛をとりもつものが
なく平家は凋落していくという記述です。

なるほどそういう関係であったのかと、
糸がつながったりほぐれたりです。
この上皇と重盛の説は白洲さん曰く、五味文彦著の
院政期社会の研究(山川出版)
が出典とのこと。


たまたま
今現在、NHKの大河ドラマ「平清盛」を
面白くみている最中なので、
なんの気なしに手にした本にこういう記述があると
楽しいものです。

いつも無造作に選んだにも関らず
どこかでつながる面白さが読書です。


雨月物語 (ちくま学芸文庫)
いつ読んだかさえ覚えていないのに
崇徳上皇が讃岐に流され魔王となるシーンで、
「これはこれは白峰の段」と膝をうち、久し振りに
埃をかぶったこの本を手にとったかと思うと、


まさに王朝絵巻の姫君とうたわれた滋子が
天然パーマのおきゃんな姫とわかるや
落胆のあまり
ずっと前に読んだ後白河院の記述がよみがえります。

      女院(滋子)のお美しさは、
      神様や仏さまが女人の美しさというものは
      このような」ものであろうかと、
      あれこれお考えになった末にお造りになった
      と申し上げるほか仕方ない



長年、淡々と読書をつづけていると、
ある日
あるところで
パズルのようにつながっていく。

これが読書の面白みでしょう。

                さて、このところ立て続けに読んだのは
                絲山秋子のさんの小説。
                袋小路の男
                ラジ&ピース
                イッツ・オンリー・トーク
                逃亡くそたわけ
                ばかもの
                エスケープ/アブセント

                すべて再読です。

                なぜ再読?

                実は上記の本は頭をどうふっても
                全くもって物語が思いだせなかった
                ものです。困ったものです。
                面白く読んだのですが・・・。
                私は絲山さんの大ファンなんですけれど。

                たくさん読みましたね。
                ってですか?

                絲山さんの作品は難しくありませんし、
                薄いんです。


                ファンにあるまじき発言ですね。



                これでも趣味は読書です。





   

    
 




白マム印 おすすめの絲山秋子さんの作品
    
海の仙人 (新潮文庫)   不愉快な本の続編(新潮社)




en1 参考 en1
*京都醍醐寺には鳥羽僧正筆と伝えられる「稚児之草子」
 と名付けられた門外不出の絵巻があるそうです。
 これは「僧侶や公家が稚児と交わる時のテクニックや
 媚薬の調合、その用い方にいたるまでが述べてある」
 そうです。
 ご覧になったことがある白洲さん曰く
 「春画以外のなにものでもない。にも拘わらず、
 格調の高い作品」とのこと。
                   以上 両性具有の美より

絲山秋子公式ウェブサイト
   赤裸々な日記が面白いです。

大河ドラマ 平清盛1
大河ドラマ 平清盛2
NHK平清盛 のだめな滋子
雨月物語 白峰

新潮文庫マーク
                 新潮文庫マーク
↑これがYonndaパンダグッズ応募マークです。
集めるとその点数に応じてもれなく商品が貰えます。
因みに時計は50点。



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