白マム印 日本のこと日本のもの

 
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釘抜地蔵2014年02月09日_DSC_0172



山号   家隆山
宗派   浄土宗
創建年  伝・819年(弘仁10年)
開基   伝・空海
本尊   地蔵菩薩
正式名称 家隆山 光明遍照院 石像寺
文化財  石造阿弥陀如来及び両脇侍像・弥勒仏立像
     
住所  京都市上京区千本上立売上ル花車町503
電話  075-414-2233    
交通  市バス「千本上立売」下車 徒歩3分


釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0191



圧倒的なお仏像さんに、
かこまれてみたいという思いで
千本釈迦堂(報恩護国寺)を
拝観しようと歩いていると
近くに
釘抜地蔵さんがあることがわかり
進路を急遽変更。


釘抜地蔵2014年02月09日_DSC_0175


千本通りに面した参道は幅2メートルほどでしょうか。
路地のような参道を30メートルほど歩くと
小体な境内があらわれます。


香炉の前には大きな釘抜きのオブジェ。



釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0190


ちいさなお寺さんなのに
ひとめで観光客ではないとわかる
老若男女が途切れることなく
参拝にあらわれます。



釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0192


      <釘抜地蔵伝説>
     室町時代の終わり頃、紀ノ国屋道林という商人がいた。
     彼は両手に激しい痛みを感じていたが、
     どんな治療を施しても効き目がなかった。
     そこで霊験あらたかな石像寺の地蔵菩薩に7日間の
     願かけをしたところ、満願の日の夢に地蔵菩薩が現れた。
     地蔵菩薩は「お前の苦しみの原因は、
     前世において人をうらみ、呪いの人形(ひとがた)を作って
     その手に八寸釘を打ち込んだことにある」と告げ、
     呪いの人形から抜き取った八寸釘を道林に示して見せた。
     道林が夢から覚めると、両手の痛みはすっかり消えていた。
     そして、石像寺に参詣すると、本尊地蔵菩薩の前には血に
     染まった2本の八寸釘が置かれていたという。
 -ウィキペディアより



釘抜地蔵2014年02月09日_DSC_0177


ここまで摩耗したなで仏のおびんずる様<注1>を
拝観するのははじめてです。
いかに人々が足繁く通っているのかわかります。


釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0200

参拝者はその歳の数だけ竹札を手にし本堂を
1周する毎に竹を箱に納めます。
願がかなえば、お礼に釘抜きと八寸釘の絵馬を
奉納します。


釘抜地蔵2014年02月09日_DSC_0179

本堂の外壁一面には奉納された釘抜きと八寸釘が
貼られています。



本堂の裏には地蔵堂があります。

これがとっても素晴らしい石像です。
おおらかでお優しいお顔。

自然と手があわさります。


000002_201404051607296b8.jpg
                               石造阿弥陀如来及び両脇侍像・石造弥勒仏立像  鎌倉時代

ひとつの石より彫りだされた石仏としては
日本最古のものといわれています。


釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0186



釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0196



釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0188



釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0185



釘抜地蔵2014年02月09日_DSC_0180


小さなお寺さんですが、
民間信仰がいきづいており
そのうえお仏像の姿がいい。

大伽藍の寺院に劣る事はありません。


釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0199


平安時代には歌人である藤原定家・家隆も住んだと
いわれ、そのお墓や、
弘法大師が自ら掘ったといわれる井戸が境内にあります。

下調べをせずに拝観したためにそれらは残念ながら
見逃してしまいました。

大好きなお寺さんがまたひとつ増えました。



釘抜地蔵(石像寺)2014年02月09日_DSC_0201
                                 境内より千本通りをのぞむ





京都 釘抜地蔵 石像寺 2014年02月12日_P2120913


en1参考en1

<注1:おびんずる>
賓頭盧尊者、おびんずるさまは、
なで仏といわれて、体の悪いところをさすると
御利益があるといわれています。
石像寺では堂内に安置されておいでですが
本来は雨ざらしの外においでです。
なぜなら
お酒が好きで、お釈迦さまとの「禁酒」の約束を
破ったので、生涯、内陣にはいることを許され
なかったとか。
神通力を見せびらかしたとして涅槃にはいることを
許されなかったとか。
そういうことで、外に安置されているわけです。

東大寺大仏殿の入り口のおびんずるさま
東大寺大仏殿 賓頭盧尊者像(びんずるそんじゃぞう)

<近辺情報>
歩いて10分ほどのところに
千本釈迦堂(報恩護国寺)があります。
千本釈迦堂といえば、おかめの物語と正月の大根が
有名ですが、実はお仏像の宝庫です。
快慶作の十大弟子像や藤原時代の美しいお仏像さんを
拝観することができます。
2012年01月08日_DSC_0130千本釈迦堂(大報恩寺


<2014年2月9日>
大津市歴史博物館→三尾神社→北野天満宮→石像寺(釘抜地蔵)→なら瑠璃絵
<2月10日>
法隆寺→吉田寺(ぽっくり寺)→龍田神社→大阪ながほり
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