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東大寺中門2013年03月03日_DSC_0008
                                      東大寺 中門


中門とは
大仏殿を囲む回廊の中央、大仏殿の手前にある
入母屋造の2階建ての楼門です。。
1716年の再建といわれています。

東大寺大仏殿(金堂)に入るには本来は
南大門を通り中門からはいることになります。

私たちは南大門の仁王様には眼差しをむけることは
あっても中門の




東大寺中門2013年03月03日_DSC_0009



東西においでの
兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)や
持国天に関心をいだくことはほとんどないのでは。



持国天2013年03月03日_DSC_0023
                                            持国天


兜跋毘沙門天2013年03月03日_DSC_0022
                                         兜跋毘沙門天



作者は、大仏殿の
如意輪様と虚空蔵様を作造した
京都の仏師山本順慶一門と、
大坂の仏師椿井賢慶一門らで、
江戸時代に制作されました。


もったいないお話です。
そこには、それはすばらしい兜跋毘沙門天が
おいでなのです。

ただとても残念なことに
網と木の柵で保護されているために
とても見ずらいし、写真も撮りにくい。
そういうこともあって
益々参拝客はこの二神に無頓着です。

毘沙門天と多聞天が同じ神将であることは
ごぞんじでしょうか?

四天王の中では「多聞天」といい
単独でお出ましの時は
「毘沙門天」といいます。

そして
地天女の掌にのり鬼(尼藍婆、毘藍婆)
を従えた場合は
兜跋(とばつ)がついて

兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)と
いいます。


柵の間から覗いてみましょう。



兜跋毘沙門天2013年03月03日_DSC_0018



どうですか?
お約束通り、地天女の掌にのち
二鬼を従えたお姿です。


衣装は金鎖甲(きんさこう)という鎖を編んで作った鎧に、
腕には海老籠手(えびごて)と呼ぶ防具を着け筒状の宝冠を
かぶっておいでです。

この衣装も、兜跋毘沙門天特有のものです。




兜跋毘沙門天2013年03月03日_DSC_0013


兜跋毘沙門天2013年03月03日_DSC_0019


東大寺にいかれたら是非ご覧になってください。



2013年03月03日_DSC_0020
                            持国天



二神とも保存状態がよいものです。
網などではなくもっとよい保存の仕方を
考えてほしいと思っています。


en1参考en1

<兜跋毘沙門天 伝説>

1200年以上も昔、中国の西域地方のある都市(城)が、

他国の民族に攻められ、囲まれてしまいました。もう終わりか!と

思われたその時です。ゴ-ゴゴ-ッというすごい地響きと共に地面が、

激しく揺れだしました。そして地母神が戦いの神,毘沙門天を掌にのせ、

メキメキッと音をたてて地面を割って姿を現したのです。これに驚い

た敵は、逃げていきました。

それ以来、唐の国では、この時の毘沙門天の姿を守護神(しゅごしん)

として、まつるようになりました。



東寺の宝物館には安置されている

兜跋毘沙門天は元は平安京の羅城門の楼上に

祀られ平安京を護っていたといわれています。

平安末期に東寺にはこばれてきたのだそうです。

空海と密教美術展 兜跋毘沙門天
       東寺 兜跋毘沙門天 

IMG_0005_NEW1兜跋毘沙門天(とばつ びしゃもんてん)
                         福岡県太宰府 観世音寺 兜跋毘沙門天


木造如意輪観音坐像2013年01月14日_DSC_0410
                              大仏殿の木造如意輪観音坐像


<2013年3月3日見仏紀行>
東大寺中門→東大寺上院エリア→興福寺→薬師寺→唐招提寺→京都三条

(東大寺 中門の兜跋毘沙門天 二月堂の贔屓二月堂のもう一つの石段
手向山八幡宮の向かい鳩)→ (興福寺 石灯籠ご朱印帳門帳)→
(薬師寺 東西両塔初層特別公開小休止休ヶ岡八幡宮・孫太郎稲荷大明神)→
唐招提寺)→(京都三条・てっさい堂




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