白マム印 日本のこと日本のもの

 
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東大寺南大門 大華厳寺2013年01月14日_DSC_0360


東大寺を勝手にMY寺にしている私は
いったい何度拝観に来たやら。
いったい何回ブログにアップしたのやら。
いったい何千枚の写真を撮ったのやら。

答えをだすには見仏をはじめた10年前のスケジュール帳から
ひもとかなければなりません。

それほど訪れているのにまだ訪れ足りない。
それが私にとっての東大寺です。



2013年01月14日_DSC_0369


南大門をくぐり中門をみると
嬉しいことに
門帳がかかっています。

門帳は普段かかっておらず、
ハレの日にのみかかっているようです。
(お正月ということでかかっていたのでしょう)


東大寺中門 門帳2013年01月14日_DSC_0370


この模様は「鳳凰」と不確かですが「瑞雲」です。
  「鳳凰」と「桔梗」の組み合わせが清水寺や唐招提寺
  ではみられます。(注1)


南大門の仁王様は有名ですが
この中門にも立派な立像が睨みを
きかせておいでですが、
お気づきですか?


兜跋毘沙門天2013年01月14日_DSC_0374
                                西方を守護する兜跋毘沙門天



東大寺中門 持国天2013年01月14日_DSC_0375
                                    東方を守護する持国天



京仏師山本順慶が造立したもので、
1719年(享保4年)に開眼供養が行われたものです。

毘沙門天ではなくて兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)です。
ということは、地天女の手に支えられて邪鬼を従えて
とてもお強い毘沙門さんです。(注2)
                                  


東大寺大仏殿2013年01月14日_DSC_0386



いつきてもこのダイナミックな
大仏様だいぶつよう(注3)の
大仏殿には心をうばわれます。



東大寺大仏殿破風2013年01月14日_DSC_0424




東大寺大仏殿破風下2013年01月14日_DSC_0421




東大寺大仏殿蛙股2013年01月14日_DSC_0422




東大寺大仏殿挿肘木六手先2013年01月14日_DSC_0417




2013年01月14日_DSC_0430




東大寺大仏殿2013年01月14日_DSC_0414



治承・寿永の乱(南都焼き打ち)により
東大寺は、法華堂、二月堂、正倉院、転害門以外
すべて焼け落ちてしまいます。

その東大寺を再建したのが俊乗房重源上人(注4)です。
この大仏殿の勇壮なことは重源上人が
中国の宋の建築技術をもちいたためです。

大仏殿を眺めていると、
重源の東大寺再建にかける魂の響きを感ぜずには
いられません。


                                         この項つづく

en1参考en1

<注1:清水寺普門閣の門帳>
清水寺晋門閣テンプルカーテン (門帳)
清水寺晋門閣テンプルカーテン (門帳) posted by (C)poco

<注2:東寺の兜跋毘沙門天>
空海と密教美術展 兜跋毘沙門天
毘沙門天に兜跋(とばつ)がつくと、毘沙門天の足もとに
地天女と邪鬼が出現します。
*兜跋毘沙門天 伝説*
1200年以上も昔、中国の西域地方のある都市(城)が、
他国の民族に攻められ、囲まれてしまいました。もう終わりか!と
思われたその時です。ゴ-ゴゴ-ッというすごい地響きと共に地面が、
激しく揺れだしました。そして地母神が戦いの神,毘沙門天を掌にのせ、
メキメキッと音をたてて地面を割って姿を現したのです。これに驚い
た敵は、逃げていきました。
それ以来、唐の国では、この時の毘沙門天の姿を守護神(しゅごしん)
として、まつるようになりました。

<注3:大仏様だいぶつよう>
鎌倉時代、中国の入宋(にゅうそう)をして建築技術を習得した
俊乗坊重源が、東大寺再建に採用した建築様式をさします。
天竺様ともいわれます。

<注4:俊乗房重源上人>
東大寺 俊乗堂 重源上人坐像
   この肖像彫刻は国宝で慶派の手になるものといわれています。
   話は変わりますが、私が敬愛する三輪途道(上原三千代)先生は
   藝大時代にこの彫刻の模刻をおやりになり、その出来栄えの素晴らしさに
   東大寺1250年祭に菩提僊那上人坐像奉納の作造をまかされました。
   慶派作の俊乗房重源上人は俊乗堂、三輪先生のお作は写経場、
   新造された菩提僊那上人坐像は聖武天皇殿に安置されています。

<2013年1月13日旅取り>
滋賀/三尾神社→三井寺→竹生島宝厳寺→京都/知恩院→八坂神社→奈良/興福寺
<1月14日旅取り>
奈良/東大寺→京都/東寺


en11月13日・14日見仏記en1

1 滋賀三尾神社 見返り兎
2 三井寺 左甚五郎の蛙股 龍
3 竹生島宝厳寺
4 竹生島宝厳寺 国宝唐門
5 竹生島神社(都久夫須麻神社)のご神紋
6 竹生島 贔屓
7 京都知恩院 三門楼上内部
8 京都名物
9 八坂神社を駆け抜ける
10奈良らしいもの
11東大寺 大仏様(だいぶつよう)の大仏殿
12東大寺 大仏殿のお仏像さまたち
13東大寺 上院へ行く前の箸休め
14東大寺 二月堂石階段 ますかけ のこと
15東大寺 二月堂手水舎の彫師相野徳兵衛
16東大寺 手向山八幡宮をさらり散策
17東大寺 ミュージアム
18京都東寺 小子房の美しい勅使門
19東寺 西院にて神獣 贔屓 にまみえる
20見仏紀行 〆 551を貪り食らふ


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