白マム印 日本のこと日本のもの

 
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宝山寺境内2013年04月29日_DSC_0304
                                           宝山寺 境内

生駒山 寳山寺


住所  奈良県生駒市門前町1-1
電話  0743-73-2006
交通  近鉄生駒駅下車ケーブル線(1時間に3回・20分毎に発車)
    鳥居前駅から宝山寺駅まで約6分。
    宝山寺駅下車徒歩10分で境内到着
山号  生駒山 
宗派  真言律宗
創建年 719年
開基  湛海  
本尊  不動明王

*日本三大聖天(注1)
*商売繁盛のお寺
*ご縁日 毎月1日・16日

公式ホームページ
*駐車場有り
   車で鳥居まで入れます。



生駒山宝山寺 本堂2013年04月29日_DSC_0299
                                            本堂


駅より続く長い石段の参道を登り切り、

この宝山寺でまず驚くことは
荒々しい岩山を背に
そう広くない境内に個性的な建物、
無数の堂宇が
建っていることです。

客殿だった和洋折衷の獅子閣(次回紹介)
装飾過多な宝塔
牛牛牛の天神様
本堂の前に建つ鳥居、狛犬
大きな巾着型の賽銭箱
美しい八つ棟造りの拝殿




生駒聖天宝山寺中門 門帳2013年04月29日_DSC_0286
                                               中門


延々と続く石段を登り切り中門をくぐると
右手に賑やかな宝鐸(注2)に飾られた
1900年作の朝日宝塔があらわれます。


宝山寺 朝日宝塔2013年04月29日_DSC_0293
                           朝日宝塔

生駒山宝山寺 朝日宝塔2013年04月29日_DSC_0298



宝山寺 朝日塔 宝鐸



宝塔の隣には、
水かけ不動。


宝山寺 水かけ不動2013年04月29日_DSC_0303
                                          水かけ不動



そしてご本尊の不動明王を祀った
本堂(1680年)。


生駒山宝山寺 本堂2013年04月29日_DSC_0297
                                 重層の護摩堂様式の本堂
 
この本堂には江戸時代の作のすばらしい
制多迦童子
がおいでです。
が、
ご本尊の不動明王とともに秘仏です。


宝山寺扁額2013年04月29日_DSC_0306



背後の岩屋は般若窟といわれ弥勒菩薩像が
祀られていますが
「蜂の巣 危険」ということで
立ち入り禁止です。

この般若窟でその昔、
役行者や弘法大師が修行をされたといいます。



宝山寺 般若窟2013年04月29日_DSC_03281


この本堂の斜め前には
菅原道真公が祀られており
そのまわりは牛牛牛と天神様の象徴の牛だらけと
インドの道と化しています。

宝山寺は商売のお寺で有名ですが
学問の神様としても成り立つわけ
です。



宝山寺天神2013年04月29日_DSC_0305

宝山寺 天神2013年04月29日_DSC_0301




本堂の隣には絶対秘仏の歓喜天を祀った
聖天堂の拝殿です。


宝山寺聖天堂2013年04月29日_DSC_0319


この拝殿をご覧になってなにかお気づきに
なりませんか?

まるで神社のようではありませんか。
大きな鈴に注連縄です。
鳥居もあるのですから・・・。

これでは
柏手を打ったとしても
非難することはできません。

拝殿には入る事がゆるされていますし
写真撮影も大丈夫です。



それではと、

宝山寺聖天堂2013年04月29日_DSC_0321


歓喜天の象徴のクロスした大根をパチリ。


拝殿の奥が聖天堂本殿です。

宝山寺聖天堂2013年04月29日_DSC_0314



  歓喜天は
  象頭人身の単身像と立像で抱擁している象頭人身の
  双身像の2つの姿の形像が多いが、稀に人頭人身の形像も見られる。

                        ウィキペディアより

コチラをクリックをしてごらんになればわかりますが
歓喜天はなんともエロティックなお姿をされています。
      *ぜひクリックしてご覧ください

下世話な想像ですが、
日本の仏閣に祀られている殆どの歓喜天さんが
秘仏扱いなのはこのエロティックなためでは
ないでしょうか。
もっとはっきりいえば
淫らな印象のためではないでしょうか。

