白マム印 日本のこと日本のもの

 
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                       伝千手観音立像 観音寺 平安時代


観音の里の祈りとくらし展のパートⅠは
地味でしたがとてもよい展覧会でした。

パートⅠを観たわたくしたちは
長浜の里の人々が
集落の観音様のお世話を代々受け継がれた
ことを知り深く感銘を受けたものです。

その展覧会が発火点となったのか
長浜市は、上野に
「びわ湖長浜KANNON HOUSE 」をオープン、
観音の里の祈りとくらし展Ⅱの開催と
矢継ぎ早に長浜のお仏像さまを
世にしらしめています。

それが
とても好評で
長浜好きの白マムにはとても
嬉しいことです。


< 観音の里の祈りとくらし展Ⅱ >

    東京藝術大学美術館
    7月5日~8月7日まで


観音の里の祈りとくらし展?
                 医王寺 十一面観音立像

↑これはクリアファイルですが、
入場者全員に配布されます。

パートⅠの時も確かいただいたと思います。
これはとても嬉しいサービスです。



さて
この本は5月の観音巡り時に
五先賢の館にて購入したものです。↓

観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0009


表紙の観音さまの
お美しお顔に魅せられて手に取りました。
このお仏像様は
鎌倉期の慶派の仏師の作に違いありません。

今回のパートⅡには、おでましになって
いるのであろうかと、
心がはやります。
しかし
会場をざっと歩いてもおいでではありませんでした。
が、
地味だけれど
とてもきれいな観音様がおいででした。
像高は43.9センチとお小さいながら
全身から気品が溢れておられます。
涼しげな眼。
ひきしまった口元。

ずっとその
十一面観音坐像の前で私は立ち止っていて
あ!
っと声をあげて、バッグから持参していたこの本を
とりだしました。

目の前の
観音様が、
私がおめもじしたかった
表紙の
知善院の十一面観音菩薩坐像様でした。

なぜわからなかったかといいますと
光背もなければ
お飾りの瓔珞(ようらく)もつけておられない
ご自身だけだったのです。
装身具を身に着けておいでにならないと
瞬時にはわからないとは
白マムはまだまだです。

でも
お綺麗な方とずっと立ち止っていたことでよしと
しましょう。

わたくしは
この知善院の十一面観音坐像が
今回の観音里展の中で一番お美しいと
思っています。

嬉しいことに
カタログにもこの観音様が1番にお出ましになります。

観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0010


↑カタログも光背と瓔珞をおつけですから
会場ですぐにおわかりにならないかもしれません。
間違いなく慶派のお作です。



観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0019
  伝千手観音立像 観音寺 平安時代

↑こちらは像高が2メートルもおありの
千手観音様です。
明るい中、真正面から見るお顔だと
わかりにくいのですが
このブログのトップの画像のお方です。

チケットにも載せられています。
↓ちょっと同じお方とはおもえないでしょ?


観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0007
チケット 伝千手観音立像 観音寺  




観音の里の祈りとくらし展 IMG_20160711_0027


斜め上より写真を撮ると威厳に満ちた
観音さまに見えます。

お仏像様は
陰影でとても様子がかわります。
下から見上げてもしかり
当然上からみても印象ががらりとかわります。



びわ湖に浮かぶ竹生島からは
弁財天様とKANNON HOUSEにおいでだった
聖観音立像さまがおでましです。


観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0011
                         宝厳寺 弁財天坐像 1557年 

弁財天さまは頭上に鳥居と宇賀神を
おのせになっています。


脱力系といいますか
おとぼけ感があるのがこちらです。↓

観音の里の祈りとくらし展? IMG_20160711_0024





観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0018
         浄光寺 十一面観音立像 室町時代


このような茫洋としたお仏像さまも
いいものですね。


こちらはクリアファイルに載っておいでの観音さまです。

観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0014
    医王寺 十一面観音立像 平安時代


クリアファイルではおすましですが
童女のような柔らかな笑みをたたえておいでです。


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安念寺 如来形立像(いも観音) 平安時代

この安念寺さんには10躯の朽損したお仏像様が
祀られています。

里の人々がお仏像様を守るために
川の底に沈めたり土中深くに埋めた
結果といわれています。


観音の里の祈りとくらし展? IMG_20160711_0025
 善隆寺(旧和蔵堂) 十一面観音立像 平安時代





観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0015
    善隆寺(旧和蔵堂)仏頭 平安時代





観音の里の祈りとくらし展? IMG_20160711_0026
  徳円寺 馬頭観音立像 鎌倉時代

↑おみ足をご覧ください。
まるでよくあるアニメの急ブレーキのような
馬頭観音様。


この展覧会を観て思ったのですが
長浜という限られた狭い区域で
バラエティに富んだ観音様がおいでだということです。
個性的といってよいでしょう。

最後に紹介する観音さまは
異形というとお叱りをうけると思うのですが
「ムカデの化身?」と思ったものです。


観音の里の祈りとくらし展? IMG_20160711_0022



まさか
千手千足観音立像観音菩薩さまとは!

観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0012
  正妙寺 千手千足観音立像 江戸時代



いかがでしたか?

いただいたクリアファイルの裏は

観音の里の祈りとくらし展?IMG_20160711_0008
                      クリアファイルの裏


緑ゆたかな里の風景です。

長浜の観音巡りに参加して
バスツアーで彼の地を訪れて
いますが、
本当に、このクリアファイルの裏の通りです。

里の方々が
お仏像さまを守っておられます。

皆さまも
ツアーに参加されませんか。


             *観音の里めぐりに参加している旨を書きましたが
              訪れた大吉寺および南郷会館のお仏像様も
              お目見えでした。







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< 図録 >

  
びわ湖・長浜のホトケたちII      びわ湖・長浜のホトケたち

    


< 東京藝術大学美術館 >
*総合案内はコチラをご覧ください。

< 現在募集中の観音里巡り >
*2016 観音の里巡りの詳細はコチラをご覧ください

<滋賀 湖北2016 白マムが巡った観音の里 >

  春コース
   ↓
  五先賢の館
   ↓
  大聖寺不動堂
   ↓
  浅井三姉妹の郷
   ↓
  南郷会館
   ↓
  醍醐寺
   ↓
  大吉寺

 初夏コース
   ↓
  蓮華寺 1/ 
   ↓
  松尾寺
   ↓
  醒井楼(昼食)
   ↓
  西山観音堂(初公開)
   ↓
  伊吹の見える美術館
   ↓
  日光寺(初公開)
   ↓
  青岸寺


< びわ湖長浜KANNON HOUSE >

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           長浜市川道町 尊住院(そんじゅいん)蔵
お仏像一尊の展示です。
三か月に一回ほどで、お仏像さまが
かわります。

入場 無料

台東区上野2-14-27
上野の森ファーストビル1F
10:00~18:00
月曜休館
入場料無料
*JR上野不忍口 徒歩2分
  アパマンホテル隣




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ひとりテクテク、本をポッケにいれてお仏像巡りをしている時が一番幸せです。
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