白マム印 日本のこと日本のもの

 
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ブリューゲル バベルの塔展 18813511_1424883044271048_6758112847974846752_n
                                           1568年作

   <ブリューゲル バベルの塔展

    場所 東京都美術館
    会期 2017年4月18日~7月2日
    一般入場料 1600円



ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0919





     < 旧約聖書 創世記第11章1節~9節 >

   全地は同じ発音、同じ言葉であった。
   時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、
   そこに住んだ。

   彼らは互いに言った、
   「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。

   こうして彼らは石の代わりに、れんがを得、
   しっくいの代わりに、
   アスファルトを得た。
   彼らはまた言った、
   「さあ、町と塔を建てて、
   その頂を天に届かせよう。
   そしてわれわれは名を上げて、
   全地のおもてに散るのを免れよう」。

   時に主は下って、人の子たちの建てた町と塔を見て、
   言われた、
   「民は一つで、みな同じ言葉である。
   彼らはすでにこの事をしはじめた。
   彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。
   さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、
   互いに言葉を通じないようにしよう」。
 
   こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、
   彼らは町を建てるのをやめた。

   これによってその町の名はバベルと呼ばれた。
   主がそこで全地の言葉を乱されたからである。
   主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

                     (1955年改訳版より)

     *ウィキによるとバベルとは
       ヘブライ語で「ごちゃ混ぜ」の意
  



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ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0925






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0887






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0890


このバベルの塔の絵は実は想像以上に小さなものです。
観覧者の中から「小さいねえ」という声が
幾度も聞かれました。

今回図録を購入してないのではっきりとした大きさを
お伝えできませんが20号から25号の間くらいでしょうか。
大判のカレンダーくらい?

本物があるというのに
大きな複製や映像に人気が集まっていたというのは
仕方がないことでしょう。

私自身、この絵から何かを得ようと思ったのですが
ゆっくりと観ることが出来ず
「見えないなあ」ということばかりが頭をめぐり、
ブリューゲルの意図するところが浮かびあがって
こなかったのが本当のところです。

が、
小さいながら
も存在感のある絵には違いありませんし
神の怒りのようなものを感じたのも事実です。


このブリューゲルのバベルの塔は
細かな描写の積み重ねなわけですから
遠くから鑑賞して、全体像を把握し
そのスケールに感動し

そして近づいて
その細密ぶりにブリューゲルの神への
畏れやら祈りを感じるものではないでしょうか。

「ためつすがめつ」鑑賞するのが凡人の私には
よき鑑賞法のように思えます。

再度、平日に行ってみましょうかねえ。


< 大友克洋の作品「INSIDE BABEL」 >

ブリューゲルのバベルの塔に
インスピレーションを得て制作された
大友克洋氏の作品です。
塔の内部が描かれています。
河村康輔との共同制作。


ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0918






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ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0917






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                   INSIDE BABEL 下絵 奥1 大友克洋


大友氏の作品は1階のエントランスに掲げらていますが
あまり、目立たず、大友氏のファンや
情報を得ている人がチラホラと観覧。
見落としなきようにご覧ください。


↓この絵は出展されていません
Pieter_Bruegel_the_Elder_-_The_Tower_of_Babel_(Vienna)_-_Google_Art_Project_-_edited.jpg

1563年に描かれた第一バージョンのバベルの塔です。
緊張感が5年後の1568年作のバベルの塔ほどにありませんね。
この絵も一緒に観たかったと思ってしまいます。

< ブリューゲルグッズ >

とても充実しており館内で一番混んでいました。

ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0893






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0905






ブリューゲル バベルの塔展 IMG_0908






バベルの塔展 グッズ IMG_0898






バベルの塔展 グッズ IMG_0904






バベルの塔展 グッズ IMG_0902


この頃の美術展のショップの充実ぶりは目を瞠るものが
あります。
どの展覧会もグッズ売り場は混んでいます。
写真もOKなのが嬉しいです。


< バベルの塔展 混雑度 >
6月4日 日曜日 15時
チケット売り場に並ぶことはありませんでしたが
内部は中程度に混んでいます。
細密な版画がたくさん出展されており
流れはかなり滞っていました。

最後の展示室にバベルは展示されています。
立ち止まることがゆるされず
一列にならびロープ内を歩きながらの観覧に
なりますので
細密な描写を堪能することはできません。

白マムは何度も並びなおして観覧しました。
列をはずれて
単眼鏡で観るのがベストです。

14時過ぎにはチケット売り場は長蛇の列でした。


< 公式オフィシャルサイト >
ブリューゲル バベルの塔展 BABEL
このホームページは、この頃よく見られる
非常に凝ったものです。
だから、かえって見づらいですね。
HPはシンプルなものがいいなと思っています。


< 青カバでは >
ぶつぶつ文句を言っております。
興味がある方はカバ屋印マムの素へどうぞ。

< 白マム おすすめの単眼鏡 >





< アップにあたってのつぶやき >
久しぶりに聖書をだして読みました。
中学の時から愛用していたもの。
字の小さいことに驚き!


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芸術新潮 2017年 05 月号



      


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