北迫薫の 日本のこと日本のもの
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←広隆寺 五智山蓮華寺→

まるでレースのような彫りです。
わたくしが
勅使門、唐門に注意を払うようになった
原点がこの仁和寺勅使門です。
今回、仁和寺さんには申し訳ないのですが
勅使門のみを見させていただきました。

仁和寺勅使門は明治20年(1887)に焼失した後、
大正2年(1913)に内務省・宮城県・京都府の
技師亀岡末吉(1865~1922)によって再建されました。
亀岡が手掛けた建築はのちに「亀岡式」とよばれ
流麗な線が特徴的で、西洋の意匠の研究にも余念がなく
ウイリアム・モリスの図案に影響されたことは言うまでも
ありません。
鳳凰、牡丹唐草、宝相華唐草文様など細かな意匠が
欄間などに施されており
古典的なモチーフと近代的な幾何文様が混在した
透かしには目を奪われます。




亀岡式としては、
東寺の小子房の勅使門
東福寺本坊の恩賜門
や、
平安神宮内の京都武道センター(武徳殿)の
車寄せ部分や玉座が有名です。
< 参考 >
*仁和寺さんについての詳細はコチラ2009年3月編をごらんください。

東寺 小子房勅使門

東福寺本坊恩賜門

京都武道センター武徳殿
< おまけ >
仁和寺の狛犬は一角狛犬です。

狛犬に角がなくなるのは昭和初期頃からです。
古いものはだいたいにおいて角が生えています。

仁和寺展 楽しみ↓ ↓ ↓
仁和寺と御室派のみほとけ
―天平と真言密教の名宝―
2018年1月16日~3月11日
東京国立博物館 平成館

次は仁和寺のお隣
五智山蓮華寺へ

< 9月23日、24日 >
23日 序→蚕の社→広隆寺→仁和寺→五智山蓮華寺→雨宝院→
瑞泉寺→夜の八坂→メリメロ・遊行庵
24日 祇園→摩利支天尊堂→西福寺・六道珍皇寺→祇園閣→八坂界隈→武徳殿→真如堂




月刊京都2017年10月号[雑誌]
月刊目の眼 2017年11月号
京都手帖2018

まるでレースのような彫りです。
わたくしが
勅使門、唐門に注意を払うようになった
原点がこの仁和寺勅使門です。
今回、仁和寺さんには申し訳ないのですが
勅使門のみを見させていただきました。

仁和寺勅使門は明治20年(1887)に焼失した後、
大正2年(1913)に内務省・宮城県・京都府の
技師亀岡末吉(1865~1922)によって再建されました。
亀岡が手掛けた建築はのちに「亀岡式」とよばれ
流麗な線が特徴的で、西洋の意匠の研究にも余念がなく
ウイリアム・モリスの図案に影響されたことは言うまでも
ありません。
鳳凰、牡丹唐草、宝相華唐草文様など細かな意匠が
欄間などに施されており
古典的なモチーフと近代的な幾何文様が混在した
透かしには目を奪われます。




亀岡式としては、
東寺の小子房の勅使門
東福寺本坊の恩賜門
や、
平安神宮内の京都武道センター(武徳殿)の
車寄せ部分や玉座が有名です。
< 参考 >
*仁和寺さんについての詳細はコチラ2009年3月編をごらんください。

東寺 小子房勅使門

東福寺本坊恩賜門

京都武道センター武徳殿
< おまけ >
仁和寺の狛犬は一角狛犬です。

狛犬に角がなくなるのは昭和初期頃からです。
古いものはだいたいにおいて角が生えています。


仁和寺展 楽しみ↓ ↓ ↓
仁和寺と御室派のみほとけ
―天平と真言密教の名宝―
2018年1月16日~3月11日
東京国立博物館 平成館

次は仁和寺のお隣
五智山蓮華寺へ

< 9月23日、24日 >
23日 序→蚕の社→広隆寺→仁和寺→五智山蓮華寺→雨宝院→
瑞泉寺→夜の八坂→メリメロ・遊行庵
24日 祇園→摩利支天尊堂→西福寺・六道珍皇寺→祇園閣→八坂界隈→武徳殿→真如堂
月刊京都2017年10月号[雑誌]
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Comment
2018.01.31 Wed 17:34 | 児童書への画像掲載のお願いにつきまして
突然のご連絡で失礼いたします。
わたくし、東京で児童書の編集制作をおこなっております、株式会社童夢の山田と申します。
現在、弊社で制作している書籍のなかに、貴ブログに掲載されているお写真をお借りして掲載をさせていただくことはできないでしょうか。
もし差し支えがなければ詳細をご説明させていただきますので、メールアドレスのほうにご返信いただければ幸いに存じます。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
2018.01.31 Wed 19:09 | Re: 児童書への画像掲載のお願いにつきまして
> 突然のご連絡で失礼いたします。
>
> わたくし、東京で児童書の編集制作をおこなっております、株式会社童夢の山田と申します。
>
> 現在、弊社で制作している書籍のなかに、貴ブログに掲載されているお写真をお借りして掲載をさせていただくことはできないでしょうか。
>
> もし差し支えがなければ詳細をご説明させていただきますので、メールアドレスのほうにご返信いただければ幸いに存じます。
>
> お忙しいところ誠に恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
山田さま
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