白マム印 日本のこと日本のもの

 
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浄光寺

<湖北 観音の里めぐり 2016 爽秋コース 実りの季節に訪れる >


安念寺いも観音PA300214


○ 安念寺いも観音 ○

山号  天王山
創建  726年
開基  藤原不比等の庶腹・詳厳法師
住所  長浜市木之本町黒田2027
交通   JR木ノ本駅より徒歩にて20分  
*伊香三十三所観音霊場第18番札所
*要予約、0749-82-4111(木之本町観光協会)




安念寺いも観音 安念寺いも観音 PA300182







安念寺いも観音PA300210
                                右端の方が世話役さんです


安念寺は西黒田の集落を抜けた小高い丘の
中腹に静かにたたずんでいます。

長浜の社寺の殆どすべてにいえることですが
元々は大伽藍をようしていたのですが
戦国時代には湖北地方は交通の要所であり戦略上重要なルート
だったために、
姉川の合戦、小谷城の戦い、賤ヶ岳合戦などの戦火に社寺は
焼失をまぬがれませんでした。

幾度にも渡る戦いのなか
里の人々はお仏像を背負い逃げ惑い、
地中に埋める、あるいは湖に沈めるなどをして
お仏像を現在にいたるまで守られています。

いも観音という名称は
田に埋められていた仏像を余呉川で洗い清めたことから
つけられたものです。


安念寺いも観音PA300187


安念寺のお堂に奉安されているお仏像10躰は
すべて朽損仏と呼ばれるもので、
原形をとどめていないほどに朽ちてしまっています。
が、
おだやかなお顔が浮かび上がるお仏像様もおいでです。




安念寺いも観音PA300186
                             中央 薬師如来 右 聖観音菩薩

私自身はこのいも観音さんにお会いするのは
三度目になります。
会うたびに胸がしめつけられますが、
会うたびにそのお美しさに魅かれ
会うたびに里の方々に感謝の念がわきます。

そして
この方々は実はお幸せだと思っています。
それは
戦火を免れただけではありません。

安念寺いも観音PA300191
                          後方左 毘沙門天 後方右 大日如来


昭和のはじめまで
里の子供たちは夏になると
このお仏像さまを堂宇より抱えだして
余呉川に浮かべ、浮輪がわり
あるいは舟に見立てて遊んだそうです。

不謹慎? 非常識?
いえいえ、観音様はお堂から連れだされ
子供たちと水遊びをするのを楽しまれたに
違いありません。

守られ、里の人らと在る。

博物館のガラスケースにおさめられて
ガラス越しにみられるお仏像様はさぞ
羨ましがられていることでしょう。

安念寺いも観音PA300201








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安念寺いも観音PA300198







安念寺いも観音PA300200






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縁側におられるのが里の方で
このお堂を守っておいでの世話役さんです。
里の人々が順番に管理されています。

この西黒田は藤原不比等の末裔といわれ
新しい住民の他は全戸が「藤原」姓だそうです。


安念寺いも観音PA300209



どうでしょうか。
堪能していただけましたでしょうか?

湖北は、風光明媚にして
お仏像様のお里、
祈りの里と
観音巡りを経るにしたがい
その思いが強くなる白マムです。



安念寺いも観音PA300205 安念寺いも観音PA300208
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       ライイン sp_l364

     いも観音様は17躰奉安されていたのですが
     7躰、盗難にあい行方知れずです。
     このようなことと里の方々の負担を考えると
     しかるべきところで管理・展示が望まれるのかも
     しれません。
     けれど、湖北をまわるほどに
     たとえ古くても堂宇におられる姿が本当のなのだと
     思わざるを得ません。 
     難しいところですね。
    
       ライイン sp_l364

小谷丁野観音堂 IMG_20161101_00031
                    ご朱印 安念寺


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<観音の里めぐり 2016 初秋コース、水源の郷をゆく>
  10:20
  長浜駅西口集合
   ↓
  知善院
   ↓
  安楽寺
   ↓
  昼食
   ↓
  小谷丁野観音堂
   ↓
  浄光寺
   ↓
  安念寺
  ↓
  道の駅
  ↓
  15時50分
  長浜駅西口解散 

<今までの観音の里巡りツアー>
*観音の里めぐり2016 春コース、初公開の秘仏に会う
*観音の里めぐり 2016 初夏コース、木彫りの里を訪ねる
*観音の里めぐり2016 初秋コース、水源の郷をゆく

< マム使用のアイコン・ライン >
Ginghamさんよりお借りしています。
  とても素敵な素材満載です。



  
びわ湖・長浜のホトケたちII      びわ湖・長浜のホトケたち

    
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