白マム印 日本のこと日本のもの

 
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                                             小子房 勅使門


東寺 小子房の勅使門には
訪れる度に
うっとりとしばし佇みます。

2015年秋の特別公開は
小子房の中も公開されました。

2013年01月14日_DSC_0518
                          この写真は2013年01月14日撮影


上記の画像は2013年の1月に正門より撮った
ものです。
門帳には寺紋の八雲があしらわれて
います。

2015年11月1日の小子房は

東寺 小子房 PB010066



緋毛氈に菊の花と
正面に生けられた立花が
とても華やぎ
そして高貴な空気を
醸し出していました。


東寺 小子房  玄関 PB010069


立花の後ろのついたてには
八雲の寺紋がみえます。


東寺 寺紋 八雲 PB010068


私見ですが
真言宗のお寺さんのお坊の正面玄関は
洗練されていると思います。

玄関自体が床の間のようです。

                  光台院 玄関 PB030535
                                   光台院 玄関



玄関の破風の笈形は
とても優美です。
お公家さんっぽいというと
語弊があるでしょうか?

東寺 小子房 笈形 PB010067
           小子房 正面玄関 笈形(大瓶束の左右に装飾があるもの)

小子房は、
鎌倉時代に真言密教の修行道場として建てられたものですが、
南北朝時代に足利尊氏が光厳上皇を奉じて都入りした際に
上皇の御所として使用されました。

現在の建物は昭和9年に再建されたもので、
総檜造り、ふすま絵は堂本印象画伯によるもので、
庭は、山県有朋の山荘を作庭した
七代小川治兵衛
の作です。


東寺 小子房 PB010089
                                           小子房


上写真の破風↓

東寺小子房 破風 PB010093



小子房内部は撮影不可です。
詳細は東寺のオフィシャルサイトを
ご覧下さればよくわかります。


庭には、不思議な
イチョウとハゼが混合した
「銀杏」の大木が目をひきます。



東寺小子房 銀杏(イチョウとハゼ) PB010088
                         東寺小子房 銀杏(イチョウとハゼ) 



この小子房の白マム的目玉は
なんといっても
勅使門です。



東寺 小子房 勅使門 唐門 PB010072
                                 東寺小子房 勅使門


この勅使門は
外(表)からいつも眺めてはため息をついて
いたのですが
今回は内部からため息をつくことができる
幸せを与えられました。



東寺 小子房 勅使門 唐門 PB010073
        下 蛙股(蟇股)と 上 笈形(大瓶束の左右に装飾がついたもの)


といっても
庭におりることは出来ず
近づくことは出来ません。
ため息はため息でも残念という意味で
思わずでてしまいました。


東寺小子房 勅使門 2013年01月14日_DSC_0542<


↑これは外より撮ったもので
外部からですと間近にて
拝観することができます。


この勅使門は
京都府技師の亀岡末吉の弟子の
やはり府技師の安間立雄の作であろうと
いわれています。



東寺小子房 勅使門 2013年01月14日_DSC_0544

勅使門ですから
天皇家の菊を意匠に取り込んで
いると思われます。

透かし彫りは亀岡の得意とするところで
安間もこの特徴を受け継いでいます。
このような透かし彫りや浮彫が多用された
様式を「亀岡式」といいます。


東寺小子房 勅使門2013年01月14日_DSC_0534


まるで
アールデコのようで斬新です。

大正から昭和期は
モダニズムが開花して
アールデコに代表される
外国の意匠がいたるところで
取り入れられています。

ただし、葡萄唐草文(ぶどうからくさもん)は
薬師寺の薬師如来台座にもみられますから
いにしえよりの意匠といえますね。

何度も記載しますが、
この勅使門は外部より観ることが
できます。
しかし
殆どの方が関心をしめされず
素通りです。

とてももったいないことです。

金堂の裏手にまわれば
観ることが可能ですので
どうぞご覧ください。



                                 この勅使門に関しては次回、詳細を
                                        お伝えいたします。

en1参考en1

<小子房の読み>
ショウシボウ
コシボウ
どちらでもかまいません。

<亀岡末吉作京都武徳殿の唐門>

京都武徳殿 蛙股2013年04月28日_DSC_0132
                                 京都武徳殿 亀岡末吉作



en1掲載en1

                                      
2015年11月1日
1 東寺(教王護国寺)五重塔の邪鬼・力士
2  東寺(教王護国寺)講堂の背面は初公開(2015 秋 特別拝観 )
3 東寺 小子房  (2015 秋 特別拝観 ) 1
4 東寺 小子房 2  勅使門解体新写
5 東寺 灌頂院・十二神将 (2015 秋 特別拝観 ) 
6 泉涌寺 塔頭 1 即成院 「極楽浄土を奏でる仏像のオーケストラ」
7 泉涌寺 塔頭 2 悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像
8 泉涌寺 塔頭 3 戒光寺 驚きの丈六釈迦如来像
9 妙法院門跡 蓮華王院三十三間堂本坊の普賢菩薩
10 新日吉神宮 (いまひえじんぐう)
11 京都 平成知新館  京を彩る 琳派

2015年11月2日
1 法隆寺 上御堂(特別開扉 11月1日~11月3日のみ)
2 高野山金剛峯寺 大門 九度山より町石道を行く
3 高野山 霊宝館
4 高野山 最強のまじない秘法に十字羯磨(ジュウジカツマ)
5 高野山 橋本警察署 高野幹部交番
6 高野山大師教会 破風飾り解体新写

2015年11月3日
1 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 序
2 光台院(高野御室別格本山 光臺院)のすべて 2 本堂破風飾り
3 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 3 快慶作阿弥陀三尊像
4 光台院 (高野御室 別格本山光臺院)のすべて 5 本堂破風飾り
6 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 4  重森三玲の曲水の庭
7 高野山真言宗 総本山金剛峯寺、金剛峯寺
8 高野山 金剛峯寺1 正門解体新写
9 高野山 金剛峯寺2 下門解体新写
10  高野山 金剛峯寺3 大玄関解体新写
11  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 1 中門~西塔
12  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 2 孔雀堂~根本大塔~東塔
13 高野山 奥之院
14 高野山 遍照光院 破風飾り解体新写



en1足取りen1

2015年11月1日
東京→京都→東寺(五重塔、金堂、講堂小子房1小子房2灌頂院)→
泉涌寺塔頭(即成院悲田院戒光寺)→三十三間堂本坊妙念院
三十三間堂→新日吉神宮京博(琳派展)
奈良
11月2日
奈良→法隆寺(上御堂、金堂、講堂、五重塔、大宝蔵院)→
高野山霊宝館街並み橋本交番大師協会→赤地蔵→金剛峯寺→光台院→
11月3日
光台院・破風飾り快慶三尊本堂外観重森三玲
金剛峯寺、金剛峯寺建築詳細・正門下門大玄関
根本大塔奥之院遍照光院→東京

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