白マム印 日本のこと日本のもの

 
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ぶらり八坂神社                                    大谷祖廟唐門

長楽寺 P5010459
                                        長楽寺 本堂


<黄台山 長楽寺 >

山号  黄台山(おうだいさん)
宗派  時宗
創建年 延暦24年(805年)
開基  最澄
本尊  准胝観音

*洛陽三十三所観音霊場
*建礼門院落飾の寺
*木造 一遍上人立像
*相阿弥作の園池
*11月23日 紅葉祭りと扇祈願会


住所  京都市東山区八坂鳥居前東入円山町626番地
電話  075-561-0589
交通  市バス 祇園下車。徒歩10分
宿坊 遊行庵
オフィシャルサイト



長楽寺 P5010469


前々より気になって仕方がなかった
一遍上人のお像。

思い違いで長楽寺はアクセスの悪い
山深い処にあるとばかり思っていました。

実際は
円山公園を抜けてすぐそこ。
東南、大谷廟の先です。

長楽寺 P5010468


円山公園を抜けると
いきなり静寂な世界になります。
月並みな形容ですが
先ほどの賑いがウソのようです。

IMG_0663
                   円山公園



石段が続く境内は鬱蒼とした緑です。



長楽寺 P5010460



繁華な祇園、八坂神社、丸山公園。
その近くにこのような
緑深い別天地があるとは。



長楽寺 IMG_0675






長楽寺 P5010424





長楽寺 布袋 P5020585
                     鎌倉初期 東福寺開山聖一国師作 布袋像

土を捏ねて造られたこの布袋像は焼成されておらず
とても珍しいお像です。
伸びやかでおおらかなお像です。
日本に広まっている布袋像の模範像といわれています。




長楽寺 P5010450
            十一重石塔 (建礼門院徳子毛髪塔 )

本堂左手には
苔むして緑色に染まった
建礼門院御塔があります。

壇ノ浦にて御子である安徳天皇と
入水されておひとり助かられた
建礼門院徳子は寂光院にて余生をすごしたことは
知られていることですが
寂光院に入る前に
この長楽寺にて落飾、出家します。
徳子29歳のときです。

この十一重の石塔には建礼門院の毛髪が
おさめられているといわれています。



長楽寺 P5010441






長楽寺 P5010429






長楽寺 P5010440
                              平安瀧


まわりの野良積みの石垣をよくみますと
そこかしこにお仏像様がおられます。


長楽寺 P5010435





長楽寺 P5010432 長楽寺 P5010434




上に続く坂や石段をのぼると
頼山陽・三樹三郎父子の墓があり

長楽寺 頼山陽 P5010446




京都を一望できます。


長楽寺 P5010447




慶派の仏師が作造した木造時宗祖師像 7躯 は
安置された収蔵庫は平安瀧の先にありました。


一遍上人 P50205831
             室町時代 1420年 康秀作


一遍上人像最古のものといわれているお像の
尊顔は眼光鋭く、頬の肉は削げ落ち、
過酷な遊行を思わせます。


一遍上人


一遍上人は観念的な思惟よりも、六字の念仏を称える実践に価値を置き、
一ヶ所にとどまることなく各地を行脚。
50歳で没します。
16年近くの遊行の過労と栄養失調が原因ではとウィキペディアには
記載されています。


デフォルメされたこのお像は
まるで現代アートのようで
不思議な気持ちを.起こさせます。

一遍上人の肖像彫刻は他にも
みられますが
上人自身の信仰と伝教、
念仏勧進の厳しさを
端的かつ気高く伝えたものはありません。

洗練されている。

だからこそ
現代アートを思わせるのかもしれません。


お会い出来てよかったです。


春の特別公開ということもあり客殿では
寺宝が公開されていました。

長楽寺 P5010463






建礼門院 肖像画 P5020584
                    建礼門院 肖像画 

この肖像画は、源氏をはばかり
黒く塗りつぶされて守られた
といわれています。




建礼門院 P5020586
          建礼門院徳子法尼尊像 松久朋琳作

御影(御歳29才)は
年古く顔面も落剥しており
複製して木像に彫刻したものです。




長楽寺 P5010467
                                     相阿弥作の園池

客殿より庭をめる。




長楽寺ご朱印 P50205891
                      長楽寺 ご朱印



en1参考en1

<三門蛙股>

長楽寺 IMG_0672


< 長楽寺の変遷 >

平安時代
  最澄(天台宗)により創建
  ↓
平安末期~
  慈円の高弟隆寛(浄土宗)
  ↓
鎌倉~室町時代南北朝
  国阿上人(時宗)
  ↓  
鎌倉時代中期~室町時代
  一遍(時宗)
  ↓
明治39年
 時宗の総本山格七条道場金光寺と合併し
 今日に至る

<宿坊>
遊行庵は1名様で1室利用1泊朝食付8,900円(税込)
全室京間8畳、バス・トイレ付(ウォシュレット・セパレート式)で
とてもリーズナブルです。
オフィシャルサイト

< 京都 2017年 06 月号 [雑誌] >

*月刊京都は楽しい京都案内です。
 表紙は中川学氏です。




<4月30日・5月1日>
4月30日
東京→京都府、蟹満寺→奈良、奈良国立博物館・快慶展
資料センター・興福寺三条通り
5月1日
奈良博・快慶→東大寺→京都、八坂神社・円山公園
長楽寺→八坂界隈 /→高台寺 //→東京









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