白マム印 日本のこと日本のもの

 
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PB010123
                                   泉涌寺 大門

ー悲田院ー

宗派  真言宗泉涌寺派
寺伝
飛鳥時代、聖徳太子(574-622)が身寄りのない老人、
孤児の救済のための施設として開かれたという。


宗派  真言宗泉涌寺派
本尊  阿弥陀如来立像

住所  京都市 東山区泉涌寺山内町27
電話  075-561-8781
交通  東福寺駅(奈良線)から徒歩10分(アクセスマップ
オフィシャルサイト
*拙ブログ 大津歴史博物館・悲田院宝冠阿弥陀如来


泉涌寺の塔頭のひとつ、
悲田院には

快慶作の宝冠阿弥陀如来座像

が祀られているというのは
ずいぶん前に耳にし  

それは
それは
お美しいと聞きました。

いても立ってもいられず、
悲田院に拝観のお願いの
電話をするも
タイミングが合わず常に答えはNO.

.ならばと
直接うかがったことも二度。
やはりこたえはNO.

それでも
執拗に電話したある日

「阿弥陀さんは、滋賀の大津歴史博物館の
極楽浄土への誓いという展覧会に
お出ましだから、そちらで拝観できます」


教えてくださいました。

勿論
即刻大津へ。

なんと最終日でした。


大津市歴史博物館より琵琶湖の眺め2012年11月25日_DSC_0112
                        大津歴史博物館より琵琶湖を眺める


大津歴史博物館は
何度も足を運んだことがある
三井寺のお隣でした。



2012年11月29日_PB290011
                             


この展覧会の白眉は当然のことながら
快慶作の宝冠阿弥陀如来坐像でしたが
最終日というのに館内はガランといており
拍子抜けしたことを思い出します。

こんなに素晴らしお仏像様がおいでなのにと
憤懣やるかたない気持ちでした。      

161797260_v1454048030.jpg
          悲田院 宝冠阿弥陀如来坐像 快慶


宝冠阿弥陀さまはまさに快慶仏の特徴である
一点の曇りもみあたらない美しさで
ガラスケースの中におさまっておいででした。
快慶のお仏像は、まずお顔がおきれいということ。
そのおきれいさは吸い込まれるようなきれいさです。

  ー2012年11月25日の感想ー
   お仏さまは人と一緒ではないわけで
   快慶はそこのところをこの美しさであらわしているのでは
   ないでしょうか。
   この美しさあればこそ、
   人は、
   このお方におすがりしよう
   このお方のいうことをきこう
   このお方だったら救ってくださる
   と、
   手を合わせるのではないでしょうか。

   この宝冠阿弥陀如来坐像は
   保存状態も非常によくて、
   衣の模様もよくみることができます。

                    拙ブログより

さて
このようにお美しいお仏像様を博物館にて
拝観すると、
いつも思うことは
このお仏像様の本当の場所、お寺のお堂で
拝観したい、ということです。



そういうことで
今回はせっかく近くにきたのですから
ダメモトで拝観をお願いしてみようと
悲田院の目の前から電話をしてみました。


なんとOKがでました。

どちらにおいでですか?
と問われ

「目の前にいます」

と、こたえると
驚いておいででした。



泉涌寺塔頭悲田院 PB010137



泉涌寺塔頭悲田院 PB010138


悲田院は泉涌寺の大門をはいると
すぐに左に折れると5分もかかりません。

観光寺ではないので
誰もいません。


泉涌寺塔頭悲田院 PB010144




泉涌寺塔頭悲田院 PB010140

悲田院自体も
他の塔頭寺院よりこじんまりとして
閉鎖的な感じをうけるのが事実です。


素晴らしいお仏像をお持ちなので
勿体ないなあと思ってしまいます。


本堂でお会いした宝冠阿弥陀如来さまは
博物館ではみられなかった
豪奢な光背を背に台座に座られており

妖艶な気配さえ漂わせておいでで
やはり
お仏像様は博物館で拝観するのではなくて
お堂のなかでお会いするものだと
思います。


25p-3.jpg


本堂には
逆手阿弥陀立像も安置されていました。


25p-2.jpg




泉涌寺塔頭悲田院 PB010141




泉涌寺塔頭悲田院 PB010142



悲田院は煎茶道 東仙流の家元代理、総司庁を
兼ねておいでです。
御家元は総本山御寺泉涌寺長老です。

                                            次回はぶらり立ち寄った戒光寺

en1参考en1

悲田院オフィシャルサイト
泉涌寺塔頭マップ
煎茶道 東仙流
*拙ブログ大津市歴史博物館

2010年10月31日_DSC_0069
2010年東大寺二月堂で偶然見かけた献茶式



en1掲載en1

                                      
2015年11月1日
1 東寺(教王護国寺)五重塔の邪鬼・力士
2  東寺(教王護国寺)講堂の背面は初公開(2015 秋 特別拝観 )
3 東寺 小子房  (2015 秋 特別拝観 ) 1
4 東寺 小子房 2  勅使門解体新写
5 東寺 灌頂院・十二神将 (2015 秋 特別拝観 ) 
6 泉涌寺 塔頭 1 即成院 「極楽浄土を奏でる仏像のオーケストラ」
7 泉涌寺 塔頭 2 悲田院 快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像
8 泉涌寺 塔頭 3 戒光寺 驚きの丈六釈迦如来像
9 妙法院門跡 蓮華王院三十三間堂本坊の普賢菩薩
10 新日吉神宮 (いまひえじんぐう)
11 京都 平成知新館  京を彩る 琳派

2015年11月2日
1 法隆寺 上御堂(特別開扉 11月1日~11月3日のみ)
2 高野山金剛峯寺 大門 九度山より町石道を行く
3 高野山 霊宝館
4 高野山 最強のまじない秘法に十字羯磨(ジュウジカツマ)
5 高野山 橋本警察署 高野幹部交番
6 高野山大師教会 破風飾り解体新写

2015年11月3日
1 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 序
2 光台院(高野御室別格本山 光臺院)のすべて 2 本堂破風飾り
3 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 3 快慶作阿弥陀三尊像
4 光台院 (高野御室 別格本山光臺院)のすべて 5 本堂破風飾り
6 光台院 (高野御室別格本山 光臺院)のすべて 4  重森三玲の曲水の庭
7 高野山真言宗 総本山金剛峯寺、金剛峯寺
8 高野山 金剛峯寺1 正門解体新写
9 高野山 金剛峯寺2 下門解体新写
10  高野山 金剛峯寺3 大玄関解体新写
11  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 1 中門~西塔
12  高野山金剛峯寺 壇上伽藍 2 孔雀堂~根本大塔~東塔
13 高野山 奥之院
14 高野山 遍照光院 破風飾り解体新写



en1足取りen1

2015年11月1日
東京→京都→東寺(五重塔、金堂、講堂小子房1小子房2灌頂院)→
泉涌寺塔頭(即成院悲田院戒光寺)→三十三間堂本坊妙念院
三十三間堂→新日吉神宮京博(琳派展)
奈良
11月2日
奈良→法隆寺(上御堂、金堂、講堂、五重塔、大宝蔵院)→
高野山霊宝館街並み橋本交番大師協会→赤地蔵→金剛峯寺→光台院→
11月3日
光台院・破風飾り快慶三尊本堂外観重森三玲
金剛峯寺、金剛峯寺建築詳細・正門下門大玄関
根本大塔奥之院遍照光院→東京

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