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室生寺 鎧坂 P9210029
                                        室生寺 鎧坂

鎧坂をあがると
左手に見えるのが、弥勒堂。
正面が金堂です。



室生寺 弥勒堂 P9210039
                                   弥勒堂 鎌倉時代



屋根はヒノキを薄く割って重ねた杮葺(こけらぶき)です。
内陣には弥勒菩薩立像や国宝釈迦如来坐像が
祀られています。

「弥勒菩薩立像」は、室生寺の仏像の中で最も古いお像で、
奈良時代から平安時代にかけての作です。
この弥勒堂の一番の見どころは

国宝の「釈迦如来坐像」です。
平安時代前期のお作で、
この時代の仏像彫刻の中では白眉といわれる
ものです。

堂内は薄暗く
お仏像様に近寄ることもできず
細かいところまで目で確かめることが
出来ないのが実情です。



43263589_624_v14435521091.jpg


実は
わたくしは
2010年に三井記念美術館で催された
「奈良の古寺と仏像展」にて
この釈迦如来坐像を
間近にて
拝観することができました。

薄暗い堂宇ではわかりませんでしたが
お体がきれいな薄茶色でいらっしゃっいました。

    三井記念美術館にての拝観の感想を
    旧ブログより引用いたします。


    いったいどういう仏師がお彫になられたのか。
    お仏像に心を奪われるのよくあることですが、
    仏師にまで思いを馳せさせるほどの彫刻には
    そうそうお会いできるものではありません。
    私は、お寺さんではお仏像さんを前にすると
    当然合掌するのですが、美術展でははばかりが
    あるのですが、今回ばかりは手を合わさせて
    いただきました。



釈迦如来坐像は
ふくよかでおごそかで、どっしりとしておいででした。
御手には水かきがみてとれます。
衣は流れる水の様な翻波式衣紋(注1)で、
堂々としたお身体に繊細な衣がとてもあざやかで
やわらかな羽衣のような気配さえ感じます。

残念ながらお堂では正面からの拝観のみなのですが、
横顔のお美しいこと。
ガラスの向こうにおわす御釈迦様に見惚れてしまいました。

   室生寺行かれるかたは
   沢山の美仏が祀られているお寺さんなのですが
   薄暗くて離れていますので
   写真集等でお仏像様のお姿を
   頭にいれていかれるほうがいいでしょう。


43252723_624_v14435576081.jpg




金堂より弥勒堂をながめる↓


室生寺 弥勒堂P9210156



室生寺弥勒堂P9210053




                               次回は金堂を紹介いたします

en1参考en1

山号  宀一山(べんいちさん) 
宗派  真言宗室生寺派
寺格  大本山
創建年 宝亀年間(770年 - 781年)
開基  賢憬(賢璟)   
本尊  釈迦如来(国宝)
別称  女人高野(注1)
住所  奈良県宇陀市室生78
電話  0745-93-2003
交通  近鉄室生口大野駅から室生寺行き15分
     バス終点下車徒歩5分
所要時間 最低2時間
駐車場 有
公式ホームページ

バスの時刻
    室生口大野駅から室生寺 (日・祝)
     8:20 9:20 10:20 11:20
     13:00 14:00 15:00 16:00
    *乗車時間 約15分
    *運賃430円
    *タクシー利用 2500円前後
    室生寺から室生口大野駅
     8:50 9:50 10:50 11:50
     13:30 14:30
    *奈良交通ホームページ

注1:翻波式衣文(ほんぱしきえもん)
    平安時代前期の木彫で衣文 (衣の皺) を、
    丸い波と角の波を交互に彫ってさざなみが立ったように
    表現する方法。奈良時代末期の木彫にもみられるが、
    平安時代前期に多用された。神護寺の『薬師如来立像』
    法華寺の『十一面観音像』 
    室生寺の『釈迦如来坐像』など大部分の仏像に用いられ
    後期まで続いた。      コトバンクより


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             法華寺・十一面観音像


奈良の古寺と仏像 展 のチラシ↓
43283010_v1279454268
                 法隆寺 夢違観音立像


近辺情報:室生龍穴神社
 室生川上流徒歩10分
近辺情報: 龍穴神社
室生川を10分ほどさかのぼる。 
室生 龍穴神社 P9210164
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