白マム印 日本のこと日本のもの

 
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歌舞伎座 2013年05月12日_P5120473

新歌舞伎座が4月より開場しました。
さっそく
杮葺落五月大歌舞伎に行ってまいりました。

歌舞伎の殿堂、木挽町の歌舞伎座は
この建て替えで5代目となります。

設計は隈研吾ですが、
先代の建築は吉田五十八
その前は岡田信一郎
ですから、相当気の張る仕事だったのではないでしょうか。
といっても、イコール楽しい仕事だったと思えます。

隈は言います。

「これは大変な設計になると思いましたよ」

「ひとつは同業者の目。建築家にとって歌舞伎座ほど装飾過多の
建造物はかなり異例なもの。
建築家仲間からは、まさかあれをそのままにしないよな、
とか嫌みまがいのことを言われましたね。
一方で歌舞伎座にかかわっている人たちは、
昔ながらの歌舞伎座にしてくださいと。
昔と違って変だね、なんて言われたら大変だよって。
さらに地元の商店街の方々に説明に行ったら、
銀座の街が賑やかになるようにお願いしますと言われましたね」


歌舞伎座

実際、新歌舞伎座は素人の私たちの目には
以前と同じ「そのまま」に見えます。
けれど、
そのままに見えるというのが隈及び以来主の
目的であったのだから
「前と同じじゃないか」という批判は
褒め言葉に値することになります。

前と同じです。
が、
隈は言います。

「同じものを作るのがどんなに大変だったか。
新しく作る方が簡単だよ」と。



歌舞伎座 2013年05月12日_P5120466



歌舞伎座 地下 2013年05月12日_P5120457



歌舞伎座 地下2013年05月12日_P5120458



座り心地のよい椅子に坐り
あっという間に2つの演目が終わります。


歌舞伎座 第二緞帳2013年05月12日_P5120467
第二緞帳 中島千波「春秋の譜」 製作 龍村美術織物 提供 株式会社伊藤園



歌舞伎座 緞帳 年05月12日_P5120469
第三緞帳 上村淳之「水辺の四季」製作 川島織物セルコン 提供 清水建設株式会社



歌舞伎座緞帳2013年05月12日_P5120470
第四緞帳 川島織物「夕顔図」 製作 川島織物 提供 株式会社LIXIL・株式会社川島織物セルコン


カメラを出すのが遅れて撮ることができませんでしたが
第一緞帳は、松尾敏男画朝光富士(ちょうこうふじ)。
提供は株式会社永谷園、製作は川島織物セルコンです。


杮落しということもあり
一つ紋のお召しものや、訪問着に付け下げの着物と、
館内はとても華やかでした。

かくいう私も、5月に着るために母が誂えてくれた
節句用の着物に、ツバメの柄のはいった手提げを持って
の観劇です。

大きく衿を抜いたお姉さんがたもおいでで
観客席を見回すのも楽しいですし
館内を散策するのもまた楽しからずや。

勿論、歌舞伎は杮落しならではの共演。
中村吉右衛門
尾上菊五郎
坂東玉三郎
尾上菊之助
らを
1日で見られるのですから眼福の極みです。


2013年05月12日_P5120462



菊之助がいいんですよねえ。
女形も立役(男役)もきれいです。
音羽屋(尾上家の屋号)は代々
両方をこなすことを旨としています。
父親の菊五郎も女形も立役も得意とします。

菊五郎の若いころ(菊之助時代)も艶が
ありましたが息子の菊之助のはその比では
ありませんし、
踊りもうまいし、声もいい。

今回の観劇は菊之助を観に行ったような
ものです。



歌舞伎座2013年05月12日_P5120472




歌舞伎座2013年05月12日_P5120477



歌舞伎座に行って実際に席に座って
観劇する。
観ることもですが、
聴くことに驚きがあります。

まさに和のオーケストラです。
三味線
清本

小太鼓

これは素晴らしいですよ。


私たちは
洋楽の中で育っている(育った)。
といって過言じゃないと思います。
和楽には殆ど親しんでない。
そういう意味でも
一流の演者奏者がいる場所へ足を
運んでいただきたいなあと
せつに思います。



歌舞伎座2013年05月12日_P5120478





                   この日の
                   「着物を着よう運動」の私。

                   紬と博多献上帯 2013年05月12日_P5120454
                   おしゃれ着として紬です。


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