                  だからこそ
                  円空の歓喜天の崇高さには
                  驚きました。

                 05.jpg
                                                    円空作 歓喜天


この生駒山宝山寺(聖天さん)の歓喜天が
どのようなお姿かはわかりませんが、
この聖天堂の奥に祀られておいでです。

日本にはあまり歓喜天が祀られていないのですが、
その理由は歓喜天は喜怒哀楽の激しいお方で
供養の方法があまりに複雑で、厳しいからといわれています。
少しでもその修法が遅かったり間違っていると
歓喜天は非常にお怒りになるといいます。


その歓喜天が祀られている聖天堂の
全景です。↓

生駒山宝山寺 聖天堂2013年04月29日_DSC_0418


拝殿は破風や棟が重なり合う
とてもきれいな「八つ棟造り」です。

写真の後方に宝珠が見えます。
そこが本殿で歓喜天がおられます。

そしてこの聖天堂の前には


宝山寺 賽銭箱2013年04月29日_DSC_0326

巾着型のお賽銭箱。
と、
鳥居。

宝山寺境内2013年04月29日_DSC_0324


宝山寺鳥居2013年04月29日_DSC_0315 宝山寺鳥居2013年04月29日_DSC_0316
                    鳥居の扁額                       その裏


これはもう神社です。

ウィキぺディアによりますと、
  歓喜天を祀る密教寺院には鳥居が設けられていることがあり、
  鳥居及び歓喜天を祀る建物に注連縄を見受けることがある。

とのことです。


なんでもあり。
それが、
聖天さんのようです。

これは
神仏習合というよりも
混沌というか、
徹底した現世ご利益主義というか

特に
この生駒山宝山寺は
商売繁盛のお寺さん(神社さん?)ということもあり
人寄せのためにはなんでもつめこむといのが
お寺さんの姿勢ですね。


聖天堂の前の線香場にも
大きな巾着の賽銭箱です。

宝山寺賽銭箱 2013年04月29日_DSC_0327

撫でるとお金がふえそうです。
お賽銭をいれると
チャリンと響くようになっています。 笑
クロス大根の印にも注目してください。

歓喜天の象徴
 巾着 単体の歓喜天像は手に巾着袋(砂金袋)に持っているため図案化された。
     歓喜天から受ける御利益が大きいことを表しているという。


 大根 歓喜天の供物であるため図案化された。
     この大根は蘿蔔根(らふくこん)と呼ばれ、やや細くて辛味が強く、
     歓喜天の住する象鼻山に多いとされる[9]。大根の白色は息災を意味し、
     食すると、体内の毒や煩悩を消す作用があるとされている。

                                      ウィキペディアより

巾着と大根はいろいろなところでみられるので
探してみてください。


生駒聖天さん2013年04月29日_DSC_0294



宝山寺2013年04月29日_DSC_0420 生駒山宝山寺手水舎

宝山寺2013年04月29日_DSC_0310 宝山寺おびんずるさま2013年04月29日_DSC_0311
                                          おびんずる様


境内の下のエリアをざっと紹介しました。
まだまだ、下の地図のとおり
無数の堂宇と奥の院、
そして岩谷の滝という行場があります。



05_20130521172431.jpg


宝山寺 ご朱印2013年05月02日_P5020419



                                          つづく

en1参考en1

<注1:日本三大歓喜天>
東京都台東区の本龍院(通称 待乳山聖天)
奈良県生駒市の宝山寺(通称 生駒聖天)
埼玉県熊谷市の歓喜院(通称 妻沼聖天)

<注2:宝鐸>
ほうたく。
堂塔の軒の四隅などに、飾りとしてつるす大形の風鈴。
風鐸(ふうたく)。

<ご縁日>
毎月1日16日
  16日は湛海律師作の五大明王像(重文)を拝することができます。

常光寺
 奈良市押熊町212(0742-45-3272) 
 毎年6月6日に歓喜天のご開帳が催されています。
 とてもきれいなお寺です。
  
en14月28日29日見仏足取りen1

4月27日午後11時30分新宿・高速バス→28日午前6時40分京都着→
五條(五条)栄山寺京都金戒光明寺(黒谷さんのアフロ仏)京都武徳殿にて合気道
→奈良泊
29日東大寺中門→興福寺、南円堂・北円堂 同時ご開帳
生駒山、宝山寺(生駒聖天)参道境内獅子閣奥院生駒山岩谷の滝大聖院
往馬神社(生駒神社)→京都、西本願寺の唐門→午後5時56分新幹線



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