白マム印 日本のこと日本のもの

 
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週刊文春の映画評論、シネマチャートを読んでいたら
懐かしい言葉にであった。


ノンシャラン



中野翠の論評の中での一言。



懐かしくてノンシャラン・・・と口でなぞる。




何十年もこの言葉を聞いたことないような気がする。
実際この言葉を私が発したことはあるやいなか!?
多分、聞いたことはあっても私が口にしたことはない・・・ような。

このノンシャランは昭和30年40年代に使われていたような気がする。

勿論子どもは使っていなかったような気がする。
だから私は使わなかった。
いや使えなかった。
使っていたのは、
フレアスカートにピンヒールを履いた
小生意気なおねえさまがただった・・・ような気がする。



その当時の女優で言えば団令子が使っていそう。


「ノンシャランしちゃってさ」という具合に。

どういう意味かというと、

無責任
とか、
なげやり
とか、
のんべんだらり
とか、
無関係
とか、
調子いいとか
とか、
お気楽
とか、
太平楽、

みたいな感じ。


褒め言葉ではないわいな。




中野翠さんらしいなあ、と思いつつノンシャランって
どういう漢字なのかなあと調べて驚いてしまう。


日本語ではなかった。



フランス語。

nonchalant



ハレンチ
という
言葉が日本語だと知ったときと同じような驚き。
破廉恥。



そういえば、ハレンチという言葉も
聞かれなくなってひさしい。



こうやってつらつらしていると
フランス語の先生のことを思い出した。
ちょっと薹が立った(←これも死語?)彼女は「ノンシャラン」
って当時使っていたに違いない。

彼女は自慢げに言っていた。
「ちょっとフランス語をかじると、
あんたアッシュ(H)ねえなんて言う女性がいますが・・・」。

それを聞きながら私たち学生は「言わない言わない」と
心の中で思っていた。

彼女はよほどこれが気にいっているらしく
しつこくしつこく言ったもんだ。

「エッチはエッチだよ」と私たちもしつこく心で
叫んだものだ。



さて、このノンシャラン。
私たち年代は誰でも知っていると思い聞いてみました。
が、
5人中1人のみが知っていたのですが、意味までは
正確には知りませんでした。
これは驚きでした。



    

         




そういえば、石坂洋次郎
の小説やその映画化に出て来そうな言葉です。

でも、石坂洋次郎の小説を読む人も今はいないのでしょうねえ。


ちょっとがっかりしてしまいます。





脱線してしまいました。
ノンシャランにもどりましょう。

この言葉がフランス語とわかったからには
友人のフランス人にちゃんとした発音を
教えてもらおうと、
意気込みました。このわたくし。
でも日本語堪能な友人のタンタンがいません。
仕方なく、日本語がわからないフランス友人
に聞いてみました。


「ねえねえ、ノンシャランって言ってみてよ」
「What?」
「だから、ノンシャラン」
「ノンシャラン? What?」
「だから、のんしゃらん って発音して」
「のんしゃらん???」

通じない!

堂々巡りの会話です。
スペルを覚えていなかった私がいけなかったのですが、
あまりいい言葉ではないノンシャラン。
今にして思えば、
日本語のわからない彼は自分のことをnonchalantと
言われているかと怒ったに違いありません。
スペルを忘れていてよかった。

安堵。


なんだか、ノンシャランをめぐってお話がぐるぐる
遊んでしまいましたが、
「ノンシャランとしちゃってさあ」・・・って
政治屋さんに言いたくなってきました。




<ノンシャランとぬるま湯につかるseijiyaさん>



中野翠さんの映画評
 <汽車はふたたび故郷へ(仏・グルジア)
 監督・オタール・イオセリアーニ >
 この監督ならではのファニーでノンシャランでしかも辛辣な人間描写が愉しい。
 心なしかラストに一抹の寂寥感がある。

  


*トップ画像は愛犬ラブラドールで、18才です。
 ノンシャランとしているのでは
 なくて、ちょっとボケているのです。






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吉林食堂 劇団道化 の お知らせ

会場  東京都江戸東京博物館ホール
日時  2012年3月20日(火曜日・祝)
開場  14:30 開演 15:00
料金  2800円(前売り 2500円)
電話  092−922−9738

メール info@douke.co.jp
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